ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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呉東組仏教壮年会連盟 後期研修会

10月3日(木)

昨日の雨で昨夜は急に肌寒いくらいに。

今日は時折パラパラと。

午前中、広白岳地区、3日間で通り報恩講修了。

 

そして、18時より川尻真光寺にて呉東組仏教壮年会連盟の後期研修会。

専徳寺仏教壮年会からは5名参加で、総勢55名+組内法中。

今回の研修議題は、

自分にとっての仏様とは?」”-飲酒懇親を兼ねてのグループ討議-”。

『蓮如上人御一代記聞書』に、

(212)
一 蓮如上人、あるいは人に御酒をも下され、物をも下されて、かやうのことどもありがたく存ぜさせ近づけさせられ候ひて、仏法を御きかせ候ふ。さればかやうに物を下され候ふことも、信をとらせらるべきためと思し召せば、報謝と思し召し候ふより仰せられ候ふと云々。

(295)
一、御門徒衆上洛候へば、前々住上人(蓮如)仰せられ候ふ。寒天には御酒等のかんをよくさせられて、路次の寒さをも忘られ候ふやうにと仰せられ候ふ。また炎天の時は、酒など冷せと仰せられ候ふ。

 

いつもの研修会では、御講師の話を黙ってお聴聞するだけだが、このたびは参加者にそれぞれ話してもらおうと、飲酒飲食をしながらグループ討議。

それぞれに仏さまとの出遇いがあり、それぞれに仏さまがおいでになる。

南無阿弥陀仏

 

そして、最後にある会員の方より、昔祖父母につられてお寺参りに行くと、休み時間にのど自慢のお母さん方が歌っていた炭坑節の替え歌。

船が出ますよ 六字丸(ヨイヨイ)
信の一念乗せられて
仏恩報謝の帆を揚げて
迷いの港を今出ます(サノヨイヨイ)

この一番の歌詞は覚えているけれど、二番の歌詞が思い出せないので、もしご存知の方がいればとご披露し、みなさん一緒に「サノヨイヨイ」と。
もし、ご存知の方がいらっしゃれば、ご一報を。

ようこそのお参りでした。

2024年10月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

通り報恩講

10月1日(火)

今日から10月。

昨日から通り報恩講が始まる。

今年は暑い時を少しでも避けて、虫干しが終わってからにしようといつもより遅めのスタート。

それでも汗ばむ。。。

これから平日の午前中はほぼ通り報恩講。

「都合により今年はお休みします」と連絡があるところもあれば、「この日だったらいつでも大丈夫なので」と連絡してくださるところも。出来るだけご要望に応えられたら。

裏の彼岸花がようやく咲き出した。

白い彼岸花が満開。

赤いのはまだまだつぼみ。

衣替えも当分先の事となりそう。

 

2024年10月1日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫虫干し法座(3)

9月27日(金)

朝席で石泉文庫虫干し法座、御満座。

このたびは虫干しの大蔵経にちなんで、浄土三部経。
今席は『仏説無量寿経』のお味わい。

 

法座終了後、石泉文庫へ干した経本をお返しに。

人手が足らなくなる中、

今回も役に立ったのは、コールマンのカート。

一台で4人分くらいの働き。

ただ、上り坂はきつい。。。
明日は筋肉痛かも。

石泉文庫へ経本を運び、今度は二階にバケツリレー形式で運び入れる。

このたびは総代のみなさんが声をかけあって、初めてご参加してくださった方も。

おかげで今年も無事終えることが出来た。

 

ようこそのお参りでした。

来週からいよいよ通り報恩講。

石泉文庫虫干し法座(2)

9月26日(木)

石泉文庫虫干し法座、2日目。

今日の朝席は、浄土三部経の『仏説観無量寿経』と『仏説阿弥陀経』のお味わい。

法座終了後、虫干し2日目。

 

 
 
 
 
 
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いつも1日目は小学生の元気な姿が。
でも、2日目は少人数で黙々と。

ただ、今年は何かとバッティングしているのか、いつも参加される方の姿がなかったり。

来年の課題が山積。。。

とりあえず、このたびの虫干しは明日石泉文庫にお返しするのみ。

ようこそのお参りでした。

石泉文庫虫干し法座(1)

9月25日(水)

今日の朝席から石泉文庫虫干し法座。

2週間前から毎日毎日天気予報を確認。
ずっと9月25日は雨マーク。。。

でも、一昨日あたりからだんだんと雨マークから曇りマークへと。

何とか無事開催。

ただ、このたびは石泉文庫修復中で人手が少しでも欲しいと言うことで、そちらに集中して、お聴聞される方が少なく。。。
次回の総代会でこの件は検討課題に。

御講師は、呉東組内 阿賀 法幢寺 津立経治師。

正信偈の

如来所以興出世 唯説弥陀本願海

のお味わい。

 

法座終了後、石泉文庫から蔵書の半分を専徳寺へと運ぶ。

文庫の二階からバケツリレー形式で下ろされた経本を、

この細いアップダウンのある道で、専徳寺まで運ぶ。

今年も広南小学校のみなさんがお手伝い。

何往復もして、本を運んでくれる。

すべて運び終わったら、

 
 
 
 
 
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本堂に張ったロープに経本を干していく。

ロープに干す虫干しは他所では聞かない。
いつの頃から行われているのか分からないけれど、きっと一昔前までこの長浜は漁網の製産が盛んだったので、丈夫な紐を使って虫干しすることを始めたのではないだろうか。

長浜の文化と歴史がつまった虫干し作業。
大変な作業ではあるけれど、続けていけたらいいな。

と、虫干しが終わった後、6年生に石泉文庫のことを話す中で紹介。

 

午後3時。

有志のみなさんが集まってくれて、干した経本の後片付け。

明日も朝7時30分からの法座終了後に残りの半分を虫干し。

 

暑い中をありがとうございました。
そして、ようこそのお参りでした。