専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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5月22日(火)
夕方、広島ホームテレビの『Jステーション』(16:50~18:56)で、「イマドキのお坊さん“僧職男子”」という特集が放送された。
また、先日の土曜日には、広島テレビ『ウェークアップ!+』のなかで、「今なぜ“坊主ブーム”!?」という特集が。
『美坊主図鑑』という本まで出版され、にわかに若手の僧侶が注目されているそう。
実は、先日の総代会で総代さんから『ウェークアップ!+』を見た話を初めて聞いて、後からビデオでチェック。
最近は後から聞かされる情報も多々あるため、タイムシフト再生の出来るビデオが大活躍。
今日の『Jステーション』の放送のなかでは、広島青年僧侶春秋会の活動が紹介され、特にショットバーでの『オアシス法話』が中心に。
そのオアシス法話で法話をしていたのは、何と阿賀の西光寺住職。
いろいろと好意的に注目されるのは良いのだが、これがただのブームとならないよう、このご縁を大切に。
5月21日(月)
今日は親鸞聖人の誕生日『降誕会(ごうたんえ)』。
旧暦の4月1日に当たるこの日。
朝から日食が見られると、昨日の運動会の代休にもかかわらず、長男は6時からさっさと起きて空とテレビのにらめっこ。
ただ、朝から曇り空。
一番欠ける7時30分近くになって、ようやくつぶ山の上、雲のなかから太陽が姿を現す。
呉市での最大食分は0.922。
金環日食とまではいかないが、ほぼ隠れた状態に。
光の色がすーっと変わり、冷やっとした風が吹いてくる。
2009年の夏に見た日食用のグラスで天体ショーを楽しむ。
その後は、徐々に雲がなくなって、きれいに見えた。
1183年、源平合戦の最中に金環日食が起こり、源氏は日食を知らずに混乱して敗走。平家はあらかじめ日食が起こることを知っていて、勢力を盛り返し、源氏に勝ったのだそう。(水島の合戦)
そして、その10年前の1173年。
親鸞聖人が誕生された年。
その年にも、何と関東地方で金環日食が。
貴族社会から武家社会へと移りゆく混乱した12世紀は、金環日食が日本各地で何度も見られたそう。
《参考》日食ナビ
当時は今のように情報のない時代。
そんななか、『方丈記』にも登場する安元の大火(1177),治承の辻風(竜巻)(1180),養和の大飢饉(1181),元暦の大地震(1185)などなど、相次ぐ天変地異。
そこに源平合戦も加わって、人々は混乱したことだろう。
それを思うと、情報のある今を生きている私たちは、何とも幸せなこと。
でも、その情報が時として混乱させる。
今日は、親鸞聖人の誕生日。
呉東組親鸞聖人鑽仰会により、この地域の各家庭に、新聞の折り込み広告と一緒にこの合掌チラシが配られた。
5月20日(日)
今夜7時より、総代会。
議題は、来月開かれる門信徒会世話係総会に向けて。
総会は、6月18日(月)午前10時からに決定。
また、総代さん、世話係さんにはいろいろとお世話になります。
9時に運動会に行って長男出場の80メートル走をビデオに収め、それから法事4件済ませて、再び運動会。
そして、夜は総代会。
この一週間、次男が風邪をひき、咳が続くため、せっかく慣れてきた幼稚園を休む。
ようやく治ってきたかと思った頃に、今度は親が・・・。
喉に痛みがないから良いが、大変聞き苦しい声で読経するのが心苦しい。
病は気から。
運動会の子どもたちの元気をもらって。
明日は親鸞聖人の誕生日。
そして、日食。
残念ながら、このあたりは金環日食とはならないが、晴れたらいいな。
5月19日(土)
青天のもと、午前10時より専徳寺本堂にて初参式。
9名のお子さんと、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。
一緒に初参式のご縁に遇う。
「らいはいのうた」のおつとめをした後、専徳寺住職が『初参式についての御消息』を拝読。
続いて、住蓮寺住職のご法話。
ぺんぎんの子が生まれた
父さんと母さん
それぞれのおじいさんとおばあさん
さらにはひいじいさんとひいばあさん と
ほんの二五代さかのぼっただけで
この子の両親を始めとする先祖の総計は
六七一〇万八千八百六二羽になる
そのうちのどの一羽が欠けても
この子はこの世に
現れなかったぺんぎんの子が生まれた
ひとりひとり、尊いいのちを授かった。
そして、そのいのちはつながりあっている。
今はお互い知らない子たちも、みんなみんなつながっている。
そのいのち、そのつながりをたいせつに。