専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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4月23日(月)
今夜から永代経法要。
人身受け難し、今すでに受く。仏法聞き難し、今すでに聞く。
この身今生において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの身を度せん。大衆もろともに、至心に三宝に帰依し奉るべし。
三帰依文(敬礼文)から、何のためにこの世に人としていのちを受けたのか。その糸口を聞かせていただいた。
永代経とは、今出遇えた教えを永代に伝えていくため、そのご懇念をいただくご縁。
以前は、世話を焼いてくださる方がいろんなところにいた。
でも、今ではそれが「大きなお世話」となり、関わりたくない、関わられたくない生き方がだんだんと主流になっている。
昨日行われたご縁の会。
ちょっとお寺が世話を焼いてみようと始まった企画。
永代経は後に伝えるご縁。
今私の遇うご縁であると同時に、後のものに対して世話を焼いていくご縁。
大きなお世話かも知れないが、そこには大きな願いも込められている。
明日もお誘いあわせてお参りを。
4月22日(日)
今日は午後4時よりクレイトンベイホテルにて、第2回呉東組ご縁の会。
ご縁の会とは、お寺が主催する婚活パーティー。
ご門徒さんに声をかけて、出会いのご縁を提供する。
天気予報では、荒れた天気になる予報だったが、何とか小雨程度。
第1回目は昨年11月13日。
その時は、男女各8名の参加だったが、今回は男性19名、女性19名の申し込み。
直前になって、男女各1名ずつキャンセルが出て、計36名の参加で行われた。
スタッフとして、1時間前に会場入りして準備。
開式の後、新組長のあいさつ、重誓偈の読経に続き、オリエンテーション。
そして、あらかじめ用意してもらった自己紹介票を交換しながら、すべての方と5分ずつ一対一の会話をしていただく。
予想以上に和やかな雰囲気で進んでいたようだ。
そして、フリータイムを挟んで、意中の方があれば、その方の名前(番号)を書いて投票していただく。
結果は後日発表ということで、そのままお開きに。
次回、予定は10月21日(日)。
その後、スタッフの反省会。
次回に向けて、いろいろと話が出る。
9時過ぎに帰宅し、早速集計。
カップリングが数組誕生。
カップリングが成功された方へは、クレイトンベイホテルのご厚意により御食事券のプレゼント。
カップリングとはいっても、出会いのご縁を結んだだけ。
大切なのはこれから。
良いご縁となりますように。
気がつけば、日にちが・・・。
永代経法要が今夜より。
お誘いあわせてお参りを。
4月18日(水)
桜の花が散り、境内にはたんぽぽの花。そして綿帽子。
この春から幼稚園に通い始めた次男の蓮が、幼稚園から帰ってきてこの綿帽子を“ふ~っ”と。
まだまだ、飛んでいくほど力強くは吹けないようだが、なんだか楽しそう。
永代経法要の案内と本願寺からの新聞『安穏』を仕分けして、総代さんに世話係のみなさんに配っていただくようお願いする。そして、世話係のみなさんから各ご門徒のお宅へと届けていただく。
このたびは、今年度の法座日程表も一緒に。
どうぞ、誘い合わせの上、いろんなご縁にお参りを。
それから、いよいよこの日曜日に開催される呉東組ご縁の会。
参加されるみなさんに最終のごあんないを開始。
メールアドレスをお持ちの方へはメールでごあんない。
そうでない方へは電話で。
ようやく半分ほど終える。
どちらも、たんぽぽの綿帽子のように、ふ~っと吹けば届いてくれるようなら・・・。
と、思いながらも、どちらもせっかくのご縁であるから、少しでも良いご縁となりますようにと、心を込めて。
総代さん、世話係さんにはお世話になります。
4月14日(土)
朝8時30分より、住蓮寺にて長浜日曜学校の入校式。
小学校1年生は3名。
ただ、2名は昨年から来ているので、実際には1名の入校。
長浜小学校は小坪小学校と一緒になって「広南小学校」と変わったが、こちらはそのまま「長浜日曜学校」。
入校式のあと、お釈迦さまの誕生を祝って花まつり。
お釈迦さまの紙芝居を観て、そのあと、誕生仏に甘露の水(甘茶)を注ぐ。
お釈迦さまが誕生された時、それを祝って9匹の龍が天から甘露の雨を降らせたことに由来する。
例年、このあと甘茶をいただくが、ここ数年不評であったため今年はとりやめに。
すると、「飲みたかった~。来年それだけ飲みに来ます!」と残念がる6年生の声が聞こえる。
あれば不評、なくても不評。なかなかこれも難しい。
千早振る卯月八日は吉日よ 神下げ虫を成敗ぞする
この甘茶。防虫効果があるらしく、昔はこの甘茶をもらって、それで墨をすり、この句を書いた紙を逆さまに室内に貼ると虫除けになるという風習もあったらしい。【参考】Wikipedia
ちなみに神下げ虫とはムカデ。(他の辞書では、ウジ虫とある。)
暖かくなると、このムカデがどこからともなくやって来る。
毎年このムカデに悩まされるものにとっては、いやな季節ではあるが、そんななかでお釈迦さまの誕生を祝う甘茶が登場するとは・・・。
何はともあれ、今年も1年ほとけの子としてやさしいこころを大切に。