広南小学校読み聞かせ(157)

1月28日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

今日の担当は5年生。

読んだ絵本は、

『ウリオ』 (室井滋 文・長谷川義史 絵)

今年見た初夢。
1月8日の仏教壮年会の新年互礼会で熱燗を久しぶりにいただいて、その夜見た初夢に出て来たのは、一頭のイノシシ。
こちらの方にだんだん近寄ってくるので、どうしよう。。。と思っていたところで目が覚めた。

縁起が良いとか悪いとかはさておき、初夢に干支のイノシシが出て来たのは何?と思っている時に出会った絵本がこの『ウリオ』。

女優の室井滋さん原作で、以前読み聞かせでも読んだ『しげちゃん』と同様長谷川義史さんの絵。

「室井滋さんって知ってる人!」
「水木しげるなら知ってるけど。。。」

とはじまり、

小さくて可愛いイノシシの赤ちゃん、ウリ坊。
愛情たっぷりに育てられ、あっという間に大きくなって、ウリオに大変身。
でも、ウリオになった途端、家族みんなに冷たくされて、とうとう家出を・・・・・・・。

室井滋さんのあとがきを最後に紹介。

「ウリオ」は、長野の友人の家で暮らすイノシシの生い立ちを元にして書きました。
 大人のウリちゃんは超迫力の猛獣ですが、その心は子どもの頃のウリちゃんのまんまです。
 私は、イノシシや熊が人里に降りてきて大騒ぎという新聞記事やニュースを見るたび、かならずウリちゃんのことを思い出すのです。
 動物の気持ちと人間の気持ち・・・・・・。
 大切な命がどうすれば守られるか、この機会に、ぜひ皆さんで話し合っていただけたらなあと思います。  室井滋

動物の気持ちと人間の気持ち、動物の命と人間の命。

ちょっと考えるきっかけになれば。

午後から石泉文庫の防火訓練。

2019年1月28日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku