専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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9月24日(木)
晴天続きのシルバーウィークが終わり、今日は雨模様。
今日から通り報恩講が小坪よりスタート。
昨日は、彼岸の中日にもかかわらず、連休最終日ということもあって、法事の予定がなく、京都の大谷本廟へ納骨参拝。
せっかくなので、足利義山・瑞義和上のお墓へお参りしたかったけど、この夏の崖崩れでお参りできないと聞き、新勧学谷にお参りさせていただいた。
無量寿堂の中の勧学壇へは安居中に何度もお参りさせていただいたけど、こちらは初めて。
帰って、すんなり寝れば良かったのに、ラグビーを見だしたら。。。
お葬式もあったけれど、何とか無事報恩講初日を終える。
雨の日は雨の景色を楽しみながら、これから年末までぼちぼちと。
9月21日(月)
5連休のシルバーウィーク、中日。
今日は敬老の日ということで、昨日本堂に舞台が設置され、今日は長浜自治会・女性会主催で敬老会が開かれた。
舞台には入れ替わり立ち替わり、歌や踊りの披露。
同じ「ろう」でも、本願寺の安居で、「﨟(ろう)」という字に出会った。
その頃の写真を見返してみたら、1枚だけ撮っていた。和上にたのまれて『安居講業記』を撮った1枚。
今はもう使われていないけれど、「﨟」、ここでの「ろう」は安居に一夏懸席(出席)した数に応じて、下﨟・中﨟・上﨟・﨟満などと、敬意を払って使っていたよう。
調べてみると、そこから来たことばで、「﨟長ける(ろうたける)」ということばが。
洗練されて美しくなった女性に対して使うとか、経験を積んで立派だという意味だそう。
そんなことを思うと、「けいろうかい」。
「敬﨟会」っていうのもいいなぁ。
9月18日(金)
東京から帰宅。
呉東組団体参拝。
2年に一度行われている組の団体参拝。
今年は戦後70周年。
第35回を数えるけれど、お参りしたことのない「千鳥ヶ淵全戦没者法要」へみんなでお参りしましょうと。
昨日の朝、雨の降るなか、広島空港より東京へ向かい、築地本願寺へ参拝。
今度は、このパイプオルガンの演奏があるときにお参りしたいな。。。
それなのに、たっぷりと時間があったので、こんな日は雨でも楽しめるところへ。
隣接する“すみだ水族館”へ一人ぶらっと。
海遊館や美ら海水族館のような大水槽があるわけではないけれど、展示方法が工夫されていてなかなか。
後ろからの席だけど、なかなかの臨場感。
一夜明けて、朝は雨のなかを柴又の下町散策。
そして、このたびの目的地、国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑に昼前に到着。
宗門関係学校の中学校・高等学校から「いのちの尊さ」「非戦・平和の大切さ」をテーマに寄せられた中の最優秀作文が読まれ、平和の鐘の音とともに諸僧入堂。
各国の駐日大使をはじめ、政財界より来賓の方々が参拝し、お焼香。
呉東組は用意していただいた席で、モニターを見ながら参拝。
ここは世のなか安穏なれの願いを。
あいにく、お天気には恵まれなかったけれど、みのり多いご縁をいただいた1泊2日。
参拝されたみなさま、お疲れさまでした。
9月16日(水)
今日の朝席で秋季彼岸会も御満座。
雨が降りそうな空模様ではあったけど、何とか降ることもなく。
お彼岸。
太陽が真東から昇って真西へと沈む日をご縁とした法縁。
自分の位置、向かう方向を整えるご縁だなと。。。
昨日、聴聞の話を聞かせていただいて、ちょっと調べてみると、「聴す」と書いて何と読むのかっていうのがいろいろと。
「聴す」と書いて、「ゆるす」と読む。
親鸞聖人も「聴聞」の左訓に「ゆるされてきく しんじてきく」とお書きになっている。
お呼び声を、すなおに聞いていくこと。聞かせていただくこと。
明日はいよいよ呉東組の団体参拝で東京へ。
お天気が気になるところだけれど、良いご縁となりますよう。
ようこそのお参りでした。
9月15日(火)
今朝はモズの高鳴きで目が覚める。初鳴きだ。
昨夜に続き、秋季彼岸会が朝・昼・夜と。
朝席で聞かせていただいたカーナビの話。それを聞きながら、ふと思いだす。
まかせきれるとこれだけ便利なものはないんだけど、時々。。。
そうなると、ホントにこれはあってるんだろうか?壊れてるんじゃないか?そして、ここはどこなんだ?と、特に旅先で。。。
そして、夜席に聞かせていただいた聴聞の話。
聞きたくないこと、自分に都合の悪いことは門を閉じてしまうような、そんな聞き方をしてしまうんだなぁ。
それに、身をもって体験したことで、聞きようが違ってくる。
それもこれも大きなご縁。
ようこそのお参りでした。