専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
10月5日(月)
今朝は広南小学校読み聞かせ。
少し肌寒い朝。
学校へ行くと、遠くに浮島現象。
読んだ本は、
ある日、エンさんが大声で泣いている迷子のパンダを見つけた。
エンさんはパンダに「ファンファン」と名づけて育てることに。
からだの弱いファンファンの具合が悪くなるたび、エンさんは自転車に乗って山を越え、ファンファンと医者通い。
雨の日も雪の日も晴れの日も。
そして、月日が流れ。。。
おじいさんになったエンさんの具合が悪くなって、今度はファンファンがエンさんを連れて医者通い。
テンポの良いほのぼのとしたお話。
報恩講でお参りに行くと、「年いくと、さえんことです」と寂しいことばを耳にする。
正座が出来なくなり、物忘れも多くなり。。。いろいろ。
帰り際に「年とりなさんなよ」と言われても、それは無理。。。
みんな進んでいく道。
それでも、伸ばして座る足を膝掛けで隠してご縁にあう姿に、足を仏さまに向けないようにと伝わってきた敬う姿をそこに見る。
10月3日(土)
今夜はいよいよ人形説き。
呉中通専徳寺様でのお昼の公演を終えられたあと、御講師の安藤圣一師をお迎えに。
専徳寺へ到着すると、日が沈む前に、まずは石泉文庫へとごあんない。
そのあと、本堂の舞台づくり。
昨日、高さがある方が見えやすいとのお話を聞き、敬老会の舞台用床板を6段重ねに。
小学生、小さいお子さんを抱いたご夫婦、1時間の公演大丈夫かなと思いながらも、真っ暗な本堂にスポットライトを浴び、BGMは外から聞こえる虫の声。
はじまり、はじまり。
『野州花見ヶ岡大蛇経鱗』
関東に伝わる親鸞聖人の伝承をもとに作られた大人向けの人形説き。
それでもクライマックスには、子どもも大人も引き込まれ。。。
なもあみだぶつ。
終演後、子どもたちは大蛇に興味津々。
みなさん、とってもよろこばれ。