呉東組法中会

5月31日(日)

朝から雨。
九州南部は昨日、四国は今日梅雨入り。
もうそんな季節に。

今日で5月も終わり、明日から学校再開。

新しい通常を作っていかなきゃ。

境内の片隅にタカサゴユリが一輪咲いている。

いつもならお盆あたりに咲くのに。。。

 

今夜は光明寺にて法中会。

先月は非常事態宣言発令中につき、中止。
役員が手分けして書類を各寺院に届けた。

今日久しぶりに組内の御法中にお会いしたら、何だか気分は浦島太郎。。。

でも、皆さんお元気そうで何より。

6月の組内行事も次回の法中会まですべて中止。

今はただ、次に向けての準備を。

明日は衣替え。
気分を新たに。

2020年5月31日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

新しい生活様式

5月27日(水)

今日は4月に東京で亡くなった伯母の満中陰法要を本堂で。

お葬式にお参りすることもできず、最期のお別れはできなかったけれど、阿弥陀さまはまた会えるお浄土を。
寺報『念佛日和』にも紹介した「疫癘の御文章」を味わいながら、家族と叔母でひっそりと。

その『念佛日和』は、昨夜開かれた総代会で総代のみなさんが各担当地区分を持ち帰られたので、近々長浜小坪地区はお届け。
その他の地区は、近々世話係の元へお届け。

世の中、緊急事態宣言解除を受けて、堰を切ったかのように動き出した。
でも、終息ではなく、休息。
マスク着用、手洗い、換気等、新しい生活様式を習慣づけて次に備えましょう。

そのマスク。
暑くなってくると大変ではあるけれど、昨日の風呂上がり、息子から「お父さんの鼻、ピッカピカじゃん!」と。
「そりゃそうよ。毎日マスク着けてお経読んでるから、マスクの摩擦で鼻はピッカピカ」。
マスクを着けているので、保湿もしっかり。
美容効果もあるそうだけど、汗をかくのでこまめに洗い替え。

白いマスクは大きく見えるので、ライトグレーとネイビーを試しに買ってみたけど、ネイビーは息子から「やめた方がいい」と言われ、ライトグレーは湿ると色が変わるので、結局白。。。

コロナにより生活様式がいろいろと変わってくる中で、次への準備。

今のところ、オンライン法事のご依頼や問い合わせはないけれど、何ごとも備えあれば憂いなし。準備だけはしておこうと。

息子に教えてもらいながら、とりあえずズームが使えるように。

初めてそのズームを使って若手僧侶の讃嘆舎布教大会をお聴聞。

ユーチューブでもやっていたので、そちらでも。

それぞれの良さを感じながら、こちらも様子を見ながら少しずつできることを。

ステイホーム 黒板編(3)

5月22日(金)

黒板の下地塗りを計4回塗って、仕上げを3回。

衣とかの染めの回数を重ねるほど濃くなると聞いたことがある。
そんなこともあり、こんな時は時間を惜しまず、手間暇かけて。

手間暇かければ当然愛着も。

現在学校で使われているような緑色ではなく、黒。

その方がシックリ。

ようやく完成。
あとはしばらく乾かすのみ。

いつ頃からあったのかなぁと、手持ちの写真を調べたら、

蠅供養

昭和28年、仏教婦人会が中心となって取り組んだ長浜衛生協力会。
蝿や蚊のいない町づくりを地域一丸となって行い、生活改善模範町村として厚生大臣や毎日新聞社、広島県知事、呉市長より表彰され、その式典が昭和29年専徳寺にて。

その時の写真にこの黒板が。

蝿や蚊にも命。
式典に先立って、蠅供養。

花輪が飾られ、おつとめをし、弔事まで。

何はともあれ、戦後まもない頃にはすでにあった黒板。
本堂で行われたいろんなことを見てきた黒板。
これからも大切に。

 

 

 

 

合掌チラシ

5月21日(木)

本日5月21日は浄土真宗の御開山 親鸞聖人の御誕生日。

 

呉東組では、呉東組総代会・親鸞聖人讃仰会の活動の一つとして、朝刊折り込み広告に合掌チラシを。
昨年、呉東組・呉東組仏教婦人会連盟の協賛を経て復活したこの活動。

今年はコロナにより本願寺でも宗祖降誕会の諸行事を中止。
ほとんどの活動が中止や自粛になるこんな時、ステイホームのお宅にこうして合掌チラシをお届けできたのは有り難い。

恩を知るとは
 私を支えてくれる
 無数のいのちに出遇うこと

おかげさま

ありがとう

「ありがとう」と言うだけで、免疫力がアップするとテレビで。

と言うことは、お念仏を称えることも免疫力アップ?

 

 

2020年5月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

写経

5月20日(水)

一昨日の『中国新聞』洗心欄に、写経のことが紹介されていた。

コロナ不安で注目されているとか。

ただ、浄土真宗ではこの『般若心経』は用いない。
それに、それほど書くのは好きではない。。。

でも、浄土真宗用のものがないかな。。。と思っていたら、今日届いた『本願寺新報』で大阪津村別院のホームページに、『讃仏偈』の浄書手本を無料で紹介と。

津村別院(北御堂)・大阪教区教務所ホームページはこちら↓
https://www.kitamido.or.jp/

ご興味のある方はぜひ。

ステイホーム 黒板編(2)

5月18日(月)

緊急事態宣言が解除され、久しぶりに子どもたちは自主登校。(午前中のみ・月末まで週2日)

まだまだ、これも始まってみないと分からないけれど、一歩ずつ様子を見ながら。

この土日、午後から黒板の下地塗り。

ガードレールのように塗る面積は広くないので、日焼けしたり、筋肉痛になることもなく、あっという間に塗れてしまう。
ただ、塗り重ねなければならないので、その分時間をかけて。

昨日3度目の下地塗りを行って、今朝磁石の付き具合を確認したら、2度目の下地塗りでは全然付かなかった本願寺のマグネットがくっつくように!

でも、少し塗りムラがあったのか、付くところと付かないところが。。。
子どもたちにも手伝ってもらって、せっかくここまで来たのだから、もうちょっとがんばって下地を塗ろうと追加発注。

昨日からカエルの声が時折聞こえてくるように。
季節の流れはいつもどおり。

何ごとも、あせらずゆっくりと。

ステイホーム 黒板編(1)

5月15日(金)

緊急事態宣言が解除されても、まだまだ気を引き締めて。

ここのところずっとお世話になっていた〈布マスク〉。
さすがに気温が上がってくると、読経すると一回の法事で汗だくになってしまう。
いろいろと探して、夏用マスクを購入。
吸湿速乾性の高いムレにくい立体マスク。
薄くて軽く、確かにムレにくい。
ただ、お葬式で色衣・七条を着けると、マスクなしでも汗をかくような時季なので。。。

先日、浅野執持先生のYouTube『しまなみ法話チャンネル』に、浄土真宗寺院の本堂に必ずある3つのモノを観せていただいて、そこに「黒板」が挙げられていた。

 

専徳寺の黒板は年季の入ったモノ。
恐らく私が生まれる前よりあったのかな。

以前落語家の笑福亭仁智さんが来られた際、お弟子さんの智六さんが本堂へ入って来られ、「師匠から年季の入った黒板が置いてあると聞いたので・・・」と、わざわざ控え室から黒板を見に来られたのをふっと思い出す。

以前より黒板が見えにくくなったと声が出ていたけど、改善する機会もなく。。。
先日ガードレールを塗り直し、次は、、、そう「黒板」!

せっかくなので、手間と時間はかかるけど、マグネット(磁石)が付くよう塗装することに。

「そんなことできるの?」と息子に聞かれたけど、塗り重ねるだけでそんなことができるペンキが存在!

まずは黒板に養生テープでマスキング。

雑巾できれいに拭いて、ローラーを使って下地塗り。

使用するのは、ターナーのマジックペイント。
水性で匂いがしないのでとっても使いやすい。

この黒板の前でお取次ぎしてくださったご講師の姿を思い出しながら。
また、今後のご縁に向けて今できることを。

今日は一回目の下地塗り。あと2回か3回下地塗り。

仏教三大聖樹(2)

5月14日(木)

昨日水につけた仏教三大聖樹(無憂樹・印度菩提樹・沙羅双樹)の種をポットの土にまいた。

何分初めてのことなので、一つも芽が出ず終わってしまうかも知れないけれど、一つくらい芽が出てくれたらいいなと願いを込めて。

ポットは、大きくなったら植え替えなくてもそのまま鉢に植えられるというモノを選択。

印度菩提樹は、案の定小さすぎてピンセットを使ってみたが、先にくっついて離れなかったので、なかなか難しかった。

また、印度菩提樹は芽が出るまで暗くしておくらしいので、段ボールをかぶせて暗くすることに。

 
まだ朝晩の気温の変化があったりするので、念のため朝晩は簡易温室を準備。

どれだけ時間がかかるか分からないけど、大きくなあれ!

仏教三大聖樹

5月13日(水)

今日も晴天。
暑くなりそう。。。

ホトトギスの声も聞こえるようになってきた。

2月に入手した仏教三大聖樹(無憂樹・印度菩提樹・沙羅双樹)の種をいよいよまくことに。

【無憂樹】
ルンビニ園の無憂樹(アソカ)の下でお釈迦さまは誕生された。
硬い石のような豆。
ホントにこれから芽が出るのかな。。。


【印度菩提樹】
お釈迦さまがこの菩提樹の下でさとりを開かれた。
菩提樹と聞くと、お念珠の玉をイメージするのだが、何とも小さな小さな種。
吹けば飛びそうな小さな種なので、慎重に。

【沙羅双樹】
お釈迦さまがこの木の下でお亡くなりになられた(涅槃に入られた)。
まるで羽子板の羽根。

羽根を取り除くとこんな感じ。

今日はウェットティッシュに包んで、水の中で1日。
とりあえず、芽が出てくれたら。

本堂のお掃除に来てくださったご門徒さんが、写真を撮っていると興味深そうにのぞかれて、仏さまがかわいいと写真を撮って帰られた。

この仏さまはねこ如来(三条獅子さん作)。

緊急事態宣言の解除が検討されているとかで、学校も来週から週2回の自主登校の案内が。
解除されたとしても、まだまだしばらくステイホーム。
今出来ることを一つずつ。

 

小須磨 磯神社の手水鉢

5月11日(月)

昨日までの雨が上がって、今日は青空。

今朝の中国新聞朝刊 呉・東広島版に

小須磨の磯神社にある手水鉢の記事。

本願寺と織田信長の石山合戦に出陣した白井水軍が、戦勝祈願として奉納した舟形の手水鉢。

記事によると、天正2年(1574)に磯神社が改修され、翌年石山合戦に出陣とある。
専徳寺が浄土真宗に改宗したのも天正2年。

専徳寺小須磨墓地に近いので、久しぶりに。

誰もいない境内。
手水鉢に近づくと、一匹のねこがニャー、ニャーと甘えながら近寄ってきた。
ちょうどその時、携帯に電話。
その応対をしていたら、つまんなさそうにそっぽを向いてベンチの下へ。

人なつっこいねこの姿に、30年ほど前、この防波堤に一人座って海を眺めてたら、すぐ目の前を2頭のスナメリが行ったり来たり。ふと、そんなことを思い出し。

 

 

 

 

2020年5月11日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku