広南小学校読み聞かせ(128)

12月18日(月)

今朝も寒い。

今年最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は1年生。

冬休み前、大掃除をひかえた子どもたちに、読んだ絵本は、

『おそうじ隊長』 (よしながこうたく作)

『給食番長』シリーズの一作品。 大掃除の日、1年2組は6年生と一緒に図書室の大掃除。

「なんで ぼくたちの教室でもないのに、そうじしなくちゃいけないんだよ!」と、番長グループはかくれんぼうに夢中。

そんなとき、たかふみくんがあるものを見つけ、良いことを考えた。

「明日は、6年生よりも、自分たちの教室を、ピカピカにする」と。

翌日、おそうじ隊は、見つけた秘密兵器「ウルトラそうじキング」を使って掃除をはじめると、途中でえらいことに。

でも、そのあと、ピカピカに掃除している6年生から、掃除をしている大切な意味を知らされて。。。

 

笑いの中に、どうして自分の教室以外の場所を掃除するのかを伝えてくれる絵本。

1年生教室、大掃除でピカピカになるといいなと思いながら。

 

今日の東小坪地区の報恩講で報恩講参りも一段落。

午後からは、来月の石泉文庫防火訓練の打ち合わせ。

1月29日(月)午後2時より開催することに決定。

2017年12月18日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

仏教婦人会報恩講

12月15日(金)

寒いけれど、少し緩んで。

この時期、朝8時前に本堂に陽が射す。

こんな時期だからこそ、この光が何ともあたたかく。

今日は9時から仏教婦人会のみなさまが集まって、本堂の大掃除。

そして、綺麗になった本堂で報恩講のおつとめ。

正信偈をおつとめし、住職が法話。

今年の漢字一文字「北」、流行語大賞「忖度」「インスタ映え」を交えながら一年を振り返る。

「忖度」とは〈他人の気持ちをおしはかること〉。

何ごとも良い忖度でありたいなと、「和顔愛語 先意承問」の話を。

 

今年も一年、いろいろとお世話になりました。 ようこそのお参りでした。

2017年12月15日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

善通寺報恩講

12月13日(水)

昨日は長浜にもこの冬初めての雪がちらつき、今朝は水たまりが凍っていた。

いよいよ冬本番。

 

報恩講参りもあとわずか。

昨日は津久茂地区。

明磯神社の鳥居は、広空襲の時の爆風の傷を今も伝えている。

津久茂地区、最後にお参りしたお宅で、寒いでしょうと唐辛子入りの梅茶を用意してくださった。

初めていただいた唐辛子入りのお茶は、さすがに喉にしみた。

最後でよかった。

一口だけいただいて、お気持ちをありがたく。

 

今日は善通寺報恩講があるので、午前中は広地区北部と郷原の報恩講参り。

そして、午後から報恩講法要御満座の席につとめあい4ヶ寺目。

こちらの七条袈裟を着けさせていただいて、導師としておつとめ。

今宵はふたご座流星群が見れるそう。  

2017年12月13日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

白石説教所報恩講 2日目

12月11日(月)

昨日に引き続いて、白石説教所報恩講。

朝席、『讃阿弥陀仏偈』には阿弥陀さまの37の徳号が。

そこに込められた意味と願いを。

朝から隣ではお斎の準備。

パックに詰めて100食分用意されるとか。

 

昼席の前にお斎を講師部屋でいただく。

昼席は、導師をつとめた後、一席。

「大応供を帰命せよ」 〔大応供〕とは、〈衆生の供養を受けるにふさわしいという意で仏のこと〉という意味だそうだが、「一サイシユジヤウノクヤウヲウケマシマスニコタエタマフニヨリテダイオウグトイフ(一切衆生の供養を受けましますに応えたまふによりて大応供といふ)」と親鸞聖人は御左訓に。 応えたまふ阿弥陀さまのお味わい。

 

ようこそのお参りでした。  

2017年12月11日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

白石説教所報恩講 1日目

12月10日(日)

3年に一度まわってくるご縁。

白石説教所の報恩講法座に。

今年から夜席がなくなって、朝席・昼席、朝席・昼席の4席。

夜道はイノシシが出たり、いろいろと大変だということで。

朝席は8時から。 今朝はそれほど寒くもなく、お勤めに続いて。

年もはや 穴かしこ也 如来様

今年も「あなかしこ あなかしこ」、終わりが近づいてきた。

ともかくも あなたまかせの 年の暮れ

阿弥陀さまの光に照らされ、いろんなことのあった一年を、おかげさまで振り返り、、、

涼しさや 弥陀成仏の 此のかたは 花さくや 弥陀成仏の 此のかたは

寝ても覚めても「弥陀成仏のこのかたは」をいただかれた小林一茶。

このたびは、その『浄土和讃』のおなじみのご和讃についてのお味わい。

昼席は1時から。 途中で雨。

「有量の諸相ことごとく」

何でも天秤にかけ、善か悪か、また損得勘定でものごとをついつい量ってしまう私だからこそ《なもあみだぶつ》が。

 

ようこそのお参りでした。  

2017年12月10日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 境内清掃・例会

12月8日(金)

今日12月8日は、お釈迦さまがさとりを開かれた日。

今朝も冷え込んだ。

午前9時より、仏教壮年会のみなさんが集まって境内清掃。

2、3日前より天気予報では雨の予報だったのが気がかりだったけど、青空の広がる天気に。

境内清掃の一番の大仕事はイチョウの葉を集めること。

おかげさまできれいになりました。

 

そして、今夜は今年最後の仏教壮年会の例会。

今日は今年で4度目となる紙の蓮作り。

ストーブを囲んで、青色・黄色・赤色・白色の蓮の花を製作。

除夜会にきれいに境内に咲きますように。

 

おかげさまで準備が進みました。 ようこそのお参りでした。

2017年12月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(127)

12月4日(月)

今朝はどんよりと寒い朝。

広南小学校の読み聞かせ。

担当は6年生。

今日読んだ絵本は、

『ふくびき』(くすのきしげのり 作・狩野富貴子 絵)

昨年の12月に一度読んだ、寒いこの時期ならではの絵本を。

 

読む前に「ふくびきって知ってます?」と尋ねるけど、「・・・」。

「ガラガラ回すの」と動作つきで説明すると、「あ~、それ。」と。

おかあちゃんは、 なんでも じぶんのことは あとまわし。 そんな おかあちゃんへの クリスマス・プレゼントを かいに でかけた、 おねえちゃんと おとうと。 ふたりが おくった、 すてきな クリスマス・プレゼントとは・・・・・・。(中表紙より)

 

くすのきしげのりさんの、「人の世にある〈ぬくもり〉をお届け」。

読み終わって、「クリスマス・プレゼントってもらうの?」と聞くと、みんな口元がちょっと緩んだ。

 

「何だか心があったかくなるようなプレゼントをもらった気がします。」 と、最後に先生にお礼をいただいて、今日は胡子地区の報恩講。  

2017年12月4日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

12月3日(日)

師走。

境内のイチョウの葉も、下の方だけ残って、上はすっかり散ってしまう。

今夜は広真光寺にて法中会。

いつものように、来年の本願寺手帳、本願寺のポスターをいただいて帰る。

今夜はよく晴れて、空気が澄んで、とってもきれいなお月さま。

何と今年一番大きく見えるスーパームーンだそう。  

2017年12月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会法座 3日目

12月1日(金)

今日から12月。

今年最後の仏教壮年会法座も今朝で御満座。

朝席では、昨日の『歎異抄』後序の

聖人のつねのおおせには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐・・・

の話の続きより。

そのなかで、「智慧」と「知恵」の違い。

そして「報謝」と「感謝」の違いをお聞かせいただく。

その報謝には《嗜む》心がそなわると。

 

何だか、心が今日の空のように晴れてきた。

続いてようこそのお参りでした。

 

法座の後片付けをし、報恩講参りを終え、広南小学校の持久走大会の応援に。

あんまり前年度の記憶がないので、次男に尋ねると、その日は風邪で休んでたと。 ホントだ。

ぶろぐで振り返ると、風邪で早退したから、私だけ給食試食会に出て、ビデオに収めて帰ったみたいだけど、我が子がそこにいないと、記憶からは消えてしまって。。。

寒い風邪の流行る時期を避け、今年は早く行ったとのこと。

保護者や地域の方の応援もあるからか、みんな随分張り切ってスタートしてしまい、辛そうになりながらも頑張って最後まで。

       

2017年12月1日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会法座 2日目

11月30日(木)

今日は1日曇り空。

昨夜に引き続いて、仏教壮年会法座。

朝席では、昨日の「信謗ともに因となりて」の「信」の話より。

信とは、「タノム」の意。

「タノム」とは《おまかせ》のこと。

《おまかせ》と口では簡単に言えても、なかなか、おまかせ出来ないのが常。

それを、ほんとだなぁと、うなづきながら聞くのだけど。。。

それもこれも浄土の縁。

 

昼席では、

つねの御持言には、「われはこれ賀古の教信沙弥の定なり」と。(『改邪鈔』)

の親鸞聖人の口ぐせより。

死に様を問わなかった教信沙弥(786~866)。親鸞聖人よりも随分前のお方。

そのお方との時空を超えた「出遇い」について。

 

夜席は、

聖人のつねのおおせには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐・・・(『歎異抄』後序)

と出て来る親鸞聖人の口ぐせの話より、著者と言われている唯円坊と親鸞聖人の出遇いを。

いずれもいずれも、自らの体験を通して分かりやすくお取り次ぎしてくださり、南无阿弥陀佛といただくばかり。

ようこそのお参りでした。

明日の朝席で御満座。お誘いあわせてお参りを。

2017年11月30日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku