仏教壮年会 6月例会

6月8日(金)

梅雨入りして、今日は雨が降ったり止んだり。

本日、呉市立美術館より。

『この世界の片隅に』 7月から連続ドラマ化されるそうで、また注目されるかな。

その原画が全国を回って寄託先の呉市立美術館に帰ってきて、再び7月22日から公開される。
その原画展を開くためのクラウドファンディングに一口乗ったので、家族4人分のフリーパスが届いた。

  そして、今夜は仏教壮年会の例会。

今年の例会は、リーフレットを作って専徳寺のいろいろなことを知っていくことをテーマにお話している。

今回は、「専徳寺」。

来月、石泉文庫虫干し法座が行われる。

ここ数年、遠方からも見学・参拝される方もチラホラと。

そんな時、こうしたものが役に立つかと思い、今回「専徳寺」、来月「石泉文庫」を。

  何ごとも、まずは知ることから。        

2018年6月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(142)

6月4日(月)

今日も青空。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は1年生。

初めての1年生教室なので、まずは自己紹介。

そして、今日読んだ絵本は、

『たった さんびきだけの いけ』 (宇治勲 絵と文)

今月は学校のいじめ撲滅強化月間ということで、いじめをテーマに読み聞かせをして欲しいと。

1年生には、ストレートないじめの話よりも、こういう話が良いかな。

  森の中の小さな池に、1匹のカメと1匹の魚と1匹のおたまじゃくしが住んでいた。
小さな池にある小さな島に、カメは登ってひなたぼっこ。
島に上がれない魚とおたまじゃくしはそれがうらやましく、あるとき魚がカメに、
「カメさん おひさまにあたるって どんなかんじなの?」と尋ねた。
すると、おたまじゃくしが、

「さかなさん やめときな!そんなことをきいたって なんのとくにもなりゃしない。 ぼくたちは みずのなかだけでしか いきられないのだから カメさんなんか ほっときな」

と、カメを仲間はずれにするようになった。
しばらくして、おたまじゃくしから足が生え、手が生えてカエルになった。
カメと同じように島に登れるようになったカエルは、

「さかなさんって かわいそう!みずから いっしょう でられないなんて きみは ほんとうに あわれな いきものだね!」

と、今度は魚を仲間はずれに。
その夏、雨が一滴も降らず、水がだんだんと干上がってきた。
カエルとカメは隣の湖へ移ろうと思ったが、このままだと魚は死んでしまう。
カエルは自分の身勝手さに気がついて。。。

  1年生、みんな静かに聞き入って。

 

2018年6月4日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

6月2日(土)

今日の中国新聞朝刊、呉・東広島版に

東京で復活し、受け継がれてきた長浜発祥のパピリオソースが製造終了との記事。

継ぐこと、伝えることの難しさを改めて。

 
昨夜は呉東組総代会、そして今夜は住蓮寺にて呉東組法中会。

今月・来月は、次から次へと教区・組内の行事目白押し。

今日はそれぞれの確認。

 
次の組関連行事は、呉東組親鸞聖人讃仰会主催の仏教文化講演会。

6月9日(土)午後2時30分より。

このたびの御講師は、本願寺派布教使 若林眞人先生(大阪教区)をお招きして、

講題『他力真宗』

会所:川尻真光寺 (駐車場は光明寺)      

2018年6月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組総代会総会

6月1日(金)

午後4時30分より、広ステーションホテルにて呉東組総代会の総会。

総会に引き続いて、佐伯東組延命寺 徳永道隆先生の『親鸞聖人の生命観』のご講義。

住職でもあり、JR広島病院緩和ケアチームに所属、福山大学非常勤講師をされている御講師の体験談にもとづいてのお話を。

ビハーラ、ホスピス、ターミナルケア、終末期医療、緩和ケア、と、今ではいろいろと呼ばれているけれど、末期癌、特に死を間近に感じている方への心のケアを。

「死」 生きている人間にとって、一番遠ざけられて、忘れられている問題であるけれど、そこに宗教が入ることは重要なこと。

でも、日本はキリスト教文化圏の西洋とは違って、複雑な信仰形態が。

内容が内容だけに、デリケートな話ではあるけれど、お話を聞かせていただいて、いろいろな可能性を感じさせていただくご縁に。

何事もまずは「知る」ことから。

  講義の後は親睦会。

いろんな話を聞かせていただけるので、こちらも「知る」ことから。      

2018年6月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟総会

5月30日(水)

朝席で永代経法要が終わり、総代のみなさんと後片付けをし、10時30分から広南学園関係者評価委員会に出席。

広南小学校1年生から中学校3年生までの各教室を順番に参観し、そのあといろいろお話をうかがう。

終了が12時30分。

 

今日は仁方浄徳寺にて呉東組仏教婦人会連盟総会が10時から。

専徳寺仏教婦人会からも3名参加。

午後12時40分から、御講師に黒瀬組徳正寺の有谿賢友師をお招きして、 『漫画と仏教』 のお話があるので、急いで会所へと向かう。

 
以前、呉東組仏教壮年会連盟でも御講師に来ていただいているのだが、その時は法座と重なって。。。

今月初めの『中国新聞』洗心欄にも紹介されていたので、これは是非と。

漫画のこと、漫画と仏教の関わり、そしてどこに線を引くかで視点が変わるとの興味深いお話などなど。

どんなことでも、線の引きようでお念仏。

今日は朝から次々と、そんなことをいただきながら。  

2018年5月30日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 3日目

5月30日(水)

雨予報の永代経法要。

でも、雨が一滴も降らず、今朝で無事御満座を迎えた。

今日の朝席では、日本人にとって美しいと感じる日本語の話から。

「ありがとう」
「はい」
「おかげさま」

どれも、その意味を聞かせていただくと、もっと好きになり、もっと素敵な言葉だと感じる。

 

先日、1年ほど前に広でも撮影のあった映画『孤狼の血』を観に行った。

その内容はさておき、その主演をされた大上役の役所広司さんがインタビューの中で、

「台本になかったつなぎのシーンで口にした台詞です。『ありがとう』を『ありがと』と言うのですが、呉の街を歩いていても、よく耳に入ってくる言葉ですし、『元気におりんさいよ』といった日常のちょっとした会話と同じように、呉の人の温かさみたいなのが感じられるんですね。」

と、印象に残った呉弁の台詞が、「ありがと」だったというのをふと思い出した。

  「ありがとう」「はい」「おかげさま」
どれをとっても南無阿弥陀佛。
その言葉の持つ意味を聞かせていただくと、ますます有り難く。

  ようこそのお参りでした。

2018年5月30日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 2日目

5月29日(火)

雨の予報だったけれど、このあたりは一日降ることもなく、昨日に引き続いて永代経法要。

朝席 「待たせる」 約束の時間を過ぎて、どのくらい待つことが出来るかとのお話から。

なかなかいつまでも待ち続けるという人は。。。

私の場合は、法事の時間は時間ちょうど。

少しで早く行くと、「もう来られたよ!」との焦った声が奥から聞こえたりするし、お待たせすると今度はイライラ。

それで、きっちり行くようにすると、「JR並みですね」と。

阿弥陀さまは、十劫も昔からお待たせしてしまっているのに、それでも見捨てることなく。

そして、「倶会一処」またお浄土でまた会えると思っていたら、実は阿弥陀さまが。。。との話も。

  昼席

ぼんぶがほとけになることは ほとけがぼんぶになって ぼんぶをほとけにすること なむあみだぶつ

浅原才市同行よりお味わいより。 自覚のない私の重い症状について。

その診断をくださって、 夜席 その診断にもとづいて、六字丸の処方。

処方された南無阿弥陀仏を何の疑いもなくいただくことが、どうも今の時代は難しいらしい。

頷いて聞けるご縁を大切に。

 

夕方、ある方からお電話をいただいた。

「お説教」がありますか?との問いだった。

ちょうど今夜7時30分、明朝7時30らからありますと答えると、お説教には参ったことがないから、どんなことをされてるのですかと尋ねられ、簡単に流れをお話させていただいた。

そして、お参りしてもいいですかと尋ねられたので、どうぞと。

最近、電話での尋ねごとと言うと、お墓に関する話が多かったので、何とも新鮮。

ようこそのお参りでした。

2018年5月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

永代経法要 1日目

5月28日(月)

