専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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9月18日(金)
今日は朝から時折激しい雨。
昼には雨も上がり、午後1時15分より千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要の平和の鐘に合わせ、専徳寺の梵鐘を撞き鳴らす。
あれ?去年は?と振り返ったら、去年はお葬式と重なって撞けなかったよう。。。
ちょうど5年前の今日。
戦後70年の節目に、呉東組団体参拝で千鳥ヶ淵戦没者追悼法要にお参りさせていただいた。
確かあの時も雨だった。。。
今年は戦後75年の節目の年。
コロナ禍で出来ないこともたくさん。
それでも出来ることを。
先日、東京にお住いの御門徒さまより、オンライン法要が可能かどうかお電話をいただいた。
「今のところ、要望がないのでしていませんが、御要望があれば準備はします」と。
そんなこともあり、ライブ配信を初めて試みたが、5分前までちゃんと流れていたのに、あと数分で開始というところで不具合。。。
それでも、スマホでYouTube配信が可能だと分かったので、一つ前進。
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全日本仏教会では、国際平和デーの9月21日正午12時より。
9月14日(月)
コロナ禍で今年の2月を最後に、ずっと無くなっていた広南小学校の読み聞かせがようやく再開。
朝から久しぶりの絵本読み聞かせ。
これまでと違うのはマスクをしたまま。
何の絵本にしようか迷ったけれど、先日からのアナグマつながりで、手持ちのスーザン・バーレイの絵本にしようと選んだ絵本は、
『わたしのおとうと、へん・・・かなあ』
(スーザン・バーレイ 絵・マリ=エレーヌ・ドルバル 作)
このお話は、フランスの〈幼年期と染色体異常を考える21世紀の会〉の提唱で創られました。
うさぎのリリは、弟のドードが大好き。
でも、リリは心配。だってみんなとちがうんだもの…。
生まれつきの障碍をもった弟と姉のリリの物語。
最初、本を取り出すと、
何か長そう。。。
とつぶやきが。。。
でも、みんな静かに聞き入って、読み終わると。
え?もう終わった?
と。
長さを感じさせなかったかな?
障碍のことについては、今はそれほど理解出来てなくても、こういう絵本を通して、いろんなことに触れていくことも大事かなと思いながら。
このスーザン・バーレイさんのあなぐまシリーズには、アナグマがとってもやさしく誰からも愛されるキャラクターとして描かれている。
何故だろうと思って調べてみたら、バーレイさんの母国イギリスでは、アナグマは人気者みたい。
でも、アナグマに結核菌が見つかったことから、間引き計画が起こり、それをクイーンのギタリスト、ブライアン・メイ氏が中心となり、反対運動を繰り広げることに。
先日アナグマが見つからなかったら、スーザン・バーレイさんの本を思い出すこともなかっただろうし、イギリスでそんな問題が起こっていたことも知ることはなかったかも知れない。
大坂なおみさんがテニスの全米オープン女子シングルスに出場し、2度目の優勝を遂げた。
7試合すべてに着用していた黒いマスクには、人種差別に抗議して、事件などで巻き込まれて亡くなった7名の黒人男性や女性の名前が記されていた。
その行動の理由を、
「みんなの考えるきっかけにしたかった。(略)皆が話をしているのがわかってうれしかった」
と答えたそう。
今日の絵本、考えるきっかけになればいいな。
9月11日(金)
先日の台風ではそれほど雨が降らなかったけど、今日は久しぶりの雨。
ここ数日、夜中にアナグマが床下をウロウロしてるようだけど、肉眼で見たことはないし、トレイルカメラでも白黒。
でも、昼間はさすがに。と思ったけれど、念のために設置してみたら。。。
午後4時頃に確認すると、何と30分ほど前に映っていた!
と言うことは、昼間も床下をウロウロ?
今のところ、危害を加えられることもなければ、ゴミを荒らされることもない。
問題は糞の後始末。。。
昨日の中国新聞朝刊に、《生物多様性とは何か 「みんなで生きていく」世界》という記事を読んだ。
「害」の字が付いているのは、人間の都合である。
全くそのとおりなのだけれど、
「嫌なものは嫌」、これはもう仕方がない。
解決方法は、、、ソーシャルディスタンス。
with コロナ
仲良くはできないけれど、距離を置くことは出来る。
ふと、こんな時だからそんなことを。
9月10日(木)
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今年の3月より中止していた呉東組聞名講が教法寺にて。
このたび再開することにはなったけれど、まだまだ感染防止対策を。
参加者がどれくらい集まるか分からないので、取り敢えず席の間隔をあけ、消毒、マスクの着用、そして、受付で参加者の把握をお願いして開催することに。
また、おつとめは正信偈を讃仏偈に変更し、法話、御示談はそれぞれ1時間を30分に短縮して。
それと、先日購入したアクリル板持ち込み。(写真は専徳寺本堂にて)
600×900ミリのアクリル板を縦にして使用。
どれだけの効果があるか分からないけれど、できる限りの準備を。
密にならない程度にお参りくださった中、おつとめ、御消息拝読、御法話に続いて御示談。
御示談は、用意していただいた質問用紙の回答より。
通夜・葬式について。
コロナ禍で、葬式も様変わりして来ている感じ。
家族葬の割合も多くなってきた。
そんな中、いろんなことを聞かせていただいた。
「小さなお葬式」
帰って、こんなのを見つけた。
昨年末に公開されたそうだけど、広島では福山1件だけだったみたいで、すでに上映終了。。。
来月DVDが出るそうなので、取り敢えず予約。
久しぶりの聞名講。
ようこそのお参りでした。
9月9日(水)
昨日のアナグマにはびっくりしたけど、長男がネットで調べて「アナグマのこと、ムジナって言うんだって」と。
「えっ?ムジナってタヌキでしょ?」
実はタヌキもアナグマも、またキツネもハクビシンもムジナなんだと。
また、アナグマは土を掘って巣穴を作る。
その巣にタヌキも同居してることがあるそう。
それで「同じ穴の狢」か。(ムジナって狢と書くそう。)
と納得しながら、、、これって悪い意味でしか使わないなぁ。。。と。
そんなことを想いながら、本願寺のお彼岸のポスターをふと、
“施されたら施し返す 恩返しです”
とってもタイムリーな言葉で良いんだけれど、大和田常務の声でしか聞こえてこない。
それを演じる香川照之さんはカマキリ先生を含めて好きなのだけれど、大和田常務の言葉としては。。。と思うのは私だけ?
「同じ穴の狢」
そんなことを思いながら、昨夜仕掛けたトレイルカメラに、今日も映っていた。。。
しかも、2頭。。。
これからどうなるかなぁ。
今日は午後から広島別院にて、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)安芸教区委員会 「貧困の克服に向けて」の研修会に。
コロナ禍で延期になっていた研修会。
また、今年度、呉東組の組重点プロジェクトリーダーに就任して初めての研修会。
NPO反貧困ネットワーク広島 代表 秋田智佳子先生(弁護士)をお招きして「貧困問題の現状について」を。
なかなか貴重な現状の話を聞かせていただいた。
講演の後、宗門で「貧困の克服」という課題を掲げているけれど、実現できると思いますか?という質問が。
それに対して、ゴールはともかく今、目の前に困っている人がいるから動いているというようなニュアンスの言葉が印象的。
とりあえず、今できることから。
明日は久しぶりの聞名講。
こちらも今できることを。