専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
4月5日(月)
昨日は雨がよく降った。
確か先週の日曜日も雨だった。
コロナの影響もあって、本堂での法事が増えたこともあってか、雨上がりの月曜の朝は境内が大変な状況。
車の轍や足あとがたくさん。。。
乾いて固まるまでにこの凸凹を何とかしないと。
まずはトンボを使って轍をならし、
そのあと、熊手を持って端から端にひたすら歩いて履き目をつけていく。
日が差してくるとあっという間に乾いていつもの姿に。
ただ、夕方になると、再びこんな感じ。。。
掃除を始めた頃は、せっかくきれいにしても・・・と思ったこともあったけれど、そこには「せっかく〈私〉がきれいにしたのに」と、《我慢》が出ていたのかな。
でも、汚れてもまたきれいにしたらいいと思えるようになってからは、天才バカボンに出てくるレレレのおじさんのモデルと言われる周利槃特(『阿弥陀経』では周利槃陀伽)のように悟りは開けないけど、何だか気は楽に。
私のイメージでは、マツダスタジアム。
人工芝でなく、天然芝。
そして、きれいにグランドキーパーによって整備されたグランド。
あそこに行くだけでワクワクするように。
お寺もそうあれば、と。
最近はSNS等でテンプルモーニングというものをよく目にする。
それで、テンプルモーニングのサイト(⇒テンプルモーニング)を見て、ホッと。
別に呼びかけて誰も参加がなくても私がいる、と。
以前からありがたいことに、本堂やトイレ、座敷等の掃除は月に一度、ご門徒さん有志が奉仕で来てくださっている。
境内も仏教壮年会で年に2度。
毎日は無理でも、朝余裕のある時は住職が一人テンプルモーニング。
していると言っても、鳥の声を聞いたり、花を見たり、その日の法話を考えたり、自分の世界に入りながらしているので、お構いできなくてもあしからず。
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ただいま、境内の親鸞聖人像の側のハナミズキ(白)が咲き始め。
白い花が咲くまでは、黄緑というか黄色というか、これはこれで素敵な姿。
4月2日(金)
黄砂も消え、暖かく穏やかな日が続き、サクラもいよいよ散り始め。
今朝、境内に水をまき、掃除をしていると、??!!
久しぶりに姿を見つけ、急いでスマホを取りに戻り、パチリと。
ハンミョウ。
近づくとちょっと先に飛んでいくので、「みちしるべ」「みちおしえ」と呼ばれている虫。
昔はよく見かけた何ともいえない不思議な色の虫。
名前も変わっているので、漢字で何と書くのかなと思って調べたら、何と「斑猫」(まだらねこ)と書いて「ハンミョウ」。
江戸時代初期に伝わった中国の『本草綱目』の「斑猫」を間違ってこの虫に名づけてしまったとか。
まるで、鳥のブッポウソウ。
昨年はエナガが境内のヒマラヤスギに営巣したけど、今年は姿を見ず。。。
そのかわり、カワラヒワ(河原鶸)の声をよく聞くので、今年はカワラヒワ?と期待を寄せながら境内清掃。
その境内を今夜はブルーにライトアップ。
国連の定めた世界自閉症啓発デー。
そして、今日から8日まで発達障害啓発週間。
と言うことで、昨年に引き続いて今年も。
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お寺で出来ることの一つ。
としたかったのだけど、久しぶりのライトアップで、延長コードが火を吹いてあっという間に終了。。。
それでも、写真を撮ってUP出来たので、少しでも啓発になれば。
3月30日(火)
黄砂に~吹かれて~ きこえる~歌は~
と、中島みゆきさん作詞、工藤静香さんの歌の思い出しながら、昔の黄砂とは違うよなぁと。。。
朝から長浜も黄砂で霞んでる。
今日は午後から広島別院で〈「御同朋の社会をめざす運動」安芸教区委員会 組代表者会・組重点プロジェクトリーダー会議〉と言う長い名前の会議に。
まだ3月なのに、広島別院の桜はそろそろ散り始めだそう。
呉東組としては、この1年、何もコロナ禍で出来なかった。
でも、組重点プロジェクトリーダーとして教区での会議には皆勤できたので、その責務は果たせたかな。
ただ、こうしたプロジェクトにはどうしても成果を問われるのだけど、
なにをしないのかを決めるのは、
なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。
スティーブ・ジョブズ
とりあえず、小さなことからコツコツと。