専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
4月18日(月)
昨年夏に訪れた熊本城。 この姿、再び見ることができるのは。。。
熊本も大分も、いつ行ってもすてきなところ。
このたびの地震により被災されたみなさま、こころより御見舞申し上げます。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は、ピカピカの新1年生。
読んだ本は、
『ゴリオとヒメちゃん』
絵が大きく、とってもゴリラがきれいに描かれているので、新1年生にもいいかなと。
教室に入って、「日直さん、おねがいします」と。
すると、「にっちょくってなに?」と言われ。。。
ゴリラのゴリオ、テレビを見ていてイラッとしてテレビを壊してしまった。
ともだちをかばって、絶対にあり得ないヒメちゃんのウソ。
ウソをつくのはいけないけど、こんなともだち思いのウソはかわいいな。
「おもしろかった」との感想を聞き、ホッと。
4月14日(木)
今週末、4月17日に予定されていた呉東組ご縁の会が秋に延期されることが決定。
10回目にして初の延期。
次回は、10月16日(日)に改めて10回目を開催予定。
今日は夕方、次男の習い事に付き添った帰り、ガチャガチャをしたいというのでお金を渡す。
カプセルが出てきて、それを開けると、
「他力本願」!
さすがは、寺の息子!と言いたいところだけど、「ぐでたま」って???
何はともあれ、「他力本願って、ほとけさまのことよ」と説明するけど。。。
他力といふは如来の本願力なり。
「他力本願」とは、他人の力をあてにすることではなく、阿弥陀さまがすべてのものを救うと願われた本願のはたらきによって仏とならせていただくこと。
思わぬところで、ひとつのご縁。
4月11日(月)
今朝は、平成28年度最初の広南小学校読み聞かせ。
今年度より、坊守が読み聞かせの担当をすることとなり、まず手始めに名札を準備。
息子に「今日は誰が読み聞かせに来てくれた?」と聞いても、「分からない」とか、「忘れた」と聞くことが多かったので、みなさんに名札を用意してつけていただくことに。
今日の担当は、6年生。
読んだ本は、楽しいけれど、何か感じてもらえるような一冊。
『3びきのかわいいオオカミ』
読み聞かせ(27)、2014年3月10日に一度読んだ本。
作者は、ギリシャの犯罪学者 ユージーン・トリビサス。 悪い大ブタにレンガの家を壊され、次に建てたコンクリートの家を壊され、そしてとびきり頑丈な家を。
3びきの ちいさな オオカミは、とびきり じょうぶな うちを たてました。こんなに じょうぶで あんぜんな うちは、せかいじゅう どこにも ありません。3びきは、ここに いれば もうあんしん と むねを なでおろしました。
それでも、壊され、最後に建てた家は。。。
広島で開かれているG7外相会合、昨日広島を訪れたウルグアイのムヒカ元大統領が
倫理がない科学は、考えられないような悪の道具になる。歴史は、人間が同じ石につまずく唯一の動物と教えている。私たちはそれを学んだだろうか。
と、原爆資料館に記帳されたとのニュースを見ながら、この本を。。。
学校の散り始めた桜でピンクに染まる。
子どもたちが笑顔で散った花びらをふわっと撒いてる姿が何ともいえず。
よい絵本と出会えるといいな。
4月9日(土)
今朝は住蓮寺にて長浜日曜学校の入校式と花まつり。
今年は新1年生3名と年長さん1名、4年生、6年生のほとけの子が6名も新しく。
新6年生が『らいはいのうた』の導師。
そして、「ひとつ、ほとけの子は・・・」とちかいのことば。
住蓮寺御住職と私がお祝いのことば。
花まつりでは、住蓮寺若坊守さまの「おうじさまのごたんじょう」の紙芝居。
誕生仏に甘茶をかけて、甘茶をいただく。
甘茶が苦手という子が多い。
鼻をつまんだり、苦々しい顔をして。
せっかくのお祝いだから、楽しい花まつりだといいなと思ってはじめた、甘茶ならぬ、甘いチョコレート。
今年は「みんなちがってみんないい」、それぞれすてきな作品に。
今日話した、ちかいのことばの「ひとつ、ほとけの子は、やさしいこころをわすれません」。
「やさしいこころ」
中学校の入学式の日、長男の宿題に漢字一文字で自分の志を表現し、その理由を記すという宿題があった。
6年生の時に好きな漢字一文字を「優」と書いてたので、そのわけを聞くと、ただ何となくと。。。
そこで「優」の字を調べると、いろんな説はあるようだけど、「憂」という字は、〈大切な人を亡くしてたたずんでいる人の姿〉を表し、そこに「人」が寄り添っている姿が「優」との字であるというのを見て、へ~、なるほど。。。と。
人のこころにそっと寄り添うのが「やさしさ」。
そのこころを忘れずに。
それから、今日は新しい発見が一つ。
せっかくのお祝いを賑々しくと、他のことで求めていた風船を5つほど持っていった。
終わった後、新1年生にその風船をあげると、「ずるい!私の時はもらってない!」との声。。。
そこで、「欲しい人は、お寺まで来てくれたら作ってあげる」というと、早速女の子が5人。
風船を作ってあげると、みんな顔を上げ、ニコニコ笑顔。
その笑顔にこっちも笑顔。
風船。
いろいろ、使えるかも。
今年も1年、元気いっぱいほとけの子。