ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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菖蒲

5月26日(金)

しばらくなかったお通夜が今日で3日連続。

昨日は午後から総代会があり、それが終わってから先日閉幕したG7サミットの会場にほど近い宇品の葬儀会館でお通夜。

そして、今朝は御当家の意向により朝9時から宇品でお葬式。

これがG7サミット会期中だったらと思うと。。。

 

朝の渋滞も心配なので、少し早めに出ようとしたら、ノアヤメの花が一輪咲いている!

先日植えて、今年は無理でも来年花が見れたらいいなと思っていたところに、ちょっと前からつぼみが付いていた。
それが何時咲くのかなぁと思っていたら、朝からいいことが待っていた。

 

ところで、「アヤメ」って、語源は?と気になって調べたら、漢字で表すと「菖蒲」なのだそう。

「菖蒲」は〈しょうぶ〉では?
どこでその違いを?

〈アヤメ〉〈ショウブ〉〈カキツバタ〉。

〈アヤメ〉の見分け方は、花弁の基部に網目模様があるから、「文目(あやめ)」となったとの説も。

よく見ると、「ほ~、そうかも」と納得。

ただ、〈アヤメ〉も〈ショウブ〉も「菖蒲」と漢字で表すのは?

 

菖蒲色あやめいろ」#B168A8と「菖蒲色しょうぶいろ」#674196。

日本には美妙な色合いを花の名前で表している。

それを大切にしたい。

おっと、もう一つつぼみを発見。

 

大きくなあれ。

 

2023年5月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

親鸞聖人御誕生850年

5月21日(日)

親鸞聖人御誕生より850年。

今日で本願寺の慶讃法要も御満座。
G7サミットも閉幕。

今朝の新聞折り込みチラシの中に、毎年恒例の呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会(協賛 呉東組仏教婦人会連盟)の合掌チラシ。

ちなみに、こんな俳句があるのを知った。

明易あけやすや 花鳥諷詠かちょうふうえい 南無阿弥陀 (高浜虚子)

「明易」とは、夏至前後の短い夜、夏の夜明けが早いとの意だそう。
「花鳥諷詠」とは、高浜虚子の造った俳句理論。

 

ここのところ、目覚ましタイマーをかけていても、それで目を覚ますことがなくなった。
明るくなったら自然と目が覚めるようになったため。。。

年寄は朝が早い?

暗くなれば眠くなり、明るくなれば目が覚める。

そのまんまをそのまんまに。

春・夏・秋・冬

春の花は春に、夏の花は夏に、秋の花は秋に、そして冬の花は冬に。
夏鳥は春から夏に、冬鳥は秋から冬に、季節ごとに渡ってくる。

そのまんまをそのまんまに。

そして、南無阿弥陀仏もそのまんまをそのまんま。

 

何も抗うこともなく、そのまんまを生きたらよいということなのかな。

岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる 

そうなんだろうけれど、それがなかなか。。。

 

今日、親鸞聖人の御誕生をお祝いするかのように、ヤマオダマキの花が一輪咲いた。

親鸞聖人像の台座の下に。

一昨年、オキナグサと一緒にオダマキも植えた。

でも、翌年・今年とオキナグサは元気に育ったけれど、オダマキは姿も形もない。
昨年はホタルブクロを植えた。こちらも姿も形もない。

日当たりが良すぎたのかなとか、肥料の問題?とか、いろいろと考えて、今回は日陰のこの場所に植えてみた。
それがようやく花開く。

 

先日、スミレの種を見つけ、写真に収めた。
すると、そこにはアリの姿も。

 
 
 
 
 
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浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿

 
植物は命を次につなげていくため、いろんな工夫を。

花鳥諷詠、日々の生活の中に花や鳥の姿をNHKの朝ドラ『らんまん』のモデルとなっている牧野富太郎さんのことば、

自然はわたしたちにとって得がたい教師です。
ただ、ぼんやりながめていてはなにも得るものはありませんが、
学ぼうという気持ちさえもっていたら、
自然はじつにいろいろなことをわたしたちに教えてくれます。

いろいろなことを学びながら、お念仏。

 

広南学園運動会

5月20日(土)

今日は広南学園運動会。

今年次男が中学3年生となり、最後の運動会。
去年も直前まで雨予報だったが、今年も。
順延となると、明日はすでに9時から昼過ぎまでずっと法事の予定が入っているので、それは。。。
と思いながら毎日週間天気予報を見ていたら、今週初めくらいから少しずつズレて、一昨日からの雨が昨日の午前中までで上がってくれた。

昨日から広島市内でG7サミットも始まった。
そちらにとっても雨でない方がいいのかな。

 

来賓でのご案内もいただいていたけれど、今年は保護者として参加する最後の運動会なので、保護者席にシートを持って。

曇り空であったが、風もなく、砂埃も立たず、いい日和。

今年は人数制限もなく、声出し応援も出来るように。

大きな中学生と小さな小学生の姿の対比が何とも言えない。

最後の広南中ソーランでは、次男の赤組は負けてしまい、総合得点でも白組が優勝。

ただ、中学生リレーでは、2番でバトンを受け取って、1番を抜き去り次走者に1番でバトンを渡すことが出来た。
優勝は出来なくても、競技も係の仕事も自分のやれることはやりきったと晴れ晴れと。

いい運動会を見せてもらった。

 

お昼までで運動会は終わり、帰宅すると荷物が届いていた。

ゴールデンウィーク中、連日午前中は法事。
午後からどこに行くでもなかったので、鐘楼の脇に花壇を作った。

鐘楼の南側に緑が生い茂っていい感じになって来て、鐘楼の脇にも何か。。。

ただ、ここは日当たりがよいので、いろいろと考えてノアヤメを植えることにした。

ゴールデンウィーク明けに注文したら、在庫のものの状態がよろしくないため、新たに仕入れて発送してくれると言うことになり、それが今日。

小さな株ではあるけれど、来年、再来年と、少し先の姿を楽しみに。 

 

 

 

2023年5月20日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏華

5月16日(火)

今、玄関前に次々と鉢植えの薔薇の花が咲き出した。

仏さまにお供えする仏華は、トゲのある花、毒のある花、香りの強い花などは昔からお供えしないと言われている。

これまでそれに何の疑問も持たなかったけれど、このたび薔薇の花を見ていると、何とも美しく、何とも香しいのに、何故このお花をお供え出来ないのだろうと。

 

仏さまに花をお供えすることを調べていると、燃灯仏授記のことが出てくる。

燃灯仏授記と言えば、先日団参で御本山にお参りしたあと、龍谷ミュージアムへも足を運んだ。
ここに復元されたトルファンのベゼクリク石窟寺院の回廊壁画にその場面が。

お釈迦さまの前世で、燃灯仏がお越しになられるのを聞き、前世のお釈迦さまは花を捧げようと少女から青蓮華を買い、散華したところ、その花は地上に落ちず、仏さまの頭上で止まった。
そのあと、仏さまがぬかるみを歩くことのないようにと、自らの長い髪を仏さまの足元に敷き、その髪、背中を踏んで仏さまはお渡りになり、「あなたは未来に仏となるでしょう」と預言され(授記)、その花を捧げようとした前世のお釈迦さまの姿こそ、仏華の始まりだといろいろなところで見かけた。

ただ、散華したのが始まりとあったり、このベゼクリクの壁画のように花を持っていたり。

 

何はともあれ、そこにはこんな花はダメという話ではない。
散華するのにトゲがあったらと思うけれど、散華で茎はさすがに。

お葬式でお棺の中にお花をお供えするのに、トゲがあったらと考えることもあるだろうけれど、その理由を尋ねてみると、忌み嫌うことが始まりのようにも。

そう思うと、基本的には私がこの花が一番と思う花を仏さまにお供えするのがいいのかなと。

 

今日は午後から広島別院で今年度(2023年)最初のサンガ部会。

G7サミット直前とあって、広島市内どれだけ警察車両・警察官とすれ違ったか。
本当にご苦労さまです。

そのG7サミットの前にLGBT法案と言うのがニュースで。

 

みんなちがって みんないい

 

広南小学校読み聞かせ(206)

5月15日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は2年生。

今週末、いよいよ広南学園運動会。

 

そこで読んだ絵本は、

『だいぶつさまのうんどうかい』(苅田澄子 文・中川学 絵)

去年も5月に2年生を担当。
その時も運動会直前と言うことでこの本を選択。

 

今日のこのクラスは人数が一番少ないと言うこともあってか、マスクを外している子がほとんどだったので、こちらもずいぶん久しぶりにマスクを外して。

何の競技もからだが大きすぎてうまくいかない大仏さま。
最後の競技で見せた組体操の「大仏ピラミッド」が。

読み終わって感想を聞いたけど、手は挙がらなかった。
そこで、どのシーンが面白かった?
と、パラパラページをめくると、目の前の子が「大仏ピラミッド」でニコッと笑顔。

マスクなしでこの笑顔が見れただけで充分。

 

運動会、お天気が心配だけど、無事迎えられますように。

 

2023年5月15日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku