五色百人一首広島県大会

2月9日(土)

広島県立体育館の武道場にて、五色百人一首の広島県大会が開かれ、広南小学校から6名が出場。

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残念ながら、このたびは1人も予選突破とならなかった。

長男も昨年に続き挑戦したが、昨年よりも歯が立たない状態で敗退。

また、他校から出場していた児童の親御さんの話を聞いていると、望む姿勢が全然違うと感じた。

そんな終わり方にショックを受けて、次はもう諦めるかな?と思っていたら、「強い人のを見てみたい」と、決勝トーナメントを自分から進んで見ていた。

負けても、そうした姿に親として成長を感じた。

 

そして、夜は仏教壮年会の役員会。

次年度に向けての話し合い。

仏教壮年会法座をどのようにするか。
どこのお寺もそんな話をよく聞くが、お参りがだんだんと減ってきている。
それで、次年度は法座をするか、それとも人が集まって、それをご縁にすることのできるような行事をするか。
そんな話が出たときに、役員の方から、何があっても「法座」は続けてやって欲しいとの意見が出た。

その意見を聞かせていただいて、まだまだ大丈夫と感じさせていただく。

 

肝心なのは、結果でなく、その結果を受けて次に向かってどう動くか。
そんなことを感じる一日となった。

2013年2月9日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 2月例会

2月8日(金)

先日の緩んだ気候で、境内のボケの花が咲き始めたが、寒さも戻り、今夜は特別寒く感じる。

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今夜は仏教壮年会の例会。

先日、広南小学校の3年生に見せた資料をもとに、宇都宮黙霖の話をする。

実は宇都宮黙霖の生誕200年が11年先。
そして、その翌年が石泉僧叡和上の200回忌。

この記念すべき年に向けて、専徳寺のみならず、長浜、広、呉、広島・・・と、大きくひろげていくことも大切かと。

大変ドラマティックな人生を歩まれ、世のなかに大きな影響を与えているのに、あまり歴史の表舞台には現れてこない。

この2人が、時代のなかで、何を求め、どう生き抜かれたか。

 

一昨年から専徳寺の仏教壮年会は、蒲刈の弘願寺仏教壮年会と交流。
弘願寺は石泉塾の名簿の最後に書かれている「円識」和上の寺。
そして、黙霖はその円識に学ぶ。

後に黙霖は、わんぱくな少年時代に勉強の基礎を教えてくれた専徳寺住職の常諦。儒学を教わった野坂由節、仏教を教わった円識。この3人を師匠として名を挙げ、それ以外は石泉文庫のたくさんの書物に教わったと述べたそう。

この2人のことをいろんな形で取り上げていければ、そこからいろんなご縁が生まれそう。

2013年2月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

専徳寺総代会 新年会

1月26日(土)

今夜は、専徳寺総代会の新年会が寺の庫裏にて。

お内仏でおつとめをし、その後、住職が少し話を。

そして、食事をしながら、杯を交わす。
今日は特別寒いので、ビールよりは熱燗。

いろいろなお話を聞かせていただく。

 

御正忌でも話をしたが、報恩講も一段落して、これから寺報を作ろうと思い、ただいま準備を進めている。
このブログを通して、日々のいろんなことは公開しているが、見てくださる方にしか伝わらない。
これまで春の永代経法要と秋の報恩講法要の前に、世話係の方にご足労いただいてご案内を配っていただいているが、これからはそのご案内の代わりに、寺報を配っていただくことで、法座の案内だけでなく、宗門、呉東組、専徳寺のいろんなことを伝えていこうと。

「お寺ってなんだろう」と考えたとき、お寺は広報。伝えていくのが寺院の役割。
地域のこと、仏さまのこと、いろんなことを伝えていく場。

そんなことで、春と秋の年に2回作れたら良いかなと。

 

今日は呉市制110周年記念の一環として、広警察署管内交通安全大会が開かれ、俳優の舘ひろしさんが一日市長として来られたそう。

総代の方はいろんな関係で出席されたそうで、裏話も聞かせていただく。

 

その110周年記念といえば、ただいまピンバッジを発売中

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せっかくなので、先日広市民センターで6色セットを購入。

すると、それぞれの色にカラーコンセプトが。

カラーコンセプトはともかく、その色に象徴される呉の魅力・お宝には・・・。
こうしたことを通して伝えることも出来のだを実感。

 

総代の皆さまには、これからもよろしくお願いします。

2013年1月26日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟 新年会

1月24日(木)

午前10時から川尻の光明寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

組内20団体より3名ずつが参加。
専徳寺仏教婦人会からも3名。

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開会式に続いて、映画『幸せの太鼓を響かせて~INCLUSION~』を鑑賞。

呉東組仏教婦人会連盟は、婦人会役員が中心となって活動。
この映画も、観られた役員の方からの薦めにより、上映となったそう。

知的障がいというハンディーを超えてひたむきに太鼓を打つ音が、遠く離れて暮らす家族のもとに届いた。そんな姿にこれからの社会のあるべき姿、未来の可能性を見つめていただけたらと思います。(仏教婦人会連盟新年会のご案内より)

『瑞宝太鼓』のドキュメンタリー映画。

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希望し 努力し 感謝して生きよと 鼓は響く

希望(願い)、感謝、そして、こころに響く太鼓の音。

久しぶりにこころに響く映画を観させていただいた。

 

昼食後、光明寺婦人会を中心に、お楽しみ会。

『アニメ親鸞さま』の主題歌「きっとまた会えるね」(辛島美登里作詞・作曲)の歌に合わせ、フラダンスの披露も。

 

大変有意義な新年会のご縁をいただいた。

2013年1月24日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組総代会 新年互礼会

1月19日(土)

今夜は広ステーションホテルにて、呉東組総代会。

(そ)の総代会として活動をはじめて数年が経ち、今では総代会自体が動いて、そこに住職が加えられる。

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このご時世、組でこのように活発に活動していくことを通して、地域や次世代に伝えていくことが出来てくる。

そして、会食をしながら、いろいろなお話を聞かせていただく。
切っても切れない「ご縁」の世界。

今年もいろいろと組内行事等でお世話になります。

2013年1月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組役員会

1月18日(金)

寒い寒い朝。

今日は久しぶりに法務のない一日。

子どもたちもそれぞれ小学校・幼稚園に行ったので、ひろしま美術館で開催中の『「ルドゥーテのバラ」展』に。

フランス革命前夜マリー・アントワネットに仕え、革命後はナポレオン后ジョセフィーヌの宮廷画家となったルドゥーテ。そのボタニカルアートの最高峰と言われる『バラ図鑑』を鑑賞。

 

好きな花の絵を描き続けたルドゥーテ。
その気の遠くなるような作品数と、細かい描写に圧倒。
また、その銅版画を作った名もなき職人さんの存在にも。
浮世絵もそうだが、作者もさることながら、それに関わる職人さんの存在は大きいと実感。

 

そして、4時から川尻真光寺にて、組長(そちょう)、副組長、事務局員が集まって、今年初めての役員会。

今年は2年に一度の団体参拝の年。
今年の組内行事と、団体参拝についての確認。

今年もいろいろとありそうだが、一つ一つ大切に。

明日は呉東組総代会の新年互礼会。
組内行事がしばらく続く。

2013年1月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫消防訓練

1月17日(木)

午後2時より石泉文庫にて消防訓練。

1月26日が59回文化財防火デー。
呉市内6ヶ所のうち、石泉文庫がトップを。

1月17日(木)  石泉文庫及び塾・僧叡の墓 (県史跡)
1月19日(土)  桂濱神社 (国重文)
1月20日(日)  多賀雄神社 (呉市有形文化財)
1月25日(金)  旧呉鎮守府司令長官官舎 (国重文)
1月26日(土)  向日原神社 (呉市有形文化財)
1月27日(日)  豊町御手洗地区 (国重要伝統的建造物群保存地区)

昨年、雨で中止となり、2年ぶりの開催。

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いつもは地域の方を中心に開催されていたが、このたびは広南小学校3年生も参加。

スモークが焚かれ、石泉文庫から出火。

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消防署へは火災報知器から自動的に連絡が入る。

連絡を受けた消防士が到着するまで、地域の方による初期消火。

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消防車が到着するも、細い道のため、専徳寺や住蓮寺辺りの消火栓から石泉文庫までホースを延長して消火活動。

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無事、消火活動終了し、場所を専徳寺境内へ移して、消火器の使い方などの講習。

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小学生は、ちょうど今、社会科で習っている呉市山林火災(大張矢山林火災)当時の話を聞かせていただく。

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そして、消火器の使い方について。

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消火器は、何と15秒しか使えない。
慌ててしまうと、たいへん。
やっぱり、日頃からの心がけが大切。

その前に、まずは「火事だ!」「○○さん!通報お願いします!」と、まわりの人に伝えることが大切ということを学ぶ。

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最後に、今年は天ぷら火災の怖さの実演見学。

小学生も一緒に参加しての消防訓練。
この文化財防火デーは、単に訓練だけでなく、広報も大切な一つ。
広くみんなに知っていただくこと。

そういった意味では、有意義な消防訓練に。

また、みんな他の興味も出てきた模様。
石泉文庫の中を見てみたい。宇都宮黙霖さんのことを知りたいと。

地域のことに興味を持ち、そして大切にするこころを。

 

今日は子どもたちを通して、いろんなことを学んだ。

2013年1月17日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

住蓮寺御正忌 ~王さまとハトとタカ~

1月12日(土)

今朝8時30分より、昨日に続いて隣寺の住蓮寺へ御正忌報恩講に。

今日は長浜日曜学校“新年お楽しみ会”も兼ねて、子どもたちと一緒のご縁。

「らいはいのうた」をおつとめし、まずは長浜にお住まいのM氏が腹話術と手品を披露。

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そのあと、昨日に続いて、安藤けいいち師の人形説き(ひとり人形芝居)。

子ども向けに2つの作品を上演。

最初は「なかよし」。

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そして、「王さまとハトとタカ」。

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この「王さまとハトとタカ」という話は、お釈迦さまの前世の物語、『ジャータカ物語』より。

浄土真宗本願寺派 総合研究所 「いのちの天秤」

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大きい小さいにかかわらず、いのちの重みはみんな等しい。

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昨日の「弁円のなみだ」とはひと味違った人形説きの世界。

子どもたちは何を思っただろう。

どんな世界に生まれても、どのいのちも尊い。
ただ、その尊いいのちをいただいて、私たちは生きている。

 

「おたんやの市止まり」

親鸞聖人のご命日にはお精進。
肉や魚を食べず、精進料理をいただいていた。
特にここ安芸門徒の地では。

親鸞聖人のご命日の前夜、「大逮夜(おおたいや)」。
それがなまって「おたんや」と呼ぶようになったそう西教寺ホームページ参照だが、それが御正忌の法座自体を表すようになり、数日間お精進が続くので、だれもその時期に魚や肉を買わないため、市自体が休業に。
したがって、漁師さんたちもこの時期は休業。

それが、時代とともに安芸門徒ばかりでなく、いろんな宗教を持たれた方が増えてきた。
そんなこともあり、市を休業することもできず、この「おたんやの市止まり」もなくなった。

 

「精進料理」とは、何も肉や魚を食べず、野菜だけを食べることをいうのではない。
ベジタリアンの方が毎日食べている料理が精進料理かというと、それは違う。

つつしむこころを持ち、いつも美味しい美味しいといただいていることに、「ハッ」とこころが動かされるご縁。

 

親鸞聖人の御命日を通して、「いのち」のこと、いろんなことに気づかせていただく。

2013年1月12日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

住蓮寺御正忌 ~弁円のなみだ~

1月11日(金)

今日と明日、隣寺の住蓮寺にて御正忌報恩講。

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今日の夜席と明日の朝席は、安藤けいいち師をお招きして人形説き(ひとり人形芝居)が。

今夜は大人向けに「弁円のなみだ」。
そして、明日の朝は日曜学校の子ども向けに、「王さまとハトとタカ」を上演。

初めての人形説きのご縁にあわせていただいた。

 

安藤けいいち師は、浄土真宗本願寺派の僧侶でもあるが、人形劇の世界ではたいへんな方。

NHKの「ひょっこりひょうたん島」「英語であそぼ」「おかあさんといっしょ」をはじめ、最近では「新☆三銃士」の主役ダルタニアンの人形を操っていたそう。

その方が演じる「弁円のなみだ」。

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正信偈のおつとめの後、外陣を暗くして上演。

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母に会いたいときは、母上と呼びなされ。この母は、母上という声となりて、つねにそなたとともにおりまする。

幼い頃に死に別れた母の臨終のことばを思い出し、それが「なんまんだぶ」へと・・・。

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人形劇は臨場感。

久しぶりに、良いご縁をいただいた。

生で観る人形劇は、20年ほど前にベトナムのハノイで観た水上人形劇以来。
あのベトナムの水上人形劇も、元々はお寺が発祥。

言葉は分からなくても、たいへん楽しく観ることが出来たのを思い出す。

 

絵解き、落語、そして今日の人形説き・・・。
いろんな芸能にまで発展したもののルーツは、いかに伝えるか。

 

上演後、親鸞聖人が好物だったと言われる小豆。
その小豆を使った“おぜんざい”をいただいて帰る。

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住蓮寺でいただくおぜんざい。
思い起こせば、日曜学校に通っていた頃以来。

明日も朝席。
今度は子どもたちと一緒に。

2013年1月11日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

小坪説教所 御正忌報恩講 2日目

1月10日(木)

昨日に引き続き、朝席と昼席、小坪説教所の御正忌報恩講をお取り次ぎ。

朝、小坪への道中、昨年通ったときと違うことを思い出す。
昨年は呉市営バスが走っていたのに、今は広電バスが走っている。
そして、小坪から広南小学校へバス通学してくる児童のため、バス停に自治会の方が立っている。

それから、去年はこの小坪の御正忌が終わった後、本願寺の御正忌にお参りさせていただいた。

一年間のことがいろいろと思い起こされる。

 

今日も朝席と昼席、昨日に引き続き、『御俗姓』のご縁。

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ようこそのお参りでした。

明日から隣の住蓮寺にて御正忌報恩講。
そして、来週からいよいよ専徳寺の御正忌。

体調を整えて、『御俗姓』に説かれるところの「無二の勤行」、おつとめさせていただく。

2013年1月10日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku