散る桜

4月15日(日)

桜の花も段々散り始め、葉っぱが出始めた。

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お参りに行く途中、小坪(殿山)で桜の花が一面道を覆っている光景に出会う。

散る桜 残る桜も 散る桜   良寛

2012年4月15日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

野呂山 桜

4月12日(木)

日暮れ前、家族揃って野呂山へ花見ドライブ。

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野呂山の桜も今が満開。

桜のトンネル、あたり一面桜色。

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急に暖かくなって、葉っぱもチラホラと。

 

明日の夕方から雨の予報。

これで一気に若葉に染まる。

 

今年もここで桜を見れたことに感謝。

ありがとう。
なもあみだぶつ。

2012年4月12日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

うぐいす

2月20日(月)

今日も境内の手水鉢に氷が張るほど冷たい。

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それでも、太陽の光は春めいてきた。

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今日、法務のため訪れた小坪では、裏山から別名“春告げ鳥”、うぐいすの声が聞こえてきた。

法を聞けよ

まだまだ寒さは厳しそうだが、着実に春はそこまで。

2012年2月20日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

たぬき

2月18日(土)

今日も寒い一日。

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午後には雪もちらつく。

この冬、日本海側では記録的な大雪。
それにもかかわらず、このあたりは積雪することもなく。
本当にありがたいことである。

 

昨日、久しぶりにタヌキを見かけた。
お通夜の帰り、寺に上がる坂の手前で、車の前を小走りに逃げ去る茶色い動物。
最初はネコだと思ったが、丸々とふっくらしているその後ろをゆっくり車でついて行くと、ヘッドライトに照らされた後ろ姿は、小柄なタヌキ。

「たぬき」は、冬の季語だそう。
そして、たぬき汁も。

何と、こんにゃくをたぬき肉の代わりに入れた「たぬき汁」という精進料理があるのだそう。

別に食べてみたいとも思わないが、そこまでして食べようとする人間の貪欲な姿がよく現れている。

 

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長浜小学校の掲示板にある「長浜たんけん地図」。

長浜にはいろんな植物や動物が見られる。

それらから季節の訪れを感じたり。

今年の春の訪れを一番に感じさせてくれるのは何だろう。

2012年2月18日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫防火訓練 ― 中止 ―

1月19日(木)

本日予定されていた石泉文庫防火訓練は、雨のために中止。

日頃から心がけておかないと、いざというとき、あたふたしてしまうのが私たちの姿。
訓練は、その再確認の場。

中止にはなったが、文化財防火デーの趣旨をいただき、日頃の心がけを大切に。

 

2012年1月19日 | カテゴリー : 地域, 行事 | 投稿者 : sentoku

絆の情景展 ~広島そごう~

1月9日(月)

今日は成人の日。

そして、明日から学校は新学期。

冬休み最後の日、息子たちと一緒に広島そごうの『紙の魔術師 太田隆司 絆の情景展』を観に行く。

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最終日ともあって、入場するのに並んでいる。

作品の一つ一つが細かいので、1つずつ食い入るように眺めるため、時間がかかる。

どれもその情景に吸い込まれるように息子たちも見ていたが、さすがに春・夏と過ぎ、秋になったところで次男がもたなくなった。

秋から冬は、サラッと眺めながら退場口へ。

そしてふり返ると、入場口にはさらに長蛇の列。

 

人と犬とクルマ。そして時々電車や船・・・。

紙のもつ質感を最大限に利用して、立体的に作られた作品。
そこにいろんな物語が垣間見える。

「絆」

1つの作品のなかに描かれた、まったく他人同士のように見える人たちが、それでもやっぱりつながりあっている。

作品のすばらしさもさることながら、そんなメッセージをいただいた。

 

今日から本願寺では御正忌報恩講。
明日から小坪説教所の御正忌報恩講。

2012年1月9日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

長浜小学校 学習発表会

11月27日(日)

今日は長浜小学校の学習発表会。

長浜小学校としての最後の学習発表会。
一つ一つが最後・最後。
大切な時間を感じる。

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ただ、法務の予定があり、見ることの出来たのは、長男の出演した1,2年生の「ブレーメンの音楽隊」と、

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妻の出演したPTAのコーラス。

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残念ながら、ここまでしか見ることは出来なかったが、お天気にも恵まれ、父兄をはじめ、地域の方もたくさんご来場。

 

はじめの校長先生の挨拶のなかで、今回の発表会のテーマを発表。

こころをひとつに

現在おこなわれているバレーのワールドカップ。
その選手達のユニホームに、「こころはひとつ」の文字。
そして「こころをひとつに」という思いで戦う選手の姿を見て、そこから今回のテーマをいただいたそう。

こころはひとつ。

ひとりひとりがバラバラだと、1+1=2とならず、むしろマイナスになってしまうこともある。
でも、こころをひとつにみんなが望むと、1+1が2以上の大きな力になることも。

この言葉は、東日本大震災以来、特にスポーツの世界で使われているように感じる。

どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない。みんながいる!みんなで乗り切ろう!You’ll never walk alone

震災直後の3月15日。
イタリアのインテル所属の長友佑都選手が、試合後にこのメッセージを書いた日の丸を大きく掲げた。

長浜小学校の名前は無くなっても、広南小学校として新たな出発が待っている。

こころをひとつに。

 

今、専徳寺の境内では、イチョウの葉が散り始めた。

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このイチョウの大木。
話によると、今よりももっと背の高いイチョウの木だったのだそう。

ちょうど一週間前の落語会が終わった後から散り始めた。

 

イチョウ

漢字で書くと、「公孫樹」。

公とはおじいさんを意味するのだそう。
おじいさんがイチョウの種を植えても、その実を食べるのは孫の代。
長い時間をかけて、実がつくようになる。

そう思うと、何とも時間がゆったりと流れていること。
この木は、この長浜の出来事を一番よく知っているかも知れない。

長浜小学校のはじまりも、今日の長浜小学校最後の学習発表会のことも。

 

ちなみに専徳寺のイチョウは雄。
待てど暮らせど、ギンナンは降ってこない。

 

2011年11月27日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

浄円寺報恩講

11月6日(日)

午前中ぱらついていた雨も上がり、午後から広駅前の浄円寺報恩講の御満座の席に。

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住蓮寺住職導師のもと、法要。

蒸し暑く、汗をかきながらのおつとめだった。

 

その後、広商店街振興組合発行の写真集

オールドデイズ
懐かしい広町・広商店街 あの時 あの頃
 ―広の歴史を未来の子どもたちへ伝えるために―

を商店街内の広書房で購入。

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明治40年頃の長浜の風景なども掲載されているが、注目すべきは最初に出てくる広村絵図(1850年)。
当時の「長浜千軒」といわれた町並みが地図のなかに描かれている。

 

広村から呉市へ。

移り変わる姿が紹介されているので、興味のある方はどうぞ。

 

2011年11月6日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

長浜 秋祭

11月3日(木)

今日は長浜入江神社の秋祭。

 
この祭は、江戸時代に仰誓(ごうぜい)という学僧が全国の念仏者の逸話を集めた『妙好人伝』の第二編に登場する。

「九右衛門男」

九右衛門の息子、想四郎と想吉兄弟が海で遭難したときの話である。

【参考】『妙好人伝全集 古昔の巻 第2編』 (近代デジタルライブラリー)

その話に由来するお供舟(呉市有形文化財)が、以前は曳き船として伝わっていたが、

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交通事情も変わり、県道を使用することが難しくなったため、お供舟は神社でその姿を見せるのみ。

それでも、太鼓と御輿が子どもたちの旗を先導に長浜を練り歩く。

 

若手有志による長浜祭り愛好会も出来、太鼓をかついで回す姿は勇ましい。

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妙好人を伝える全国でも珍しい祭である。

2011年11月3日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku

長浜 よごろ

11月2日(水)

今日は広商店街のお宅を報恩講で。

今年は異常なほど暖かい。
例年であれば、11月になると肌寒く感じるのに、お参りしていると汗をかく。

タイでは深刻な洪水、ニューヨークでは大雪と聞く。
  

白石地区も昨日終わり、広古新開と名田をあと1週間で終える。
それが終わると、いよいよ長浜の報恩講に。

 

今日もお参り先で、犬が一緒に報恩講。
犬やネコと一緒にご縁にあわれる方も多くなってきた。
そんななかからいろんなご縁が生まれる。

あるとき、玄関先で犬に吠えられた。
家に入ると、ずっと外からこちらをうかがっている。

そして帰り際、玄関を出ようとすると、態度が豹変し、今度はしっぽを丸めて怯えている。

どうも、『御文章』を拝読するとき、主(飼い主)が頭を下げて聴聞している姿を見て、恐れをなしてしまったよう。

頭を下げる

何気なく頭を下げているが、頭を下げる行為というのは大変なことなのだと気づかされる。

 

11月1日号の本願寺新報に、『親鸞なう』(福井新聞社刊)という書籍が紹介されていた。
そして、同時に電子書籍版も販売されたと。

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このあたりでは中国新聞社が毎週「洗心」を連載。
福井新聞社では、親鸞聖人750回御遠忌を機縁に、「親鸞なう」を9ヶ月連載し、それをこのたび単行本化。

せっかくであるから、電子書籍版を購入してみた。
パソコンでもスマートフォンでも見れるので、ちょっとずつ読み始めることに。

 

今夜は長浜入江神社のよごろ。

「よごろ」とは、何と方言だそう。
一般的には「宵宮祭」といい、祭の前夜祭。

明日が祭礼。

妙好人にまつわる祭である。

2011年11月2日 | カテゴリー : 地域 | 投稿者 : sentoku