専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
8月18日(木)
今夜から盂蘭盆会の法座。
夕方から久しぶりの雨。
今席は雨音を聞きながらの法座となった。
いつまでこの暑さが続くのだろう・・・と思っているのは、私たちの心がいろんなことに迷いを持つから?
庭には百合の花が一斉に咲き出した。

百合は何の迷いもなく、自分の咲く時期が来たらパッと咲いている。
ただ、迷いなく咲く百合が良いかと問われたら、迷いがあっても今の人間が良い。
その人間に生まれてきたことを問うのも、このお盆の尊いご縁である。
法座の御講師は呉市中通 専徳寺住職 大洲秀道師。
お盆の由来、本願寺の盂蘭盆会の表白をもとにお話しされた。
今日から福屋八丁堀店で『親鸞展』も始まった。
30日まで開催されているので、法座が終わったら是非訪ねてみたい。
8月16日(火)
咲いた 咲いた 盆の花
花は花でも、色とりどりの盆灯籠。
安芸の国の風物詩となったこの盆灯籠。
コンビニをはじめ、いたるところに並んでいる。
そのはじまりは、江戸時代。
亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思った父親が、そのお金がなかったため、竹をそいで紙を貼り、それを灯籠として供えたことにはじまるといわれる。
(『浄土真宗 仏事あれこれ小百科 ―本願寺派安芸教区―』より)


初盆は白い灯籠。
これも本来決まりはないが、いつの頃かそんな風に。
日本全国、その地方によってお盆の迎え方にはいろいろあるが、なかなか普段手を合わせることがなくなってきたこの時代に、せめてお盆・お彼岸、ご縁にあって欲しい。
お盆も今日で一段落。
盂蘭盆会法座が18日の夜席から。
それで今夜はもう一つの花が咲いた。
花火。

夏といえば花火。
今年は震災の影響で関東を中心に花火大会が中止されたとか、被災地で復興を願って花火大会が行われたとか、花火が注目された。
ただ、この花火業界もなかなか厳しいらしい。
線香花火も中国製におされ、三河・北九州・信州といった線香花火の産地から一度は姿を消したそう。
それでも、再び復活。
そんな日本の花火を少しでも応援しようと、今年は国産線香花火をお取り寄せ。
値段の安さでは到底輸入品にはかなわないが、そこは職人の技。

でも、子どもたちには線香花火よりも派手な花火の方が好まれる・・・。
また今度ゆっくりと楽しみたい。
8月15日(月)
今日は終戦記念日。
毎年この終戦記念日には、夜7時30分より入江神社境内の忠魂碑の前に御本尊を荘厳して、お隣の住蓮寺さんと追悼法要をおつとめする。
長浜・津久茂の日露戦争以来の戦没者追悼法要。
神社の境内で正信偈をみなさんとおつとめ。
追悼法要が終わると、盆踊り。
盆踊りは明日までの2日間。
祭に追悼法要に盆踊り。
これが長浜のお盆である。
戦争といえば、平成18年(2006)6月、呉東組団体参拝で鹿児島のかくれ念仏を訪ねに行った時、最後に知覧特攻平和会館を訪れたことを思い出す。
そこで案内してくださった方が、一通の手紙を紹介。
石川県七尾 石倉三郎さんの母から息子への手紙。
ばくだんをかかえてゆくときは、かならずわすれまいぞ。
南無阿弥陀仏をとなえておくれ。これが母のたのみである。
これをわすれないでいてくれたら母はこの世に心配ごとはない。
わすれないでとなえておくれ。
こんど合うときはアミダさまの所で合うではないか。
これがなによりの母のたのしみである。
わすれてはならないぞ。
てきかんめがけて飛んでいく時は、後生の一大事を心にかけて、「南無阿弥陀仏」とお念仏をもうしていけよ。
特攻機でお国のためにと尊いいのちを投げ出す決意の息子に対し、「無事、帰って来いよ」と口にすることの出来ない時代。
これが親として、精一杯のことばだったに違いない。
でも、この親子には「南無阿弥陀仏」があった。
今日は政府主催の全国戦没者追悼式があり、
戦争の犠牲となった約310万人の冥福を祈るとともに、東日本大震災からの復興を願った。
と新聞に紹介されている。
66回目の終戦記念日を迎えても、いまだに冥福を祈る・・・。
66回目の終戦記念日にふと思う。