専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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2月19日(木)
今日は専徳寺で、呉東組若婦人連続仏教研修会。
年に3回開かれるこの連続研修会。
我聞会メンバーがそれぞれ担当講師をつとめ、法話・お経・仏教讃歌・アンケートに答えて・グループディスカッション・質問に答えてと、独自のプログラムで開催。
呉東組20単位の婦人会から、今日は30数名の方がご参加。
午前中は、法話と、昼食を挟んでのグループディスカッション。
そして、最後にみなさんから寄せられた質問に答えて。
このたびは、「質問に答えて」を担当。
なかなか質問を出すことも難しい中、いろんな質問を出していただいた。
質問をいただいたことで、こちらもハッとさせられることも。
6月、10月、そして2月と開催された平成26年度の連続研修会。
3回受講された方には修了証が組長より手渡される。
たくさんの方がこれまでご縁に。
先日の呉東組婦人会連盟の新年会に引き続いての会所。
お天気もよく、婦人会の方々のご協力もいただきながら、無事終了。
ようこそのお参りでした。
2月16日(月)
一時の氷が張るほどの冷え込みはなくなったが、それでも寒い朝。
今朝は、広南小学校読み聞かせ。
担当は6年生。
読んだ本は、『およげラッコぼうや』。
先日、名誉総代さんより、手持ちの絵本を何冊かいただいた。
その中の一冊。
絵がほのぼのとして印象的で選んだら、新美南吉の『ごんぎつね』や『手袋を買いに』の絵本を描いた黒井健さんの絵本。
作者は、アメリカのナンシー・ホワイト・カールストローム。訳者は工藤直子さん。
誰かと遊びたくてたまらない、ラッコのジョシー・オッター。
お母さんが「きょうは おとなしくしていなさいね」と言っているのに、知らん顔してどんどん友だちを探しに。
アザラシ、セイウチ、ツノメドリ、ミツユビカモメ、ウミガラスにホッキョクギツネ。
誰も遊んでくれない。
そうこうしているうちに、ラッコのジョシーは迷子になってしまった。
すると、はるか波の向こうから、ラッコ坊やの名前を呼びつづける歌声が・・・。
その歌声に導かれ、ジョシーはお母さんのもとへと。
訳者のくどうなおこさんが、本の袖に、
ジョシーといっしょに あそんでね。
この絵本をながめているうちに
わたしも ちいさいころに
「じぶんの名前入りの歌」を
つくってもらったのを 思いだしました
それをきくと わくわくして
どんなに むずかっていても
にこにこしたものです
どうか この絵本で ラッコのジョシーと
あそんでやってください
そして 世界に たったひとつの
「じぶんの名前入りの歌」を
お子さんに うたってあげてくださいな
と記している。
以前、『阿弥陀経』の「舎利弗」を自分の名前に置き換えて読むと・・・と、聞かせていただいたことを、ふと思い出す。
お母さんのよびごえ。
ほんわかとしたお話。
「図書室にその本があったら、また読んでみたいと思いました」との感想にニコっと。
2月13日(金)
寒いけれども、空気の澄んだ一日。
午後から川尻真光寺で、呉東組僧侶研修会(同朋研修会)。
研修会の後、親睦会もあるので、「飲んだら乗るな」と、久しぶりにJRに乗って安芸川尻駅に。
広島別院、教区の委員の方が来られ、今回も組内全ヶ寺出席で開催。
過去帳の取り扱いに関する問題を中心に、お寺の情報管理がテーマ。
時々、自分のルーツ、家のルーツを訪ねて、ご先祖のことでいろいろと問い合わせはあるけれど、寺の過去帳は一切見せることは出来ない。
その代わり、その都度、個々の応対はするのだが、基本的に限られたことしかお応えできない。
でも、それが何故かということを再確認し、学ぶことがこのたびの研修会。
2月9日(月)
小雪がぱらつく寒い朝。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
3年生を担当。風邪が流行っているようで、空席が目立つ。。。
こんな寒い日は、ほのぼのとあたたかい絵本かな。
今日の本は、『アナグマのもちよりパーティ』。
ハーウィン・オラム文・スーザン・バーレイ絵。
以前読み聞かせでも読んだことのある『わすれられない おくりもの』のシリーズ。
アナグマくんがもちよりパーティーを開くことに。
みんなが何かを持ち寄ってパーティーを開くのだが、モグラくんは持ち寄るものが何もない。
アナグマくんに相談すると、「きみさえよかったら、きみじしんをもってくるってかんがえてよ」と。
普段着で何も持たずにやってきたモグラくん。
案の定、他の子たちから白い目で見られ・・・。
そのとき、アナグマがそっときて、
「ねえ、モグラくん。たしかにぼくは、なにももってこなくてもかまわないっていったよ。きみじしんだけでって。でも、それはそんなすみっこで、いじけてかなしそうにしているきみのことじゃない。いつもどおりのきみ、いつものゆかいなきみのことだったんだ」
そこで、モグラくんは、いつものゆかいな姿でみんなを楽しませて・・・。
ほっとするような話だったけど、最後まで静かに聞いてくれていた3年生にはどんなふうに映ったかな。