ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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新しいことを求めて

12月19日(火)

新しいこと、と言うよりも、今の状況をよりよいものにと日々。。。

それは求不得苦?
求めても求めても満足することの出来ないものかも知れないけれど、せっかくだったらよりよいものにしたいな、と。

 

今日は年回法要の案内はがきを作成。

総代・世話係のみなさんにお願いして配っていただくところが多いのだけれど、だんだんと郵送しなければいけないお宅が増えてきた。

一々これは配っていただくところ、郵送するところと、最初から仕分けて印刷するのは手間なので、以前から無地のはがき用紙を求め、すべてそれに印刷。

地域ごとに印刷されるようにしているので、それを一枚一枚チェックしながら仕分け。

そして、郵送するものには切手を一々貼るのも大変なので、料金別納のスタンプをあとから印刷。
また、郵便番号枠の上に「郵便はがき」の文字を添えて。
これは、以前郵便局に「郵便はがき」と入れずに持って行った後、局員の方がわざわざ一枚ずつ書き添えてくださったことを聞き、それは申し訳なかったと、それ以降必ず後から印刷することに。
何か良い方法があれば。。。

そして、料金別納スタンプに何か入れるように。

去年は親鸞聖人御誕生850年のロゴを入れたけど、今年はどうしよう。。。

先日、本願寺のブランドマークとタグラインなるものが発表された。

これを見た方の目に止まって、関心を持っていただけたら。

 

今日の夕方、頼んでおいた大きな荷物が届いた。

先日、こんなのがあったらいいなぁと探していてたまたま見つけたもの。

障子仕立ての屏風。

今年の1月、「新年お寺でコンサート」を開催。

その際、演台と黒板を本堂の脇に移動したのだけれど、これが何とかなったらなぁ。。。と。

たまたま他のものを検索している時に見つけ、これだ!!と。

御内陣修復で、このたび金障子が紗から障子に変わったこともあって、なかなか良い感じ。

これなら反対側に、もう一つあっても良いかな。

普段は御内陣の余間で目隠し代わりにもなりそう。

先日の慶讃法要の写真をInstagramに投稿したのを見たお寺の坊守さまより、暖かマットを敷いているのを見て、それをヒントに足座布団を作りましたとわざわざご報告いただいた。

〈何か新しいもの〉というか、みんな〈こんなのあったら・・・〉と、ドラえもんの隣ののび太くんのような思いなのかな。

他に迷惑のかからないように、

やったもんがち とったもんがち (明和電機)

2023年12月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

御戸帳

12月18日(月)

先月の慶讃法要の直前に御戸帳が出来上がり、取り付けたところ、少し手直しするところがあったため、法要後に直しに。

その御戸帳が出来上がり、今日の夕方取り付けに。

すべての作業が終わると、外は真っ暗。

御厨子がそれぞれ仕立てられたように、ギリギリのサイズで作られているため、その寸法を測ってそれに合った御戸帳を取り付けようとしても微妙に合わなかったみたい。

このたびそれを手直しして、再び御内陣が整った。

 

戸帳とちょう」とは、神仏を安置した厨子ずしがん の前などにかける小さなとばりのこと。

その戸帳と、御本尊の阿弥陀さまには金華鬘きんけまん

両脇の親鸞聖人と蓮如上人には糸華鬘いとけまんが。

それを付けたらせっかくの姿が見えなくなってしまうと思うけど、これはわざわざ見えにくくして敬いの心を表している。

 

このたび新調された御戸帳の文様は、法要の時にも紹介したが〈希有けうの花〉。

お経の中には〈優曇華うどんげ〉として登場。
3000年に一度花が開き、その時に転輪聖王が世に現れると。
仏に出会うことの難しさを例えた花が、御戸帳に。

遇いがたくして今遇うことを得たり。

今ちゃんと出遇えていますよと。

 

 

2023年12月18日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku

初雪

12月17日(日)

昨夜は大荒れ。

夜中に突風で何やら倒れる音で目が覚め、

朝、境内を見てまわると、

シューズラックがひっくり返って。。。
2年前の今日も同じような光景が。。。

初雪がチラチラと。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
ちょうど1週間前、汗ばみながら呉東組慶讃法要をおつとめ。
ホントに、こんなお天気でなくよかった。

今日は12時のお葬式を終え、急いで昼食を済ませ、呉信用金庫ホールへ。

今年最後のコンサート。

小林愛実さんのピアノリサイタル。

今年は暑い7月に角野隼斗さんのピアノ。そして今日は小林愛実さん。

小林さんの斜め後ろから見る感じだったけれど、4列目だから手の動きがよく見えること。

今日の曲目はシューベルトとショパン。
クラッシック音楽は正直あんまりよく分かってない。
今日も「ポロネーズ」を見て「ボロネーゼ」?イタリア料理?とその程度。。。
でも、〈あ~、これ知ってる!〉って曲が流れてくると、

今年はいろんな音楽のご縁に出会った。

来年もいいご縁がありますように。

2023年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

津久茂地区 通り報恩講

12月13日(水)

今日は津久茂地区の通り報恩講。

津久茂地区の反対(西)側が米軍広弾薬庫。

内閣府告示第百二十六号
 重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律(令和三年法律第八十四号)第五条第一項及び第十二条第一項の規定に基づき、注視区域及び特別注視区域を次のとおり指定し、令和六年一月十五日から施行する。
  令和五年十二月十一日  内閣総理大臣  岸田文雄

百二十八  広弾薬庫  呉市

先日、広弾薬庫から半径1キロ以内ということで、津久茂地区だけでなく、長浜のほぼ全区域も注視区域に指定され、来月より施行されるみたい。

《参考》内閣府Web(https://www.cao.go.jp/tochi-chosa/kuiki/chushikuiki/hiroshimaken/kureshi/doc/kuikizu4-1.pdf

これで何か変わるのか、それとも何も変わらないのか。。。

 

今日のお参り先で、「ちょっとお尋ねするんですけど、真ん中が阿弥陀さまで、右側が親鸞さま?左側は?」とお尋ねになられたので、口頭で答えたら、「すぐに忘れるから、ちょっと待ってください」とメモを持って来られた。

そこで、中央に「阿弥陀如来」、そしてその右側に「親鸞聖人」、その左側に「本願寺第八代 蓮如上人」と記す。

すると、お仏壇の前に折り紙で折った鬼の面があったのがお参り中から気にはなっていたのだが、

「孫が先日やって来て、おばあちゃん、般若の面を折ってあげると、鬼の面を作ってくれた」のだと。

でも、「お仏壇の前に「般若の面」を置いてもいいもんでしょうか?」と尋ねられたので、「この蓮如上人にまつわる話で、鬼の面の話もありますから、大丈夫でしょう」と、写真を撮らせていただく。

《参考》肉付きの面 朝日新聞デジタル(http://www.asahi.com/area/fukui/articles/MTW20200713190450001.html

何ごともお念仏のご縁。

通り報恩講にて

12月12日(火)

昨日・今日と沼田地区の通り報恩講。

昨夜は久しぶりの雨だったけど、12月とは思えないくらい穏やかな暖かい2日間。

長浜には立派なお仏壇がそこかしこに。

お仏壇もさることながら、お仏壇の襖に書が入っているお宅も多い。

 

いつもおつとめさせていただいている時は、襖が開いた状態なので、全てが見えない。
だから、どなたの書か分からない。

今日はせっかくなので、おつとめした後に襖を閉めて、どなたの書か見せていただいた。

「是山」「恵覚」の落款。

是山恵覚勧学。
世羅の真行寺内に私塾光宣寮を建て、そこから石泉僧叡和上の著述を次々と出版。
「石泉」を世に知らしめたお方の書。

そして、こちらのお宅では、

大洲順道の書。

どちらも大切に受け継いでくださっているのが有難い。

 

そして、午後から広南中学校の持久走大会の応援。

昨年までコロナの感染予防のため、応援は出来なかった。
今年久しぶりに子どもたちの走る姿を。

通り報恩講もあと少し。
がんばろう。

2023年12月12日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku