専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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5月1日(火)
世のなか、ゴールデンウィーク。
この連休中、法事の予定がずっと入っているが、今日と明日だけ法事の予定なし。
それでも、午後から呉東組仏教婦人会連盟の担当者会議が川尻真光寺で。明日の夜は法中会。
呉東組も新体制に替わり、事務局、聞名講、ご縁の会、それに次いで婦人会連盟も担当することに。
なかなか大変な仕事ではあるが、誰かが動かないと始まらない。
できる限りのことをさせていただく。
今日は、役員改選、会則の変更等について。
そんなことで、家族を連れてどこかへ・・・。ということは難しい。
先日、呉ポートピアに行ったとき、しゃぼん玉を見つけて購入。
次男の蓮が夢中になって、あっという間に液がなくなっていく。
しゃぼん玉
しゃぼん玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えたしゃぼん玉消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた風々 吹くな
しゃぼん玉飛ばそ
野口雨情作詞の『しゃぼん玉』。(中山晋平作曲)
この話は以前、瓜生津隆真先生より聞かせていただいた。
《参考》本願寺『みんなの法話』
この話には諸説あるようだが、幼くして亡くなった子を悼み歌った詩。
《参考》野口雨情記念 湯本温泉 童謡館
それだけ見ると、悲しい詩のように見られるが、この詩に見られるのは“親の願い”。
大日本仏教子ども会発行の児童雑誌『金の塔』に発表されたこの詩。
無常のなかに、大きな願い。
5月5日はこどもの日。
桃の節句に、端午の節句。
子どもの成長を願う思いは、いつの時代も一緒。
風々 吹くな
しゃぼん玉飛ばそ
4月26日(木)
午後1時30分より、広南中学校の体育館で、「広南学園 開校記念式典」が開かれた。
呉市長をはじめ、たくさんの来賓の方が出席して、小学校児童、中学校生徒、みんな揃って開校記念式典。
「児童・生徒の誓いのことば」では、たいへん力強いことばに拍手。
自立に向かって 主体的に生きる
そして、今日いただいたパンフレットの裏に書かれていたのは、
この「自立」と「自律」は、調べてみると、少し意味が違うようだ。
「自立」とは、他からの従属より離れて独り立ちをすること。
「自律」とは、他から支配や制約などを受けず、自分の立てた規範に従って行動すること。
自立は他に頼らない。自律は自分で行動する。
ということは、「自立に向かって 主体的に生きる」とは、自立と自律の両方を現しているということだろうか。
独り立ちをして、自らのこころで行動する。
今、ツバメが一生懸命巣作りに励んでいる。
これから卵を産み、卵からかえった雛は、親からエサをもらい、大きく育って巣立っていく。
独り立ちをし、自分の力で生きていくことは大切なこと。
ただ、それが出来たとき、それまでのことをふり返ろう。
一人で何もかも出来たのではないということを。
巣立ったツバメは、独り立ちして、今度は自分が子育てをする。
そして、親の恩を知る。