おみがき 呉東組聞名講

10月10日(火)

この土曜日から始まる報恩講法要の準備、おみがき。

朝9時から金色の真鍮製仏具は磨き剤をつけて、黒い宣徳製仏具はから拭きで。

50名ほど集まって、男女に分かれてピカピカに。

 

今日は10時から葬式ができたので、途中からみなさんにおまかせして。

  おかげできれいになりました。

 

午後からは安登の浄念寺にて呉東組聞名講。

今日は報恩講ということで、法中はみんなお揃いの聞名講の色衣・五条袈裟をつけてのおつとめ。

法話の後の御示談では、いつものように役員の方が作ってくださった質問の回答用紙より。

今日の質問は、

「往生」というのは、浄土に生まれることですが、「即得往生」という言葉は何時のことだと思いますか?

「亡くなった時」と答えられた方がちらほらといたが、ほとんどの方は「信心をいただいた今」と。

本願成就文を引用してお答えの方も。

 

その他、「回向」のこと。

今日の御法話にあった和讃の御文は、現益か当益かとの質問まで。

今年の聞名講は今日で最後。

次回は年明け。

ようこそのお参りでした。

2017年10月10日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

延寿荘訪問(名田仏教婦人会)

10月4日(水)

今日は快晴。

午前中、報恩講参り。

コスモスには青空に白い雲が一番かな。

白岳地区をこの3日間で終了。

午後から法事を1件すませ、特別養護老人ホーム延寿荘へ。

呉東組仏教婦人会連盟の活動で、偶数月は延寿荘、奇数月は成寿園を各婦人会が順番に訪問。

今月の当番、名田仏教婦人会の方6名と一緒に。

正信偈を一緒におつとめし、法話。

法話は、「願」。

 

今日、広南小学校は社会見学。(秋の遠足とは言わないらしい)

3年生の次男は、4年生と一緒に通信司令室・管制センターと、広島市郷土資料館を見学。

昨日、次男と一緒に歩いていると、後ろから2年生の女の子が追いかけてきて、しばらく一緒に。

「明日、2年生はどこ行くの?」と尋ねたら、 「広島空港」と。
「へ~、空港かぁ。」
「雨が降っても大丈夫なんよ。」
「そうよね。でも、明日の天気は晴れだってよ。」
「私、毎日てるてる坊主作ったの。丸めたティッシュに〔天気になりますように〕って書いて。」
「そりゃ、明日は晴れるよね」
と、かわいらしい「願い」を聞いたという話から。

  いろんな「願」があるけれど、いくらかわいくても、こんな小さな願いしか持つことが出来ない私たち。

「悲願の日本一!」

この言葉が近々聞けるのだろうか。

でも、「悲願」の意味がちょっと違う。

本来の悲願は、仏さまが衆生をあわれんで、どうにか救ってやりたいと願って願って成就された悲願。

でも、「悲願の日本一!」は、どうにかこうにか成し遂げたいと思う悲壮な願い。

 

そんな言葉の意味も味わいながら。。。

今夜は十五夜。

きれいに見れるといいな。  

2017年10月4日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

10月1日(日)

昨日の朝、モズの高鳴きをこの秋はじめて。

朝は冷え込むけど、日中はまだまだ。

昨日、広・長浜歴史ウォークに参加のウォーキングの方々が専徳寺へ。

ちょっと前に市政だよりに募集があるのを見かけ、えっ?と気にはなっていたけど、3日ほど前に連絡が。

その時間あいていたので、15分ほど話をして欲しいと言われ、専徳寺にまつわることをかいつまんで。

初めて来られた方がほとんどで、むくり屋根に興味を持たれた方も。

 

そして、今日から10月。

今夜は西光寺にて法中会。

10月は組内行事がいろいろとあるけれど、11月、12月はどこも報恩講参りのため、組内行事はそれほどなくなるので、忘年会やら年明けの法中旅行のことが議案の中心に。

 

朝の冷え込み。 どうぞ、気をつけて。  

2017年10月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組恵信会前期研修会

9月15日(金)

今日は呉東組恵信会前期研修会。

「恵信会」とは、呉東組内寺院16ヶ寺の坊守さんの集まりで、「坊守さん」とは、

原作『世界のこの片隅に』より。

 
その坊守さん方の研修会の会所にこのたび当たり、しかもこの度は前坊守さん方がなかなか組内のお寺にお参りする機会もないし、お寺で話を聞いて会食したいとの提案があったということで、今日はそういうご縁に。

昨日からその準備にかかってるとき、廊下にカマキリ先生だ!(香川照之の昆虫すごいぜ!より)

そんな小さな楽しみも見つけながら。。。

昨夜は広島カープが勝ってマジック1。

そのあと、巨人が勝って阪神が負ければ優勝がという状況。

勝って優勝というのもいいけど、負けるのを待っての胴上げもどうかな?

また、優勝したら今日のこの研修会にはお酒を振る舞わなければならない??との不安を感じながら。。。との話を交えつつ、研修会が始まる。

今日は前坊守様、坊守様、若坊守様と3世代の坊守様がご参加されたところあり、若様も一緒にという方もあり、組内16ヶ寺から合計17名のご参加。

讃仏偈をおつとめし、そのあと、御法話ということだけど、坊守さん方を前に普通の御法話をするのもどうかと思うし、普段聞くことのないような話をする方がいいんじゃないかと思って、

と題して、いろいろとお寺でやってることの意味をいろいろとお話させていただいた。

  そのあと、本堂内でみなさん会食。

住職は入れない領域ではあるけれど、若い坊守のみなさんは諸先輩方よりいろんなことを学ばせていただいたよう。

  なかなかない緊張感。よいご縁をいただきました。

ようこそのお参りでした。

  庫裏に戻ると、荷物が届いてた。

予約していた『この世界の片隅に』Blu-ray。

せっかくなので特装限定版を注文したけど、先月ビデオが壊れて見れない。。。

何とかしなければ。

2017年9月15日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 9月例会

9月11日(月)

午後、戸田説教所にて呉東組聞名講9月例会。

おつとめ、御消息拝読に続いて法話。

今回法話の担当。

如来の作願をたづぬれば
苦悩の有情をすてずして
回向を首としたまひて
大悲心をば成就せり

のお味わいを。

終わって控室に戻ると、机の上に“ところてん”が。

冷たいところてんを頂いて、ご示談に。

  今日、役員さんがご用意してくださった質問は、

「〇〇を信ずべし」と正信偈にも和讃にも示されていますが、この言葉をどのように頂戴されていますか?

その問いに、何と!

読みは「信ずべし」ですが、「信じなければならない」ではなく、「素直に聞かせてもらい、そのまんまをいただきなさいよ」と示されていると頂戴しています。

と、何だかすごい!と思うような回答。

 

そのほか、ご門主さまのご教示、「念仏者の生き方」に示されている「少欲知足」。
念仏をいただいても、欲がなくならないのだけれど、、、との問い。
欲はなくならないけど、仏さまのこころを知る、私のこころを知る。
知るのと知らないとの違いは大きいかな。

  それから数年前にここで出た質問の答えを法中より。 この言葉は何て読むのですか?

遂其終 (其の終わりを遂ぐ)

どうもお経の言葉ではないらしいが、最後まで成し遂げるとの意味があるらしい。

ただ、ここに掛かる意味としてはどうかと思うと、ここでのお聴聞のご縁で、今迷いの世界の終わりを遂げるとの意味なのかと、ふと。

 

帰る頃には雨が。。。

ようこそのお参りでした。

呉東組法中会

9月3日(日)

朝晩めっきりと涼しく。

今朝の空はもう秋空。

今朝の中国新聞ちゅーぴー子ども新聞に、

長男の作品が夏休み「ご当地バッジコンテスト」に入選したとか(左上の海自カレー)。

次男も一緒に応募したけど、そちらは残念ながら。。。

 
それから、ただいま、境内のザクロに実が。

これまで、赤い花は咲いていたけど、実を結ぶことなく、いつ以来の出来事? ただいま大小10個ほど。

  今夜は法幢寺にて法中会。

今日の議題は先日の役員会で議案に上がった後期の組内行事のことが中心に。

また、10月22日に正式に決まった第12回ご縁の会、募集の件も。

このたびも40歳までの門信徒の方対象。
お問い合わせは、呉東組各寺院まで。

このたびもいい出会いがありますように。    

2017年9月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

7月30日(日)

今月もいろいろあった諸行事が一段落。

今夜は今月最後の組内行事、法中会が宝徳寺にて。

今朝、法事の帰りに広の浄円寺の前を車で通りかかった時、お寺の前で若い男性がスマホを構えているのを見て、何?と見ると、掲示板の法語を一生懸命撮影中。

ちょうど法中会の席が浄円寺様の隣になったので、その話をすると、いろいろとその法語について聞かせていただいた。

ちょっとした情報をいただけるのも、法中会。

掲示伝道とスマホ。何か出来ないかな。。。

 

