長浜日曜学校 入校式と花まつり

4月9日(土)

今朝は住蓮寺にて長浜日曜学校の入校式と花まつり。

今年は新1年生3名と年長さん1名、4年生、6年生のほとけの子が6名も新しく。

img_5538_r

新6年生が『らいはいのうた』の導師。

そして、「ひとつ、ほとけの子は・・・」とちかいのことば。

住蓮寺御住職と私がお祝いのことば。  

花まつりでは、住蓮寺若坊守さまの「おうじさまのごたんじょう」の紙芝居。

誕生仏に甘茶をかけて、甘茶をいただく。

img_5545_r

甘茶が苦手という子が多い。

鼻をつまんだり、苦々しい顔をして。

せっかくのお祝いだから、楽しい花まつりだといいなと思ってはじめた、甘茶ならぬ、甘いチョコレート。

cimg4849_r_2

今年は「みんなちがってみんないい」、それぞれすてきな作品に。

 
今日話した、ちかいのことばの「ひとつ、ほとけの子は、やさしいこころをわすれません」。

 
「やさしいこころ」

  中学校の入学式の日、長男の宿題に漢字一文字で自分の志を表現し、その理由を記すという宿題があった。
6年生の時に好きな漢字一文字を「優」と書いてたので、そのわけを聞くと、ただ何となくと。。。

 
そこで「優」の字を調べると、いろんな説はあるようだけど、「憂」という字は、〈大切な人を亡くしてたたずんでいる人の姿〉を表し、そこに「人」が寄り添っている姿が「優」との字であるというのを見て、へ~、なるほど。。。と。

人のこころにそっと寄り添うのが「やさしさ」。

そのこころを忘れずに。

 
それから、今日は新しい発見が一つ。

せっかくのお祝いを賑々しくと、他のことで求めていた風船を5つほど持っていった。

終わった後、新1年生にその風船をあげると、「ずるい!私の時はもらってない!」との声。。。

そこで、「欲しい人は、お寺まで来てくれたら作ってあげる」というと、早速女の子が5人。

 
風船を作ってあげると、みんな顔を上げ、ニコニコ笑顔。

ehgh0449_r

その笑顔にこっちも笑顔。

風船。

いろいろ、使えるかも。

 
今年も1年、元気いっぱいほとけの子。  

2016年4月9日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 4月総会

4月8日(金)

桜の花も散り始め。

今日はお釈迦さまの誕生日。

おめでとう と ありがとう。

 
今夜は仏教壮年会。

4月は年度初めの総会が開かれ、昨年度の報告と、今年度の予定並びに予算案を審議。

 
そして、それが終わると、明日の準備に。

明日は隣の住蓮寺にて長浜日曜学校の入校式と花まつり。

 
先月子どもたちから預かった絵がチロルチョコの包み紙に。

img_5535_r

今年は7名の子どもが思い思いに描いた花まつりをお祝いする絵。

マグネットキットと一緒に袋詰めしてプレゼント。

 
明日は何名新しいほとけの子が入校かな。

2016年4月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南学園入学式

4月7日(木)

昨日は広南小学校の入学式。

法務のため、見ることはできなかったけど、坊守が読み聞かせの募集。

ピッカピッカの1年生。

ご入学、おめでとう。

img_2028_r

そして、今日は雨のなか、広南中学校の入学式。

長男も新しい、少し大きめの学生服を着て。

img_5507_r

こちらも、みんな真新しい制服でピッカピッカの1年生。

それぞれの出発。

ご入学、おめでとう。

2016年4月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

ランドセル

4月4日(月)

今日は昨日からの雨が残り、満開の桜が少しチラチラと。

先月3月27日中国新聞の朝刊に、

20160327

次男の描いたランドセルの絵が掲載され、応募全作品が福屋広島駅前店に展示されているので、午後からそれを観に。

img_5491_r_2

長男に、6年間の最後にランドセルの想い出を描いてみたらということで、ランドセルの絵を描いていたら、次男がサササッと隣で自分のを描き上げてしまった。

そして、「ぼくのランドセルはかっこいいです。」と。

まだ学校で習っていない「呉市安全会議」の文字を写すのが難しかったみたいだけど、黄色いカバーのかかったランドセルが目に止まったのかな。

 
長男のランドセルの想い出は、2年生の時に通学中に大型犬に襲われ、その時に守ってくれたのがランドセルだったと。。。

 
いろんな想い出があるけれど、いよいよ明日で春休みも終わり、次男は黄色いカバーを外したランドセルを背負って2年生に。

 
長男は明後日中学校の入学式。

2016年4月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

3月30日(水)

今日、広本町ではツバメの飛ぶ姿が。

長浜にもそろそろかな。

 
今夜は平成27年度最後の法中会。

先日の組会で、組長の再任、教区会議員の新任が決まり、今日はそれを受けて平成28年度の各役職が発表、承認された。

 
28年度も事務局を担当。

これまでの聞名講の担当に加え、このたび「御同朋の社会を社会をめざす運動(実践運動)」の教区委員を拝命。

それから、伝灯奉告法要の団体参拝に向けて、団参事務局が新設され、事務局が兼務。

 
いろいろと新しく変わって。

img_5478_r

2016年3月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 3日目

3月29日(火)

今日の朝席で春季彼岸会が御満座。

昨年、9月18日の千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要に呉東組の団体参拝でお参りしていたとき、国会で審議され、翌未明に可決された安全保障関連法が今日施行された。

 

朝席では、それに関連して、敗戦後のドイツと日本の違いを聞かせていただいた。

 
初めて聞く話に驚き、調べてみたら、奈良美智さんがドイツで驚いた「敗戦国の歴史認識」という記事に目がとまる。

現在という時間軸が歴史の延長上にあって、そして、その先には未来があり、今、何か間違ったとしたら未来がおかしくなる。過去から現在、未来へ一貫して考える、そういう思考が一般的な日本人とは比べ物にならないほどできてるんです。結構、ショックでした。

日中、暖かくなってきて、桜も一気に。
今を美しく咲く桜も、過去・現在・未来のなかで。。。

img_5467_r

ようこそのお参りでした。

2016年3月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 2日目

3月28日(月)

昨日に引き続いて、朝席・昼席・夜席と春季彼岸会。

img_5460_r

浄土の救いは到達ではなく、浄土への方向の発見である。(藤場俊基)

  住職を退任されるまで、掲示伝道をされていたそうで、その中からのことばより。

img_5462_r

七高僧のお一人、龍樹菩薩の『十住毘婆沙論』

一毛をもつて百分となし、一分の毛をもつて大海の水の二三渧のごときを分かち取るがごとし。苦のすでに滅するは大海の水のごとし。余のいまだ滅せざるものは二三渧のごときなれば、心大いに歓喜す。

と、通常読むところを、親鸞聖人は『教行信証』の中に、

一毛をもつて百分となして、一分の毛をもつて大海の水を分ち取るがごときは、二三渧の苦すでに滅せんがごとし。大海の水は余のいまだ滅せざるもののごとし。二三渧のごとき心、大きに歓喜せん。

と、読み改められた。

普通なら、あと2、3歩で頂上に到達だと喜ぶのを、親鸞聖人は山の麓を2、3歩歩み出したところを喜ばれているとのお話。

 
子どもがよく先を急いで走り出し、よその人について違う方向に向かう姿を思い出した。
いつも決まって、後ろから、「そっちじゃない!こっちよ!」と。

 
進むべき方向が定まる。
彼岸(浄土)からのお喚び声に導かれ。。。

 
ようこそのお参りでした。

2016年3月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 1日目

3月27日(日)

彼岸も過ぎたけれど、寒さは戻ったまま。。。

午前中、お参り先で訪れた川尻。

img_5453_r

寒いけれど、サクラがチラホラ。

img_5452_r_2  

今夜から春季彼岸会。

御講師は、島根県大田市 正蔵坊の菅原龍憲師。

img_5455

今夜は「聴聞」のお話より。  

聴くとは 動けなくなることだ

濵口竜介 「聴く」といいながら、ひとはたいてい聴きたいこと、理解できることしか聴かない。ほんとうの「聴く」というのは、これまでそのようなものがあるとすら思っていなかったような他人の疼(うず)き、心の震えに触れて、身じろぎできなくなることだ。それにとことん身を晒(さら)すこと。今年1月、砂連尾理(じゃれおおさむ)のダンス公演「愛のレッスン」アフタートークでの若き映像作家の発言。(鷲田清一)

今日紹介された、『朝日新聞』〈折々のことば〉79 (2015.6) より。

 
ようこそのお参りでした。

2016年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

仏前結婚式

3月26日(土)

前坊守の故郷、明円寺若院の結婚式に一家で朝から。

img_5389_r_2

子どもたちにとって、おじいちゃんの葬式は体験済みだけど、結婚式は初めて。
初参式、入学式、卒業式、葬式と、いろいろと人生の大切な節目の一つ、結婚式。

img_5395_r

仏さまの前で、誓いのことば。 子どもたちにとって、今日の一日が記憶に残るといいな。

img_5410_r

ここの本堂お内陣の欄間には蓮池の彫刻。 よーく見ると、その蓮池には一匹の

img_5408_r_4

蜘蛛がいて、一本の糸を垂らしている。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。
自分一人だけ救われようとすると切れてしまう。
相手のことを思うこころをお育てていただくんだなぁと。。。

 
場所を移しての披露宴。 若い布教使さん、春秋会メンバーがたくさん。

img_5440_r

どうぞ、お念仏薫る家庭に。

img_5445_r

ご結婚、おめでとう。

2016年3月26日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

広南学園 離任式

3月25日(金)

今日は風が強く、寒い寒い一日に。

午前9時から広南小学校で、長らくお世話になった藤平校長先生、高橋先生、室賀先生の離任式。

img_5377_r

校長先生と高橋先生は、長浜小学校に長男が入学した時に就任されてから6年間お世話になり、室賀先生は小坪小学校・広南小学校7年間。

《学びとありがとう日本一》をめざす広南小学校。

全校児童の「ありがとうございましたっ!」の大きな声が響いた。

  そのあと、今度は隣の広南中学校で4名の先生方の離任式。

img_5378_r

毎朝長浜のバス停で降りると、空気が暖かく、人が温かくと挨拶のなかで。

 

先日から読み始めた『呼び覚まされる霊性の震災学』の冒頭に紹介されたリントンの一節、

「深海に棲む魚は、おそらく最後まで水というものに気づかないだろうという。何かの偶然が水面に運び、大気に触れさせない限り、彼は水というものの存在を意識しないであろう」  (『パースナリティーの文化的背景』)

がふと。。。

 

曇鸞大師の「蟪蛄(けいこ)春秋をしらず、この虫あに朱陽の節を知らんや」(セミという虫は春とか秋を知らない。だから、夏という季節さえ分からない)という言葉とも重なるけれど、ここで育ち、ここしか知らなければ、ここがどれだけすばらしいか、どれだけ良い先生に出会えたかってことも分からないんだなぁと、先生方のあいさつを聞きながら。。。

 

ありがとうございました。  

2016年3月25日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku