9月19日(月)
台風で心配された敬老会。
雨が降るなか、本堂で長浜自治会・長浜女性会主催の敬老会。
たくさんの方が参加され、食事をいただいたあと、次々と余興が舞台で繰り広げられる。
「カープ、カープ、カープ、ひろしま~(とん)、ひろし~ま~、カープ(とんとん)」
と、元祖?本家?カープ女子の皆さんによる銭太鼓もあり。
皆さん、お元気で何より。
明日からいよいよ報恩講参り。
台風でひどいことになりませんよう。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月10日(土)
今日・明日と、大和ミュージアムの市民ギャラリーで開かれる呉市児童生徒科学作品展。
夏休み中の宿題の科学研究。
何と、中学1年の長男と小学2年の次男の作品が、揃って入賞。
これまで佳作はあったけど、入賞して展示されるのは初めて。
こつこつとやって、こつこつと書いて、その成果が現れた。
同じ学校の入選した生徒・児童の作品を見ると、その子の親の顔がふと目に浮かぶ。。。
そして、そして、今夜は待ちに待った広島カープの優勝。
黒田博樹投手の第1打席がすべてだったかな。
前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え。
道綽禅師の『安楽集』。
導く意味が違うけど、この言葉がすぅーっと。
背中を見せる。 大切なことだなぁと思いながら。。。
入賞おめでとう。 優勝おめでとう。
そして、感動をありがとう。
4月27日(水)
本日、本願寺出版社より『大乗』5月号が届いた。
本来なら、毎月の呉東組法中会で、仏教婦人会連盟を通して年間購読を申し込んだご門徒さんの数だけ預かって帰り、それぞれのお宅へお届けすることになっているが、このたびはそれとは別に。
というのも、「読者のひろば」コーナーに、専徳寺門徒 高島さんの投稿記事が掲載されたので。
次男が中国新聞『チューピーこども新聞』に投稿した「にこにこのおとうさん」に、
「この記事には、今の寺院への希望がちりばめられています」
と、紹介してくださった。
情報化が進む一方、お寺の情報は今ひとつ。。。
個人情報、ネット犯罪、ウィルスによる情報漏洩、、、どうしても「ネット」というと、そんな悪いイメージが先。。。
正しく使えば、可能性はいろいろとひろがるんだろうけど。
先日は、華道や茶道をされている高島さんより、「茶道は『維摩経』や『華厳経』にも通じているそうですよ」と教わり、いろいろと当たるなか、NHKテレビテキスト『100分de名著 岡倉天心 茶の本』というのを見つけて、ただいま読書中。
何がご縁となるか、分からない。
4月4日(月)
今日は昨日からの雨が残り、満開の桜が少しチラチラと。
先月3月27日中国新聞の朝刊に、
次男の描いたランドセルの絵が掲載され、応募全作品が福屋広島駅前店に展示されているので、午後からそれを観に。
長男に、6年間の最後にランドセルの想い出を描いてみたらということで、ランドセルの絵を描いていたら、次男がサササッと隣で自分のを描き上げてしまった。
そして、「ぼくのランドセルはかっこいいです。」と。
まだ学校で習っていない「呉市安全会議」の文字を写すのが難しかったみたいだけど、黄色いカバーのかかったランドセルが目に止まったのかな。
長男のランドセルの想い出は、2年生の時に通学中に大型犬に襲われ、その時に守ってくれたのがランドセルだったと。。。
いろんな想い出があるけれど、いよいよ明日で春休みも終わり、次男は黄色いカバーを外したランドセルを背負って2年生に。
長男は明後日中学校の入学式。
12月19日(土)
『くらしの文集』 記念すべき第60回の表彰式が広市民センターで開かれた。
9月25日付の中国新聞で入賞者が発表されたなか、次男がみごと特選に。
今日は特別賞・特選・入選の児童が集まって表彰式。
特別賞の児童は壇上に。特選・入賞の児童は名前をひとりずつ披露。
特選のトップで名前を呼ばれ、「ハイ!」と元気よく。
受賞作品のタイトルは、『ごめんね、おこりんぼさん』
難聴学級に通い、先生の指導で、ことばの表現力をつけるため、中国新聞の川柳に投稿するように。
春からこれまで、中国新聞の中国俳壇、ニュース575、チューピーこども新聞に、次々と10回掲載。
そして、チューピーこども新聞には、「あげはのようちゅう」と題して、この文集にでてくる「おこりんぼさん」のことも。
お参り先で、たくさんの方から「また載ってましたね。さがして見つけるのを楽しみにしてるんですよ」と、笑顔で声をかけていただく。
みなさん、隅々まで新聞をご覧になって。。。
先生のご指導によるところが大きいのだろうけれど、こころのそのまんまをことばにしてるから伝わるんだろうなぁ。
受賞、おめでとう。
そして、ありがとう。
8月27日(木)
今朝、「10年連れ添った犬が亡くなったのでお参りして欲しい」との依頼を受けてお参りに。
御家族みなさん、きちんと喪服姿。
「こどものように可愛がってましたから。。。」と。
「亡くなる」という表現は、人間の死に対して使う言葉だと聞く。
先日、BSプレミアム『世界ミステリー遺産に挑む』という、俳優の鈴木亮平さんの番組が放映された。
そこで、興味深い話があって、その言葉にひっかかった。
イタリアの隣、スロベニアの養蜂の村を訪れた時、そこの人は昔から蜂と共生していて、蜂が命を終えることを、人間と同じく「umre(ウムレ)」、それ以外の他の動物は「pogine(ポギーネ)」というのだそう。
番組では、ウムレは日本語で「亡くなる」、ポギーネは単に「死ぬ」と。
蜂がこの地方の人たちにとって、いかに大切な存在であるのかと紹介していた。
また、先の日曜日、小学校PTAの七校球技大会というのがあって、今年は広南小学校が担当校。でも、その日は1日法務で応援にも行けないので、前日の準備だけ参加させていただいた。
その会場となった広にある大学の校内で、ふと目に止まったのが、
「実験動物慰霊碑」
調べてみると、ここのように医学や薬学の学部のある日本の学校、研究施設には、「慰霊碑」があり、「慰霊祭」を行っているような紹介がしてあった。
そして、そこにふと変わった石碑の写真を見つけ、よく見てみると、何と国立呉病院にある石碑だということで行ってみた。
駐車場に車を駐め、あちこちと歩き回ったけど、それらしい石碑もなく、駐車場の係の方に尋ねてみると、「私もよく分からないけど、この駐車場のずっと奥にあるのかな。。。」と。
駐車場のずっと奥の建物の横を通っていくと、
ひっそりと、木に埋まるかのようにあった!
「底栗車之塔」
「底栗車」とは、「チリシャ」と発音するそうで、サンスクリット語のTiryagyoniの音写に由来し、「畜生」と訳される。
海軍病院時代に、実験動物を弔うため、昭和9年(1934年)に建てられた碑文だそう。

実験のためとはいえ、命を終えていった動物たちに、その命を敬うこころを現している姿かな。
「亡くなる」と「死ぬ」。
その線引きは、どこだろう。
結局、私との関わりなのかな。。。
私にとって敬う存在。
と、そうでない存在。
何はともあれ、御家族がそろってお念仏に出遇えた。
その「いのち」との大切な出会いに感謝。
今夜は久しぶりに寺の本堂でお通夜。
正信偈を唱えていると、御同行の声と一緒にコオロギや鈴虫の声。