九州北部、四国地方が梅雨入り。

こちらも明日は雨の予報。

境内のアジサイも。

今夜から永代経法要。

御講師は、初めてお越しいただいた島根県温泉津、西楽寺の菅原昭生師。

温泉津(ゆのつ)と言えば、妙好人浅原才市同行。

わしわ せかいのひとの ほをとをにんであります ゆうもいわんもなく をやをしぬればよいとをもいました なしてわしがおやわ しなんであろうかとをもいました このあくごを だいざいにんが これまで こんにちまで だいちが さけんこにおりましたこと わしがちちをや 八十三さい を上しました を上どさまえ わしがははをや 八十四さい を上しました を上どさまえ わしもゆきます やがてのほどに をやこ三にんもろともに しゅ上さいどのみとわなる ごをんうれしや なむあみだぶつ

親鸞聖人も「主上臣下、法に背き義に違し、忿を成し怨を結ぶ」と大変厳しく激しい言葉を。

それでも、みんなみんなそれぞれにそれぞれの役割、立場を。

お浄土とは、人生劇場の舞台裏だそう。

  ようこそのお参りでした。      

2018年5月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(141)

5月28日(月)

今朝はくもり空。

広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は4年生。

読んだ絵本は、

『からすのおかしやさん』(かこさとし作)

前回の読み聞かせで、今月初めに亡くなられたかこさとしさんの『からすのパンやさん』『コウノトリのコウちゃん』の2冊の中から、子どもたちに選んでもらった『からすのパンやさん』を読んだ。

そして今回は、その『からすのパンやさん』(1973年)から40年を経て出来上がった続編、『からすのおかしやさん』と『コウノトリのコウちゃん』を持っていって、どっちがいいと聞くと、こちらも『からすのおかしやさん』!ということで。

 

パン屋のからすのとうさんとかあさんが3日ほど留守にすることになった。
その間、留守を任されたチョコくん、おもちくん、リンゴちゃん、レモンちゃんはお菓子作り。
しいのきばやしのミミちゃんに教わりながら、次々とケーキやお菓子を。
いろんなリクエストに応えて、たくさんのお菓子が。 あとがきに、

「おいしい」本にしたいと思ったのですが、お口に合いましたでしょうか?

と、最後まで読んでおしまい。

 
誰にでもお口に合うようにと、いろんなお菓子を。

なかなか読むところが多いので、朝から額に汗して。      

2018年5月28日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

初参式

5月26日(土)

先日5月21日が、親鸞聖人の御誕生日。

昨年まで新聞朝刊の折込で、呉東組親鸞聖人讃仰会による合掌チラシが各ご家庭に配られていたが、今年から諸事情により無くなった。

電話で、「今年は法語のチラシが入ってなかったのだけど。」と、ご門徒さんからの問い合わせもあったり。。。

 

毎年、その御誕生日に近い土曜日、隣の住蓮寺と合同で初参式を行っており、今年は3年ぶりに専徳寺にて。

このたびは6名のお子さんとご家族が集まっての初参式。

久しぶりの会所となったので、何か新たな試みをと考えて、まずは、しおり作り。

先日、『消しゴム仏はんこ。』の続編、『消しゴム仏はんこ。でごあいさつ』が出版されているのを知って購入。

前作『消しゴム仏はんこ。』の購入時、作る機会を逸してしまって、それきりになっていたが、このたび初挑戦。

本を参考に初めて彫ってみると、なかなかこれが思うようには。。。

それでも、出来上がるとそれなりに仏さまらしくなったので、表紙に一つ一つ押して。

  そして、もう一つ、本堂に白い風船を用意。

 

くもり空のもと、午後10時、初参式開式。

『らいはいのうた』、『御消息』拝読、住蓮寺御住職の法話と続き、 そして、みんなで記念撮影。

そのあと、再び本堂内で家族写真を順番に撮って、

婦人会からの記念品、『いのちのであい』(本願寺出版社)と合掌童子等を贈呈。

みんな、風船を持って笑顔で帰宅の途に。

みんなみんな、ほとけの子。 初参式、おめでとうございました。

 

月曜日夜席より永代経法要。 お誘いあわせてお参りを。            

2018年5月26日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku