専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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5月11日(月)
GWをはさんだため、久しぶりの広南小学校読み聞かせ。
台風が近づいていることもあって、小学校は結構な風。それでも、子どもたちは元気に校庭で。
今日読んだ本は、『きんいろのライオン』。
イソップ物語やアラビアンナイトもこのジャータカ物語に影響を受けているそうだが、ジャータカ物語とは、古代インドのお釈迦さま前世の物語。
雄ライオンのマノージャは、年を取った両親と妹と奥さんと一緒に暮らしていた。
川の向こうの牧場には決して近づいてはならないとの父の教えを守っていたマノージャ。
ある時、ずる賢い“やまいぬ”に「王さま」と呼ばれ、「家来にしてください」と請われ、その気になったマノージャ。
“やまいぬ”にどんどん担がれ、とうとう牧場の馬を襲ってしまう。
馬を襲われた人間は、再び馬を襲いに来たマノージャに弓を放ち、血で真っ赤に染まったマノージャは・・・。
「友だち」をテーマにした作品。
親の声に耳を貸さず、“やまいぬ”にいいようにおだてられ、だまされて最期を迎えてしまう。
残されたのは、家族のなみだ。
やまいぬのようにも、マノージャのようにもならないでくれよとの親の願い。
5月8日(金)
今夜は仏教壮年会の例会。
先月は総会だったので、久しぶりにレジュメを作っての話。
先月開かれた広島雅楽会40周年記念公演、そして一昨日の西光寺住職継職法要での観無量寿経作法。
そうすると、今日は『観無量寿経』かなと。
浄土宗の有志の方が、『やさしいブッダの樹』というサイトを運営されていて、そこに『観無量寿経』の動画を配信。
その動画をみなさんに観ていただいたあと、『観無量寿経』の話を。
・・・もし念仏するものは、まさに知るべし、この人はこれ人中の分陀利華なり。観世音菩薩・大勢至菩薩、その勝友となる。まさに道場に坐し諸仏の家に生ずべし」と。仏、阿難に告げたまはく、「なんぢ、よくこの語を持て。この語を持てといふは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり」と。・・・
普段、法事で読むのは『阿弥陀経』。話をするのは『無量寿経(大経)』。
『観経』の話をするのは、お彼岸の時に少し触れるかな・・・。
「善導独明仏正意」
善導大師ゆかりの中国西安の香積寺。
ここを訪れたのは1994年。
布袍を着てお参りさせていただいたら、この塔のてっぺんに案内してくださって、よじ登って田園風景を眺めたのは覚えているのだけれど、もうあれから・・・。
ようこそのお参りでした。
5月6日(水)
GW最終日。
連日、忙しいほどではないけれど、この連休しか家族が揃わないからといわれるお宅の法事に。
楽しみは、そこここで見られる藤の花。
今日は午後から阿賀の西光寺住職継職法要に。

お寺の側の川沿いをたくさんのお稚児さんとその御家族が続く、続く。
そして、法要。
このたびは、『観無量寿経作法』。

初めてのご縁でもあり、いろいろと作法があるので、ドキドキしながらも、とても心地よくお参り。
そして、夜は祝賀会。

住職がメンバー一員である合唱団コール・スガンティと、西光寺コーラスのみなさんのコンサート。
『ふれあるき』という、越中地方の報恩講を歌った楽しい歌は、初めて聞かせていただき、何ともすてきな祝賀会に。
私の住職継職法要の際、会奉行(法要の指揮してくださる方)を当初西光寺前住職にお願いをしていた。
でも、その準備にかかる直前の8月初め、前住職が訪ねてこられて、てっきり法要の打ち合わせと思っていたら、癌が見つかって、法要の頃にはどうなってるか分からないから、会奉行を川尻真光寺様にお願いしましたからとの話。
あまりにも突然で、何も言葉にならなかった・・・。
そして、9月末。
住職補任式(本願寺で住職となるための式)を受けた翌日、前住職が亡くなられたとの知らせを受けた。
補任式の後、御報告方々御見舞に伺おうと思っていたのに・・・。
そんなこともあり、このたびの継職法要は、私にとっても大切な御恩返し。
少しくらいは出来たかな・・・と。
天気にも恵まれ、たいへん良いご縁をいただいた。
4月30日(木)
今夜は呉東組法中会が阿賀西光寺にて。
いつもは午後7時半より開かれるが、今日はそのあと来週行われる西光寺住職継職法要の最後の習礼(しゅらい/法要の予行)があるので、午後5時から法中会。
法中会は年度初めということもあり、いろいろと伝達事項の多いこと。
その後、食事をいただいて、7時より習礼。

先日は回畳(まわりじょう/お内陣の左右に敷かれた畳)に座っておつとめをする組内8ヶ寺の結衆(けっしゅう)のみでの習礼。
今日はその他の組内寺院の法中(僧侶)方も、当日余間(よま)に列衆(れっしゅう)としておつとめするので、みんな一緒に。
『観無量寿経』のおつとめは、行道などの作法がいろいろと入るので、自分のことと、まわりに合わせることだけで精一杯。
間違わないように経本に書き込んでいるにもかかわらず、まわりについついつられてしまったり・・・。
ただ、その前にある『般舟讃』はとっても素敵な響き。
前回の習礼の倍の法中の声がお内陣に響くので、何とも荘厳。
当日は、ここに讃嘆衆(さんだんしゅう/雅楽を奏で、おつとめのスペシャリストの方々)が加わるので、もっと凄いことになりそう。
今のところ、週間天気予報では晴れマーク。
すばらしい法要となりますように。
4月28日(火)
日中は汗ばむほどになってきた。
境内も華やかに。
今夜はお隣の住蓮寺にて我聞会の4月例会。
みなさん、一昨日の広島雅楽会40周年記念公演でお疲れのところを。
輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(182)(183)。
「心の中が今いわれた通りなら、それがもっとも大切なこと」との蓮如上人の仰せ。
心の中と、口から出て来る言葉と、時として違っていたりする。それを戒めれたとの話。
法話は、台風などの自然災害の時、ついつい「それてくれたら」というような気持ちを持ってしまう話より。
私たちの世界では、私を中心にものごとをみてしまう。私と比べ、他と比べて。
雅楽会の公演で、何とも美しい当麻曼荼羅が映し出されていた。
浄土は比べることも、比べられることもない世界。
先日、あることをご縁に『阿弥陀経』に説かれる浄土のことを法話でしたばかり。
奈良の当麻寺。
訪れたのは20数年も前のこと。
5月の二十五菩薩練供養会式 (聖衆来迎練供養会式)。
浄土真宗は平生業成。
臨終来迎は説かないが、目の前に繰り広げられる日が暮れていく極楽堂への来迎の姿。
何ともいえない演出に、ため息をついたことを思い出す。