野呂山

4月12日(水)

久しぶりに時折青空。

川尻まで行ったので、久しぶりに野呂山へ寄り道。

桜が満開。

鉢巻き山展望台から、写真を数枚撮ってGoogleフォトにアップすると、何ともいえないパノラマ写真の出来上がり。

広南小学校読み聞かせ(108)

4月10日(月)

先週末よりずっと雨かくもり。

今日もどんよりとしたちょっと肌寒い朝。

でも、学校の桜は満開。

今朝は今年度最初の広南小学校の読み聞かせ。

早めに行って、ボランティアの名札を新しくして入れ替え。

今年度初めての担当は、新2年生。

長谷川義史さんの『いいから いいから』シリーズの3と4、どちらにしようか迷ったので、2冊持っていって、どちらがいいか尋ねると、圧倒的に「3!」ということで、 『いいから いいから 3』(長谷川義史作)

以前も一度読んだことのあるこの本。

貧乏神がやってきて、どんどん貧乏になっていくのに、おじいちゃんはいつものように「いいから いいから」と。

とってもほのぼのとした絵本。

読み終わった後に、一生懸命感想をいってくれる。

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この絵本の帯に、良い話が。

友達とそのむすこさん二人とぼくと 四人でおそばを食べに行った。 食べ終わって友達がおごってくれようとした。 ぼくは「あ、ぼくがだす」 といった。すると友達が 「いや、ここはぼくがだす」 といった。 レジの前でぼくたちは、おばはんのように伝票をうばいあった。 そのとき、友達の幼稚園年長になるむすこさんが ぼくにむかっていった。 「いいから、いいから」と。 ここはうちのおとうちゃんにまかしとき、 ということを 「いいから、いいから」 といってくれた。 ぼくは一瞬にして へなへなと脱力した。 その場は笑顔に包まれた。 一言で建前も見栄を緊張もそっと なくなり仲良くなれる魔法の言葉。 「いいから、いいから」。 いやー、これもほんとうにあった ええはなしでっせ、でっせ。 長谷川義史

「いいから、いいから」のたった一言でお互いのこころが和む。

「いいから いいから」 許すこころ、受け入れるこころ、おおらかなこころ、なかなか難しいけど、持てるといいな。

今年もいろんな絵本との出会いがありますように。  

2017年4月10日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

花まつり

4月8日(土)

今日はお釈迦さまの誕生日。

朝8時30分から、住蓮寺で長浜日曜学校の入校式と花まつり。

毎月第2土曜日に開催される日曜学校。

今年はちょうど4月8日と重なった。

今日、お祝いのことばで紹介したのは、金子みすゞさんの話。

先日、子どもたちは坊守と一緒に京都へ里帰り。

何も法務のない日ができたので、日帰りで山口県長門市の仙﨑へと行ってきた。

金子みすゞ記念館まで車で約3時間。

金子みすゞさんがどうしてあんなにやさしい詩を書かれたのか。

いろんな話は聞いていたけど、実際に訪れると、いろいろ感じることが。

金子みすゞ記念館を出て、お墓のある遍照寺まで散策すると、500メートルほどの間に普門寺・極楽寺・西覚寺とお寺が並んでる。

静かな道で、スズメやツバメの声が響き、海に近いこともあって、いろんないのちの存在を感じる。

また、金子みすゞさんも日曜学校に通っていたそう。

自然の中でいのちを、お寺でほとけさまのこころを、そして、実家の本屋で好きな本を読んで。

そんなご縁がととのって、あんな詩が生まれたんだろうな。

ひとつ、ほとけの子は やさしいこころをわすれません。

みんなもやさしいこころで。

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そして、先月5名の子からあずかった花まつりの絵。

これまでチロルチョコの包み紙にしていたが、ちょっと小さいなと、そこに不満を抱いてたので、今年は。。。

キットカットに花まつりの絵!

せっかくの花まつり。鼻をつまんで飲んでる甘茶だけではなぁ。。。

甘いものを食べてお祝いできたらとはじめて何年目かな?

帰宅して、次男は早速箱を開ける。

1箱に3袋入っていた。

一つは自分の。

もう一つは留守番していたお兄ちゃんに。

そして最後の一つは「おとうさん」と差し出されたけど、「お父さんはこれからお参りだから」というと、「ほとけさまに」って。

お参り前にお内仏にお供えして出かける。

「ほとけさまに」の言葉にうれしくなった花まつり。

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今夜は仏教壮年会の例会(総会)。    

広南学園 新学期

4月7日(金)

昨日、広南小学校・中学校、そろって始業式。

小学校では始業式のあと、入学式。 19名が大きく新しいランドセルを背負って、このたび新1年生に。

3年生に進級した次男も元気に登校。

これまで特別支援学級(難聴学級)での勉強だったけど、この春から通常クラスに。

時々隣の教室でほかの子たちと一緒に受けることはあったが、毎日1人で受ける授業が多かったので、3年生からはずっとみんなと一緒に受けたいとの希望で、昨年教育委員会との教育相談。

それで、この春から。

難聴というのは、なかなか理解されにくい。

補聴器をつけても、届かない声もある。

ロジャー(補聴器に無線で声を飛ばす機器)や、コミューン(難聴者支援スピーカー)といった支援機器を使っても、それだけでは。。。

この2年間で、同級生みんながサポートしてくれるようになった。

そんな同級生がまわりにいるから大丈夫と思ったんだろうな。

それでも、まだまだまわりの理解とサポートは必要なので、これからひとつひとつ。

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今日は、広南中学校の入学式。 22名が新1年生。

昨日の小学校入学式のあと、雨がパラパラと。

そして、今日も。 広南学園の今年の共通テーマは、《未来を創る》だそう。

桜の下でそれぞれの新しい出発。

一人一人のよりよい未来となりますよう。    

2017年4月7日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

4月2日(日)

今日は時折雨のぱらつく日曜日。

今夜は浄徳寺にて平成28年度最後の呉東組法中会。

まずは、5月の団体参拝の旅費を旅行社より出向いただいて集金。

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そして、年に3回開かれる呉東組仏教婦人会連盟の連続研修会《やわらか真宗》の修了者に贈られる記念式章が出来上がり、そのお披露目が。

長年続いてきた《呉東組若婦人連続仏教研修会》から、新たな研修会にしようと、《やわらか真宗》と改めて、昨年よりスタートした連続研修会。

これまで修了証を授与していたのを、「何か記念になるものを」ということで、我聞会で話しあってオリジナルの式章を作ることに。

このたびの式章は、坊守の実家「丸西宗教織物」にお願いして、仏教婦人会の象徴である「アソカの花(無憂華)」をモチーフに、上品なオリジナル式章を作っていただいた。

アソカとは、摩耶夫人がアソカの花を摘もうとして手を伸ばしたとき、お釈迦さまがお生まれになったと伝えられ、『アソカの園』という仏教讃歌を婦人会でよく歌うので、婦人会の方にはおなじみの花の名前。

でも、実際どんな花か知らない人が多いかな?

この式章をつけて、これは「アソカって花で、お釈迦さまがこの木の下で生まれたんですよ。

《やわらか真宗》を3回受講したら、この式章を着けられるんですよ。」と、そんなご縁も生まれれば。

 

式章の裏には、「呉東組仏教婦人会連盟 やわらか真宗修了記念」の文字が入り、この式章を着けた方がこれからいっぱいになれば。

今日はこの2月に修了された、専徳寺仏教婦人会からの参加者3名分をお預かり。

今年度の《やわらか真宗》は、6月・10月・来年の2月に開催決定。

みのりのともの輪がひろまりますよう。

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それと、4月23日にご縁の会を予定。

これまでにご縁の会で結婚された方の近況も聞かせていただく。

お子さんの初参式にお参りされたとか、お寺へのご縁がいろいろとあるみたい。

ただいま、こちらも参加者募集中。      

呉東組我聞会 3月例会

3月31日(金)

早いもので3月も終わり。

プロ野球も開幕というのに、今朝から雨模様で寒い寒い一日。

今夜は川尻真光寺にて、我聞会の例会。

輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(218)(219)。

(218)は、法敬坊が蓮如上人のおられないところで法話をするのは、間違わないだろうかと冷や汗が出るけれど、蓮如上人がおられると、間違っていてもすぐに直していただけるから、安心して話ができるとの話。

初めて研究発表をさせていただいた時のことを思い出す。

目の前には今はお浄土に往かれた和上がずらり。

浅野和上も梯和上も、まだ司教だった頃。。。

冷や汗どころか。。。

(219)に「疑問に思うことと、知らないということは別のことである」と出て来るけれど、何にも知らずに、いきなりそんな場によく出れたものだと。。。

でも、そのご縁もあって、いろんな和上方とのご縁をいただいた。

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法話は、先頃お姉さんに第一子が誕生し、「お母さんよ、お母さんよ」と呼びかける姿より、『お念仏は親の呼び声』のご法話を聞かせていただく。

私も長男が生まれたとき、京都での里帰り出産だったため、しばらく2週間に1度、数時間くらいしか会えなかったので、行くたびに「お父さんよ、お父さんよ」と呼び続けてたかな。

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その後、新年度の「やわらか真宗」の講師の割り当てが。 次回で我聞会を卒業するため、お役御免と。

あとは、若い頼もしい法中方におまかせして。      

2017年3月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 3日目

3月29日(水)

今日の朝席で春季彼岸会も御満座。

このたびは、『観無量寿経』のこころ。

なんぢよくこの語を持て。
この語を持てといふは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり。

お念仏のお味わいを。

彼岸(お浄土)からのおよび声。

そのよびごえが私に届いて南無阿弥陀仏。

今日は広交差点で一羽のツバメを見かけた。

居酒屋の入口にある我が家(巣)へと帰ってきたようだ。

こちらも、迷わずふるさとへ。

ようこそのお参りでした。

 

2017年3月29日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会 2日目

3月28日(火)

春季彼岸会、2日目。

朝席がすみ、午前中のお参り先に。

最近はカーナビよりもスマホの地図アプリが頼り。

住所を入力すると、あっという間に出て来る。

昔は地図を片手に回ったものだけど。 今日は地図アプリを頼りに、そのお宅までの急な坂道を登って行くのだが、どうも表札の名前が違う。。。

とりあえず、そこのお宅にお尋ねしたら全然違う。

ひょっとしてと思い、違うアプリで検索すると、案の定全く違う場所にいる。

時々、間違いがあるんだな。。。

それに気づかなかったら。。。

全く疑うことなく向かったところが間違っていたら、ずっと迷いっ放し。

阿弥陀さまは日の没する西方にお浄土を建立された。

迷うことのないように。

迷ったニュースが連日。

完成間近でストップのかかった豊洲問題に森友問題。

途方に暮れて、私が何をした?悪いのは誰だ?の繰り返し。

変わらないのは日の沈む方向と、人間の姿かな。。。

門信徒会より、このたび提灯を新調していただいた。

明日の朝席で御満座。

ようこそのお参りでした。      

2017年3月28日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会  1日目

3月27日(火)

暑さ寒さも彼岸まで。

とは言うものの、彼岸が開けてもまだ寒い。

それでも、春はそこかしこに。

今夜から春季彼岸会。

住職自勤で、このたびはお彼岸の由来とも言われる『観無量寿経』のこころを。

お釈迦さまを前に、「何で私がこんな目に遭わなきゃならないんですか!私が何をしたと言うんです!お釈迦さまのいとこにうちの子はそそのかされて!」と、韋提希夫人の第一声。 韋提希夫人にかかわらず、こんな言葉はいろんなところで。。。

他人事でなく、私のこととして、このたびはご一緒に『観無量寿経』のこころを。

 

ようこそのお参りでした。

2017年3月27日 | カテゴリー : 法座 | 投稿者 : sentoku

広南小学校 終業式 離・退任式

3月24日(金)

今朝は少し肌寒く。

今日は広南小学校・中学校、どちらも終業式。

毎学期、終業式にはその学期を振り返って学級代表が全校児童の前で発表をする。

次男は一人クラスのため、毎回発表。

今回は初めて台本を見ずにがんばって、緊張しながらも『一年間がんばったこと』を発表。

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終業式に引き続いて、お世話になった先生方の離任式・退任式。

6名の先生が、このたび小学校を去られることに。

特に次男を2年間担任としてご指導していただいた高橋先生もこのたび退職。

次男が3歳の時、呉市PTA連合コーラス発表会で、観客席から舞台に立つお母さんの姿を見つけ、「おかあさん」と呼んでた時、すぐ近くに座って写真を撮っておられたのが次男と先生との出会い。

1年生の時は、ことばの学習の一環で、中国新聞に俳句を次々。 それがいつもいつも新聞に載るので、たくさんの方からお声をかけていただいた。

阿弥陀さまとの出遇いは終わりがないけど、人との出会いは別れに向かってのカウントダウンだと。

いろんなことを思い出しながら、ここまでお育ていただいたことを、ただただ感謝。

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中学校は、このたび珍しく異動なし。

4月から、今度はどんな出会いがあるだろう。      

2017年3月24日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku