専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
12月7日(火)
師走
今年も残りわずか。
今週はいろいろと行事が目白押し。
今日は今年最後の法座、「仏教壮年会・仏教婦人会法座」。
御講師は、タイムリーなことに、昨日の中国新聞朝刊洗心欄に紹介された『絵ものがたり 正信偈2』の大三島 万福寺 浅野執持師。
11月20日(土)
今日は慌ただしい中にも有り難い一日。
10時、報恩講参り。
いつもは地区ごとの通り報恩講でお参りするお宅だが、今日はお子さんがお孫さんを連れて帰ってくるので一緒にご縁に遇わせたいと、親・子・孫と3代揃って報恩講。
11時、入仏式。
このたび、お仏壇を新調されたお宅。
仏壇屋さんから、「御本尊はこちらでも御本山からお迎えすることができるけれど、お寺さんからお迎えされますか?」と尋ねられたそう。
そこで、「これからもお世話になるのだからお寺にお願いします」と、先日御本尊と脇掛の御依頼があった。
数日後、本願寺より御本尊と脇掛が届くと、お仏壇をお迎えする日の朝に受け取りに来られ、「入仏の日を忘れたらいけないから、今度の私の誕生日にお願いしてるんです」と。
12時、お葬式
106歳で御往生された方のお葬式。
有り難いご縁のあと、昼食を済ませ、呉市役所へ。
今朝の中国新聞朝刊の呉・東広島版。
1階ロビーで呉市立中学校の生徒による美術作品展開催中。
広南中学校1年生の作品が4点出品。
その中に次男の作品も。
アクリルガッシュの赤・青・黄の3色と白だけを使って仕上げた私たちの町「長浜」の光景。
長浜は青い海と緑の山。
青いと言っても、毎日、毎時間、いつ見ても色が違う。
「私の町」って、見る色、光景が人それぞれ違うのだろうなぁと。
帰宅して、再び法事と夕方専徳寺名誉総代のお通夜。
みんな違うけれど、みんな同じ 私たちの町。
11月19日(金)
今夜はほぼ皆既の部分月食。
「ほぼ皆既」?
部分月食ではあるものの、月の直径の97.8%までが影に入り込むため、皆既月食に近い現象が観測できるそうで、日本では89年ぶりなのだとか。
でも、89年前は食の最大が観測できたのが一部地域だったので、食の最大を日本全国で観測できるのは140年ぶり。
ということなのだけど。。。
専徳寺の東に位置する螺山から月が姿を現したのは19時。
食の最大は1時間前の18時頃。
見えた時には月の姿は既に3分の1ほど現れて、ほぼ皆既でなくただの部分月食。
それでも、11月半ばを過ぎたのに、風もなく、雲もなく、音もなく、とっても静かで穏やかな夜。
つい先日まで、1匹だけコオロギが寂しそうに鳴いていたのに、その声も聞こえなくなった。
通り報恩講も佳境に入り、ここのところお葬式も続き、少々疲れ気味。
そんな時に1時間ほどであったけど、ゆっくりと夜空を眺めることができた。
さぁ、明日もがんばろう。