専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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4月16日(火)
昨日からニュース等でこの件についての報道があったが、組長より正式にFAXで以下の通達があった旨、連絡があった。
このたび、ご門主さまには、平成25年4月15日、立教開宗記念法要後、本山御影堂において、平成26年6月5日をもって、門主をご退任になる旨、ご発表になった。
と。
ご門主さまには、昭和53年9月30日にお越しいただいている。
清風宝樹を吹くときはいつつの音声いだしつつ宮商和して自然なり清浄薫を礼すべし (浄土和讃)
新たな清風にのせて、お念仏が弘まりますよう。
4月13日(土)
朝5時33分頃、淡路島を震源とする震度6弱の地震。
呉市も震度3。
それでも、何も気づかず夢のなか・・・。
8時30分より住蓮寺にて、長浜日曜学校の入校式と花まつり。
今年は新1年生2名が入校。
甘茶とは、「甘露」。ヒンドゥー教の“アムリタ”に由来する。
アンコールワットにレリーフとして残る『乳海撹拌』が有名だ。
「アムリタ」とは、本来“不死”を意味するそうだが、死なないというよりも、“生きる”と味わう方がしっくりくるだろうか。
すべての「いのち」にありがとう
お釈迦さまの誕生により、私たちは「ありがとう」を学んだ。
大海の海底に目の見えない一匹の亀がいた。
その亀は100年に一度だけ、海面に顔を出すのだそうだ。あるとき、真ん中に穴の開いた一本の枯れ木が浮かび、漂っていた。
その大海に浮かぶ枯れ木の穴から、その目の見えない亀が顔を出す可能性が果たしてあるだろうか?と、お釈迦さまが弟子に尋ねた。
弟子は、絶対とはいえないが、それはあり得ないと答えた。
お釈迦さまは、おっしゃられた。
この亀が枯れ木の穴から顔を出すことよりも、この世に人間として生まれると言うことはもっと有り難いことなんですよ。
と。 (盲亀浮木のたとえ)
お釈迦さまの誕生を祝って甘露の雨が降った。
「生きる」雨だ。
生まれてきたとってもありがたい“いのち”を祝福して。
お釈迦さまの誕生も尊く、この世に生まれてきたものすべてが尊い。
生まれてきたことに「ありがとう」。
チロルチョコを食べて、その包み紙をマグネットに。
そのマグネットを見るたびに、「いのち」「ありがとう」をフッとこころに。
4月8日(月)
今日は広南小学校入学式。
昨日までの春の嵐で、少し桜は散り気味だが、青天のもと新1年生、入学おめでとう。
先日痛めた喉も、2日間休養して本調子ではないものの、声が戻ってきた。
今夜は仏教壮年会の総会。
そして、今日4月8日はお釈迦さまの誕生日。
仏壮会員の方に誕生仏のパッケージに包まれたチョコとマグネットのセットをプレゼント。
花まつりには甘茶をかけてお祝いするが、この甘茶はお釈迦さまが誕生されたことを天の龍が祝って降らせた「甘露」の雨に由来する。
「甘露」、古代インドのことばで“アムリタ”。
今日は「いのち」の大切さをお示しいただいたお釈迦さまの誕生日。
ただ、「おめでとう」と祝うのではなく、「ありがとう」と感謝。
全日本仏教会の花まつりポスターには、
すべての「いのち」にありがとう
と。
今年度もいろいろとお世話になります。