赤い屋根と茅葺き屋根

2月17日(火)

昨日は広島別院に、組長そちょう代理として初めて組長会そちょうかいに出席。

広島別院は鉄筋の大屋根。

 

今日は三原市大和町の明圓寺に法事でお参り。

こちらの屋根は、東広島市でもよく見かける赤い屋根。

石州瓦せきしゅうがわら

石見地方(島根県)で作られた瓦で、吸水率が低く、雪・寒さ・塩害などに強いといわれる。

その甍の下で叔母を偲んでお念仏のご縁に。

 

そこに向かう途中、藁葺き屋根のお寺にふと目が。

法事の帰り、せっかくなのでお寺の前まで。

こちらも浄土真宗本願寺派「専徳寺」さま。

以前、団体参拝で白川郷を訪れた時、合掌造りの大谷派明善寺を訪れた。

そことはまた違う、趣のある茅葺き屋根。

 

赤い屋根と茅葺き屋根。

何だかほっこり、ぬくもりを感じる。

 

専徳寺の屋根は、美濃瓦のむくり屋根。

その土地の風土、歴史、信仰が、人々の暮らしを育てる。

ここ最近法話でもよく触れる民藝の柳宗悦は、それを「土徳」と表現した。

お育てにあずかる。

阿弥陀さまの大きなお屋根の下で。

 

なもあみだぶつ

ピーナッツ念珠

2月11日(水)

雨も上がり、曇ってはいるけれど、寒さが少し緩んだ。

朝、境内でシジュウカラとエナガの姿を。

 

御法事のお供えのお下がりにピーナッツをたくさんいただいた。

帰宅する途中、ふと以前ピーナッツに鳥が食べに来ている光景を思い出し、帰って調べてみたら、ピーナッツリースと呼ばれるものだと分かった。

シジュウカラが食べに来るそうで、いつも来てくれるシジュウカラにおすそわけしようと。

 

ピーナッツリースの作り方はすぐに分かったが、何か一工夫、、、

そこで思いついたのが、お念珠。

普通の念珠の紐だと細いので、ピーナッツに合わせて麻紐で房を作ってみた。

ピーナッツにキリで穴を開け、ワイヤーを通し、全て通し終わってから、ペンチでピーナッツの両端をカット。

初めてにしては、なかなかいい感じ。

鈴木俊貴さんの『僕には鳥の言葉がわかる』を引っ張り出して、あとはシジュウカラを待つばかり。

 
 
 
 
 
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気に入ってくれたらいいな。

明圓寺前坊守様御葬儀

1月7日(水)

叔母、明圓寺・前坊守様御葬儀にお参り。

久しぶりに椋梨に行くと、キリッとした冷たい空気に昔のことが懐かしく。

いつ以来だろうかと思いながら、お棺に横たわる叔母の姿を。

弔辞などを聞きながら、走馬灯のように思い出が。

いろいろと、ありがとうございました。

 

昨年末に見つけたミナペルホネンとSIWA×URUSHIのコラボブックカバー。

聖典カバーにぴったりかもと購入。
今日の葬儀に、おろしたてで持参した。

 

収骨を終え、ゆっくりもできず帰宅してお通夜に。

久しぶりにお会いした方々も、「お変わりなく」というより、それぞれに時を重ねて。

世の無常と、大丈夫な世界。

ただただ、お念仏。

 

初雪

12月26日(金)

今日は最高気温が昨日より8度も低い6度。。。
そして最低気温は3度低い2度。。。

寒い年の瀬。

今朝は初雪。
と言っても、パラパラと。

 
 
 
 
 
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今日が仕事納めのところも多いようだけど、寺に「仕事納め」はなく、30日まで連日御法事の予定。
それが終わるとようやく除夜会・元旦会に向けての準備。

先日「2日でも3日でも、どちらでもいいからお参りしてください」と法事のご依頼があったが、2日は休ませていただいて、3日より御法事。

通り報恩講が終わってから、少し余裕も出てきたので、本の取り寄せ。

今年より”おてらおやつクラブ”に参加し、1ヶ月に1回のペースで法事のおそなえ、報恩講でいただいたものを箱に詰めて贈らせていただいているので、『おてらおやつクラブ物語』と『おやつのおぼうさん』。
これから読ませていただく予定。

そして、さっと読んでしまった漫画。『極楽寺ひねもす日記』。

何かで紹介されているのを見て、ちょっと興味本位で。

ワンオペ住職、かなり無理・・・!!

今年の春から私もワンオペ住職に。
何とかなるんじゃないかと、法務員を募集したりすることもせず。

先日も忘年会でご心配いただいたけれど、ここまで何とかなっている。
と言うより、この漫画に登場する副住職と違って、これまでの経験があるからかなと思ったり。

大丈夫 心配するな 何とかなる

一休さんが弟子たちに、「どうしても困った時にこれを開けなさい」と、一通の手紙を手渡した。
その後、困り果てたお弟子さんが手紙を開けると、この言葉が記されていたそう。

 

目の前を一歩ずつ。

浄財箱

12月20日(土)

雨が降ったり、晴れ間が出たり。

午後からの法事を終えた後、本堂に浄財箱の搬入。

これまでも「お賽銭はどこに入れたら?」と問われたことがあった。

香炉台に貯金箱のような小さな口もあるのだが、それは分かりにくいらしい。

そんなこともあり、誰にでも分かりやすいように設置しておく必要もあるのではと、このたび。

 

ついつい「賽銭箱」と言ってしまうけれど、「賽銭」ではなく、「浄財」。

「賽銭」には〈神仏への感謝や祈願成就のお礼として納める金銭〉と言う意味があるそうで、「浄財」は〈見返りを求めない清らかな金銭〉。意味合いが違うので、「浄財箱」。

今どきキャッシュレス。
QRコードを置くのもありなのか知れないけれど、ここは敢えて。

 

香炉の高さに合わせるように、本来の高さよりも5㎝低く。

何とか年末年始に間に合った。

 

呉東組法中会

11月30日(日)

11月最終日は日曜日。

今年から土・日、祝日は13時~14時まで予備時間として空けている。
急な予定が入ることもあるため。
ただ、予定が入らなければ、その時間は昼休憩に。

このシステムを取り入れて、かなり楽になったような。

 

今日はその時間にオーストラリアからのお客さまが。

本堂の中を案内出来たのも、そのおかげかな。

 

そのあと午後からの法事を終えて、今夜の法中会準備。

今夜の会所は当山専徳寺にて。

先日届いたテーブルと椅子を早速。

インフルエンザが流行っているので、出来るだけ間隔を空けて。

 

先日届いたといえば、

御本典(『顕浄土真実教行証文類』)板東本の影印本。

このたび東本願寺出版から出版された、親鸞聖人御真筆の御本典がすべてカラー写真で。

本願寺の所蔵する御本典は、親鸞聖人のご往生から13年後(文永12年)に書写されたものといわれ、清書本と呼ばれるもの。

総合研究所のサイトで、デジタル版『教行信証』として閲覧可。

 

どちらも報恩講が終わってから、じっくりと。

報恩講の景色

9月26日(金)

今日で旧小坪地区の通り報恩講が一段落。

9月は雨が結構降ったにも関わらず、報恩講で傘を差したのは2度だけ。
しかも、どちらも1件目終わって外に出ると上がっているという感じ。
ただ、帰宅してから土砂降りというのは何度か。

何とも微妙な晴れ男。

昨日は帰りに信号で止まると、横断歩道にネコが一匹、こちらも信号待ち?
なかなか可愛らしい光景に出会う。

 

通り道には真っ赤な彼岸花も満開。

今年は赤いろうそくを1件1件灯して報恩講をお参りしているけれど、ろうそく、芯切りばさみ、携帯灰皿、ライターを入れていた桐箱がかなり煤けてきたので、塗装することに。

内側をシルバー。外側を黒。
何とかイメージ通りに完成。

先日、9月24日の朝日新聞「折々のことば」に、

「景色」

という表現が何とも素敵だな。

赤いろうそくが、報恩講の景色の一要素となりえていればハッピーなのかも。

汗だくになりながら、意識朦朧とすることもありながら、赤いろうそくの灯火はただただ心地よく。

来週は石泉文庫の虫干し。そしてそのあと、再び通り報恩講。

 

茗荷

9月20日(土)

今朝は曇り空で、気温も少し下がって。

彼岸の入り。
平日は目一杯午前中通り報恩講。
土日は少しゆっくりと法事。

午後、雨が降りそうな空模様となったので、本堂の戸締まりをして戻る途中、ミョウガの鉢にふと目が。

今年は植えて1年目なので、収穫は期待できないかなと思ってあきらめていたのに、土から何やら出ている!

 
 
 
 
 
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次から次へと採れた立派な茗荷。

来年はおすそ分けできるくらいできるといいな。

処暑

8月23日(土)

二十四節気の処暑。

暑さが落ち着く頃だそう。

 

まだまだ暑いとはいえ、あれだけ大きな声で鳴いていたクマゼミの声がそれほど聞こえなくなっている。

少しずつ季節が移ろっているのかな。

 

今日、寺での法事の前、本堂前のサンシェードを動かそうと外に出ると。

 

先日から本堂の廊下で2度見かけたのだけれど、今日見たヘビよりは色も淡く小柄だったような。。。

ひょっとして1匹ではない?

本堂の中、庫裏の中へは入らないように!

 

お盆期間には一つも葬式がなかったので、今日は久しぶりのお葬式。

東広島市の家族葬の会館にて。

そんな中、先日14日のお墓に続いて、朝日新聞朝刊の第一面がお葬式に関する記事。

トラブルが目立つと、そこばかり目が行くようになるので。。。

お葬式は心地よくおつとめしたい。

浄土真宗における「葬送儀礼」というのは、本願を信じ念仏するものとして、故人も後に遺されたものも、阿弥陀仏に等しく摂め取られていることに対する「報恩感謝」の思いをめぐらせる場となるものであり、また人生の拠り所を阿弥陀仏の浄土に見据えて歩ませていただくという「法縁」にであう場となるものです。葬式不要論が公然と語られる今日、浄土真宗の僧侶は、心してこの意を汲み取り、「葬送儀礼」に携わっていかなければならないでしょう。
(『浄土真宗本願寺派 葬儀軌範』解説――浄土真宗の葬送儀礼――より)

 

久しぶりの雨

8月7日(木)

今日未明より朝方まで雷雨。

久しぶりの雨。

雨が降ると、毎度のことながら、ヒマラヤスギの落ち葉が排水口に溜まる。

いつもホウキで掃いても取れない枯れ葉が、雨で一気に。

 

午前中には雨が上がり、今度は蝉時雨。

そして、今夜はお通夜。

葬儀屋さんから葬儀のことで連絡があった際、「明日が友引に当たるのですが、浄土真宗では友引は関係ないことをご遺族に説明していただけますでしょうか?」と尋ねられたので、「お通夜の前に控室でお話したらよろしいですね」と答えたら、「お通夜の時にみなさんにお話いただけたら」と。

初めてのリクエストだったけれど、六曜の話、「共引」が「友引」になった話を交えながら。

「友を引く」

浄土真宗の立場で「友を引く」とすれば、お浄土へと一緒に参らせていただくのだから、本来喜ぶことかも。
それを喜ぶことができないのは、「まだ死にたくない」「まだ生きたい」という気持ちがあるから。

「生きたい」という気持ちは大切。
日の良し悪しに振り回されず、その命を生き抜く。

そこには阿弥陀さまの願いが届いてる。

と。