ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

ブログ一覧

松風

4月20日(木)

一昨日、NHKのEテレ、『趣味どきっ!~三都・門前ぐるめめぐり~』という番組放送があった。

【第3回】戦国時代が生んだ銘菓 松風と本願寺

石山合戦で、兵糧代わりに作られたのが、この「松風」の原型だとか。

わすれては 波の音かと思ふなり 枕にちかき 庭の松風 (顕如上人)

本願寺の門前、堀川七条の角にある亀屋陸奥。 こんな話を聞くと、ちょっと見方が変わってくるかな。 せっかくなので、テキストを入手。

 

再放送は、4月25日(火)午前11時30分~11時55分。 見逃された方は、ぜひ。

**************

それから、開幕から好調の広島カープ。

教区のキッズサンガ部会で以前話の出ていた共命鳥(ぐみょうちょう)。

ふと、そのことを思い出して試作。

双頭の鶴で検索すると、どうやら正五角形の紙で折るとできるらしいということが分かって、PEACEおりがみで何とか。

ただ、正五角形にすると、ちょっと小さいかな。。。

でも、こんなことからご縁ができれば。

安芸教区のシンボル「共命鳥」については、安芸教区ホームページ、また、浄土真宗本願寺派総合研究所ホームページをご覧ください。    

2017年4月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(109)

4月17日(月)

今朝はどんよりと。 広南小学校の読み聞かせ。

学校の桜も散りはじめ、一面ピンクの絨毯に。

今日の担当は新3年生。

読んだ本は、

『いいから いいから 4』(長谷川義史)

先週2年生に「3」を読んだので、今日は3年生に「4」を。 前回は貧乏神。

今回やってくるのは、忍術が下手でクビになった忍者。

いつものように「いいから いいから」と迎え入れたおじいちゃんと、忍者修行の1ヶ月。

おおらかに、今日も「いいから いいから」って。

今日も読み終わった後、しっかりと感想を言ってくれた。

**************

この本にも帯の裏にいいことが。

ある小学校のクラスで朝の授業に 絵本『いいからいいから』を 読んだそうな。 お昼になって給食のとき、 ある子が給食のおぼんを ひっくりかえしたそうな。 ごはんもみんなとびちったそうな。 そしたら、クラスの子が かたづけを手伝って その子に言ったそうな。 「いいから、いいから」って。 これ、本当のはなしです。 ええはなしでっしゃろ。 「いいから いいから」は かみなりのおやこが 家にやってきて、 おじいちゃんとぼくが 「いいから、いいから」って やさしくもてなしたけど、 「いいから いいから4」は なんとにんじゃが・・・。 世界が平和になってほしいと 本気で考える。 あいことば「いいから、いいから」。 さぁ、両手をひろげて 「いいから、いいから」。 長谷川義史

終わって帰宅したら、突然土砂降り。 これで桜も見納めか。。。

「いいから、いいから」    

2017年4月17日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

野呂山

4月12日(水)

久しぶりに時折青空。

川尻まで行ったので、久しぶりに野呂山へ寄り道。

桜が満開。

鉢巻き山展望台から、写真を数枚撮ってGoogleフォトにアップすると、何ともいえないパノラマ写真の出来上がり。

広南小学校読み聞かせ(108)

4月10日(月)

先週末よりずっと雨かくもり。

今日もどんよりとしたちょっと肌寒い朝。

でも、学校の桜は満開。

今朝は今年度最初の広南小学校の読み聞かせ。

早めに行って、ボランティアの名札を新しくして入れ替え。

今年度初めての担当は、新2年生。

長谷川義史さんの『いいから いいから』シリーズの3と4、どちらにしようか迷ったので、2冊持っていって、どちらがいいか尋ねると、圧倒的に「3!」ということで、 『いいから いいから 3』(長谷川義史作)

以前も一度読んだことのあるこの本。

貧乏神がやってきて、どんどん貧乏になっていくのに、おじいちゃんはいつものように「いいから いいから」と。

とってもほのぼのとした絵本。

読み終わった後に、一生懸命感想をいってくれる。

**************

この絵本の帯に、良い話が。

友達とそのむすこさん二人とぼくと 四人でおそばを食べに行った。 食べ終わって友達がおごってくれようとした。 ぼくは「あ、ぼくがだす」 といった。すると友達が 「いや、ここはぼくがだす」 といった。 レジの前でぼくたちは、おばはんのように伝票をうばいあった。 そのとき、友達の幼稚園年長になるむすこさんが ぼくにむかっていった。 「いいから、いいから」と。 ここはうちのおとうちゃんにまかしとき、 ということを 「いいから、いいから」 といってくれた。 ぼくは一瞬にして へなへなと脱力した。 その場は笑顔に包まれた。 一言で建前も見栄を緊張もそっと なくなり仲良くなれる魔法の言葉。 「いいから、いいから」。 いやー、これもほんとうにあった ええはなしでっせ、でっせ。 長谷川義史

「いいから、いいから」のたった一言でお互いのこころが和む。

「いいから いいから」 許すこころ、受け入れるこころ、おおらかなこころ、なかなか難しいけど、持てるといいな。

今年もいろんな絵本との出会いがありますように。  

2017年4月10日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

花まつり

4月8日(土)

今日はお釈迦さまの誕生日。

朝8時30分から、住蓮寺で長浜日曜学校の入校式と花まつり。

毎月第2土曜日に開催される日曜学校。

今年はちょうど4月8日と重なった。

今日、お祝いのことばで紹介したのは、金子みすゞさんの話。

先日、子どもたちは坊守と一緒に京都へ里帰り。

何も法務のない日ができたので、日帰りで山口県長門市の仙﨑へと行ってきた。

金子みすゞ記念館まで車で約3時間。

金子みすゞさんがどうしてあんなにやさしい詩を書かれたのか。

いろんな話は聞いていたけど、実際に訪れると、いろいろ感じることが。

金子みすゞ記念館を出て、お墓のある遍照寺まで散策すると、500メートルほどの間に普門寺・極楽寺・西覚寺とお寺が並んでる。

静かな道で、スズメやツバメの声が響き、海に近いこともあって、いろんないのちの存在を感じる。

また、金子みすゞさんも日曜学校に通っていたそう。

自然の中でいのちを、お寺でほとけさまのこころを、そして、実家の本屋で好きな本を読んで。

そんなご縁がととのって、あんな詩が生まれたんだろうな。

ひとつ、ほとけの子は やさしいこころをわすれません。

みんなもやさしいこころで。

**************

そして、先月5名の子からあずかった花まつりの絵。

これまでチロルチョコの包み紙にしていたが、ちょっと小さいなと、そこに不満を抱いてたので、今年は。。。

キットカットに花まつりの絵!

せっかくの花まつり。鼻をつまんで飲んでる甘茶だけではなぁ。。。

甘いものを食べてお祝いできたらとはじめて何年目かな?

帰宅して、次男は早速箱を開ける。

1箱に3袋入っていた。

一つは自分の。

もう一つは留守番していたお兄ちゃんに。

そして最後の一つは「おとうさん」と差し出されたけど、「お父さんはこれからお参りだから」というと、「ほとけさまに」って。

お参り前にお内仏にお供えして出かける。

「ほとけさまに」の言葉にうれしくなった花まつり。

**************

今夜は仏教壮年会の例会(総会)。