仏教壮年会 総会

4月8日(金)

今日はお釈迦さまの誕生日。
花まつり

ただいま、境内には昨年植えた多年草が次々と芽を出し、桜も葉が青々と。

鐘楼前のハナカイドウも開花。

ただ、その近くにどこからともなくやって来たニラのような草が生い茂り、ちょっと臭いが。。。

手で触ると臭いが取れなくなるので、何とか手で触らないように。

まずは草を取り除き、そのあと土をふるいに掛けて。

草の量より土の中にあった根の量が半端なく、あっという間に45リットルのゴミ袋いっぱい。

せっかくきれいにしたので、ここにも何か。

毎日毎日、これらの植物を見て、たくさんのことを学ぶ。

 

今夜は仏教壮年会の総会。

昨年はコロナで出来なかったけれど、今年は対策を取りながら時短でサクサクと。

このたび1名がお辞めになられ、2名が新しく入ってくださって26名で今年度を開始。

そして、開始時間が夜7時30分から7時へと変更。

今年も、ともに学び、ともに味わえるようなご縁を。

 

2022年4月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

春季彼岸会

3月21日(月)

彼岸の中日。

まん延防止等重点措置が解けて初めての連休。
すぐには通常には戻れそうにないので、朝9時から春季彼岸会をおつとめのみ。

おつとめのみと言っても、このたびも『念佛日和』特別号による文書伝道。

来られなかった方にも後日お届け予定。

そして、このたびも花手水。

春らしく、元気になるような、そんな色合いに。

雪柳が自由にあちこち伸びて、桜のつぼみが今日2つも増えていた。

そして、ずっと気になっていた桔梗も新芽が出て来た!

 

暑さ寒さも彼岸まで

 

2022年3月21日 | カテゴリー : 法座, 行事 | 投稿者 : sentoku

普段着のお参り

3月20日(日)

春のお彼岸。

春のお彼岸も秋のお彼岸も、お参りに行くと「お彼岸のお忙しい時に・・・」と恐縮されて言われるのだけど、これまでそれほど忙しいことはなかった。
むしろ、「お彼岸でお忙しいでしょうから」と、敬遠される方が多かったのかなと思うくらいゆったりと。

でも、今年の春のお彼岸は、まん延防止等重点措置が先日解かれたこと、解かれて初めての連休とあってか、法事が次々と。

 

そんな中、今日ご夫婦でお参りしてくださったご門徒さんは、お父さんの祥月命日が昨日、葬式をしたのが今日、そして明日が自分の誕生日。
「家族に強制しないよう、普段着でお参り出来るご縁をと言うことでお参りさせてもらいました」と、昨年お一人でお参りになられ、今回は奥さまと御一緒にお参りくださって、記念写真も一緒に。

ずっとこれからもそれを続けていかれるのだそう。

寺から年回法要が当たっていますとのご案内はさせていただくのだけれど、それ以外は自由にそれぞれの思いでご縁に出遇っていただけたらいいのかも。

それぞれの思いで普段着のお参り。

今日は薄墨桜(江戸彼岸桜)のつぼみが一段と膨らんで。

 

明日は彼岸の中日。

朝9時より彼岸会のおつとめと、文書伝道によるご縁。
花手水も用意して、出来るだけ春を感じるご縁になれば。

2022年3月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

仏教壮年会 3月例会

3月8日(火)

3月6日に広島県のまん防(まん延防止等重点措置)が解除されたのを受け、今夜は令和4年になって初めての仏教壮年会の例会。

1月は翌日9日よりまん防が適用されることになったため、急遽中止。

来月は総会に当たるので、しばらく連続して開催する目処が立たないため、コロナ前にやっていたお釈迦さまの生涯は今しばらく休み。

 

そこで、今日は何を取り上げようかと考えていたところに、大洲順道のこと。

今年が亡くなられてちょうど100年。

先日、「専徳寺住職であった大洲順三」のことを知りたいと問い合わせメールをいただいた。

「大洲順三」?

そのメールに「仁村守三」という名が記されていたので調べてみたら、Wikipediaにも。

キリスト教の歴史の中では、いろんなところに出てくる名前みたい。。。

長崎や東京にいた頃、順道と重なる時期もあるのだけど、どう見ても生存年代に40年ほどの隔たりが。。。

仁村守三 大洲順道
寛政12年頃
(1800)
  肥前に生まれる      

 

    天保14年
(1843)
  豊田郡竹仁村に生まれる
      文久元年
(1861)
18歳 松島善譲門下に入る
      明治元年
(1868)
25歳 本山に入り、原口針水に従事
長崎でキリスト教を
明治3年
(1870)
70歳 長崎で洗礼を受ける      
      明治4年
(1871)
28歳 東京で教部省設立に関わる
明治6年
(1873)
73歳 日本基督教公会設立に関わる
東京に移る
     
明治9年
(1876)
76歳 新栄教会の長老に就任 明治9年
(1876)
33歳 教部省に出仕
      明治10年
(1877)
34歳 教部省が廃止され、本山奉職
      明治11年
(1878)
35歳 専徳寺に入寺
明治13年頃
(1880)
80歳 亡くなる      
      明治19年
(1886)
43歳 鹿児島出張所(別院)へ
      明治32年
(1899)
56歳 本願寺執行に
      大正11年
(1922)
79歳 亡くなる

仁村守三が洗礼を受けたとされる70歳の年、順道だと27歳となる。
年齢詐称するにも、この差は如何に?

資料によっては「順三」とか「順造」と記載されており、「順道」と正しいものがない。

仁村は本名を大洲順造と云って、後ち広島県賀茂郡長浜の真宗本願寺派専徳寺の住職となったと云はれてゐる。

「言われている」と、どうやら確実な資料もないみたいで。。。

 

こちらには隠すこともなく、諜者(スパイ)であったと認めようもないのだけれど、キリスト教と向き合っていたことは事実。

モヤモヤするので、当時のことを少しでも知ろうと、島地黙雷の本を取り寄せて読んでみたり、遠藤周作原作の映画「沈黙 サイレント」(マーティン・スコセッシ監督)を観てみたり。

江戸から明治。

尊王攘夷のことも宇都宮黙霖を通して何度も見てきているけれど、キリスト教に対する当時の脅威は並々ならぬものであったよう。

今では当たり前のようなことが、全然違っていた時代。

インターネット上にもいろいろ出ているみたいなので、みなさんと一緒に考えていきたいと思い、今日はこの話を。

 

いずれにしても、命がけで信仰を守ろうとした方がいた。伝えようとした方がいた。
そして、今のご縁がある。

そのことを学ぶ数日。

ようこそのお参りでした。

 

 

2022年3月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

作業の中で

1月25日(火)

明日1月26日は文化財防火デー。
本来なら本日午後から石泉文庫防火訓練をするはずだった。

まん防(まん延防止等重点措置)を受けて中止となったが、そのまん防も来月20日まで延長されるとか。

 

いろいろと予定されていた行事等が中止となっているけれど、今日は作業の一日。

まずは朝から『念佛日和』を各地区ごとに仕分け作業。
仕分けをした『念佛日和』は、総代さん方が各地区に持ち帰り、世話係さんにお願いして配っていただく。

それが終わると、今度は仏教婦人会の会員さま宛に手紙、『大乗』『本願寺新報』の申込依頼、そしてダーナ募金のお願い。

毎年お願いすることではあるけれど、ダーナ募金って何?っていう方もいらっしゃるので、仏教婦人会連盟のホームページからリーフレットをダウンロードして印刷、三つ折り。

できることから
はじめよう
ダーナの実践

いつでも どこでも だれでも

できることからはじめようと、事務作業も一日がかり。
こちらは地区役員のみなさんにお配りいただくことに。

 

そして、来年の親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要の呉東組団体参拝に向け、本山に提出する一次募集の申込書を作成したので、組長印をいただきに。

そこで、掲示板にふと。

私の誕生を泣いて
 喜んでくれた人がいた
そのことだけで 私は
 生きていける

 

今日1月25日は親鸞聖人の師 法然聖人のご命日。
知恩院では法然聖人の御遺訓『一枚起請文』を拝読し、お念仏を称える法要をおつとめするそう。

専徳寺に残る『一枚起請文』。

これを書いたのは、

「鷹城僧叡」

後の〈石泉僧叡〉和上。

只一向に念佛すべし

一日作業の中にもいろいろご縁が。

2022年1月25日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

まんぼう

1月7日(金)

正月明けの広島での新型コロナウィルス感染急拡大を受け、まんぼう(まん延防止等重点措置)が1月9日から適用されることとなった。

どうやらその重点区域に呉市も含まれることになりそう。。。

 

午前中、呉東組聞名講の臨時役員会が行われ、そちらに出席。

1月20日に予定されている例会後の役員会に向けて。

地区委員の方がお辞めになる際、その次にお世話してくださる方がいないため、その地区の講員がごっそりと辞めていかれるという状況が続いて、2015年には1000名超えていた講員数もいまや600名ほどに。

再びお聴聞をともに喜べる日がやって来ますように。

 

午後から文化財防火デーの石泉文庫防火訓練の打ち合わせ。

市と消防署、総代さんを交えて。

1月25日に開催することを前提に話を進めていたけれど、打ち合わせが終わって数時間後に市から連絡があり、まん延防止等重点措置期間中の消防訓練等はすべて中止にすることに決定したため、今年の防火訓練は中止と。

広南小学校3年生に、石泉文庫の敷地内での見学は難しいから、どこでだったら訓練の様子を見てもらえるか、いろいろ案が出ていたのだけれど。。。

これで2年続けて中止。

再び子どもたちと地域一体となった防火訓練ができる日がやって来ますように。

 

明日の仏教壮年会の1月例会。

会食を伴う新年互礼会はせず、通常の例会を予定していたけれど、本日中止と連絡。

当山御正忌報恩講もどのように迎えさせていただくか。。。

 

境内の木瓜ぼけの花が赤く色づいてきた。

こちらは確実に春に向かってる。

 

 

 

 

 

 

2022年1月7日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

除夜会・元旦会

1月1日(土)

新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

 

昨夜、というよりも今朝未明に行われた除夜会。

0時より本堂では重誓偈をおつとめし、外では除夜の鐘。

鐘を撞き、本堂でご焼香して仏さまに香を献げ、それぞれの願いを書いた紙をキャンドルに巻き、蓮の花に載せて境内の親鸞聖人像に。

香・華・灯

新しい年を迎えるに当たって、大切に仏さまへお供え。

 

このたびは花手水に丸いフローティングキャンドルを浮かべた。

昨年のは火が消えやすかったけど、今回のはバッチリと最後まで。

そのおかげもあってか、今年は手水鉢のまわりにお供えされる方が多く、

親鸞聖人の足下は以前よりも少なめ。

そして、みなさんのお供えをお下がりとして

素敵な彩りでしばしの間楽しませていただく。

このたび帰省できなかった方も、来年こそぜひこの素敵なお下がりのご縁に。

 

朝を迎え、9時から元旦会。

『教行信証』総序の御文と昨夜の除夜会の写真を入れたリーフレットを作成し、正信偈のおつとめの後、総序の御文を拝読。

最後にちょっと今年は寅年ということで、本堂にいる一匹のトラの話を紹介。

専徳寺の本堂には蛙股に二十四考の彫刻が。

その一番南側にあるのが楊香ようこうの物語で、そこに1匹のトラの姿。

楊香は少年だと思っていたけど、15歳の少女だそうで、あるとき父と娘2人で山を歩いていると、大きなトラが2人を襲ってきた。
楊香は、涙ながらに「私を食べて、父は食べないで!」と、トラに飛びかかっていった。
トラはその鬼気迫る楊香の姿に畏れを抱き、その場を去って行ったという物語より。

父が助けを求めたから楊香が助けようとしたのではなく、助けずにおれない父を楊香は助けようと。
阿弥陀さまも私が助けて!とお願いするから救ってくださるのではなく、救わずにおれない私を真っ先に願うてくださっている。

阿弥陀さまの願い

遥か遠く昔から

 

元旦会が終わると、総代さんが竹灯りを片付けてくださった。

蓮はあとでゆっくり片付けますからと、午後からキャンドルに巻かれた願いごとを剥がしながら。

自分の願いより、家族への願いや他者への願いが目につく。
もちろん「コロナ」に対する願いも。

みんな みんな 願われている

 

 

2022年1月1日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

大晦日

12月31日(金)

今年もあと数時間。

昨年の除夜会は新型コロナウィルス感染予防のため、蓮のキャンドルは中止したけれど、今年は参拝者は少なくても、寒い中をお参りに来てくださった方のために。

今月の仏教壮年会の例会で2年ぶりに蓮の花作りをしていただいた。
ただ、皆さんに作っていただく数では足らないかも知れないので、空いた時間にせっせと蓮の花作り。

気分はNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のあんこのおまじない。

あずきの声を聞け。時計に頼るな。目を離すな。なにをしてほしいか、あずきが教えてくれる。食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべる。おいしゅうなれ、おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。その気持ちが乗り移って、甘いあんこができあがる。

お参りに来られる方の姿を思い浮かべながら、きれいになれ、きれいになれと。

 

香・華・灯

仏さまへ大切なお供えをし、新しい年を迎えていただきたい。

午後から花手水。

お正月は菊尽くし。

夜はここにフローティングキャンドルを。

花手水を終えた頃、総代有志のみなさんが集まって、竹灯りを準備。

今年は鐘楼前に

オイルトーチを新しく設置。

風が強くても、これなら大丈夫かな。

今夜は風が強く、寒くなりそうなので、お参りされる方はどうぞ暖かくしてお参りを。

 

 

2021年12月31日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

ひろみなみイルミネーション2021

12月20日(月)

寒い週末だった。

金曜日は午後から風がどんどん強くなり、本堂前のスチール製のシューズラックが飛んでしまうほど。

夜から広島県でも降雪の予報が出ていたので心配したけれど、翌日土曜日は晴れ。

土曜日は横路のお墓へ納骨があったり、黒瀬へ法事に。
黒瀬では「長浜は雪が降りましたか?」と。
黒瀬では朝、うっすらと雪が残っていたそう。

日曜日は郷原へお参りに。
どこも冬らしい色に。

そして、夜は今年一番小さく見える満月。
マイクロムーン。

一つ一つ今年〈最後〉が終わっていく。

 

今日は夕方広南中学校で〈ひろみなみイルミネーション2021〉の点灯式。

「メリークリスマス」

 

「お寺だけど、クリスマスは?」

と、学校で子どもが聞かれたそう。

 

「お寺だからしない」というのは、昔の話。

今の時代、「対立」ではなく、、、「寛容」?

そう思って、「寛容」を調べてみた。《参考》Wikipedia「寛容」

寛容(かんよう、英: toleration)とは自分と異なる意見・宗教を持っていたり、異なる民族の人々に対して一定の理解を示し、許容する態度のこと。

「寛容」は、元々ヨーロッパで宗教改革から生まれた概念らしいけど、当時は積極的に相手を尊重するのではなく、仕方なしの許容であったと。

いつの時代も、対立から争いが生まれ、受け容れるのは難しいのかな。

違うことをすべてを受け容れることは難しくても、素敵なところは学んでいけたらいいな。

夕日が沈む頃の点灯だったので、また暗くなってから出直し。

 

 
 
 
 
 
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もくりんさんもクリスマスバージョン。

ひろみなみイルミネーション2021

12月24日まで開催。(17:00~19:00)

 

これからも続くといいな。

 

 

2021年12月20日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

とおりぼんこう おわり

12月17日(金)

今日は津久茂地区の通り報恩講。
これで今年も各地区ごとにお参りする通り報恩講も修了。

あとは個別に数件を残すのみ。

今年も無事ここまで来れたことに感謝。

ここ数年で一番暖かい報恩講だったかもと振り返りながら、最後のお宅をお参りし、空を見上げると冬空。。。

午後から台風並みの風?が吹き荒れて。
これから寒くなるのだそう。

来週月曜日、広南中学校で〈ひろみなみイルミネーション〉点灯式。

たくさんの笑顔が見られますように。

2021年12月17日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku