石泉文庫虫干し法座 1日目

9月27日(水)

今朝、朝席前に昨夜仕掛けておいたトレイルカメラを回収。

映っていたのは、

 
 
 
 
 
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アナグマ。

今月初めに掘り荒らされて以来、4回目。

トレイルカメラを設置し忘れた時に荒らされること2回。

先日はイタチが映っていたけれど、今日はアナグマの姿がしっかりと。
しかも大胆に掘りあげて。。。

恐らくそうかなぁと思いながら、証拠もないのに決めつけてもいけないかなと。

とりあえず、正体判明。

 

朝7時30分から朝席。

寺での朝席と石泉文庫での搬出に向けての準備が同時進行のため、参拝者はどうしても少なくなる。
しかも、内陣修復中ともあり、住職自勤で。

朝席では「お経」にまつわる話を。

 

8時40分頃、広南小学校より6年生が到着。

一緒に石泉文庫に向かい、子どもたちに運んでもらう。

「もっと持てます」とたくさん運んで行く子、走るように運んでくれる子、何度も往復してくれる子、いろいろと。

 
 
 
 
 
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元気に運んでくれたので、いつもより早く終了。

そのあとはプロジェクターを使っていつものように石泉文庫などの話を。

広南小学校のホームページにも教育活動の様子(9月27日)で紹介。

半日干して、午後3時から後片付け。

 

ようこそのお参りでした。

 

明日も朝7時30分より朝席に続いて虫干し。
お手伝いいただける方は是非。

 

石泉文庫虫干し準備

9月26日(火)

今日も午前中、通り報恩講。

そして、午後から総代、仏教壮年会有志のみなさんが集まって、明日の石泉文庫虫干し準備。

本堂の真ん中に支柱を立て、そこに入口から竹を渡す。

そして、本堂の端から端にロープを張っていく。

強く張り過ぎると、手が届かないし、緩すぎると、本の重みで垂れ下がってしまう。
ほどよい張りが求められる。

経典をロープに引っかけて干していく虫干しは、他では知らない。
思いつくとしたら、江戸末期より長浜は漁網で繁盛していたということ。

丈夫なロープがなければ、こんな虫干し方法は思いつかない。

長浜の歴史とともに歩んでいるのかも。

 

明日は朝7時30分より石泉文庫虫干し法座。

御内陣修復中につき、住職自勤で。

その後、8時40分頃より石泉文庫から専徳寺へと経典を運び、本堂内で虫干し。

今年も広南小学校6年生がお手伝い。

午後は3時頃より片付け作業。

お手伝いいただける方は、是非是非ご協力ください。

通り報恩講はじまる

9月25日(月)

今月初めに鐘楼横の花壇を掘り荒らされた。

その後2回も。

荒らす正体が分からないので、トレイルカメラを夜間設置。

毎朝確認するのだけれど、映っているのはネコばかり。

たまに設置し忘れた時に限って掘られていたり。。。

 

今朝、花壇は荒らされていなかったけれど、ネコでないものが映っている。

 
 
 
 
 
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イタチだろうか。

よくよく見てみると、飛びついたのに「あらら」落っこちゃったっという感じ?

思わずクスッと朝から。

 

今日からいよいよ通り報恩講。

幸先良くスタートを。
そう思ってスクーターに乗り、小坪1件目のお宅へ。
玄関前でスクーターを止め、スタンドを立てようとしたら、
「ガタン」
スクーターをこかしてしまった。。。

は~っ。。。

そのあと無事通り報恩講を終え、帰りに広南小学校へ。

明後日予定している石泉文庫の虫干しで、子どもたちに運ぶ作業をお手伝いいただくのでご挨拶に。

帰りに玄関の黒板を見ると、相田みつをさんの詩が。

何だか幸先良いスタートかも。

2023年9月25日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉市中学校美術作品展

9月24日(日)

暑さ寒さも彼岸まで

まだまだ日中は暑いけれど、今日はずっとウィンドチャイムの音が鳴り響くほど風のある1日。

 

夕方、呉市役所へ。

第47回呉市中学校総合文化行事、美術作品展。

昨日はおそなえワークショップ、今日も何かとバタバタしていて、ふと美術作品展のことを思い出したら、明日まで開催と。

明日から通り報恩講が始まるのと、今日は20時まで開催とあったので、急遽夕方。

さすがにガランとした市役所の1階ロビーでゆっくりと。

次男の作品も展示されているので、今年で最後かと思いながら。

風景画は、広南中学校から2点が展示。

どれもこれも素敵な作品。

芸術の秋、文化の秋。

明日は15時まで。

 

2023年9月24日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

おそなえワークショップ

9月23日(土)

今日は彼岸の中日。

初めての試み、おそなえワークショップを開催。

親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年、そして専徳寺内陣修復に向けての記念行事として。

この専徳ねっとでも申し込みフォームを作ってみたものの、まだまだアナログ。。。
チラシでのご案内が一番らしい。

このたびは事前に〈あやめ〉〈光明の広海〉〈菜の花〉〈曼珠沙華〉〈のぎく〉〈やぐるま〉〈つゆくさ〉の7種類の中よりお好みのものをご注文いただき、福岡の楽心堂本舗より「お供え落雁キット」をお取り寄せ。

以前より楽心堂本舗がワークショップを九州を中心に行っていることは知っていて、いつか専徳寺でも出来たらいいのになぁと思っていた。
コロナの影響で一時期ワークショップなどが出来なくなったことから、この「お供え落雁キット」が誕生。

誕生したことにより、わざわざ九州から来ていただかなくても、ワークショップを開催できる!と。

 

このたび人気だったのが、〈のぎく〉と〈曼珠沙華〉。

〈持ち帰って、自宅で作ることも可能です〉と案内を入れておいたこともあってか、20数名の申し込みがあった中、6名の方がキットのみ購入してご自宅で。

 

昨日は夕方から呉東組役員会に出席のため、それまでに本堂で準備。

朝9時よりおつとめして、それからワークショップ開始。

各テーブルに4人ずつ、こちらからの説明に耳を傾けながら、おのおのおそなえ作り。
最初はみなさんシーンっと黙々と。

慣れるにしたがって、だんだんと会話をしながら。

キットがよく出来ているので、手際よく仕上がっていく。

一対のうち、一つが出来上がったところで、あとの一つは持ち帰ってしたいという方はそうしていただいても、すべてを仕上げて帰っていただいても結構ですとご案内。

帰ってから、もう一つは家族に作らせたいという方も。

また、予備として購入していたものを、家族にあげたいからとお買い上げいただいたり。

 

まだマスクは着けたままの方も多いけれど、久しぶりに会話しながら、他の方の進み具合も見ながら、笑顔で作っていただけた。

さすがに二つ目は早く仕上がり、10時過ぎにはすべて終了。

作ったおそなえは各自お持ち帰りいただいて、家のお仏壇におそなえ。

お彼岸に自分で作ったおそなえを仏さまにお供えする。
何ともありがたい。

 

来週より、いよいよ通り報恩講が始まる。

その初日に今日参加していただいた方のお宅も。

ようこそのお参りでした。

2023年9月23日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

センチコガネ

9月22日(金)

明日いよいよ初めての試み、「おそなえワークショップ」開催。

午後からそのための準備を本堂でしていると、畳の上を何やら黒い虫が歩いている。

コガネムシ?というのは何となく分かったのだけれど、見た目は綺麗な黒光り。

調べてみたら、

センチコガネ」と。

 

「センチコガネ」?
調べてびっくりしたのが、「糞虫の一種」と書いてある。
先日の「アレチヌスビトハギ」ではないけど、名前が。。。

そこで、「センチコガネ」の由来は?と思って調べると、

「雪隠黄金虫」

雪が隠れる、、、?っと思いながらすぐに気づく。

「せっちん」ってトイレのこと??と。

 

でも、糞虫は人間にとって害虫ではなく益虫。

エジプトでは同種のフンコロガシはスカラベといって太陽神扱いだった。

所変われば何とやら。

また、

コガネムシは金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた

コガネムシといえば、この歌をついつい。
野口雨情作詞、中山晋平作曲だと。 

何はともあれ、そっと廊下に出すと、あっという間に姿が見えなくなった。

金蔵、蔵建てるとかよりも、願うは御法義繁盛かな。

2023年9月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

総代会

9月20日(水)

彼岸の入り。

今年は御内陣修復中につき、秋季彼岸会に代わり、初めての試みとして、彼岸の中日に「おそなえワークショップ」を行うことに。

楽心堂本舗の『お供物らくがんキット』を取り寄せ、これを用いてワークショップ。

その準備として、昨日とりあえず住職、坊守が一つずつ作り、お彼岸に合わせて御本尊前にお供え。

今日は午後から総代会。

先日戻ってきた襖絵等を見ていただく。

そして、落雁のお供えも。

今日の議案は、内陣修復、墓地、石泉文庫虫干し等々。

 

暑い中をありがとうございました。 

 

 

 

2023年9月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

荒れ地盗人萩

9月19日(火)

境内に紫色の小さな花が次々と咲き始めた。

萩??

中庭に白い萩は前からあるのだけれど、紫色の萩は境内にはない。

調べてみたら、萩は萩でも〈アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩〉と言う萩だそう。

世の中に“雑草”という草はない。どんな草にだって、ちゃんと名前がついている。

と牧野富太郎氏は仰ったそうだが、〈アレチヌスビトハギ〉と言う名前は。。。

 

このアレチヌスビトハギは、外来種。

知らないうちに実が服とかにくっついている〈ひっつき虫〉とも呼ばれている植物で、恐らく何かにひっついてきたものがここに根を下ろしたのだろうか。

国立環境研究所侵入生物データベース(https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81520.html)によると、この植物にはアレロパシーという影響があるらしい。

アレロパシーとは、他の生物の成長を抑える物質を放出したり、動物や微生物を防いだり、引き寄せたりする効果の総称を言うそうで、周りの動植物に影響を及ぼす植物なので、駆除の対象となっているみたい。

と言うことで、実ができる前に何とか処分してしまわないと。

 

本日、SDGsの目標達成が危機的な状況とニュースで。
また、NHK朝ドラ『らんまん』で神社合祀令。
SDGsの15番目、陸の豊かさを守ろう。
いろいろと考えながら。

 

 

 

2023年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : sentoku

平和の鐘

9月18日(月)

本日は敬老の日。

敬老会は本堂が内陣修復につき使用できないため、今年も中止。
来年はきれいになった本堂で行われますよう。

今朝の中国新聞朝刊〈洗心〉欄に

「新しい領解文」について。

 

午後1時30分、梵鐘を撞き鳴らす。

東京の国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において、第43回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要が執り行われた。

その法要前、墓苑において鳴らされる「平和の鐘」に合わせ、浄土真宗本願寺派全寺院に平和の鐘を鳴らしましょうと。

 
 
 
 
 
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世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

2023年9月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

内陣修復 襖絵

9月15日(金)

今日の午後、新調する巻障子を現場で合わせてみたいと。
それと一緒に、修復を終えた襖や仏具類が戻ってきた。

2トントラックが境内に入らないので、山門下の駐車場をお借りして、そこから一つ一つ本堂へ。

梱包された襖が外陣に並べられ、

丁寧に外されて、

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はめられた。

 

絵自体は触らず、破れていた箇所を修復し、痛みのひどかった枠を修復して漆を。
そして引き手に金箔が貼られ金ピカに。

親鸞聖人700回忌記念に、松本俊一氏、村尾時之助氏より御寄贈いただいた襖。
ずっと気にかかっていたものの一つがこのたびきれいに。

 

巻障子は、並べてみて様子をうかがい、また持ち帰って次は完成の時に。

経切太鼓も綺麗に彩色がされ、戻ってきた。

その他、御絵伝と七高僧が綺麗に表装し直され。

暑い中をありがとうございました。

2023年9月15日 | カテゴリー : 修復事業 | 投稿者 : sentoku