専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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3月1日(土)
今朝は住蓮寺にて長浜日曜学校修了式。
現在6名在籍。
子どもが少なくなっているのに加え、小学生中学年以上になると、いろいろと習い事とかもあり、日曜学校に通うのも難しい状況らしい。
今日はそのうちの1名、6年生がこのたび修了。
あいさつで何を話そうかと思ってふと思ったのが、「母校」の由来って?
調べてみたら、「alma mater」というラテン語が由来だそう。
いろいろと調べてみたら、卒業した学校を「母校」と言うとか、「我らが母校」と校歌にもあったりするから、在校中でも「母校」だと言うとか、諸説あるらしい。
私たちはお腹に命を授かった時より、既に母子の関係。
産まれるご縁が整って、この世に産まれてくる。
その母子の関係を思うと、卒業は終わりでなく、始まりかなと。
修了、おめでとう。
今日は暖かく。
節分草やバイカオウレンが元気に咲いた。
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今年の桜がどのくらい咲いてくれるかな。
2月22日(土)
今日は風が強く、小雪も舞う寒い一日。
今日最後の御法事は、満中陰法要のお宅。
お亡くなりになられたのは、私よりも若い方。
奥さまが御法事を自宅で希望されたけれど、家にはお仏壇もなく、どうすればいいか分からないと仰られるので、「必要なものはこちらで持参しますので、どうぞご心配なく」と。
浄土真宗のみ教えは、すでに「間に合っている」。
あれを用意しなければ、これを用意しなければ、あれが足りないのでは、これが足りないのではと、心配する必要もなく、阿弥陀さまの方ですべて仕立ててくださっている。
そのことを形にする法事もできるのでは、と。
御本尊、燭台、香炉等、一式風呂敷に包んで持参。
お宅に向かうと、中陰棚に遺影とお骨と仏華・香炉・蝋燭立が用意されていた。
その前にお荘厳を。
箱の上に風呂敷を掛け、銀箔の小さな衝立、その前に御本尊。
御本尊は本願寺の携帯用お名号「いちょう」。
携帯用香炉を名刺盆にセット。
以前、インターネットでいろいろと見ていて、イチョウの葉を象った素敵な燭台を見つけた。
でも、取り寄せ商品となっていたので、直接そのお店から購入することができるかも、と思ったらすぐにそのサイトが見つかった。
「髙澤ろうそく」(https://www.takazawacandle.jp/)と言うロウソク屋さん。
お店のInstagramもあったので見てみたら、何と「フォローバック」と。
専徳ねっとInstagramを既にフォローしてもらっていた。
能登七尾にあるロウソク屋さんで、昨年元旦に起きた能登半島地震でお店が倒壊し、今は仮店舗で営業されているとか。
大変な中、がんばっておられるようなので、微力ながらも応援できればと、この燭台に高澤ろうそくの和蝋燭を灯して。
これもご縁。
その燭台を納める箱は、Amazonでちょうどいいサイズの小箱を入手。
これが紙のように軽く、なかなか。
ろうそくなど細々としたものは軽い桐箱に納め、とにかく軽くてコンパクトに。
そして、印金。
小さな包み一つで、間に合っている御法事を。
これからの時代、いろんなケースが出てくると思うので、どんな状況でも「間に合っている」を。
ただ、このたびは仏華を用意することは出来なかった。
それも間に合っているようにしたいと思うのは、煩悩。。。
なくても、南無阿弥陀仏で「だいじょうぶ」。
2月20日(木)
今日は午後から宝徳寺にて呉東組実践運動研修会。
お寺まで送ってもらって、時間を見ようとポケットの携帯電話を探したら、どこにもない!!
あッ!充電したまま家に忘れてきた。。。
忘れたことを家に連絡しなければ!と思ったけれど、肝心の電話が。。。
電話を借りて連絡を取ろうと思ったけれど、携帯電話の番号は自分のしか覚えていない。。。
もう自宅に帰宅した頃だろうかと思いながら電話をかけると、留守電に。。。
とりあえずメッセージを残す。
すると、子どもが〈デバイスを探す〉を使って携帯を見つけてくれ、無事講義中にお届け。
ホントに有難し。
何はともあれ、スマホだけは忘れぬようにと肝に銘じて。
研修会は広島大学名誉教授の桂紹隆先生をお迎えして、
「新しい領解文について」
特に新しい領解文の「私の煩悩と仏のさとりは本来一つゆえ」について、唯識の立場、浄土真宗の立場を踏まえ、ご教示いただく。
なかなか難しい問題ではあるけれど、久しぶりの学びの場。
そして、場所を移して懇親会。
和やかに、いろいろなお話を聞きながら。