石泉文庫 クロガネモチ倒木

4月24日(日)

今朝7時過ぎ、総代さんが、

「石泉文庫のクロガネモチが倒れました!」と。

小雨降るなか、石泉文庫に向かうと、

大きな巨木が道を塞いでる。。。

反対側にまわって、

石泉文庫の敷地内から見ると、前の民家の屋根を直撃。

 

石泉文庫の隣に住んでおられる方が、朝6時半頃、雷でも落ちたのかと思って目を覚まし、外を見ると煙は上がってなかったけれど、まさかこんな姿にと。

そこで、どうしたらいいのか分からず、とりあえず総代さんに連絡してくださった。

屋根を直撃した民家に住んでいた方は2階でお休みになっておられたそうで、人的被害がなく、ホッと。

 

また、昨日の午前中、総代さん方が石泉文庫の草刈りをしてくださった。

倒れたのがその時でなくて良かったと。

「この木はいつ頃からあるんでしょうねぇ」と話題になってたそう。

 

屋根に穴が開いてしまっているので、雨の心配もあり、急遽消防署の方にブルーシートを掛けていただく。

倒木は、呉市土木課の方がすぐに来られ、生活道を回復させるために除去してくださることに。

道が細くて重機を入れることが出来ないので、明日から少しずつ切断して撤去するそう。

中が空洞化していたのだけど、外側は鉄のように硬く、とにかく重い。

黒鉄黐くろがねもちって、そこから?

 

在りし日の黒鉄黐。

夏はここに絡みついた凌霄花のうぜんかずらのオレンジの花がきれいだったのに。

長浜郵便局の風景印にも。

被害に遭われた方に御見舞申し上げます。
とともに、ずっと石泉文庫を静かに見守ってくれていた黒鉄黐に感謝。

震度3

1月22日(土)

本日未明、日向灘を震源地とする地震(M6.6)。

呉市は震度3。

スマホの緊急地震速報のアラームで驚いて目を覚まし、布団の中でただただ揺れが治まるのをじっと待つ。

揺れが終わると、起きてテレビをつけ、地震速報を見て、津波の心配がないことを確認して再び布団に。

と言っても、すぐには眠れない。。。

初めて緊急地震速報のアラームを聞いたけど、それで身構えるホンの数秒があったのは、大事なことかも。

 

午前中法事をつとめ、午後から専徳寺墓地と小須磨墓地を確認に。

上まで登ってみたけれど、このたびは何の異常もなさそう。

 

2001年の芸予地震(M6.7)では、多くの墓が倒壊し、

現在も当時のままのお墓もいくつか。

2016年の熊本地震の時も続いたので、しばらくは気をつけて。

 

2022年1月22日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

広島市に大雨特別警報

8月13日(金)

今朝、広島市に大雨特別警報。

この辺りも昨日からずっと雨模様ではあるけれど、豪雨災害の時のような雨ではないかなぁと記憶を辿りながら。。。

 

朝、大名蓮は、

こんな姿になりながらも、一生懸命。

 

盆参り

この辺りではその風習がないので、SNSなどで他所のお盆の様子を見ながらへ~っと。

初盆とか、依頼のあったところだけをお参りさせていただくのだが、今朝はさすがにこちらを気遣ってお電話をいただく。

「こんな雨の中を来ていただくのは気の毒だから、日を改めた方がいいですか?」と。

「玄関前まで車で向かいますから、大丈夫です」と。

そして、もう一件は、「玄関前が水浸しで、くるぶしくらいまで水が溜まってるんです」と連絡いただいたので、「長靴履いて行きますから大丈夫です」と。

みなさん、それぞれ都合を合わせて集まってくださっているので、出来るだけの準備をして。

 

今日もお参り先に持参した傘は、

ずっと愛用している逆さ傘。

普通の傘と違って、内側が畳んだ時に外側になるので、車の中に入れても座席が濡れず、しかも、自立式。
傘立てに入れる必要もなく、壁に立てかける必要もないので、時々二度見される。

ちょっとしたことで、「えっ!?」みたいな反応があると、特にこんな雨の日には良いのかなぁと。

 

長靴も、庭の掃除用に買ったくるぶし丈のショートでつやなしタイプのもの。
やわらかいので、車の運転にも差し支えないし、履き心地は申し分なし。
まさか、こんな時に役立つとは。

 

昨夜は、普段は下で寝ている母も含め、家族を2階の南側に寝かせ、私一人2階の居間でテレビを見ながら、うたた寝で一夜。
布団で寝るとつい熟睡してしまうので、何かあった時のために。
これは、豪雨災害以来。

その時に比べると、さすがに体力が落ちているので、1日も早く落ち着きますように。

みなさんもどうぞお気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

2021年8月13日 | カテゴリー : 未分類, 災害 | 投稿者 : sentoku

案頭春 2021

7月28日(水)

今朝、赤い蓮《案頭春あんとうしゅん》が開花。

先日咲いた大名蓮は大輪。
こちらは少し小さめ。

「案頭」とは、机上を意味するそう。

と言うことは、《案頭春》とは、机上の春。

机の上に飾れるくらい小さい花ということかな?
でも、春???

9時前には萎んでしまったので、明日の早朝全開でしょう。

 

池中蓮華ちちゅうれんげ 大如車輪だいにょしゃりん 青色青光しょうしきしょうこう 黄色黄光おうしきおうこう 赤色赤光しゃくしきしゃっこう 白色白光びゃくしきびゃっこう 微妙香潔みみょうこうけつ

お浄土の蓮は、車輪のように大きいらしい。

《案頭春》、スケードボードの車輪よりは大きいかな。

 
明朝を楽しみに。

地震・大雨

7月8日(木)

豪雨災害から3年。

この時季を迎えると、毎日天気予報を気にしながら。。。

 

夜中、地震で目を覚ます。
  (午前1時24分頃、震源地:伊予灘、呉震度2)
次の地震はぐっすり寝入って気づかず。
  (午前2時39分頃、震源地:安芸灘、呉震度1)

1度目は結構揺れたように思ったけれど、夜中の突然の出来事に、なかなかからだが動かない。。。

 

朝起きると、呉市に洪水警報。
そしてその後、大雨警報。

JR呉線は終日運休、学校も休校。

お日さん、雨さん

ほこりのついた
芝草を
雨さん洗って
くれました。

洗ってぬれた
芝草を
お日さんほして
くれました。

こうして私が
ねころんで
空をみるのに
よいように。

         「金子みすゞ童謡全集」JULA出版局

雨が降るのは悪いことばかりではないのだけれど、ここ数年毎年日本のどこかで発生する線状降水帯。
それに伴う土砂災害。

くれぐれも、お気をつけて。

 

2021年7月8日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

3.11 東日本大震災から10年目

3月11日(木)

東日本大震災、あれから10年。

午後2時46分より、梵鐘の鐘を撞き鳴らす。

 
 
 
 
 
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親鸞聖人750回大遠忌もちょうど10年前。
その時のスローガンが、〈世の中安穏なれ 仏法ひろまれ〉。

今もそのお心をいただきながら。

 

そして、今日は蓮の植え替えを。

桜(ソメイヨシノ)が咲く前に植え替えるといいらしいので、今日を選んだのに、何と広島では全国で最も早い開花宣言。。。

蓮と鶏

泥のなかから
蓮が咲く

それをするのは
蓮じゃない

卵のなかから
鶏が出る

それをするのは
鶏じゃない

それに私は気がついた

それも私のせいじゃない

震災後のACジャパンのコマーシャルで話題となった金子みすゞの「こだまでしょうか」。
その金子みすゞのこの蓮の詩も素敵な詩。

泥のなかから蓮が咲きますように。

 

2021年3月11日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫

8月5日(水)

7月末の長雨で、石泉文庫の白壁の一部が剥がれ落ちてしまった。

ただ、県の史跡であるため、勝手に触ることもできないので、呉市文化振興課へ先日総代さん方が報告に。

今年は新型コロナウィルスの影響で、門信徒会の総会が中止。
総代会では、来年度に向けて石泉文庫の補修が一つの議案として挙がり、その話し合いを市と相談していた中で、こんな状況に。

壁が今にも崩れそうな状況。

市から県に今日の視察の報告とともに、次の台風が来るまでに何とか応急処置をとってもらうよう見てもらうことに。

隣接する石泉僧叡和上のお墓は、いつ壁が崩落するか分からないので立ち入り禁止。

まさか、刑事ドラマに出てくるような姿になるとは。。。

猛暑の中、カンナの花が燃えるように。

明日は8月6日。
広島に原爆が落ちたあの日から75年。

例年通り、8時15分より鐘を撞き、おつとめ。

防災 ふるさと広南

7月22日(水)

今日の中国新聞朝刊、呉・東広島版に広南学園の記事。

昨日、広南中学校で「広南防災の日」祈念式が開かれたそう。

1967年7月の豪雨災害、先日大雨の翌日にお参り先で聞かせていただいたばかり。

いろんな思いを受け継いで、共に思いを新たに。

 

昨日のコシアカツバメ。

今朝、窓の外でにぎやかな声がするので見てみたら、またコシアカツバメが電線に。

 
 
 
 
 
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思った通り巣立ちしたばかりみたいで、親に「頂戴、頂戴」と羽をバタバタさせておねだり。

専徳寺の南に向かう電線は、見晴らしがいいのか、この時期ツバメの特等席。

50羽以上。
別にソーシャルディスタンスというわけでもなく、いつも間隔をあけて止まってる。

このツバメたちにとっても、ここはふるさと。

暑いので、気をつけて。

2020年7月22日 | カテゴリー : 災害, 長浜 | 投稿者 : sentoku

ほとけさまの手の内に

7月8日(木)

雨が上がり、久しぶりの青空。

それでも、朝6時30分の時点で大雨警報が解除されなかったので、広南小学校は昨日に続いて臨時休校。

今朝、赤い蓮、案頭春が2つ開いた。
開いたといっても、こんな感じに可愛らしく。
明日は全開かな。

朝一番に寺のまわりを確認し、そして、午前中暑くなる前に墓地の確認。
一昨年の豪雨災害の時、泥水がすごかったので、今回は長靴を履いて、バイクに乗って小須磨墓地に向かう。

途中、水たまりもなく、問題なし。

ただ、

墓地の看板に残念な落書き。。。

ここにゴミなどの不法投棄が多かったので、総代さんがきれいに掃除をして看板を設置してくださった。

「バチが当たる」という表現はいかがなものか、と言うことで、「仏さまが見ています」という表現で。

それなのに、「専徳寺」に×をして、「ウソ」と。。。

何だか寂しいなと思いながら、ふと『西遊記』のお釈迦さまの手を思い出す。

仏の教えにあう前の孫悟空。

ウソかまことか。

分かった時にはすでにほとけさまの手の内に。

「ものの逃ぐるを追はへとるなり」

親鸞聖人も「摂取不捨」をこのように。

みんなみんな〈ほとけさまの手の内に〉と、「仏さまが見ています」を。

 

次に向かった長浜の墓地は、

参道だけが少しだけこんな感じ↑。

 

まだまだしばらく雨の予報。
特に明後日はまた。。。

休める時には休んで、どうぞお気をつけて。

2020年7月8日 | カテゴリー : 災害, 長浜 | 投稿者 : sentoku

西日本豪雨から2年

7月6日(月)

このたびの九州地方での豪雨で被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も不安な時を過ごしておられる方にも、お見舞い申し上げます。

今朝からスマホの緊急速報アラートが鳴るたびに、2年前のことを思い出します。
これからひどくなりませんように。

 

そんな中でも、今朝少しつぼみが膨らんで、明日にでも案頭春が咲きそうな気配。

明日の朝、咲く姿が見れるといいな。

 

最近、思うこと。

和眼愛語(わげんあいご)」

本来は「和顔愛語」。でも、今はマスクを着けてるので、見えるところと言えば目。

そこしかないので、人と接する時はできるだけやさしい目を保ちたい。そして、伝わる声でやさしい言葉を。

呉市もただいま警戒レベル3。

このあと、また降る予定なので、どうぞお気をつけて。

 

 

2020年7月6日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku