戦没者追悼法要

8月16日(金)

昨日、台風10号呉市上陸。

心配されたけれど、騒ぐほどのこともなく過ぎ去った。

ただ、この油断が大敵。
くれぐれも、ご用心、ご用心。

 

昨日予定されていた入江神社での戦没者追悼法要が、今日に延期されて午後7時30分より。

今年は住蓮寺御導師により、正信偈のおつとめ。

心地よい風もあり、汗をかくことなく。

 

年に一度、入江神社境内にある忠魂碑の前で、たくさんの白木の位牌を並べ、お名号を御本尊に、おつとめさせていただく。

お位牌を普段は見ることもないけれど、たくさんの位牌にいろんなことを思いながら。

 

法要が終わると、盆踊り。

昨年豪雨災害で夏の行事すべてが中止となっただけに、1日延期となったけど、こうして出来ることに感謝しながら。

 

 

2019年8月16日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

お盆 台風10号上陸

8月15日(木)

大型台風10号が、本日午後3時頃呉市上空を通過。

早朝、外から雨・風の音が聞こえていたけど、それがなくなり、やっと眠れたと思ったら、クマゼミのけたたましい鳴き声に目を覚ます。

昨夜は、昨年の豪雨災害で中止となった西脇神社の夏祭も、縮小して行われたそうだけど、今朝のゴミ回収は早々に中止発表。

今日の月忌参りもすべてお休みとの連絡が昨日あり、午前中1件だけ安登へお参りに。

 

午前中は、静かで雨も風もほとんどなし。

バスもJR呉線も運休。車も少ないのでスイスイと。

 

ちょうど、上空を通過した3時頃、雨がザーッと。

 

昨日は午前中の法務が終わって、広島県立美術館で開催中の『追悼 水木しげる ゲゲゲの人生展』に。

戦争で大変な体験をされた水木しげるさんの人生を見て、今日の終戦の日を迎える。

いつまでも、1945年8月15日が最後の「終戦の日」でありますよう。

今日予定されていた入江神社での戦没者追悼法要と盆踊りは、明日夜7時30分より。

 

まだまだ、今夜もしばらくはお気をつけて。

 

 

 

 

2019年8月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 納涼会

8月8日(木)

毎日毎日「暑い」しか出て来ない。。。

今夜は仏教壮年会の納涼会が、いつもの例会よりも1時間早い6時30分より。

本堂でおつとめし、短い法話をして席を隣の集会所に移しての納涼会。

この時期、毎年のように聞くのがイノシシの話題。

畑をされてる方が多く(趣味で)、イノシシにみんな荒らされてるとか。

螺山には50頭くらいいるらしく、檻を設置してる方も。

 

「先日、誰とは言えないですが、瓜坊が一つの檻に4頭入ってるって連絡があったので、すぐに行ったんです。そしたら、近所の人が何か可哀想だからって、逃がしちゃったそうです。。。」

「えー!そんな仏さまみたいな人がいるのか!」

「ご院さんの前でそんなこと。。。」

と。

「殺生」を当たり前のことでなく、それを気にかけてくれているところがありがたいなと。

今夜は半月。

どうぞ、この夏の暑さに気をつけて。

 

2019年8月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

原爆の日 ピースナイター

8月6日(火)

台風8号の影響で、雨のぱらつく朝。

専徳寺下の電線に毎朝集まってきていたツバメが今朝は一羽もいない。。。
もう旅立っちゃったのかな。

今朝は登校日の子どもたちを送り出し、午前8時15分に鐘を撞いておつとめ。

74回目の原爆の日。

 

午後、お葬式をすませ、3時開門のMazda Zoom-Zoom スタジアム広島へ何とか。

広島別院・安芸教区教務所、安芸教区子ども・若者ご縁づくり推進プロジェクト主催の「PEACEおりがみでおりづるをおろう!」のお手伝い。

今年で4年連続4回目のお手伝い。

カープ親鸞さまのTシャツを着て。

もうすでに開門した後で、次々とお客さまがおりづるコーナーへ立ち寄って、酒樽の中におりづるを。

そのおりづるを折ってくださった方に、カープ親鸞さまのシールを手渡すのが最初の仕事。

「ありがとうございます」と、シールを手渡していく。

開門して1時間以上、「ありがとうございます」を延々と。

でも、いろんな「ありがとう」があって、それはそれで面白い。

中には、おりづるを酒樽に入れて手を合わせている方もいたり、相手チームのベイスターズのユニホームを着た方も、みんな平和を願っておりづるを。

しばらくして、他の方に替わっていただいて、次は監督・選手のおりづる展示コーナーの横に。

今年も緒方監督をはじめ、會澤選手、小園選手、大瀬良投手、島内投手がご協力くださった。

側で聞いていると、「さすが投手は手先が器用。」と。
そんなふうにおりづるを見るのか。。。

このイベントが始まった年から3連覇。

今年は前半戦が終わった時点で。。。

と、思いきや、何と今日の勝ちで首位巨人に1ゲーム差の3位に。

 

今年も「おりづる」を通して、平和、そして〈ありがとう〉を。

今日のおりづるは、後日きれいに千羽鶴に仕立てて平和公園に。

 

 

 

 

 

 

2019年8月6日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

実践運動安芸教区委員会

8月2日(金)

今週は、教区・組の行事目白押し。

午後から御同朋の社会をめざす運動(実践運動)安芸教区委員会が広島別院にて。

宗派重点プロジェクト推進室より出向者が来られて、この運動について改めて研修、そのあと教区委員会。

「子どもたちの笑顔のために」

何をしたらよいか、何が出来るか。

境内の駐車場に駐めていた車の車外気温42度。
暑すぎて汗も出ず。。。

子どもたちの笑顔のために
まずはこの暑い夏をどうにかしてあげたい。。。

出来ることから。

 

 

2019年8月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組納涼会 法中会

7月31日(水)

昨日は午後4時から呉東組納涼会。

一昨年まで納涼会といえばカープ観戦。
でも、昨年からチケットが入手困難のため、それに代わる納涼会をと、かるが浜でのバーベキューを初めて企画。

でも、昨年は直前の7月豪雨災害で中止。

そこで今年はかるが浜。

 

機材はすべて業者がセットしてくれたそうで、テントの下でのんびり納涼会。

小さなお子さま連れでの参加もあり、サンセットスイカ割り。

そして、今夜は善通寺にて呉東組法中会。

組長会の報告、組内行事予定の確認等。

 

明日から8月。
連日暑い日が続くので、どうぞお気をつけて。

 

2019年7月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

実践運動安芸教区委員会 各組代表者会

7月29日(月)

小・中学校が夏休みに入って1週間。
関東甲信越地方は今日が梅雨明けだそうだが、中国地方は25日に。

以来連日の猛暑が続く中、専徳寺の下の道の電線に、連日ツバメの数が増えてくる。先週30羽ほどいたのが、今朝は50羽ほど。

そろそろ、南への旅支度かな。

 

今日は午後から「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)安芸教区委員会 各組代表者会が開かれて、久しぶりの広島別院に。

昨年度の教区・各組の取り組みについて。

今日の会議を受けて、今週末に今度は安芸教区委員会。

学んだことから、出来ることを

小さなことからこつこつと。(西川きよし)

何ごとも。

 

2019年7月29日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教壮年会連盟総会・前期研修会

7月19日(金)

今夜は呉東組仏教壮年会連盟の総会と前期研修会が法謙寺にて。

最初に総会があり、その後、昨年豪雨災害のため中止となった研修課題をそのままスライドした形で、御講師にお隣の安芸南組西教寺 岩崎智寧師をお迎えして、「お精進のすすめ」。

1995年、“おたんやの市止まり”という風習が終わった。

“おたんやの市止まり”とは、安芸門徒(浄土真宗門徒)の多かったこの地方では、大逮夜(親鸞聖人のご命日)にはみんなお精進(精進料理)をするので、魚市場や肉市場が休みとなり、当然漁もお休みになったそう。

だからその時期、このあたりの猟師さんたちは湯治に行っていたとの話を聞いたことがある。

その“おたんやの市止まり”がなくなった後、真宗門徒の生活習慣・精神文化が消滅してしまうと、いろんなところに働きかけたけど。。。という話より。

あぁ、そんなことがあったなぁと思いながら聞かせていただく。

そんな中、呉のタウン誌『くれえばん』でお精進レシピを連載したのが、1999年3月、西教寺に始まり、何と2001年9月に専徳寺で終わったのだと。

その最後の連載記事がこれ。

その中で、“うどん豆腐”が紹介され、当ホームページでもこれを紹介をした。

それが、小学校の先生の目に止まり、地域学習の中で取り上げられ、今では呉市内の小学校の給食に、“長浜名物うどん豆腐”として登場する。

そう思うと、何がご縁となるか分からない。

 

ただ、お精進(=精進料理)と言うのが、今の時代難しくなっているのかなというのは感じる。

でも、〈精進〉とは、菜食で過ごすこと。心を励ましてさとりの道を進むことと、2つの意味があるのだそう。

何ごとも〈お念仏を申されるように〉とお示しになられた法然聖人。
そして、それを受け継がれた親鸞聖人。

お念仏を中心に、今の時代にあった「世をいとふしるし」をちょっとがんばる、こだわってみる。それが大切なのかなとお聞かせいただく。

 

ようこそのお参りでした。 

 

2019年7月19日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫虫干し法座 4日目

7月19日(金)

台風5号の影響もあり、昨日からの雨が少し弱まったけど今朝もシトシト。

朝席で御満座。

今朝は、「念仏は果報の変化を契機として心境の展開を行ふ」という大谷派の金子大栄の言葉よりお味わい。

 

朝席が終わっても、まだ雨。

今日石泉文庫へお返しできず、来月の盂蘭盆会に持ち越し。

しばらくは本堂右余間でお預かりすることに。

ようこそのお参りでした。

 

石泉文庫虫干し法座 3日目

7月18日(木)

今日も引き続いて石泉文庫虫干し法座。

朝、心配された雨はまだ。

今朝の「中国新聞」朝刊 呉・東広島版に昨日の虫干しの模様。

「本を大切に守ってほしいという昔からの願いがよく分かった」

と、昨日の小学生。
“願い”が伝わって、何だかホッと。

 

朝席では、クイズから。

部屋に窓が一つ。その部屋の真ん中に火のついたロウソクが1本ありました。その火がフッと消えました。その消えた原因は何でしょう?

「ロウソクが燃え尽きたから」
「風が吹いたから」

次々答えが出るけれど、どれも×。

正解は、「ロウソクに火がついていたから」。

そこから因果のお話を。

そして、その中で光の話。

光を私たちは見ることが出来ない。
光を感じることが出来るのは、そこに障害物があるからだと、地球物理学者 竹内均 博士の話にふとお念仏。

 

朝席が終わると、今日も昨日の残りの本を虫干し。

昨日は見かけなかった白い虫。

逃ぐるなり 紙魚(しみ)の中にも 親よ子よ (一茶)

シミが畳の上に落ちてチョロチョロと。

「殺生しちゃいけないんだけどね」と、ご門徒さんがつぶやきながら、ティッシュで。

いろんなご縁をいただく虫干し。

 
 
 
 
 
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7月18日 石泉文庫虫干し作業2日目。 昨日は広南小学校の6年生が手伝ってくれましたが、今日は少人数で。午後3時から片付けます。

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺さん(@sentokunet)がシェアした投稿 –

 

午後3時から後片付け。

ロープも外し、夜席の準備。

終わって廊下で涼んでいたら、雨がザーッと。
明日は恐らく無理かな。。。

 

夜席、さすがにロープがないと広々。

夕方から雨がきつくなってきて、法座はお参りが少ないかなと思ったが、皆さんお参りくださった。

雨音が激しいのに、庭からセミの声。
雨にも負けず、セミにも負けず、汗だくになりながらおつとめ。

そして、御法話でもセミの話が。

蟪蛄不識春秋伊虫豈知朱陽之節乎

これは、曇鸞大師の『往生論註』に出てくる言葉で、「蟪蛄(けいこ)春秋(しゅんじゅう)を識(し)らず、伊虫(いちゅう)あに朱陽(しゅよう)の節(せつ)を知らんや」と読む。

セミという虫は春とか秋を知らない。そんな虫が夏(朱陽の節)という季節をどうして知ることが出来るだろうという意味。

迷いの中にいると迷っていることも気づかない。
如来の光に照らされて、迷っていることにふと気づかされると。

 

明日の朝で御満座。 

雨のなか、足もとの悪い中をようこそのお参りでした。