専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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6月4日(月)
今日も青空。
今朝は広南小学校読み聞かせ。
担当は1年生。
初めての1年生教室なので、まずは自己紹介。
そして、今日読んだ絵本は、
『たった さんびきだけの いけ』 (宇治勲 絵と文)
今月は学校のいじめ撲滅強化月間ということで、いじめをテーマに読み聞かせをして欲しいと。
1年生には、ストレートないじめの話よりも、こういう話が良いかな。
森の中の小さな池に、1匹のカメと1匹の魚と1匹のおたまじゃくしが住んでいた。
小さな池にある小さな島に、カメは登ってひなたぼっこ。
島に上がれない魚とおたまじゃくしはそれがうらやましく、あるとき魚がカメに、
「カメさん おひさまにあたるって どんなかんじなの?」と尋ねた。
すると、おたまじゃくしが、
「さかなさん やめときな!そんなことをきいたって なんのとくにもなりゃしない。 ぼくたちは みずのなかだけでしか いきられないのだから カメさんなんか ほっときな」
と、カメを仲間はずれにするようになった。
しばらくして、おたまじゃくしから足が生え、手が生えてカエルになった。
カメと同じように島に登れるようになったカエルは、
「さかなさんって かわいそう!みずから いっしょう でられないなんて きみは ほんとうに あわれな いきものだね!」
と、今度は魚を仲間はずれに。
その夏、雨が一滴も降らず、水がだんだんと干上がってきた。
カエルとカメは隣の湖へ移ろうと思ったが、このままだと魚は死んでしまう。
カエルは自分の身勝手さに気がついて。。。
1年生、みんな静かに聞き入って。
6月1日(金)
午後4時30分より、広ステーションホテルにて呉東組総代会の総会。
総会に引き続いて、佐伯東組延命寺 徳永道隆先生の『親鸞聖人の生命観』のご講義。
住職でもあり、JR広島病院緩和ケアチームに所属、福山大学非常勤講師をされている御講師の体験談にもとづいてのお話を。
ビハーラ、ホスピス、ターミナルケア、終末期医療、緩和ケア、と、今ではいろいろと呼ばれているけれど、末期癌、特に死を間近に感じている方への心のケアを。
「死」 生きている人間にとって、一番遠ざけられて、忘れられている問題であるけれど、そこに宗教が入ることは重要なこと。
でも、日本はキリスト教文化圏の西洋とは違って、複雑な信仰形態が。
内容が内容だけに、デリケートな話ではあるけれど、お話を聞かせていただいて、いろいろな可能性を感じさせていただくご縁に。
何事もまずは「知る」ことから。
講義の後は親睦会。
いろんな話を聞かせていただけるので、こちらも「知る」ことから。
5月30日(水)
朝席で永代経法要が終わり、総代のみなさんと後片付けをし、10時30分から広南学園関係者評価委員会に出席。
広南小学校1年生から中学校3年生までの各教室を順番に参観し、そのあといろいろお話をうかがう。
終了が12時30分。
今日は仁方浄徳寺にて呉東組仏教婦人会連盟総会が10時から。
専徳寺仏教婦人会からも3名参加。
午後12時40分から、御講師に黒瀬組徳正寺の有谿賢友師をお招きして、 『漫画と仏教』 のお話があるので、急いで会所へと向かう。
以前、呉東組仏教壮年会連盟でも御講師に来ていただいているのだが、その時は法座と重なって。。。
今月初めの『中国新聞』洗心欄にも紹介されていたので、これは是非と。
漫画のこと、漫画と仏教の関わり、そしてどこに線を引くかで視点が変わるとの興味深いお話などなど。
どんなことでも、線の引きようでお念仏。
今日は朝から次々と、そんなことをいただきながら。
5月30日(水)
雨予報の永代経法要。
でも、雨が一滴も降らず、今朝で無事御満座を迎えた。
今日の朝席では、日本人にとって美しいと感じる日本語の話から。
「ありがとう」
「はい」
「おかげさま」
どれも、その意味を聞かせていただくと、もっと好きになり、もっと素敵な言葉だと感じる。
先日、1年ほど前に広でも撮影のあった映画『孤狼の血』を観に行った。
その内容はさておき、その主演をされた大上役の役所広司さんがインタビューの中で、
「台本になかったつなぎのシーンで口にした台詞です。『ありがとう』を『ありがと』と言うのですが、呉の街を歩いていても、よく耳に入ってくる言葉ですし、『元気におりんさいよ』といった日常のちょっとした会話と同じように、呉の人の温かさみたいなのが感じられるんですね。」
と、印象に残った呉弁の台詞が、「ありがと」だったというのをふと思い出した。
「ありがとう」「はい」「おかげさま」
どれをとっても南無阿弥陀佛。
その言葉の持つ意味を聞かせていただくと、ますます有り難く。
ようこそのお参りでした。