7月26日(水)
今日も暑い1日。
今朝、今年初めての蓮、案頭春が開花。
今年、昨年の土を替えてみたけれど、他の蓮はなかなか咲きそうな感じもせず。。。
ようやく小型の蓮、案頭春が。
朝開いて、お昼頃には閉じてしまう。
明日はもっと花が開くので、きれいな姿を見せるでしょう。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
7月19日(水)
暑い暑い三連休が終わり、今日は久しぶりにパラッと雨が。
朝から蝉時雨も。いよいよ夏本番。
今年も蓮、案頭春が一つ咲きそう。
今夜は呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)に。
第33回 広島交響楽団 呉定期演奏会
今回のゲスト、YouTuber “かてぃん”の名で知られるピアニスト角野隼斗さん。
呉に来られると言うことで、春にくれフレンドリー友の会に入会し、先行予約で前から5列目の席を入手。
しかも、S席3,800円が友の会価格だと3,420円。
チケットは完売だったそう。
1曲が30分近くあるのだが、なかなかの聴き応え。
何より演奏を楽しんでる姿が伝わってくる。
小学生くらいのお子さまも結構来場していたけれど、小さい頃からこうした文化に触れられるっていいな。
実は先週の土曜日も同じく呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)に。
『呉シティ・ウィンド・ アンサンブル 第28回ファンタジーコンサート』。
今年1月の新年お寺でコンサートに出演してくださった方が2名出演。
しかも、このコンサートは無料。
こうしたコンサートが時々あるようなので、お近くの方は是非是非。
月曜日の海の日には、絆ホールでマリンバのコンサートがあったのだけれど、こちらは入場整理券が早々となくなったとかで、急遽宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』を。
暑い時には無理をせず、涼しい場所で楽しむことも。
7月1日(土)
このたび冠水したり、土砂災害のある地域の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
今日から7月。
未明より2度の緊急アラートのけたたましい音で目を覚ます。
豪雨災害の時を思い出す。
あの時初めて「線状降水帯」と言う言葉を知ったが、確かあの時は「大雨特別警報」。
今回はそこまでひどくはなかったものの、また週明けから雨の予報なので要注意。
どうぞ、お気をつけて。
今日は午前中に広南中学校の参観日、そのあと広南寄席も予定されていたが、大雨警報が発令されたため、参観と広南寄席は早々に中止を発表。授業は午前11時まで自宅待機の後、臨時休校に。
午後3時頃にはまだ警報は解除されないけれど、雨も一段落。
境内を見てまわると、
3本のネジバナが、雨にも負けず。
まわりからは虫の声も聞こえてきた。
ここもだんだんと生態系が整ってきたかな。
6月29日(木)
昨日も今日も午後から時折雷を伴う激しい雨。
朝は青空が広がっていたけれど。。。
今朝、先日から咲き始めたネジバナの写真撮影を。
そして、バラの鉢に水をやっていると、黄色いキノコがいくつも。
あとから調べようと思って写真を撮っていると、何気に後ろに気配を感じてハッと振り返る。
すると、山門から足早に本堂の縁の下に入っていく一匹の動物。
突然の姿に、犬?と一瞬思ったけど、違う違う。
まさか、キツネ?
カメラを持ってそおっと本堂の縁の下を覗くと、こっちを見てる!
でも、あっという間に裏門から出て行った。
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長浜でも見かけたと言う話は聞いていたけれど、まさかこの境内で。
キツネと言えば、フサフサした大きな尻尾のイメージがあったので、エサがなくて痩せているのかと思ったら、どうやらキツネは暑さ対策のため、夏の間は毛が抜けて痩せたように見えるのだとか。
これまで読み聞かせで読んだ絵本にもよく登場しているキツネ。
これからは絵本にキツネが登場すると、また違った印象となるかも。
黄色いキノコは「コガネキヌカラカサタケ」という熱帯性のキノコらしい。
園芸用の土などに菌が混ざっていることによるとか。
6月12日(月)
雨も上がり、庭を見てまわると、あれ???
何と!
ネジバナの花を発見。
今年4月に植えたネジバナの苗は、どうも成長が遅いので、今年は無理かなと半ば諦めていたら、その側の丁字草の間に一本だけスーッと。
先日、現在放送中のNHK朝ドラ『らんまん』のモデル、牧野富太郎の図鑑を購入。
註釈版聖典と同じくらいの厚さ。
昭和18年に刊行されたものの復刻版で、白黒ではあるけれど、なかなかの見応え。
この『牧野日本植物図鑑』には、「もぢずり(盤龍参) 一名 ねぢばな」として紹介。
「盤龍参」 螺旋状に咲く花を、龍が天に昇ろうとしている姿に見立てたのだろうか。
なかなか素敵な名前。
それにしても、どうしてここにネジバナが?
と考え、思い出したのが、丁字草を植えた翌年、丁字草の芽とは異なった芽が近くにあった。
今年の春もその芽があったことを思い出し、その時の写真を探すと、今年植えたネジバナの苗にそっくり。
ひょっとしたら、丁字草の苗と一緒にネジバナが混ざっていたのかな。
何はともあれ、今年花が咲くところを見てみたかったネジバナ。
また、近くの桔梗もつぼみが膨らんできた。
桔梗も『牧野日本植物図鑑』で見ると、「古名 ありのひふき」と書いてある。
「蟻の火吹き」 名前の由来を尋ねるのもなかなか面白い。
5月26日(金)
しばらくなかったお通夜が今日で3日連続。
昨日は午後から総代会があり、それが終わってから先日閉幕したG7サミットの会場にほど近い宇品の葬儀会館でお通夜。
そして、今朝は御当家の意向により朝9時から宇品でお葬式。
これがG7サミット会期中だったらと思うと。。。
朝の渋滞も心配なので、少し早めに出ようとしたら、ノアヤメの花が一輪咲いている!
先日植えて、今年は無理でも来年花が見れたらいいなと思っていたところに、ちょっと前からつぼみが付いていた。
それが何時咲くのかなぁと思っていたら、朝からいいことが待っていた。
ところで、「アヤメ」って、語源は?と気になって調べたら、漢字で表すと「菖蒲」なのだそう。
「菖蒲」は〈しょうぶ〉では?
どこでその違いを?
〈アヤメ〉〈ショウブ〉〈カキツバタ〉。
〈アヤメ〉の見分け方は、花弁の基部に網目模様があるから、「文目(あやめ)」となったとの説も。
よく見ると、「ほ~、そうかも」と納得。
ただ、〈アヤメ〉も〈ショウブ〉も「菖蒲」と漢字で表すのは?
「菖蒲色」#B168A8と「菖蒲色」#674196。
日本には美妙な色合いを花の名前で表している。
それを大切にしたい。
おっと、もう一つつぼみを発見。
大きくなあれ。
5月2日(火)
今日も快晴。
朝、いつものようにカメラをセッティングしてからと思い、カメラをエナガの巣に向けようとするのだが、巣が全く見えない。
???まさか?
木の下を見て回ると、様々な羽が散乱している。
そして、1羽のヒナの亡骸も。
昨日の夕方はいつも通りだったので、昨夜から今朝にかけて?
近くにはキジバトのつがい、そして珍しくコゲラのつがいも見られた。
すると、エナガの声が聞こえてきた。
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1羽のエナガが餌をくわえてやって来て、あれっ?とキョロキョロ辺りを探す。
そして、飛んでいく。
そして、しばらくすると、また餌をくわえて来て。
その姿が何とも。。。
しかも、いつもペアで飛んできていたのに、1羽だけ。。。
ヒナの亡骸は親鸞聖人像のおそばにそっと。
露の世は 露の世ながら さりながら
自然のことわりとは言え、さりながら。
しばらくはエナガロスかも。
でも、エナガは何らかの生物に襲われて繁殖に失敗するケースも多く、そのあと他のエナガの子育てに参加することもあるのだそう。
またいつか、会えますように。
4月21日(金)
今朝、境内清掃をしていると、エナガの巣があるヒマラヤスギからキジバトの声が聞こえてきた。
先日から時々姿を見かけていたので、またここに巣作りを始めるのかなと思いながら、そっと近づいてみると、ヒマラヤスギの中で何だか争うような羽音が。
3羽の影が見えたので、三角関係のもつれ?
と思ったら、キジバトが2羽、ヒマラヤスギから飛び立って、近くの電線に。
残った1羽は?
と思ったら、何やら黒い影。。。
正体はハシブトガラス。
それが上の方の枝をピョンピョンと徘徊している。
エナガにとってもカラスは危険な存在だそうで、やっかいだなぁと思いながら遠巻きに見ていると。。。
すっと本堂の屋根の方に飛んでいって、仲間を呼んでいるようで、遠くで他のカラスがそれに呼応している。
これまで寺の下のごみステーションにカラスが来ることはあったけれど、本堂の屋根の上にも止まることはなかったのに。。。
すると、そのカラスが急に飛び立っていった。
何故?
これも珍しい。
トビが本堂裏の避雷針の上に止まってじっと見ている。
あれはそう、2019年の12月に本堂裏に墜落して脳しんとうを起こして動けなくなったトビを一昼夜保護して放鳥。
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きっとあの時のトビではないか?
別に何かしてくれたと言うわけではない。
ただそこにいてくれただけという、ただそれだけ。
でも、それがどれだけ有難かったか。
そのあとのキジバトの様子は分からない。
カラスもどうなったか。
ただ、夕方エナガは無事巣に戻ってきた。