専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月22日(火)
今日は秋分の日、彼岸の中日。
秋季彼岸会法座は中止したけれど、朝9時からおつとめのみ。
戸を開け、間隔をあけ、正信偈をおつとめして、ご挨拶がてら少しだけお話を。
花手水に足を止め、笑顔でお帰りいただいた。
4連休最終日、人込みを避け、午後から蒲刈の蘭島閣美術館。
特別展「はしもとみお彫刻展 海からはじまるいきものたち」
木彫りの動物がいきいきと。
見ていると、ふと笑顔に。
小学生の次男の宿題、日記にライトアップのことを書くというので、これを見に来てくれた方がどんなふうに思ってくれたらいいと思う?と尋ねたら、「笑顔になってくれたらいい」と。
なるほどなぁ。
もっとこうしたらいいってことはない?
と重ねて聞くと、照明を増やしたほうがもっと良くなるような気がすると。
そこで、今夜はライトを買ったときにおまけについてきたライトを一つ追加。
今日は久しぶりのお通夜があったので、前後バタバタと支度と片付け。
昨日までの週間予報では明日から雨の予報だったので、今日でおしまいかなと思いながらしていたら、何と!週末まで雨は降らないとか。。。
明日から小坪地区の通り報恩講開始。
明日も雨が降らなければライトアップ。
笑顔になれるような配置を考えながら。
9月21日(月)
今日は敬老の日。
例年本堂に舞台を設置して自治会主催の敬老会が開かれるのに、今年はコロナ禍で中止。
そんな中、今日は午後12時、梵鐘を撞き鳴らす。
先日9月18日は浄土真宗本願寺派の平和の鐘。
今日の鐘は国際平和デーの平和の鐘。
先日は5分だったので10回ほど撞けたけど、今日は1分程度とあったので、4回撞いたらおしまい。
でも、今日は本願寺派だけでなく、平和を願っていろんな宗派、他宗教も一緒になった大切な1分間。
夜は境内ライトアップ3日目。
その前に花手水を少し入れ替え。
今夜の色に合わせて。
今夜は境内をオレンジに。
9月21日は〈世界アルツハイマーデー〉
認知症になっても安心して暮らせる社会を
アルツハイマー型認知症への理解を深める啓発活動の一環として、日本各地でオレンジ色にライトアップされるそう。
広島では広島城で。
ライトアップすることで、いろんなメッセージを伝えることができる。
和傘灯りの和傘は、子どもたちに好きに並べてと。
明日は9時からおつとめ。
お参りできる方はどうぞ。
9月19日(土)
暑さ寒さも彼岸まで
日中はまだまだ暑い日が続くけど、朝晩はずいぶん涼しくなってきた。
今日は彼岸の入り
今年の法座は中止したけれど、密にならずにお寺にお参りできることを考えて、彼岸の間、境内を夜間ライトアップすることに。(※雨天中止)
手水鉢もお盆に続いて花手水。
ちょっと秋らしい色合いで。
お盆のライトアップをした時、境内に何か物足りなさを感じ、いろいろ探してそれを補うアイテムを見つけた。
和傘。
和傘をライトアップするため、新しく6本和傘を購入。
そして、蔵の中から、以前敬老会で使われていた踊り用の小さな和傘が見つかったので、それを一緒に並べることに。
昼間並べると焼けて痛みそうなので、傘は夕方から並べてライトアップすることに。
昨年、石泉文庫の虫干しのために本を運ぶのに、荷車があったらいいのにと話が出ていたので、このたび新しくワゴンを購入。
それがこれでも使えそう。
夕方から傘の設置。
そして、午後7時前にライトアップ。
和傘はそのまま放置すると、風で動いてしまうので、安いマイクスタンドを購入して、針金で固定。
ライトはLED懐中電灯を柄に針金で固定し、そのままでは光が強すぎるため、紙を巻いて和らげる。
そして、境内には2灯のLED投光器を。
また、手水鉢にはLEDライトを4器投入。
LED投光器も手水鉢のライトも、リモコンでいろんな色に変えることが出来る。
秋らしく、オレンジ色。
今年は法座だけでなく、敬老会もお祭もいろんなことが中止。
GO TO トラベルといっても、なかなか行きにくい方も多い。
遠くに行けないのなら、せめて近くでちょっと。
この1週間、連休中は晴れだけど、連休明けから雨の予報。
雨が降ると中止するので、この連休中にお寺へどうぞ。
9月18日(金)
今日は朝から時折激しい雨。
昼には雨も上がり、午後1時15分より千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要の平和の鐘に合わせ、専徳寺の梵鐘を撞き鳴らす。
あれ?去年は?と振り返ったら、去年はお葬式と重なって撞けなかったよう。。。
ちょうど5年前の今日。
戦後70年の節目に、呉東組団体参拝で千鳥ヶ淵戦没者追悼法要にお参りさせていただいた。
確かあの時も雨だった。。。
今年は戦後75年の節目の年。
コロナ禍で出来ないこともたくさん。
それでも出来ることを。
先日、東京にお住いの御門徒さまより、オンライン法要が可能かどうかお電話をいただいた。
「今のところ、要望がないのでしていませんが、御要望があれば準備はします」と。
そんなこともあり、ライブ配信を初めて試みたが、5分前までちゃんと流れていたのに、あと数分で開始というところで不具合。。。
それでも、スマホでYouTube配信が可能だと分かったので、一つ前進。
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全日本仏教会では、国際平和デーの9月21日正午12時より。
9月14日(月)
コロナ禍で今年の2月を最後に、ずっと無くなっていた広南小学校の読み聞かせがようやく再開。
朝から久しぶりの絵本読み聞かせ。
これまでと違うのはマスクをしたまま。
何の絵本にしようか迷ったけれど、先日からのアナグマつながりで、手持ちのスーザン・バーレイの絵本にしようと選んだ絵本は、
『わたしのおとうと、へん・・・かなあ』
(スーザン・バーレイ 絵・マリ=エレーヌ・ドルバル 作)
このお話は、フランスの〈幼年期と染色体異常を考える21世紀の会〉の提唱で創られました。
うさぎのリリは、弟のドードが大好き。
でも、リリは心配。だってみんなとちがうんだもの…。
生まれつきの障碍をもった弟と姉のリリの物語。
最初、本を取り出すと、
何か長そう。。。
とつぶやきが。。。
でも、みんな静かに聞き入って、読み終わると。
え?もう終わった?
と。
長さを感じさせなかったかな?
障碍のことについては、今はそれほど理解出来てなくても、こういう絵本を通して、いろんなことに触れていくことも大事かなと思いながら。
このスーザン・バーレイさんのあなぐまシリーズには、アナグマがとってもやさしく誰からも愛されるキャラクターとして描かれている。
何故だろうと思って調べてみたら、バーレイさんの母国イギリスでは、アナグマは人気者みたい。
でも、アナグマに結核菌が見つかったことから、間引き計画が起こり、それをクイーンのギタリスト、ブライアン・メイ氏が中心となり、反対運動を繰り広げることに。
先日アナグマが見つからなかったら、スーザン・バーレイさんの本を思い出すこともなかっただろうし、イギリスでそんな問題が起こっていたことも知ることはなかったかも知れない。
大坂なおみさんがテニスの全米オープン女子シングルスに出場し、2度目の優勝を遂げた。
7試合すべてに着用していた黒いマスクには、人種差別に抗議して、事件などで巻き込まれて亡くなった7名の黒人男性や女性の名前が記されていた。
その行動の理由を、
「みんなの考えるきっかけにしたかった。(略)皆が話をしているのがわかってうれしかった」
と答えたそう。
今日の絵本、考えるきっかけになればいいな。