ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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広南小学校 二分の一成人式

2月25日(火)

今日は、少し暖かく。

午後から広南小学校の二分の一 成人式に。

 

20歳が成人式。

その二分の一の10歳を迎えた小学4年生の、今日は「二分の一 成人式」。

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先日、中学校の立志式に出席した4年生。

今日はその時の立志式の7年生(中学1年生)も出席し、地域の方、保護者も一緒になって行われた。

 

ひとりひとり壇上で校長先生より「二分の一成人証明書」をいただき、ふり返って壇上で自分の将来の夢を語る。

みんないろんな夢を。

パティシエ、美容師、パン屋さんになりたいという多くの声。

 

それに先立ち、一番に発表したのが、長男碧流。

「ぼくの将来の夢は・・・」

何ていうのだろうと思っていたら、

「専徳寺の住職を継ぐことです。」

と。

初めて聞いたそんな思いに、親として嬉しい思いと、複雑な思いと・・・。

 

家に帰り、「出席してた地域の人たちが涙ながらにびっくりして喜んでたって」と聞かされ、「そんなつもりでは・・・」と本人。

 

何はともあれ、子どもたちの夢が、喜んでもらえる職業って言ってたのが印象的。

また、その後披露された親の我が子に込めたメッセージ。

みんな生まれてきてくれてありがとうと。

 

何かとニュースで見かける成人式。

それと違って、夢を語り、感謝のことばを伝えあえる二分の一成人式。

 

その場を用意してくださった先生方。また、一緒に祝ってくださった地域の皆さん、保護者の皆さん、そして成長し、感動させてくれた子どもたちにありがとう。

 

2014年2月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(25)

2月24日(月)

ソチ・オリンピックも終わり、今朝は2月最後の広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

今日、読んだ本は、

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『オオカミくんはピアニスト』

2007年にアニメーション映画化され、カンヌ国際映画祭をはじめ、いろんな映画祭に出品されているようなのに、何故か日本公開のなかった作品。

 

こころやさしいオオカミくんはピアニスト。

でも、ひとりぼっち。

 

そのオオカミくんのもとへ、

「オオカミくんへ

ぜひ ピアノをきかせてください。」

と手紙が届く。

 

オオカミくんは、遠いその送り主のもとへピアノを引っ張って訪ねていく。

 

演奏のお礼に、カモメたちは魚を。

リスたちは木の実。

でも、オオカミの食べないものばかり。

それでも、オオカミくんは、「ありがとう」といただいて帰る。

 

ヒツジたちは、自分たちの毛で作ったセーターをお礼に。

喜んだのも束の間。

一匹のヒツジが、「オオカミは おなかがすくと ぼくたちを たべちゃうよ!」と叫んだので、みんな逃げ去ってしまう。

 

それでも、オオカミくんはみんなのことを思い続けて。

 

この本の帯に、「勇気の出る絵本  心をつなぐピアノの音色 きっと 誰かが待っている」と書いてあるのだが・・・。

 

それはともかく、いろいろと考えさせられる絵本。

自分がオオカミくんを招いたら、何のお礼をしよう?

オオカミくんは、なぜひとりぼっちなんだろう?

 

カモメたちは魚、リスたちは木の実。自分たちのなかで最大級のお礼だったに違いない。

でも、オオカミくんには・・・。

ヒツジたちは自分たちの毛で編んだセーターを。

でも、「オオカミは、ぼくたちをたべちゃうよ!」の一言で台無しに。

 

みんな、オオカミくんのことを知らない・・・。

 

読み終わって感想を聞いてみた。

一生懸命考えて何とか答えようとしている姿が印象的だったが、少し難しかったかな。

 

相手を思いやるこころを大切に。

 

2014年2月24日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

郷土広町歴史読本

2月22日(土)

本日、出来上がったばかりの広郷土史研究会が制作した『郷土広町歴史読本』を頂戴した。

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地域の歴史を学んでいる広地区の小学4年生と中学2年生に、副読本として役立てて欲しいと、広郷土史研究会が制作。

昨年暮れに、「専徳寺と石泉僧叡(石泉文庫)」と題した原稿を依頼され、対象が小学4年生ということで、4年生の長男が使っている教科書を見せてもらい、それに準じて書かせていただいた。

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その他、

「住蓮寺と宇都宮黙霖・木版印刷物遺物」

「善通寺と多賀谷武兵衛(文化新開・多賀谷新開築調)」

「真光寺と大林源蔵(大新開築調)」

広の4ヶ寺の紹介と、それに関連したことがいろいろと綴られている。

 

明治時代、日本一の模範村と称された広村。

その当時の広村の村是。4項目あるなかの一つが、

宗教を以て人心薫化の中心と為す事

お念仏を中心に、生活が、教育があった。

 

今は昔。

それでも、そのことを伝えられたら。

 

まもなく、広地区の小学校4年生に配布されるそう。

2014年2月22日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練~本願寺新報~

2月21日(金)

今日届いた『本願寺新報』2月20日号。

「読者のひろば」のコーナーに先月1月17日に行われた石泉文庫の防火訓練の記事。

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地域の方に加え、広南小学校3年生のみなさんと一緒に行った訓練の模様を、総代長さんが投稿してくださった。

いつもこうして『本願寺新報』に投稿してくださり、以前お参り先で遠方よりお越しの方から、「時々新報で専徳寺の記事を見つけては懐かしく思います。これからも続けてください」との声をかけていただいたことも。

 

こうしたことがまたご縁となって。

つなげよう、ひろげよう、大切なご縁。

2014年2月21日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組若婦人連続研修会・我聞会 2月例会

2月20日(木)

まだまだ寒いが、「ツピー ツピー ツピー」とシジュウカラの声が境内のイチョウの木から聞こえてくる。春もそこまで。

 

今日は、午前10時より午後3時まで、広の浄円寺にて呉東組若婦人連続研修会。

我聞会が中心となり、呉東組独自で行っている年3回の連続研修会。

組内婦人会20単位より、3名ずつが出席。

専徳寺からも3名参加。

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今日は「法話」と「グループディスカッション」と「質問に答えて」という内容。

閉会式では、平成25年度最終回にあたるため、3回受講された方に修了証が授与される。

 

親の後ろ姿。

良いところも悪いところも、子どもはしっかりと見てる。

そんなことを思いながら。 

 

そして、今夜は阿賀の法幢寺にて我聞会の2月例会。

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』の(158)(159)。

存覚上人の書かれたお聖教に疑問をもった息子蓮悟さまより質問を受けた蓮如上人。

「名人のお書きになったものは、そのままにしておきなさい。こちらの考えが及ばない深い思し召しのあるところが、名人の名人たるすぐれたところなのである」と答えられたという話。

 

「我執を捨てよ」との思し召しらしいのだが、学問と信仰の違いを表現しているのかなぁとも思ったり。

学問は問題意識を持って望む。それに対して信仰は、そのままを領解するところに。

 

そんな話から越後七不思議の話が出てきて、「これって知ってます?」と問われたので、うろ覚えで少し。

御遠忌の時に本願寺より出版された『図録 親鸞聖人余芳』に越後の七不思議が紹介されていたことを話したのだが、誰も見ていないと・・・。

 

現代から見るとナンセンスだと思えることでも、親鸞聖人を仰ぐこころがそこにあったのだろうなぁと思いながら。

 

法話では、『探偵ナイトスクープ』という番組での話から「気づき」をテーマに。

 

今日は朝から晩まで、担当の方はご苦労さま。

2014年2月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku