「カタチ」を楽しむ

2月11日(火)

今日は午後から家族で呉市立美術館へ。

ワークショップ、「絵皿をデザインしよう」に参加。

始まるまで時間があったので、現在開催中の『「カタチ」を楽しむ ―没後50年 岡部繁夫の作品を中心に―』を鑑賞。

会場に入るなり、「長浜出身だって!」。

岡部繁夫(1912-1969)、呉市広長浜出身。

 洋画家、独立美術協会会員の岡部繁夫は、3月10日午後2時25分、心不全のため東京都目黒区の自宅で死去した。享年57歳。明治45年2月25日広島県呉市で生まれた。高畠達四郎鈴木保徳に師事、独立美術展に出品、昭和25年独立賞を受け、同30年準会員に推薦され、同34年会員となった。昭和22年銀座・松坂屋で第1回個展を開いたのを皮切りに同31年第2回(銀座・村松画廊)、同38年第3回、同41年第6回(銀座・文芸春秋画廊)と毎年意欲的な個展発表を続行し、しかも晩年は、モノクロームのパートの厚い抽象画態の作品を制作し、殊に“プルシャンブルーの中に自己を求め、自己をみつめ、偶然にたよらず、自己表現を最も明確に自己に忠実でありたい”という作家の言葉通りに独特の作風を創案確立して、しばしば秀作展、国際展に選出された。代表作「春の饗宴」「春の譜」「作品R」「作品US」「作品UZ」など。
      ※『東京文化財研究所アーカイブデータベース』参照

思わぬ出会い。

また、ただいま『この世界の片隅に』の原画も展示中。

 

ワークショップでは、豆皿を2枚、転写シールを自分で選んでスポンジを使って貼り付ける。作業は簡単なのだけど、これがなかなか面白い。

焼き上がりは1ヶ月ほど先とのこと。
仕上がりを楽しみに。

 

2020年2月11日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(177)

2月10日(月)

今朝は寒けれどちょっぴり春めいた感じ。

広南小学校の読み聞かせ。
読み聞かせボランティアの人数がなかなか集まらないようで、高校生の長男が今日は代休なので誘ったら、すんなりと。
今日は住職・坊守・長男と3人参加。

担当は1年生。

2月3日は何の日だったでしょう?

せつぶん!

豆まきした人!

はーい!

ほとんどの子が豆まきをしたそう。

今日は鬼にまつわる2冊の絵本。

1冊目は、日本の昔話より

『だいくとおにろく』 (松居 直 再話・赤羽末吉 絵)

「この本、知ってる人!」と尋ねたら、一人だけ手を挙げてくれた。

流された橋の掛け替えを頼まれた大工。
引き受けたものの、どうしたものかと思案していたら、川の中から鬼が現れた。
「おまえの目玉をよこせば、橋を架けてやってもいいぞ」と。
大工は「おれはどうでもいい」と気のない返事をすると、翌日橋が半分出来、その翌日には完成。
「目玉をよこせ」と迫る鬼に、「ちょっと待ってくれ」と断る大工。
「それなら、オレの名前を当ててみろ」と。

昔ながらの鬼の出てくる話。

 

そして、次に読んだ絵本は、

『おにはうち!』 (中川ひろたか 文・村上康成 絵)

「この本、知ってる人!」と尋ねたら、こちらは何人か手を挙げてくれた。

幼稚園の園庭に、見かけない子が。
名前は、「にお」。
にお君は、野球が上手。
でも、先生が「豆まきを始めるから」と言った途端、どこかへ言ってしまった。

「きょうはせつぶんです。まめまきをしましょう」
「でも、なんで おにに まめ ぶつけるの?」
「おに、なんか わるいことしたの?」
「そう、むかしのひとは、よくないことがおきると、
 それを、おにのせいにしたのね。
 みんな、しあわせにくらしたいでしょ。
 それのじゃまをするのが、おにだとおもってたの。
 おには、まめがきらいらしい。
 そこで、まめをまいて、おにがこないようにしたのね」

鬼がこわい人!

読み終わって尋ねると、一人だけ手を挙げてくれた。

「鬼」に対する考え方も、昔と今では違って。

おにもうち!

2020年2月10日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 2月例会

2月8日(土)

今夜は仏教壮年会の2月例会。

昨年11月、12月は蓮作り。1月は新年互礼会のため、久しぶりにお釈迦さまの話を。

今日は三法印・四法印の話。

諸行無常・諸法無我・涅槃寂静、そして一切皆苦。

終わってふと、

ええな せかい こくうが みな ほとけ
わしもそのなか なむあみだぶつ
            浅原才市

を思い出す。

そのまんま そのまんま。

2020年2月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

連絡協議会

2月6日(木)

今日、広島で最も遅い初雪を観測。

午後から広南学園第2回校区内補導及び防犯連絡協議会兼長浜駐在所連絡協議会に。
協議会の前に小学校と中学校の全クラスの授業参観。

小学3年生教室に入ると、総合の時間。
「地域の人・文化について知ろう」

石泉文庫と宇都宮黙霖について、質問を考える授業。

先日、防火訓練に参加した3年生。
来週、来山予定。

どんな質問が出るか、楽しみに。

連絡協議会では、各自治会長から、子どもたちのあいさつが素晴らしいと。

 

2020年2月6日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

節分

2月3日(月)

今日は節分。立春の前日。

昨夜は、令和2年になって初めての呉東組法中会が浄円寺にて。

ここ数年、この時期は特別養護老人ホーム成寿園・延寿荘での法話会がインフルエンザ予防のために中止となることが多かったけど、今年は中止が今のところなし。

今年はこのまま暖かくなる?

 

 

 

 

2020年2月3日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

地域とともに

1月29日(水)

今朝の『中国新聞』朝刊 呉・東広島版。

広南中学校で、一昨年「戦跡巡りマップ」を作ったことが再び。

 

今日は午前中、学校関係者評価委員会で広南中学校に。

各学年を参観し、今年度の様子を。

 

今年度は、文化活動発表会で避難プログラムを地域の方々と協力して発表。

その取り組みが、すぐれた防災教育を顕彰する「ぼうさい甲子園」(毎日新聞社など主催)で、被災経験と教訓から生まれた優れた取り組みを評価され、「はばタン賞」を受賞。

https://mainichi.jp/articles/20191205/ddl/k34/040/438000c

また、広南中学校として令和元年度文部科学大臣優秀教職員表彰を。
その評価が、

「蚊が0(くう)研究PROJECT」を始め,地域や専門家と協働して「課題発見・解決学習」及びその情報発信に取り組んでいる。

https://www.mext.go.jp/content/20191225mxt_syoto01_100002174.pdf

と。

“地域とともに”

みんないっしょ

2020年1月29日 | カテゴリー : 地域, 長浜 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練

1月23日(木)

1月26日は第66回文化財防火デー。
昭和24年1月26日、法隆寺金堂壁画が火災により焼失したことから、この日を「文化財防火デー」と定め、この日を中心に文化財を火災・震災等の災害から守るため、全国的に文化財防火運動を展開している。

呉市では、今日の石泉文庫(県史跡)を皮切りに

 1月24日 旧呉鎮守府司令長官官舎(入船山記念館)
 1月25日 多賀雄神社(苗代)
 1月26日 桂濱神社(倉橋)
 1月26日 御手洗重要伝統的建造物保存地区
 1月26日 向日原神社(押込)

と、続く。

昨日の午後から雨が降りだし、週間天気予報では1週間傘マーク。
雨天中止としていたので、今年は無理かなと思っていたけど、雲行きがどんどん変わった。
今朝雨は止んで、曇り空。
予定どおり、防火訓練を開催。

今年も広南小学校3年生が参加。

午後1時30分、地域の方が石泉文庫に集まり、40分より消防署の方より説明を。

1時50分に小学生が到着。
2時、白煙が出て、地域の方が火災を発見。
消防署への通報と、到着までの初期消火。

消防車が長浜へ到着し、ホースを延長して石泉文庫へ到着。

そして、消火活動。鎮火。

細い道、延長ホースをまたぎながら専徳寺境内に移動して、

警察署長より講話。

そして、このたびは南海トラフ地震を想定し、2つのことを聞かせていただく。
1つは、これまでの震災等で何による火災が多いかという話。
何と、停電が解除された後の通電火災が一番多いのだそう。火の元だけでなく、避難等をする場合は、ブレーカーを落とすなどの対策を。
もう一つは、津波の話。
呉に津波がやってくるのは、想定では少し立ってから。
情報をもとに、高いところへ避難を。

話のあとは、水消火器を使っての訓練を体験。
「火事だ!」とまわりに知らせ、水消火器を持って近くへ行き、ピンを抜いてホースを持ち、レバーを押す。

本来なら、小学生は消火器に触らず、まわりに知らせて離れること。

でも、初めて消火器を体験して、いろんなことを学んだかな。

最後に、天ぷら火災の実験。

 

 
 
 
 
 
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1月23日(木) 石泉文庫防火訓練の後、天ぷら火災の実験を専徳寺境内にて。 #文化財防火デー

浄土真宗本願寺派 嶺宿山 専徳寺(@sentokunet)がシェアした投稿 –

 

炎の上がる天ぷら鍋に、ひしゃくでちょっとの水を入れただけで、炎が高く。

テレビや本では学べないことを体感。

みんなで守っている石泉文庫。
家に帰って話題にしてもらったらいいな。

ようこそのご参加でした。

 

2020年1月23日 | カテゴリー : 行事, 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟新年会

1月21日(火)

何だか春のような穏やかさ。

昨日に続いて組内行事。
今日は午前10時より川尻真光寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

組内19単位の婦人会より各3名が参加。

専徳寺仏教婦人会より会員3名を送って一緒に川尻へ。

今日のゲストは上方落語 桂枝女太さん。

新年=初夢になぞらえ、夢の出てくる古典落語『天狗裁き』をご披露。

流石の話術で堂内に笑いがドッと。

 

そして、昼食後は会所の真光寺至韻会の皆さんによるコーラスをはじめ、銭太鼓に詩吟にフラダンス、皿回しと次々と余興をご披露。

新年会。笑顔でみなさんお帰りに。

 

ちなみにこちらは届いたばかりの長崎教区子ども・若者ご縁づくり推進委員会の「おしゃかさまマスキングテープ」。
お釈迦さまの生涯をかわいいイラストで。

https://www.facebook.com/goen.nagasaki/

こちらもホッと笑顔に。
ただ、老眼にはちょっときびしいサイズかな。。。

2020年1月21日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 1月例会

1月20日(月)

今日は午後1時30分より、阿賀称名寺にて呉東組聞名講。

正信偈をおつとめした後、いつもなら御示談にそなえて控え室で準備するところ、今日は法話の当番。

お味わいの「味」の話より。

そして、御示談。

今日、役員の皆さんが用意してくださった質問用紙に、いつもよりもたくさんの方がご回答。

皆さん、それぞれにお味わい。

一生懸命聞いても、一生懸命本を読んでも、すぐに忘れてしまうんです。。。
忘れてしまってもいいんですよ。
あなたがどんなに忘れようが、私は決して忘れない。
そんな阿弥陀さまの願いがここに。
なもあみだぶつ

ようこそのお参りでした。

 

 

 

2020年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(176)

1月20日(月)

今朝は広南小学校、令和2年初めての読み聞かせ。

担当は4年生。

今日読んだ絵本は、久しぶりにくすのきしげのりさんの作品。

『メロディ』 (くすのきしげのり 作 森谷明子 絵)

「ピアノを習っている人!」

と尋ねたら、3名の女子が手を挙げてくれた。

この絵本は、何と!あのYAMAHAより。

 

6歳の誕生日。
プレゼントにピアノを。
来る日も来る日も、女の子はそのピアノ“メロディ”を弾いていたのに、中学生、高校生となるにつれて、だんだんとメロディと過ごすことがなくなっていった。そして、遠くの大学に行くようになると、忘れられたように。。。

それからしばらくして、作業服を着た人たちが部屋に入ってきて、ピアノを運んでいった。メロディは壊されて捨てられてしまうのだと思って眠りについた。
でも、目が覚めたら。。。。

「メロディを読んでもらって、毎日ピアノを弾きたいと思いました」

と感想を。

ピアノだけでなく、それぞれに“大切なもの”を大切に。

来月、二分の一成人式を迎える4年生へ。

 

 

2020年1月20日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku