専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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12月11日(月)
昨日の青空と打って変わって、今日は朝からどんよりと。
今朝は今年最後の広南小学校読み聞かせ。
担当は3年生。
年の瀬、あったかくなるような絵本がいいなと、選んだ絵本は
『バスが来ましたよ』 (由美村嬉々 文・松本春野 絵)
目の病気から全盲になった男性が、
地元小学生に助けられながら続けた、バス通勤。
「バスが来ましたよ」 その声はやがて、次々と受け継がれ・・・。
暖かい小さな手の、そして小さな親切の物語。
絵本の中で、「白杖」という言葉が出てくる。
でも、「はくじょう」と読むと伝わりにくいかな?と思い、「はくじょう・白い杖」と読んでみた。
読み終わった後、何だかみんなやさしい顔で感想を述べてくれた。
担任の先生が、「白杖って知ってる人!」と尋ねたら、数名手を挙げた。
これからも子どもたちのなかで、
ぬくもりがリレーされていきますように・・・・・・。
12月10日(日)
今日は午後から呉東組親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年・呉東組結成50年記念慶讃法要が川尻光明寺にて。
そして、夜は呉森澤ホテルにて祝賀会。
祝賀会に108名の参加者があり、その名札を用意するのが私の仕事。
名簿が出来上がってくるのがいつも直前。
それで、いつも名札を作るのは前日。
昨日、いつものように作ろうと思ったら、何と用意した名刺用紙が複合機の中でグチャグチャ。。。
そして、名札も数だけあると思っていたら、足らない!!
昨夜はお通夜があったので、衣を着けたままとりあえず百円ショップで名札を。
そして、朝一番にホームセンターで名刺用紙。
こんなこともあろうと、いつも予定を空けるようにしているけれど、いつものように予定は入ってくる。。。
それでも、いつものように何とかやりくりして、光明寺へ。
光明寺へ着いたら、まずはご本堂へ。
法要中はじっくりお荘厳を見ることは出来ないので、一足先に。
礼装第一種、色衣・七条袈裟を着けて、初めての「御本典作法」。
伝供衆の献灯・献花をお供えするお役目。
先日から五十肩で、一時は左肩の痛みがひどく、車のハンドルを切るのも「イタタタタッ」。
経本をいただくのでさえ、「イタタタタッ」。
献花はともかく、200号の金蝋をお供え出来るか不安だったけど、ここ数日サポーターをずっと着けていたのが良かったのか、今日はそれほど痛みもなく、無事終えることが出来た。
そのあとは、心地よい御本典作法のおつとめ。
当初この日は寒いだろうと思っていたけれど、今日は青空も広がり、穏やかと言うよりも暑い。。。
法要のあと、記念講演。
御講師は、講談師 旭堂南雲師。
「親鸞聖人のご出家」
明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
そして、広島雅楽会による記念演奏 舞楽「北庭楽」
たくさんの方にご縁に遇っていただき、よきご縁に。
余韻に浸る間もなく、急いで帰宅するとすぐに着替え、専徳寺から祝賀会に出席していただく、総代長・仏教壮年会会長・婦人会代表を車に乗せて呉森澤ホテルへ。
安芸教区教務所長(輪番)より乾杯の発声の前にサプライズ。
呉東組組長が現在安芸教区組長会の会長。
その就任祝いもコロナ禍でずっと出来ず。。。
そこで、事務局の発案として、教務所長より花束を。
和やかに、穏やかに、長い一日が終了。
ようこそのお参りでした。
12月8日(金)
今日は朝から仏教壮年会による境内清掃。
この日に合わせるかのようにイチョウの葉がほとんど散ってくれた。
今日の一番の大仕事は、屋根に貯まったイチョウの葉っぱ下ろし。
そして、裏庭の柚子の収穫。
また、成長しすぎた木の伐採。
柚子はいつもよりも少なめ?
おかげさまで綺麗に。
ありがとうございました。
清掃が終わると、昼まで通り報恩講へ。
穏やかで暖かい1日。
今日12月8日はお釈迦さまが菩提樹の樹の下でさとりを開かれた日。
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八月に求めたスリーマハ-菩提樹の下でねこ如来の写真をUP。
夜は仏教壮年会の例会。
除夜会に向けて、蓮の花作り。
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一日ご苦労さまでした。
12月6日(水)
今日は午前中、明神地区の通り報恩講。
お葬式が2件も出来たので、時間を気にしながら、合間を縫って。
そして、午後からは業者との打ち合わせ。
広南学園のクリーン活動もあったけれど、先日より五十肩がひどく、戦力にはなれないので、そちらは行かず。
ただ、先日から気になっていたことを。
御内陣がピカピカになると、そうでないところがどうしても気になってくる。
その一つが土香炉。
縁が煤けているのが気になって、色々とネットで調べてみたら、灰のならし方を延々と流しているYouTubeもあったり。
それらを参考に、道具を用意し、まずは灰をふるいにかける。
灰をすべてふるいにかけて、土香炉を洗う。
ひっくり返すと、何と! 土香炉の裏には「親鸞聖人七百回大遠忌記念」と「本願寺」の印。
これからも大切に。
綺麗になるとやっぱり気持ちがいい。
そこで、他の土香炉も次々と。
そして、沙羅。
本願寺派では「沙羅」、大谷派では「砂張」と表記して、いずれも「さわり」と発音するのだそう。
以前、おみがきの時にどなたかが磨いてくださったのだけど、中が白く。。。
修復前は御内陣も薄暗く、それほど気にもならなかったけど、修復後あまりにも目立ちすぎるので、
こちらも綺麗に。
2時間ほどかかって掃除終了。
土香炉は、本願寺派では青磁製で「玉香炉」と呼ばれるものを依用し、大谷派では「透かし香炉」と呼ばれるものを依用するのだと。
元々あったものをそのまま依用しているので、これまで何も気にせずにいたけれど、そういう違いを知るのもなかなか面白いかも。