ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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きのこ

3月29日(月)

昨日は久しぶりにまとまった雨。

今朝、境内を見て回ると、薄墨桜の下に何やら。。。

小さなきのこがあちらこちらに。

菌類の生命力。

人をとる 茸(きのこ)はたして うつくしき

小林一茶もきのこの俳句を。

何ごともふと気にかけると、何だか世界がひろがる。

 

日中晴れてはいるのだけど、黄砂が飛んできているようで、もやのかかったような感じ。
明日も洗濯物等に気をつけて。

《専徳ねっと》の不具合がいろいろと出ていたので、この際少し修正。
フォントを少し大きめに設定し、ゴシック体から明朝体に。

年度末、いろいろと。

2021年3月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校送別式

3月25日(木)

今日は広南小学校の送別式に。

例年体育館で行っていたのをコロナ対策のために校庭で行い、参加者も在校生と保護者のみ。

このたび4名の先生を送ることに。
3名の先生とはあまり接する機会がなかったけど、こちらの知らないところでいろいろお世話になっていたようで、「お世話になりました」と。
養護教諭の先生は、広南小学校で4年間お世話になった。
このたび45年間の教員生活を終えられるそう。
特にこの一年はコロナ対策でいろいろ大変だったと思うけど、最後にお会いしてお礼を言えたのでよかった。
昨年は送別式が出来なかったので、小学校も中学校もお世話になった先生にお礼の一言もいえず、何となく寂しい終わり方だったなぁと。

これで保護者として小学校に登校するのも最後。

ウグイスの声、トビの声、いろんな声が聞こえてくる中で、

お世話になりました。

 

2021年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校卒業式

3月21日(日)

昨日からの雨が朝には止むかなと思っていたけど、今日は雨の降る中、広南小学校の卒業式。

新型コロナウイルス対策をしながら、来賓はなし、在校生は送辞を読む5年生が1人だけ。保護者も各家庭より2名の参加。

保護者席は事前に子どもがくじ引きで座る席を決めていて、何と最前列の中央通路側という特等席で。

時折激しく雨音が響く中での卒業式だったけど、みんな明るく笑顔で卒業。

最後の教室でのお別れをした後、再び体育館に戻って思い思いに写真撮影。

教室や廊下に6年間の思い出の写真が貼られている中に、読み聞かせと石泉文庫の虫干しの写真も。

先生方をはじめ、いろんな方に支えられて今日の日を迎えた6年生。

卒業おめでとう。そして、ありがとう。

2021年3月21日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会

3月20日(土)

今日は彼岸の中日。

首都圏では非常事態宣言が明日解除というニュースが流れているけど、まだまだ。。。

このたびの春季彼岸会もおつとめのみ。

とは言っても、せっかくお参りになられる方には何かあった方がいいなと思うので、境内には花手水。
このたびはラナンキュラスで春らしく。

そして、法話の代わりに寺報『念仏日和』特別号を。

 

その中で紹介した「我慢と辛抱」の話。
ネットで少し話題となった磯野貴理子さんが紹介した石倉三郎さんの「我慢と辛抱」の話は、『粋に生きるヒント』(石倉三郎 著・KKロングセラーズ)の中の〈「我慢」は無理だが「辛抱」ならできる〉に。

どうやったら芝居の世界で食えるんですか?なんて野暮な質問をした記者がいたよ。
「どうやったら食えると思う?」
と逆に聞いてやったら、「頑張ること」とその記者氏は言った。頑張るなんて抽象的なこと言うなよ。頑張れって言葉くらい、こんな無責任な言葉はないんだよ。走っている人に頑張れっていうのはわかる。いま走ってるんだから。でも歩いている人に頑張れって、ふつう言うか?言わねぇよなぁ。なにを頑張るんだよ?ってことになっちゃだろう。
 だから己の中で何かにつけて「頑張る」って言うより、辛抱するってことをまず覚えろよ、ってことなんだ。辛抱、辛抱、辛抱、辛抱、全部辛抱。つまり、辛さを抱くってことだよ。抱きしめるってこったよ。
 これ、似ているけれど「我慢」じゃないんだよ。そこが味噌よ。我慢は、そりゃあなかなかできないよ。あれは難しい。男がどう、女がどう、ってことじゃなくてホモサピエンスってのは我が強いから。我慢は骨が折れるほど難しい。でも、辛抱ならできるだろうよ。なんかわかんねぇけどギュッと抱けばいいんだからさ。
 これは実は例の大僧正の受け売りでな、「おまえ、我慢せぇと言われても人間、我慢はできないんだよ。同じことを、言葉を換えるだけで、辛抱せぇと言われたら辛抱できる」って言うんだよ。「我慢」というとオレだけ?と思うけど、「辛抱」というと皆もやっているのかなってパブリックに思うだろ。言葉のマジックよ。言葉はおもしろい。

 

石倉三郎さんと言えば、コミューンcomuoonアンバサダー。

 

『念佛日和』を余分に用意したけれど、来られなかった方にも届けてくださる方がいるのでほぼ無くなり、少し増版してしばらく本堂に。

ようこそのお参りでした。

明日は広南小学校の卒業式。

 

 

2021年3月20日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

彼岸の入り

3月17日(水)

暑さ寒さも彼岸まで

とは言うものの、今日の気温は20℃。
汗ばむほどの陽気に。

昨年植えた薄墨桜。
ここに来て蕾がいっぱいと思ってたら、どうやら新芽。
今年の花はまだのよう。。。

今年どこまで成長するかな。

今年の春季彼岸会は3月20日の彼岸の中日に朝9時よりおつとめだけ。
おつとめして、法話の代わりに『念佛日和』特別号をお配りする予定。
この薄墨桜の話から「我慢と辛抱」のお話を。

 

また、先月総合的な学習の時間で専徳寺・石泉文庫へとやってきた広南小学校3年生のみなさんからのお礼状をいただいた。

みんなきれいな字でしっかりと。

実際に石泉文庫に入って、宇都宮黙霖の書いた本を手にとって見ることができたのが印象に残っているみたい。
「3年後の虫干しを楽しみにしています」と書いてくれている子も。

小学校6年生になったら、ぜひともお手伝いお願いします。