8月は組内行事はほとんどなし。

ただ、8月2日(水)には教区の行事として、カープとコラボした広島別院製作の『PIECE おりがみ』を使って、ピースナイターでおりづるを折るお手伝い。 今年はあの選手の折りづるも!(広島カープのホームページにも掲載中。

良いご縁となりますよう。

2017年7月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟 総会・研修会

7月21日(金)

今夜は専徳寺にて、呉東組仏教壮年会連盟の総会ならびに研修会。

参加者数が、ここ数年で最多の92名。
専徳寺からも過去最多の14名。

法中を入れると100名を超え、本堂は男性ばかりで満堂。

凪で風が入らないので、今夜は網戸をせず、戸を開けっ放しにして、天井の扇風機を最強にし、まわりにも扇風機を数台設置。

 
総会は滞りなく終わり、研修会の講師は、お隣の安芸南組、安楽寺の信楽晃仁師。

講題は、『浄土真宗の僧侶として、足裏健康施術者として』。

足医術、武道をされている御講師。
まず、東洋と西洋の違いをうかがいながら、東洋の一元論「私」に対して西洋の二元論「他者」というお話を。

 
そのあと、足医術の施術を実際に。 2名の方に施術が始まると、それまでじっと聞いておられた皆さんが、身を乗り出して。

ちょっと足裏を触られて、「痛いっ!」と。 すると、笑いながら見ていた人たちも、「私」に差し迫った問題と思ってか、真剣に。

あ~、ホントだ!

「私」のこととして聞くからみんな真剣に。 お聴聞も「私」のこととして。

 
暑いなか、ようこそのお参りでした。

また、専徳寺仏教壮年会のみなさんも、いろいろとご苦労さまでした。

2017年7月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組親鸞聖人讃仰会 総会・仏教文化講演会

7月15日(土)

青空が広がり、今日は午後から阿賀宝徳寺にて、呉東組親鸞聖人讃仰会の総会と仏教文化講演会。

このたびの御講師は、本願寺派勧学、中央仏教学院院長の北塔光昇和上。

講題は、『念仏者の生き方』。

伝灯奉告法要初日の専如ご門主さまの御親教(御法話)、『念仏者の生き方』を受けてのお話。

中央仏教学院は現在本願寺の飛地境内、角坊に。

親鸞聖人の御往生の地として、親鸞聖人600回忌の時、角坊別院を建てられ、平成20年(2008年)に飛地境内本願寺角坊と改められたそう。

その角坊を建てられた時のご門主が広如上人。
その時の本堂を「還浄殿」と名づけられたとの話から。

  広如上人は、書と歌が素晴らしいのだそう。(専徳寺「栴檀林」扁額も広如上人ご染筆)

寄松懐旧 伝え来し 昔思えば 散り失せぬ まつより久し 法のことの葉

このような深い歌を残しておられるとか。(《参考》短冊.com)

今日は、その「還浄殿」の「還」の話。 正信偈には、「往還回向由他力」「還来生死輪転家」の二ヶ所に出て来るけれど、「還」の意味が違う。
そのことを大切に聞かせていただきながら、『念仏者の生き方』にある、出来ないことではあるけれど、仏さまのまねごとでいいからさせていただきましょうとのお味わいを、やさしくわかりやすく。

 
暑いなかをようこそのお参りでした。      

2017年7月15日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 7月例会

7月11日(火)

今日は午後1時30分より、広法謙寺にて聞名講7月例会。

冷房の効いた本堂で正信偈のおつとめ、御消息の拝読。

ご法話に続いて、今日の御示談もあらかじめ役員の方が、

「阿弥陀如来の本願を聞く」というのは、具体的に何を聞くことだと思っておられますか?

という設問を準備してくださった。

「南无阿弥陀仏」
「必ず救う」
「摂取不捨」
「仏願の生起本末を聞いて・・・」等の回答。

みなさんよくお聞きになられて。

 
今日のご法話と関連していたようで、「聞」、そして「信」を。

  その他、ある御講師さんから、浄土へ往っても個性は変わらないという話を聞いたことがあるけれど、というお尋ね。

個性は変わらずとも、心は仏。「また会いたい」と思える場合は良いけれど、今生ではイヤな人、絶対許せない、「もう会いたくない」と思う心も、許せるように。それが浄土と。

 

暑いなかをようこそのお参りでした。  

2017年7月11日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku