ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

ブログ一覧

長浜日曜学校修了式

3月1日(土)

今朝は住蓮寺にて長浜日曜学校修了式。

現在6名在籍。

子どもが少なくなっているのに加え、小学生中学年以上になると、いろいろと習い事とかもあり、日曜学校に通うのも難しい状況らしい。

今日はそのうちの1名、6年生がこのたび修了。

あいさつで何を話そうかと思ってふと思ったのが、「母校」の由来って?

調べてみたら、「alma mater」というラテン語が由来だそう。

いろいろと調べてみたら、卒業した学校を「母校」と言うとか、「我らが母校」と校歌にもあったりするから、在校中でも「母校」だと言うとか、諸説あるらしい。

私たちはお腹に命を授かった時より、既に母子の関係。

産まれるご縁が整って、この世に産まれてくる。

その母子の関係を思うと、卒業は終わりでなく、始まりかなと。

修了、おめでとう。

 

今日は暖かく。

節分草やバイカオウレンが元気に咲いた。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
今年の桜がどのくらい咲いてくれるかな。

2025年3月1日 | カテゴリー : , 行事 | 投稿者 : sentoku

梅開花

2月26日(水)

三連休の寒波が明け、昨日より春らしい陽気に。

昨日はまだまだつぼみだった白梅が、

今朝、開花。

昨年、鉢植えの白梅を迎え、一冬越して無事開花。

そして、同じく昨年迎えた節分草も、ゆっくりと開きそう。

昨年のNHK朝ドラ『らんまん』にも登場したバイカオウレンも元気に。

昨年の夏、暑い中を何とかしのいで。

今年も予想では猛暑となりそうなので、暑さ対策もこれから考えておかないと。。。

 

 

2025年2月26日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

「間に合っている」を形に

2月22日(土)

今日は風が強く、小雪も舞う寒い一日。

今日最後の御法事は、満中陰法要のお宅。

お亡くなりになられたのは、私よりも若い方。

奥さまが御法事を自宅で希望されたけれど、家にはお仏壇もなく、どうすればいいか分からないと仰られるので、「必要なものはこちらで持参しますので、どうぞご心配なく」と。

浄土真宗のみ教えは、すでに「間に合っている」。
あれを用意しなければ、これを用意しなければ、あれが足りないのでは、これが足りないのではと、心配する必要もなく、阿弥陀さまの方ですべて仕立ててくださっている。

そのことを形にする法事もできるのでは、と。

 

御本尊、燭台、香炉等、一式風呂敷に包んで持参。

お宅に向かうと、中陰棚に遺影とお骨と仏華・香炉・蝋燭立が用意されていた。

その前にお荘厳を。

箱の上に風呂敷を掛け、銀箔の小さな衝立、その前に御本尊。
御本尊は本願寺の携帯用お名号「いちょう」。

携帯用香炉を名刺盆にセット。

以前、インターネットでいろいろと見ていて、イチョウの葉を象った素敵な燭台を見つけた。
でも、取り寄せ商品となっていたので、直接そのお店から購入することができるかも、と思ったらすぐにそのサイトが見つかった。

「髙澤ろうそく」(https://www.takazawacandle.jp/)と言うロウソク屋さん。

お店のInstagramもあったので見てみたら、何と「フォローバック」と。

専徳ねっとInstagramを既にフォローしてもらっていた。

能登七尾にあるロウソク屋さんで、昨年元旦に起きた能登半島地震でお店が倒壊し、今は仮店舗で営業されているとか。

大変な中、がんばっておられるようなので、微力ながらも応援できればと、この燭台に高澤ろうそくの和蝋燭を灯して。

これもご縁。

その燭台を納める箱は、Amazonでちょうどいいサイズの小箱を入手。

これが紙のように軽く、なかなか。

ろうそくなど細々としたものは軽い桐箱に納め、とにかく軽くてコンパクトに。

そして、印金。

小さな包み一つで、間に合っている御法事を。

これからの時代、いろんなケースが出てくると思うので、どんな状況でも「間に合っている」を。

 

ただ、このたびは仏華を用意することは出来なかった。
それも間に合っているようにしたいと思うのは、煩悩。。。

なくても、南無阿弥陀仏で「だいじょうぶ」。

 

 

 

 

呉東組実践運動研修会

2月20日(木)

今日は午後から宝徳寺にて呉東組実践運動研修会。

お寺まで送ってもらって、時間を見ようとポケットの携帯電話を探したら、どこにもない!!
あッ!充電したまま家に忘れてきた。。。
忘れたことを家に連絡しなければ!と思ったけれど、肝心の電話が。。。

電話を借りて連絡を取ろうと思ったけれど、携帯電話の番号は自分のしか覚えていない。。。

もう自宅に帰宅した頃だろうかと思いながら電話をかけると、留守電に。。。
とりあえずメッセージを残す。

すると、子どもが〈デバイスを探す〉を使って携帯を見つけてくれ、無事講義中にお届け。

ホントに有難し。

何はともあれ、スマホだけは忘れぬようにと肝に銘じて。

 

研修会は広島大学名誉教授の桂紹隆先生をお迎えして、

「新しい領解文について」

特に新しい領解文の「私の煩悩と仏のさとりは本来一つゆえ」について、唯識の立場、浄土真宗の立場を踏まえ、ご教示いただく。

なかなか難しい問題ではあるけれど、久しぶりの学びの場。

 

そして、場所を移して懇親会。

和やかに、いろいろなお話を聞きながら。

2025年2月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(222)

2月17日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は6年生。

卒業を来月控えた6年生に、最後に贈る絵本は、書店でもAmazonでも入手できない絵本を。

カバンから取り出したのは、段ボールで閉じられたもの。
これを見せても、まだ「CROW」の意味は分からないよう。

中から取り出したのは、

『ピンクのカラス』 (文 松本千登世・画 牧かほり)

 昨年、美容院に置かれていた雑誌で絵本を紹介していたのをたまたま見ていて、一際目立った絵本。
すぐにAmazonで探したけれど、出て来ない。。。
Book212オンラインショップで販売していたので、入手。

「もし、キミの羽がピンクだったら」、その言葉をきっかけに、カラスは自らの羽の色について考え始めます。そして、辿り着いた先には……? 大切なもの、大切なことに気づき、ほかの誰でもない、自分自身として逞しく一歩を踏み出すまでの、羽の色を巡る、カラスの成長物語。

今日読んだ絵本を坊守に話すと、知ってると。

作者の松本千登世さんは、ビューティーエディター。
美容関係ではとっても有名な方だそう。

 

あなたはあなたのままでいい

この言葉を調べてみたら、

May you be content with yourself just the way you are.

マザーテレサの言葉として紹介されている。

阿弥陀さまも「あなたをそのまま」と。

 

中学生になっても、自分の色で、自分らしく輝いて。

2025年2月17日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku