石泉文庫虫干し準備

9月28日(月)

朝はひんやりと。

明日から石泉文庫の虫干し。

今年はコロナ禍で、例年7月に行っていた石泉文庫虫干し法座を中止。
春の段階で夏まで小・中学校の行事等はほぼ中止となっていたので、いつも6年生に手伝ってもらって続けてきた虫干しをどうするか。
そこで、夏休み明けに9月以降に虫干しを考えているけれど、学校としてはいかがでしょうと、先生にお尋ねしたら、6年生らしいことが出来ていないので、ぜひ参加させていただきたいとご返事。

ただ、マスクを着けたままでの作業となるため、できるだけ過ごしやすい時期にと言うことで、9月終わりの明日に。

今日はそのための準備。

午後から総代、仏教壮年会の有志の方々が集まって、本堂にロープ張り。

ここに来て、呉市でもコロナ感染者のニュースが連日。

あらかじめ総代会で、このたびの虫干しは防止対策として受付を設置することに。

受付担当の総代さんから、「受付のボールペンをどうします?病院とかでは一々除菌してますが…」と助言いただいたので、書いてもらった後、アルコール消毒をしていただいたらと言うことに。

このたびは、マスク着用、アルコール消毒、距離をとりながらの作業となるため、体調の悪い方、心配な方はご遠慮いただきますよう、お願いしますと。

開始は9時から。

お互い気をつけて。

 

彼岸明け

9月25日(金)

本日、彼岸明け

昨夜からの雨は、予想以上に強い雨。

通り報恩講に出発する時は小雨がパラついていたけど、最初のお宅に伺う時には止んでいた。

今日は多い班なので、マスクをつけたままどうなるかと思ったけれど、何とか無事に終了。

お参り先で仏様にお礼をしてから、ロウソクや線香を点け、コミューンを設置。

お参りが終わると、「これはなんですか?扇風機ですか?」と、半分くらいのお宅で尋ねられる。しかも、お尋ねになられる人、口を揃えて扇風機?と。

そこでコミューンのことを少し。
マスクにしても、コミューンにしても、お尋ねに応えることで、大切なことが伝わっていくのかな。

彼岸最終日。
コロナ禍で初めて彼岸の1週間に手水鉢とライトアップを。
いろいろと大変ではあったけれど、やってみて初めて気づくことも多いので、次に向けての準備ということで、いいご縁に。

花手水も、今日の雨で少し沈みがち。
境内も少しぬかるんでしまったので、今夜の和傘灯り、ライトアップは中止。

次のご縁をお楽しみ。

 

 

2020年9月25日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

通り報恩講 スタート

9月23日(水)

本日、通り報恩講が小坪地区よりスタート。

例年と違うのはマスクを着けてお参り。

「大丈夫ですから、マスクを外しても」

と、有難いお言葉を頂戴するのだけれど、声を出すとかなりの飛沫。
透明マスク(マウスシールド)やフェイスシールドでは、直接顔にかかることはなくても、もれ放題。
先日までの滝のような汗をかかなくなったので、もう少しの辛抱かな。

 

お彼岸前の週間天気予報では、今日から台風の影響で雨の予報だったのに、どうやら進路が逸れたよう。

ライトアップも今日で5日目。

ずっと見てるわけにもいかないので、どのくらいの方が見に来てくれているかは分からないけど、夕方境内を掃除して傘の設置。

 

夕飯を終えてから、後片付けの前に、配置を変えたり、色を変えたりして、今後の参考に。

色が変わるだけで、雰囲気が変わるのが面白い。

風が少し強いのか、傘がひっくり返ってあちこちに。
それで、予定よりも早くに撤収。

見に来られる方は、どうぞお気をつけて。

 

2020年9月23日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

彼岸の中日

9月22日(火)

今日は秋分の日、彼岸の中日。

秋季彼岸会法座は中止したけれど、朝9時からおつとめのみ。

戸を開け、間隔をあけ、正信偈をおつとめして、ご挨拶がてら少しだけお話を。

花手水に足を止め、笑顔でお帰りいただいた。

 

4連休最終日、人込みを避け、午後から蒲刈の蘭島閣美術館
特別展「はしもとみお彫刻展 海からはじまるいきものたち」

木彫りの動物がいきいきと。
見ていると、ふと笑顔に。

小学生の次男の宿題、日記にライトアップのことを書くというので、これを見に来てくれた方がどんなふうに思ってくれたらいいと思う?と尋ねたら、「笑顔になってくれたらいい」と。

なるほどなぁ。

もっとこうしたらいいってことはない?
と重ねて聞くと、照明を増やしたほうがもっと良くなるような気がすると。

 

そこで、今夜はライトを買ったときにおまけについてきたライトを一つ追加。

今日は久しぶりのお通夜があったので、前後バタバタと支度と片付け。
昨日までの週間予報では明日から雨の予報だったので、今日でおしまいかなと思いながらしていたら、何と!週末まで雨は降らないとか。。。

明日から小坪地区の通り報恩講開始。

明日も雨が降らなければライトアップ。
笑顔になれるような配置を考えながら。

2020年9月22日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

平和の鐘 オレンジライトアップ

9月21日(月)

今日は敬老の日。

例年本堂に舞台を設置して自治会主催の敬老会が開かれるのに、今年はコロナ禍で中止。

そんな中、今日は午後12時、梵鐘を撞き鳴らす。

先日9月18日は浄土真宗本願寺派の平和の鐘。
今日の鐘は国際平和デーの平和の鐘。

先日は5分だったので10回ほど撞けたけど、今日は1分程度とあったので、4回撞いたらおしまい。

でも、今日は本願寺派だけでなく、平和を願っていろんな宗派、他宗教も一緒になった大切な1分間。

夜は境内ライトアップ3日目。

その前に花手水を少し入れ替え。

今夜の色に合わせて。

今夜は境内をオレンジに。

9月21日は〈世界アルツハイマーデー〉
認知症になっても安心して暮らせる社会を

〈参考〉厚生労働省ホームページ

アルツハイマー型認知症への理解を深める啓発活動の一環として、日本各地でオレンジ色にライトアップされるそう。
広島では広島城で。

ライトアップすることで、いろんなメッセージを伝えることができる。

和傘灯りの和傘は、子どもたちに好きに並べてと。

明日は9時からおつとめ。

お参りできる方はどうぞ。

 

 

 

彼岸の入り

9月19日(土)

暑さ寒さも彼岸まで

日中はまだまだ暑い日が続くけど、朝晩はずいぶん涼しくなってきた。

今日は彼岸の入り

今年の法座は中止したけれど、密にならずにお寺にお参りできることを考えて、彼岸の間、境内を夜間ライトアップすることに。(※雨天中止)

手水鉢もお盆に続いて花手水。

ちょっと秋らしい色合いで。

お盆のライトアップをした時、境内に何か物足りなさを感じ、いろいろ探してそれを補うアイテムを見つけた。

和傘。

和傘をライトアップするため、新しく6本和傘を購入。
そして、蔵の中から、以前敬老会で使われていた踊り用の小さな和傘が見つかったので、それを一緒に並べることに。

昼間並べると焼けて痛みそうなので、傘は夕方から並べてライトアップすることに。

昨年、石泉文庫の虫干しのために本を運ぶのに、荷車があったらいいのにと話が出ていたので、このたび新しくワゴンを購入。

それがこれでも使えそう。

夕方から傘の設置。

そして、午後7時前にライトアップ。

和傘はそのまま放置すると、風で動いてしまうので、安いマイクスタンドを購入して、針金で固定。
ライトはLED懐中電灯を柄に針金で固定し、そのままでは光が強すぎるため、紙を巻いて和らげる。

そして、境内には2灯のLED投光器を。

また、手水鉢にはLEDライトを4器投入。

LED投光器も手水鉢のライトも、リモコンでいろんな色に変えることが出来る。

秋らしく、オレンジ色。

今年は法座だけでなく、敬老会もお祭もいろんなことが中止。
GO TO トラベルといっても、なかなか行きにくい方も多い。
遠くに行けないのなら、せめて近くでちょっと。

この1週間、連休中は晴れだけど、連休明けから雨の予報。

雨が降ると中止するので、この連休中にお寺へどうぞ。

 

 

 

 

2020年9月19日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

平和の鐘

9月18日(金)

今日は朝から時折激しい雨。

昼には雨も上がり、午後1時15分より千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要の平和の鐘に合わせ、専徳寺の梵鐘を撞き鳴らす。

あれ?去年は?と振り返ったら、去年はお葬式と重なって撞けなかったよう。。。

ちょうど5年前の今日。
戦後70年の節目に、呉東組団体参拝で千鳥ヶ淵戦没者追悼法要にお参りさせていただいた。
確かあの時も雨だった。。。

今年は戦後75年の節目の年。
コロナ禍で出来ないこともたくさん。

それでも出来ることを。

 

先日、東京にお住いの御門徒さまより、オンライン法要が可能かどうかお電話をいただいた。
「今のところ、要望がないのでしていませんが、御要望があれば準備はします」と。

そんなこともあり、ライブ配信を初めて試みたが、5分前までちゃんと流れていたのに、あと数分で開始というところで不具合。。。

それでも、スマホでYouTube配信が可能だと分かったので、一つ前進。

 
 
 
 
 
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全日本仏教会では、国際平和デーの9月21日正午12時より。

 

 

2020年9月18日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

同じ穴の狢

9月9日(水)

昨日のアナグマにはびっくりしたけど、長男がネットで調べて「アナグマのこと、ムジナって言うんだって」と。

「えっ?ムジナってタヌキでしょ?」

実はタヌキもアナグマも、またキツネもハクビシンもムジナなんだと。

また、アナグマは土を掘って巣穴を作る。
その巣にタヌキも同居してることがあるそう。

それで「同じ穴の狢」か。(ムジナって狢と書くそう。)

と納得しながら、、、これって悪い意味でしか使わないなぁ。。。と。

そんなことを想いながら、本願寺のお彼岸のポスターをふと、

“施されたら施し返す 恩返しです”

とってもタイムリーな言葉で良いんだけれど、大和田常務の声でしか聞こえてこない。

それを演じる香川照之さんはカマキリ先生を含めて好きなのだけれど、大和田常務の言葉としては。。。と思うのは私だけ?

「同じ穴の狢」

そんなことを思いながら、昨夜仕掛けたトレイルカメラに、今日も映っていた。。。

 

 

しかも、2頭。。。
これからどうなるかなぁ。

 

今日は午後から広島別院にて、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)安芸教区委員会 「貧困の克服に向けて」の研修会に。

コロナ禍で延期になっていた研修会。
また、今年度、呉東組の組重点プロジェクトリーダーに就任して初めての研修会。

NPO反貧困ネットワーク広島 代表 秋田智佳子先生(弁護士)をお招きして「貧困問題の現状について」を。

なかなか貴重な現状の話を聞かせていただいた。

講演の後、宗門で「貧困の克服」という課題を掲げているけれど、実現できると思いますか?という質問が。

それに対して、ゴールはともかく今、目の前に困っている人がいるから動いているというようなニュアンスの言葉が印象的。

とりあえず、今できることから。

 

明日は久しぶりの聞名講。
こちらも今できることを。

 

 

2020年9月9日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

足跡の主?

9月8日(火)

昨日の台風10号。

少し風は強かったものの、それほど大きな問題もなく通過。

先日の足跡の正体が知りたくても、ずっと見張ってるわけにもいかず、どうやったら正体を突き止めることができるだろうかと、いろいろと調べてみると、トレイルカメラという存在が。

トレイル(trail)とは、引きずった跡、とか、痕跡という意味があるそうで、トレイルカメラとは、動物(人)の熱を感知して自動撮影するカメラのこと。
夜間は赤外線で撮影できるそうで、取り敢えず手頃なトレイルカメラを購入。

足跡のあった日、池のそばに「ため糞」が見つかった。

ため糞とは、動物が同じ場所に糞をためる習性があるそうで、てっきりタヌキだろうと思っていた。

そこで、足跡もタヌキかな?と思いながら、その正体を突き止めるため、トレイルカメラを台風が過ぎ去った後、夕方設置。

そして、今日の午後、本当に撮れてるのかなぁと思いながら、カメラを確認すると、

何と!

 

そこには大きな!!

タヌキでなく、ア・ナ・グ・マ!

アナグマのことは、7月にニュースで広島市南区で出没増加中と紹介されていたので知っていたが、まさかここで。。。

中国新聞記事

アナグマと言ったら、
絵本『わすれられない おくりもの』
    (スーザン・バーレイ作・絵)

このイメージ通りなら、やさしいアナグマさんなのに。。。

 

今夜は3月以降、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、中止していた仏教壮年会。

時間を短縮して、今年度の特別臨時総会。

本来4月に開く総会。
今年は回覧で総会の代わりとしたけれど、役員の改選もあったため、新役員の皆さんが再開に先立ってちゃんと総会をしておきたいという事で。

少しずつ、今できることを。

 

2020年9月8日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

盂蘭盆会

8月15日(土)

例年行われる14日夜の西脇神社の夏祭、15日夜の戦没者追悼法要、盆踊り、長浜の夏の行事はすべて中止。

専徳寺の盂蘭盆会も新型コロナウィルス感染防止のため、法座は中止。
法座は中止としたけれど、縮小しておつとめのみをすることに。

おつとめのみにしたからと言っても、「来てよかった」と思っていただけるようにと、法話の代わりに寺報『念佛日和』特別号をお配り。

そこには、「浄土を想う」と題して、ウィンドチャイムと花手水を紹介。

ウインドチャイムは、本堂の上り口にかけてみた。

本堂の廊下は風の通りが良いので、素敵な音色が響く。
その音が浄土を想う音色であったらなと。

もう一つ用意したのは、花手水。

今年の1月に大谷本廟に参拝した際、「花噴水」を初めて見た。
その後、寺院・神社の手水鉢に花を浮かべる「花手水」なるものが流行っているのを知った。

これを目にした時に、ふと思いついたのが、大晦日に手水鉢に花を浮かべ、水の中からライトアップすること。

そんなアイデアを持っていたのだけれど、今年はこんな事態になったので、お盆にお浄土を想うご縁としてみようと。

 

やってみたいけれど、花がどれくらい必要なのか分からない。
先日お花屋さんに花手水の話をし、昨日水の上に浮かべる花を選んで仕入れていただいた。

今朝6時30分頃、日が昇る前にしてしまいたいので、手水鉢の水を入れ替え、花を浮かべてみた。

とてもかわいらしいのだけれど、スペースが空きすぎかな。。。

そこで、先日坊守が試しに浮かべていた菊とアジサイがまだ大丈夫そうなので、それを浮かべる。

これはこれでありかも。

でも、もう少し隙間を埋めたいので、

坊守の提案で木苺の葉を隙間に。

庭に水をまき、親鸞聖人像に境内に咲いたユリを供えて完成。

朝日が差し込み、とてもいい感じに。

どれくらい来られるか、全然予想もできないけれど、取り敢えず準備をしてお待ちするのみ。

朝9時

可能な限り席を離して正信偈のおつとめ。

ウィンドチャイムの音が響く中、お参りしてくださった。

おつとめの後、少しだけ『念佛日和』の紹介をし、お孫さんのおられる方には先日届いたばかりの若手僧侶の会“春秋会”制作の絵本『おおきくなってね』をプレゼント。
「孫はいないけれど、自分が読みたい」とおっしゃられる方にもプレゼント。

 

終わるとすぐに焼山に盆参りと納骨に行く予定になっていたので、皆さんの反応をゆっくり見ることはできなかったけれど、手水鉢のそばで花手水の写真を撮り、「これを見れただけでも今日来た甲斐があった」と仰っておられる方もいたとか。

オンライン法要をされる御寺院も多いようだが、あまりこの辺りでは需要がない。ならば、オンラインでは味わえないご縁を作ることを考えて。

今夜は花手水に防水のLEDライトを入れてライトアップ。

夕方LEDのライトを沈めようと思ったところ、このライトは浮く。
え~!?と思ったけど、本堂の縁側にあった瓦のかけらにライトに縛って埋める。

最初は2つで充分かなと思っていたけど、入れてみると4つは入れないと。。。

とりあえず、ライトを沈め、境内には春に購入したLEDの投光器を2基設置。

私の頭には、今年はコロナの事もあるので、境内は医療従事者の方に感謝を込めての青、花手水は白と思っていたのだけれど、

 
 
 
 
 
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ライトのリモコンを息子に渡すと、いろんな色にセッティング。

カラフルにしてくれるのだけれど、それはそれでとってもいい感じに。

夜9時までのライティング。

終了間際に総代さんがご夫婦、時間差で2組ご来山。

阿弥陀様だけにスポットを当てた姿は新鮮だったよう。

今年は戦後75年。
そして、前住職の7年目の命日。

清風院釋曠昭

今日のテーマ、

清風宝樹をふくときは
いつつの音声いだしつつ
宮商和して自然なり
清浄勲を礼すべし

を少しでも感じていただけたかと。

何もできない時だけど、私にとってはいいご縁。

次にする時は、ぜひ他の人にもぜひ味わっていただきたいな。

 

 

 

 

2020年8月15日 | カテゴリー : 法座, 行事 | 投稿者 : sentoku