3月30日(水)
今日、広本町ではツバメの飛ぶ姿が。
長浜にもそろそろかな。
今夜は平成27年度最後の法中会。
先日の組会で、組長の再任、教区会議員の新任が決まり、今日はそれを受けて平成28年度の各役職が発表、承認された。
28年度も事務局を担当。
これまでの聞名講の担当に加え、このたび「御同朋の社会を社会をめざす運動(実践運動)」の教区委員を拝命。
それから、伝灯奉告法要の団体参拝に向けて、団参事務局が新設され、事務局が兼務。
いろいろと新しく変わって。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月24日(木)
ここ数日暖かい日が続き、一気にサクラの花が開花。
でも、今夜は風が強く、寒くなりそうななか、浄徳寺にて我聞会の例会。
輪読は『蓮如上人御一代記聞書』(198)(199)。
蓮如上人を支えた門弟の一人、金森の善従のお話より。
履き物を脱がないうちから、仏法のことについて話し始める善従に、〈どうしてそのように急いで話しはじめるのですか〉と尋ねたところ、〈息を吐いて吸う間もないうちに命が尽きてしまうのが世です。もし履き物を脱がないうちに、命が尽きたらどうするのですか〉と答えたのだと。。。
「朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれり」の『御文章』白骨章や、「出息入息不待命終」(出る息は入る息を待たず、命終わる。)とのお釈迦さまの話より、無常の話はよく聞かせていただくところ。
頭では理解できるのだけれど、なかなかこれが自分のこととなると、いろんなことを後回しにしてしまいがち。。。
法話では、丁寧な言葉づかいの中にある大切なこころを。
そして、今日はこれまで「呉東組若婦人仏教連続研修会」として続いてきた研修会を、平成28年度より『やわらか真宗 (仏教婦人連続研修会)』と名称を変更し、年齢に関係なく、またこれまでの修了者でも受けられるような形に。
その役割分担を決定。
良いご縁となりますよう。
明日は広南小学校・中学校の離任式。
3月13日(日)
今日は年に一度の組会が広ステーションホテルにて。
「組会」(そかい)とは、組会議員〔本願寺へ登録された各寺の僧侶(住職)1名と門徒代表(門徒総代)1名で構成される〕が集まって開かれる会。
このたびは、組長(そちょう)、並びに教区会議員の改選期にあたり、選挙。
それぞれの組で方法は違うそうだけれど、呉東組では役員会で推薦された方の信任投票。
組長は再選。
教区会議員は、新たに僧侶議員と門徒議員を選出。
選挙の結果、すべて無事信任。
そのあと、親睦会 。
帰宅すると、広島市浄土真宗寺院連絡協議会より封書が届いていた。
開けて見ると、花まつりに向けて、花まつりオリジナルの「甘茶スイーツができました!」とのご案内。
すてきな企画なので、ご紹介。
お取り寄せも可能なので、興味のある方はどうぞ。
3月10日(木)
今日は午後から広の真光寺にて呉東組聞名講。
3月はこの1年間に亡くなられた講員の方の御遺族もお参りになられての追悼法要。
法話に続いての御示談では、まず役員の方からのアンケートより。
浄土真宗でのペット葬ってどう思われます?
一、かわいがっていたし、癒やしてくれた家族として見送ってやる。(15)
一、お経を私が聞かせてもらうご縁と思えればよい。(6)
一、土の中に埋めてやればよい。(14)
一、その他の意見。(2)
と。 この問題は、ペットを飼われている方と飼われていない方で、思いはそれぞれに変わってくる。
一方では、ペットといわず、「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」と呼んでみたり、家族の一員として、年賀状にも名を連ねていることをよく見かける。
もう一方では、仏さまの願いを聞くことができるのは人間だけで、ペットは畜生だと。
ただ、この問題はペットが救われるかがどうかでなく、私がどうなのか。それが問われてくる。
阿弥陀さまの願いの対象は、十方衆生。
それぞれのいのちをご縁として手を合わす。
その後の質問は、「往生」「念仏」「凡夫」と、今日は盛りだくさん。
南無阿弥陀 こころ一つに 味ふたつ 親の喚ぶ声 子の慕う声
よびごえに導かれ、今日のご縁に。
先日、中国新聞に載っていた総檜で改修されたばかりの「真光寺橋」。
よびごえに導かれ、橋の向こうのお寺へと足を運んでいたんだなぁ。。。
ようこそのお参りでした。
3月1日(火)
今日から3月。
長浜にも小雪のちらつくなか、住蓮寺にて呉東組聞名講の委員会が開かれた。
各地区委員が講員のみなさんより預かった会費を持ち寄り、役員の方を中心に、平成27年度の報告と平成28年度の審議。
ちょうど講員が現在1,000名。
次の代につなげるご縁を。
本願寺から『本願寺新報』3月1日号が届いた。
「読者のひろば」のコーナーに、総代長さんの投稿記事。
いつもいつも投稿していただき、ありがたいことです。
こちらも次の代につなげるご縁となりますよう。
こちらは、第25代専如上人伝灯奉告法要のスローガン。
2月26日(金)
連日、冷える。。。
昨夜は住蓮寺にて我聞会例会。
輪読は『蓮如上人御一代記聞書』の(196)(197)。
(197)では、ある人が80歳を超えた金森の善従(道西)に、「このごろは、あなたもさぞかし退屈でつまらないでしょう」と尋ねると、「わたしは80を超えたこの年まで、退屈と感じたことはありません。というのも、弥陀のご恩のありがたさを思い、ご和讃やお聖教などを拝読していますので、心は晴ればれと楽しく、尊さでいっぱいです」と答えられたとの話。
歳を重ねてくると、何だか頷けるところもあるかな。。。
法話では、お子さんの話から『無量寿経』の「独生独死独去独来」のお味わい。
そして、今日は夕方から呉東組役員会。
来月開かれる組会に向けて。 連日いろいろと。。。
先日、NHKの『サキどり↑』という番組で、絵本の特集 「え!ほんと?スゴいぞ 絵本のチカラ」が放送された。
今、絵本が大人の間でも注目されているとか。
その番組で紹介された、『360°BOOK』。
先日まで広島県立美術館で開催されていた『北斎の富士』展を家族で訪れた時、次男の目に止まり、『富士山』を購入したばかり!
その番組で紹介された『白雪姫』もすてきだったので、早速購入。
1冊の本をぐるりと360度ひろげる新しいスタイルの絵本。
これは、絵本作家でなく、建築士の方が制作し、町工場で作られた絵本だとか。
すごい発想だなぁと、ただただ感心。
お釈迦さまの御一生とか、ほかにもいろいろ出来そうだけどなぁ。
そんなことを思うと、退屈はしないかも。。。
2月18日(木)
昨年の6月、10月に続いて、今日は平成27年度呉東組若婦人連続仏教研修会の第3回目が川尻真光寺にて。
年に3回の若婦人連続仏教研修会。
我聞会が中心となって、法話やおつとめ・作法、仏教讃歌等、独自のプログラムで行ってきた若婦人を対象とした連続仏教研修会。
だんだん、「若婦人」に限定して行うのが難しくなってきたため、今回で「若婦人」と銘打っての研修会は終了。
次年度より、新たに年齢関係なく、ご縁にあっていただける研修会に。
今日担当したのは、グループディスカッションの時間。
こちらが問題提起をして、それについて4班に分かれてのディスカッション。
数年前に担当したとき、ちょっと手応えがあったので、同じ方法で行うことに。
問題提起したテーマは、『ダーナ』。
まずポストカードを1枚ずつ配る。
表にはダーナの説明。裏には「無財の七施」。
ダーナのタイトルを青・緑・ピンク・黄色の4色用意して配る。
その色がグループ分けの色となり、そのグループ内に仏さまの絵が1枚。
席を移動してグループに分かれたとき、
「仏さまが付いているカードを持っている人!その右に座った方に司会、左に座った方にまとめの発表をしていただきます。」
そういうと、
「え~!」と、
声は上がるけど、
「司会でなくて良かったとか、発表者に当たらなくて良かったと思わず、司会者、発表者は大変だと思いますので、その方のことを思っていろいろと心に思ったことを話してみてください」と一言添えて。。。
昼食をはさんで、みなさん熱心にディスカッション。
各班とも、しっかりと発表していただけて、よかった。。。
担当の時間を終えると、今日はすぐに失礼して、広南中学校へ。
昨年の12月に行われたワークショップ。
(中国新聞・12月2日朝刊呉東広島版掲載)
今日はその本番。 「万作の会」をお招きし、地域の方々もたくさん来場されて、小中合同芸術鑑賞会。
狂言の「盆山」「附子」を演じ、そして「蝸牛」では児童・生徒が掛け合いを。
狂言を観るのは数十年ぶり? でも、確かお面を被っていたし、セリフがなかったような・・・。
私が京都にいた頃に観たのは、壬生寺・清涼寺・神泉苑で行われていた大念仏狂言と呼ばれる狂言で、今日の狂言とは違ってた。。。
「狂言がどうしてこんなに長く続いていると思いますか?こうして観てくださる方がいるからです。」
なるほど。そして、こうして観る人を育てる活動を。
今日は、いろいろと学ぶことの多い1日。
2月12日(金)
今日は午後から善通寺にて、呉東組の同朋研修会。
それに先立って、勤式指導を1時間ほど。
今年度のテーマは、『過去帳等開示問題からの学び ―寺院活動と個人情報の保護―』。
「個人情報」 それ故にむつかしくなっている世界もあるのかなぁと。。。
今日、広島別院(安芸教区教務所)より、少年連盟の後期指導者学習会の案内が届いた。
テーマは、『お寺を安心した子どもの居場所に ―お寺が抱える役割と可能性は何か?―』。
御講師はNPO法人、「食べて語ろう会」の理事長だそう。
たまたま、先日ニュースで、「こども食堂」という活動が、だんだんと広まっていると紹介されていた。
そのなかでも、「おせっかい」ということばが何度も出てきた。
これまでの「かかわらない方がいい」という生き方が、「おせっかい」に。
かかわりをもとうと、世の中が少し変わってきてるのかなと思ったり。。。
何はともあれ、こうした学びの時間を通して、気づかされるのも大切かな。