ステイホーム 黒板編(1)

5月15日(金)

緊急事態宣言が解除されても、まだまだ気を引き締めて。

ここのところずっとお世話になっていた〈布マスク〉。
さすがに気温が上がってくると、読経すると一回の法事で汗だくになってしまう。
いろいろと探して、夏用マスクを購入。
吸湿速乾性の高いムレにくい立体マスク。
薄くて軽く、確かにムレにくい。
ただ、お葬式で色衣・七条を着けると、マスクなしでも汗をかくような時季なので。。。

先日、浅野執持先生のYouTube『しまなみ法話チャンネル』に、浄土真宗寺院の本堂に必ずある3つのモノを観せていただいて、そこに「黒板」が挙げられていた。

 

専徳寺の黒板は年季の入ったモノ。
恐らく私が生まれる前よりあったのかな。

以前落語家の笑福亭仁智さんが来られた際、お弟子さんの智六さんが本堂へ入って来られ、「師匠から年季の入った黒板が置いてあると聞いたので・・・」と、わざわざ控え室から黒板を見に来られたのをふっと思い出す。

以前より黒板が見えにくくなったと声が出ていたけど、改善する機会もなく。。。
先日ガードレールを塗り直し、次は、、、そう「黒板」!

せっかくなので、手間と時間はかかるけど、マグネット(磁石)が付くよう塗装することに。

「そんなことできるの?」と息子に聞かれたけど、塗り重ねるだけでそんなことができるペンキが存在!

まずは黒板に養生テープでマスキング。

雑巾できれいに拭いて、ローラーを使って下地塗り。

使用するのは、ターナーのマジックペイント。
水性で匂いがしないのでとっても使いやすい。

この黒板の前でお取次ぎしてくださったご講師の姿を思い出しながら。
また、今後のご縁に向けて今できることを。

今日は一回目の下地塗り。あと2回か3回下地塗り。