仏教壮年会 5月例会

5月8日(水)

今朝9時から仏教壮年会による境内清掃。

のはずが。。。

いつも来られる方々がお越しにならない。。。
清掃前に回覧をまわしていたそうだが、今回それがまわらなかったのが原因らしい。

それでも、6名の会員が集まってくださった。

そして、毎月第2水曜日に本堂の清掃に来てくださる婦人会有志の方が6名来てくださったので、本堂と境内、両方を綺麗にしていただけた。

境内は草抜きを中心に。
今年は雨が多いせいか、抜いても抜いても次から次へと。

 

明後日開かれる呉東組聞名講に向けて、1つ準備が整った。

ありがとうございました。

 

そして、夜は仏教壮年会例会。

今夜は『歎異抄』第七条、「念仏者は無碍の一道なり」。

障碍しょうがい障害しょうがいしょうがい」と表記が変わっていった話から、本来の「障碍しょうげ」の意味を伺ってみた。

念仏者は無碍の一道なり。

障りなく、護られて。

ようこそのお参りでした。

例会後、聞名講の時に皆さまに見ていただこうと、広如上人の「旃檀林」を。
本来聞名講では、自坊で住職が講師をつとめる機会はないので、せっかくだから専徳寺のこと、そして聞名講設立者大洲順道の生きざまを。

 

2024年5月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会

5月6日(月)

ゴールデンウィーク、最終日。

ゴールデンウィーク中は、お寺での法事よりご自宅での法事が多かった。
久しぶりに親族が集まるご縁も多かったよう。

この連休中に、シジュウカラの巣がどうやらスズメに。。。
獅子のお尻は間口が広いから、スズメに襲われなければいいなと思っていたけれど。。。
そう思って、境内にシジュウカラ用の巣箱をかけていたけれど、場所が悪いのかな。
また違うところに巣箱をかけ直そう。

 

今日、荷物が届いた。

先月盗られた蓮。
盗られた鉢はその後もガランとしたままで、何も出て来ないその姿を見る度にため息。。。
気持ちを切り替え、何かここで。

青い睡蓮、黄色い睡蓮、赤い睡蓮、白い睡蓮。
青い蓮はないけれど、睡蓮だと青いのがあるみたいなので、どんなものかなと。

そして、同じお店にあったカキツバタも。

とにかく前に。

 

今夜は雨の降るなか、呉東組法中会が浄光寺にて。

令和6年度最初の法中会。
このたびより副組長として司会進行のお役目を。

年度初めとあって、いろいろと。

とにかく前に。

2024年5月6日 | カテゴリー : 呉東組, | 投稿者 : sentoku

呉東組カープ観戦

5月2日(木)

5月は雨でスタート。

昨日、5月1日はすずらんの日。

境内の鈴蘭。これまでで一番花が大きい感じ。

 

午後には雨が上がるのかと思っていたけれど、夕方までずっとパラパラと。

昨夜は呉東組カープ観戦。

マツダスタジアムで、広島×阪神戦。

納涼会が、いつの頃からかカープ観戦と代わり、今年はこれまでで一番早い時期に。

住職だけでなく、小さなお子さま連れで参加される方も。

試合1時間前には雨も上がったけれど、気温が上がらない。。。

風の通りが頗る良く、とにかく寒い。。。

試合も2点先制され、何とか終盤に追いつき延長戦へ。

9時をまわり、さすがに寒かったので、9回終わったところで失礼。

帰宅した頃に延長12回を同点のままゲームセット。

とりあえず、負けなくてよかった。

 

ゆっくり野球を応援しようと思ったら、テレビで観るのが一番かも。
でも、球場観戦だからこそというものがそこに。

イニング間の球場整備もそう。
綺麗に整備されたグランドは美しいし、整備されているからこそいいプレーを観ることが出来る。

そんなことを思いながら、今朝は晴れた境内を清掃。

 

2024年5月2日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

二人静

4月29日(月)

ゴールデンウィーク前半の3連休、最終日は雨。。。

今年の4月は雨が多い。

雨が小降りになった頃、ご門徒のTさんが二人静ふたりしずかを2株持って来てくださった。

先日、法事で花にまつわる法話をしたあと、花談義に花が咲き、60年も前からご自身のお庭で育てている二人静を。

咲き始めた二人静。

二人静とは、能の演目「二人静」に由来しているそう。

しづやしづしづの苧環おだまき繰り返し昔を今になすよしもがな

と詠いながら、静御前がのりうつった菜摘女と静御前の亡霊が一緒に舞うという演目だとか。

〈苧環〉とは糸車のこと。そして、これに由来した苧環という花も。

 

名前の由来を尋ねると、いろんなことを学ぶ。

とりあえず鉢に移したけれど、雨が上がったら、これをどんなふうに植えるかな。
元気に育ちますように。

 

2024年4月29日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

牡丹崩れる

4月25日(木)

久しぶりに青空。

花まつりコンサートも終わり、残っていた牡丹の花も散った。
牡丹の花が散ることを、「牡丹崩れる」と昔の人は表現。

「梅はこぼれる」
「桜は散る」
「椿は落ちる」
「菊は舞う」
「牡丹は崩れる」

これは、大谷本廟の月々のことば(法話)にも

《参考》大谷本廟2023年4月「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は・・・」

確かに「牡丹崩れる」

ダイナミックな終わり方。

始まりがあれば終わりがある。
咲いている時間も終わり方もさまざま。

人間も同じく終わり方はさまざま。
でも、それでその命はおしまいではなく、お浄土へと往生させていただいて、次の命を育んでいく。

 

昨日のお葬式。

先日、花まつりコンサートがあった日の夕方にお亡くなりになった方の。
御正忌やお正月の御供のお餅を作ってくださったり、いろいろとお寺のことをお手伝いいただいた。

花まつりコンサート当日、御主人が一人で来てくださった。
奥さまが亡くなられる数時間前に。

翌朝、訃報の知らせが届いた時には正直驚いたが、奥さまの分までご縁に遇ってくださったのかな。

 
 
 
 
 
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2024年4月25日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

花まつりコンサート

4月21日(日)

今日は初めての試み、花まつりコンサート当日。

しかし、昨日から雨。。。

 

出演者の皆さまは、10時に来られてリハーサル。

でも、こちらは午前中法事の予定が入っているので、合間を縫いながら準備。

午後2時開演で、午後1時45分に開場。

これまでの経験から、この時間を決めておくこと、そして人が集まってきたからと言って早めに開場することは、トラブルの元になるので、そこはキッチリと。

思いのほか、このたびスムーズに開場。

 

スタートは、住職がオタマトーンで恩徳讃を奏でながら登場し、挨拶。

オタマトーン、来場者のほとんどが知らず。。。

でも、恩徳讃のあと、拍手をいただけたので、ホッと。

 

そして、サクソフォン・カルテットの演奏。

 
 
 
 
 
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佐藤健人先生とその教え子の皆さまによるカルテット。

次男も先輩方に支えられて一曲披露。

 

サクソフォンの魅力がぎっしりと詰まったバラエティにとんだ楽しい一時。

昨年の1月に初めて開催した「新年お寺でコンサート」。
お内陣修復前で、反響は大きかったけれど、薄暗くて光を感じられず、それが心残りだった。

でも、そのあとお内陣修復、そして照明も新調していただいたことで、明るい中で再び。

それを感じることが出来たという点ではいいご縁だったかも。

 

途中、先生が自家製のパーカッションを会場のみなさんにも配って、一緒に演奏してみんなで盛り上がることも。

用意していたパンフレット100部も、30部ほど余っていたので、70名ほどの方がご来場。

 

「また来たい」「また会いましょうね」。

「一期一会」、生涯一度きりと思うことも大切なことでもあるのだろうが、「またね」と言うのは、浄土真宗のお味わいなのか、こちらの方が好きかも。

 

準備から後片付けまで、大変な数日だったけれど、楽しい一時だった。

今夜はぐっすりと眠れそう。

 

素敵な演奏をありがとうございました。

そして、甘露の雨の降るなか、ようこそお越しくださいました。

2024年4月21日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

大輪の牡丹

4月18日(木)

地震から一夜明けて。

豊後水道を震源地とする愛媛県と高知県で最大震度6弱の地震。呉市も震度4と。

朝、石泉文庫を点検。

見たところ何も異常なし。

そのあとすぐに施工業者、呉市からも点検に。

 

今朝、牡丹が大輪の花を咲かせた。

去年は花をつけなかったのだけれど、今年はみごとに。

左が鎌田藤、右が島根長寿楽。

 
 
 
 
 
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地震のあと、こうして花が咲く姿が見られると、ちょっと心が和む。

甘野老あまどころも急に大きく育ち、可愛らしいつぼみを。

そして、今年は諦めかけていたスズランも、つぼみをつけてニョキニョキと。

翁草は花が終わり、

丁字草はこれから。

花まつりコンサートまで、もう本堂での御法事はないので、少しずつ出来る準備を。

外陣香炉を移動し、席を法座とは違った配置に。

張り切って一気にすると、恐らく足腰が。。。
少しずつ少しずつ、出来る所から。

地震

4月17日(水)

今日は午後から呉東組の坊守の集まり、恵信会の役員会が当山にてあり、その1時間後に呉東組役員会へ。

帰宅して今日も1日終わり、あとは寝るだけと思っているところに、携帯からけたたましいアナウンス。

そのあと、少し揺れ。

映像を確認し、音ばかりで揺れはなし。

そのあと、とりあえず本堂を確認。

とりあえず専徳寺は大丈夫だけれど、他で被害がありませんよう。

2024年4月18日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫 令和5年度修復完了

4月16日(火)

日曜日に開催予定の花まつりコンサートに向けて、少しずつ出来ることを。

まず花御堂をどこに設置するか、いろいろと考えて、お内陣の人天蓋の下に設置することに。

 
 
 
 
 
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なかなかいい感じ。

 

午後から石泉文庫にて、令和5年度の修復工事進捗状況を、呉市・総代立ち会いのもと、施工業者より説明を受ける。

令和5年度は、床下を剥がし、傾いている建物をレベル調整。

裏から雨水が床下に入り込んだり、湿気も多く、予想以上に重傷。

そしてシロアリ被害。。。

築200年を超える古民家。
やってみないと分からないことが多いとか。

とりあえず、令和5年度の工事はここで終了。
現状で出来るレベル調整はここまでと。

そのあと、専徳寺に場所を移し、令和6年度のことについて呉市より話を伺う。

改修後の活用方法をめぐって、いろいろと意見交換。

有意義に利用出来る場所となりますように。

 

 

広南小学校読み聞かせ(214)

4月15日(月)

今朝は広南小学校読み聞かせ。

この春、次男の中学卒業と、2名新しくボランティアメンバーが入ってくださったので、お役御免となるかと思ったけれど、それでも人数が足らないようなので、今年度も引き続き参加することに。

今日の担当は5年生。

読んだ絵本は、

『ひとりぼっちのオオカミ』 (ケイティ・スリヴェンスキー 文・ハンナ・サリヤー 絵・大竹英洋 訳)

先月の朝日新聞、折々のことばに紹介された絵本。

このたび大幅に先生が替わり、知らない先生なので、とりあえず自己紹介から。

そして、

「犬を飼っている人!」

と尋ねると、半数くらい手が挙がる。

綺麗な絵で、みんな聞き入って。

他の兄弟と違うオオカミ。
いつも、みんなと一緒だったらいいのに、オオカミらしかったらいいのにと思っていたオオカミの子が、人との出会いを通して、

「オオカミらしくなくて ほんとうによかった。みんなとちがうって なんてすばらしいの。」

と。
人と犬との共存は、ひょっとしたらこんな始まりだったのかもという話から。

 

終わった後廊下を歩いていると、後ろから足音。

振り返ると、一人の男子が、

「お忙しいのに来てくださったありがとうございました。」

と言って、ハイタッチ。

新年度、何だか心地よいはじまり。

2024年4月15日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku