専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
8月8日(金)
今夜は仏教壮年会の納涼会。
8月例会はいつもより1時間早いスタートで、本堂で重誓偈のおつとめと住職の短い話から。
そして、場所を集会所に移して、納涼会。
いつもなら、窓を全開にして扇風機を回し、汗をかきながらの納涼会だが、今晩は少し開けた窓から海風が入って来て、何とも過ごしやすい。
ただ、これからやって来る台風・・・。
明日は大潮と重なるそうで、長浜の海岸沿い、小坪の臨海は浸水が心配。
専徳寺墓地のあるアラメの鼻の小坪へ向かう旧道が、先日の雨で少し崩れて通行止めになっているそう。
また、明日は長崎原爆の日。
今年は広島が珍しく雨だったが、明日の長崎も雨かな。
原爆が投下された午前11時02分。ちょっと手を休めましょう。
この日を迎えるたび、10数年前の8月9日、『くれえばん』主催の永六輔さんの講演会が専徳寺の本堂で開かれたとき、講演の途中に消防署からの町内放送で黙祷の呼びかけがあったので、永さんが講演をやめて、みんなで1分間の黙祷をしたことがあったのを思い出す。
お盆を前に、いろいろ心配な日となりそうだが、お互い気をつけて。
8月8日(金)
このたびより朝席が以前の7時30分から9時に変更。
ずいぶんゆっくりと小坪説教所の盂蘭盆会御満座へ。
今朝もかなしみをテーマに、絵本の読み聞かせより。
大好きな友達、ことりくんを失ったくまくん。
きれいな小箱にことりくんを納め、いつも持ち歩いていると、森の動物たちが何を入れているのか尋ねてくる。
それで箱を見せると、みんな困った顔をして、
「くまくん、ことりはもうかえってこないんだ。つらいだろうけど、わすれなくちゃ」
と。
くまくんは、自分の家に閉じこもってしまった。
ある晴れた日、草のにおいに誘われて外に出たくまくん。
おかしな形をした箱を持ったやまねこと出会う。
その中身を見せて欲しいとお願いすると、やまねこはくまくんの持っている箱を見せて欲しいと。
くまくんが箱を開けて見せると、
「きみは このことりと、ほんとうになかがよかったんだね。ことりがしんで、ずいぶんさびしい思いをしてるんだろうね」
くまは、おどろきました。こんなことをいわれたのは、はじめてです。
やまねこの箱にはバイオリンが入っていた。
そのバイオリンで、くまくんとことりくんのために演奏してくれた。
その曲を聴きながら、くまくんはことりくんとの思い出を次々と思い出した。
それで、くまくんはことりくんとの思い出の場所にお墓を作って・・・。
また、実はやまねこもそんな悲しみを・・・。
モノトーンで、決して楽しい絵本ではないけれど、かなしみが与えてくれた大切なこと。
金子みすゞの『さびしいとき』を思い出しながら。
さびしいとき
私がさびしいときに、よその人は知らないの
私がさびしいときに、お友だちは笑うの
私がさびしいときに、おかあさんはやさしいの
私がさびしいときに、佛さまはさびしいの
(『金子みすゞ全集』JULA出版局より)
お盆をご縁に、仏さまの大悲に抱かれてお念仏。
続いてようこそのお参りでした。
8月7日(木)
昨日の天気が嘘のように、青空のひろがる天気。
それでも、台風がこっちに向かっているそう。
昼から小坪説教所の盂蘭盆会に。
小坪説教所は、小坪自治会が運営・管理している説教所。
大変熱心なところであるが、諸事情もあって、このたびから法座を4席から3席へ。

昨年もちょうど7日・8日とこちらのご縁をつとめさせていただいたが、その1週間後に父の死。
願土にいたればすみやかに
無上涅槃を証してぞ
すなはち大悲をおこすなり
これを回向となづけたり
『拝読 浄土真宗のみ教え』(本願寺出版社)にもお盆の味わいとして出て来る『高僧和讃』天親讃のことばより、「かなしみ」をテーマにお話を。
夜席では、小学校の読み聞かせが、この春よりこちらの都合で出来なくなったので、久々に法座で読み聞かせ。
イギリスのメラニー・ウォルシュの『さようなら、おばあちゃん』。
おばあちゃんの死を誤魔化すことなく、隠すことなく、ママが幼いわが子にやさしく伝えていく話。
「だけど、やっぱりかなしい」
「そうね、ママもよ。おばあちゃんがだいすきだったから こころにあながあいたみたいに かなしくなるの」
「でも、たのしい おもいでも いっぱいあるでしょう。いっしょに いろんなことをしたわよね。いつまでも おぼえていようね。だいすきなおばあちゃんのこと」
かなしみを通して、いろんなことに気づかせていただく。
かなしみを通して、阿弥陀さまの大きな願いに・・・。
ようこそのお参りでした。