専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
4月10日(月)
今日はいよいよ親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要へ。
お晨朝が朝6時からなので、ホテルを5時半に出発。
阿弥陀堂で讃仏偈のおつとめ。御影堂ではいつも正信偈と和讃の繰り読みをしていたので、このたびは何の御和讃だろうと調べてみたら、「正信偈和讃譜」と記されていた。
何?と思って調べたら、このたびの法要に合わせて新しく作られた正信偈のおつとめのことだった。
法中会で毎月練習しているのだが、先日の法中会で法要ではこれまで依用してきた十二礼の節の第二種と呼ばれるおつとめだと聞き、じゃ、この練習は何?と不思議に思っていたが、これをお晨朝でおつとめ。
ホテルで朝食を済ませ、午前中の法要に参拝。
このたびも団参担当なので、代表で受付手続きを済ませ、記念撮影をし、いよいよ御影堂へ入堂して法要参拝。
前から4列目だけど、1番端の席。。。
専徳寺の本堂の外陣に柱がない、その有り難さをつくづくと。
そのあと、飛雲閣を見て、時間があったので龍谷ミュージアムへ。
「真宗と聖徳太子」展
こちらもなかなかの見応え。
そのあと、昼食を済ませ、一路淡路島へ。
北丹震災記念公園に。
阪神淡路大震災の時の野島断層が保存されている。
口々に、あのとき自分はどうだったかと言う話をしてくれる。
私は京都の下宿先で寝ていた時に大きな揺れ。
結構な長さだったので、建物がこのまま倒れるのではと思ったほど。
次はいつ来るか分からない災害。
気を引き締めて。
夜は洲本温泉に宿泊。
コロナでカラオケは禁止だったけれど、皆さん和気あいあいと。
4月9日(日)
4月9日より11日まで、2泊3日の呉東組団体参拝。
専徳寺は第1班。
第2班は4月27日からの1泊2日コース。
当初、募集定員60名だったけど、体調不良等でキャンセルが出たりと最終的に47名。
専徳寺から5名のご門徒さんと住職の6名での参加。
バス2台なので、ゆったりと。
朝6時15分に長浜桟橋をバスで出て、お昼前に京都へ到着。
昼食後、集合時間まで30分あったので、昼食会場のそばに真宗大谷派の岡崎別院があったから、そちらへ参ろうと思ったら、ただいま工事中。。。
仕方なく、地図を見ると、黒谷光明寺がすぐ裏にあったので、ふと五劫思惟の阿弥陀さまを思い出し、行ってみることに。
浄土真宗最初門をくぐり、境内に入ったもののどこにあるのか分からない。。。
売店があったので、スマホに五劫思惟の阿弥陀さまを表示させ、「この五劫思惟の阿弥陀さまはどこですか?」と尋ねたら、「あ〜、アフロですね」と丁寧に教えてくださった。
「アフロでなく、五劫思惟の阿弥陀さまなんだけど。。。」
とりあえず急いで写真だけ撮ってバスで大谷本廟に。
そのあと、専徳寺の御門徒さまを納骨堂にお連れしてお参り。
ちょっと上まで上がってみたけど、このお墓は圧巻。
そして、本日のメイン、京都国立博物館で開催中の親鸞展に。
こちらも圧巻。
本願寺に近いホテルに宿泊。
出発が早かったのと、翌日のお晨朝(お朝事)参拝に備え、早めの夕食。
夕食後、まだ夜も早いので一人東本願寺へ。
お東さんでも慶讃法要があり、期間中涉成園(枳殻邸)がライトアップされているとの情報。
ただ、「9日より14日までライトダウンしてのイベント(月夜書屋)を実施予定」と記されていたので、ライトダウンとは真っ暗なの?と思いながらも向かってみた。
ライトダウンとはいいながら、なかなかきれいな姿が見れた。
こちらの建物の中でいろいろな本を自由に読むことが出来る。
そして周辺にも花灯路があり、山門もライトアップ。
帰りに本願寺前に行くと、こちらは。。。
今夜はお隣さんでよいご縁をいただいた。
4月8日(土)
昨日までの雨、そして今日の強風で、長浜の桜が一気に散ってしまった感じ。
今日は青空の下、朝からお隣の住蓮寺にて日曜学校入校式があったので、そちらへ。
3月に6名の6年生が修了し、人数が少なくなってしまった。
そこに1年生と3年生の姉弟が新たに入校。
1年生は来週月曜日が小学校の入学式。
学校も日曜学校もこれから楽しいことがいっぱいありますように。
入校式の後、お釈迦さまの誕生を祝って花まつり。
甘茶をかけてのお祝い。
背伸びして甘茶をかける1年生の姿が何とも。
入校、おめでとう。
お釈迦さまの御誕生、ありがとう。
昨年少しだけ花を咲かせた薄墨桜、今年は一つも咲かず。。。。
それでも、元気に若葉が出て来た。
来年こそは満開の花が咲きますよう。
その桜の下には、
サギゴケという小さな紫色の花が花盛り。
今年は植えたわけでもないのにスミレの花も咲いた。
以前は日当たりが良すぎて砂漠のように草も生えないような場所だったけど、一本の桜のおかげで木陰が生まれ、新たな命も。
ひとつの尊い命がほかの尊い命とつながってる。
天上天下唯我独尊
明日から2泊3日、呉東組団体参拝(第1班)で御本山へ。
そのため、日曜学校のあと、午後から初めて期日前投票に。
そして、団参の準備、外の諸々の用事を一つ一つ済ませ、今夜は仏教壮年会の総会。
ずっと暖かい日が続いていたので、少し肌寒く。
ってことは、明日の朝も寒い??
長浜桟橋をバスで午前6時15分発。。。
何はともあれ、良いご縁となりますよう。
4月4日(火)
今日はいよいよお内陣修復に向けて、御遷仏・御遷座。
まずは輪灯などの仏具を取り外し。
御本尊が御厨子から運び出される。
衣に蓮などが描かれている。
このたびは御本尊は修復せず、光背と蓮台を修復。
御開山親鸞聖人御厨子も解体されて搬出。
扉を閉じた姿を初めて見た。
御代前、蓮如上人の御厨子も。
御厨子の中に収まっていた親鸞聖人と蓮如上人像。
親鸞聖人の裏書きには宝永4年(1707)、寂如上人の花押。
蓮如上人像はそれよりも古く、万治元年(1658)、良如上人の花押。
どちらも御厨子に収めるため、無理矢理押し込んでいるような形になっていたため損傷が激しく、このたび何とか修復して収まるよう表装していただくことに。
御厨子も次々と解体されて運び出されていく。
そんな中で、職人さんから「仏具を見ただけでどこにあったかすぐ分かりますよ」と。
ここの仏具は海が近く潮風の塩害で金箔が剥がれてしまうのだと。
このたびの修復では、それらを考慮して作業してくださるとか。
何もなくなったお内陣。
御本尊は残る予定だったけど、仮の厨子を用意するために一旦御動座。
来週仮の御厨子とともに本堂へお帰りになる予定。
しばらくはさみしいけれど、綺麗に輝くお内陣を楽しみに。