8月20日(土)
本日、『本願寺新報』8月20日号が届いた。
1面に先日の広島別院でのご門主さまご巡回の記事。
住蓮寺の正弥くん、出てる! 読者のひろばのコーナーには、
総代長さんの投稿記事。 もう何度目になるだろう。
いつもいつもありがとうございます。
法座に来られる御講師の皆さんが口を揃えて、「男の人のお参りが多いですね」と仰ってくださる。
その大半は総代さん。
専徳寺の総代さんは、お聴聞第一。
門信徒のみなさんに姿で伝えてくださる。
ありがたいことです。
TEL.0823-71-7926
〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
8月19日(金)
リオ・オリンピック。
最後まであきらめず、大逆転して金メダルを獲得した選手もいれば、最後まであきらめなかったのに、銀メダルに涙する選手もいて、いろんな感動をもらう朝。
今朝の席で盂蘭盆会も御満座。
今朝の席では、亡くなったお父さんからの手紙が届いたお話から。
私だったら何を伝えるだろうと考えながら。。。
「うけつぐ伝灯 伝えるよろこび」
ちょっと気になって「伝」について調べてみると、 旧字で「傳」。
人偏(にんべん)に「專」と書く。
「專」とは、糸巻きと右手を表しているんだと。
《参考》OK辞典 「人から人へと事物をぐるぐると回す」ということが「傳」の漢字の成り立ち。
なるほど。。。
暑いなかを、ようこそのお参りでした。
お盆も一段落して、今日は子どもたちと一緒に呉市立美術館へ。
ようやく来れた、『「この世界の片隅に」展』。
子どもたちもじっと見ていた。
澤原家の三ツ蔵の絵の前で、
「ここ、どこか知ってる?」
「ここで黙霖さんが亡くなったんよ」。
広海軍工廠の絵の前で、
「ここが三角浜、ここがうち」。
「え~!、うちはだいじょうぶだったん?」
「うちはだいじょうぶだったみたいだけど、〇〇は・・・」と。
私も伝え聞いたことを伝えていく。
「人から人へと事物をぐるぐると回す」
少しは伝わっているのかなぁ。
秋に公開のアニメ。
とっても細かく町の様子などが描かれているようで、楽しみに。
8月17日(水)
盆、祭、盆踊り。。。
長浜の行事が一段落し、今夜は月に照らされ盂蘭盆会。
御講師は、阿賀の西光寺 藤瀬和亮師。
同じ呉東組の一番若い住職さん。
父である前住職様が亡くなったのが11年前。
お盆を迎えると、その時のことを思い出すとの話から。
私の住職継職法要の会奉行を前住職様にお願いしていたのが、お盆前に訪ねてこられて、病気が見つかったこと、会奉行の代わりをすでに立ててくださったこと、そして、お盆参りを終えないと病院には入れないこと。 大変なことにもかかわらず、まったくこちらに心配をかけさせないよう、先回りをして振る舞われていたことをこちらも思い出しながら。。。
本願力にあいぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし
お念仏を称えるなかに、前住職様のお念仏も。
ようこそのお参りでした。
8月14日(日)
今年は暑い暑い炎天下のお盆。
今年は、遠方からのお参りが多い。
お盆の帰省、お墓参りに合わせての法事。
こちらに家はないけれど、お墓があり、懐かしい思い出がある。
そんなご門徒さんが関東から九州から、わざわざ専徳寺へとお参りになられる。
昔を思い出し、故人を偲び、手を合わせるご縁。
みんな導かれてるんだなぁ、願われているんだなぁと感じながらお参りを。
そして、今夜の長浜は西脇神社の夏祭。
船で御輿と太鼓が沖へと出て行き、灯籠流しも。
懐かしい人たちが顔を合わせ、昔の話を聞かせていただいたり。
明日の夜は、戦没者追悼法要が入江神社にて。
そして、盆踊り。
長浜のお盆もあとわずか。
8月8日(月)
今朝の分陀利華。
そして、『中国新聞』朝刊 「洗心」欄に先日のご門主の広島別院ご巡回の記事。
「心豊かに生きられる社会を」
いろんな世代の方々とのご縁がこれから大切になるのかな。
今夜は仏教壮年会の納涼会。
毎年8月は納涼会で、いつもより1時間早く6時30分開始。
ただ、お通夜が出来て、少しお待たせしてしまった。。。
重誓偈をおつとめし、少し法話をさせていただき、集会所で会食。
連日暑い暑い日が続いてる。
それでも、オリンピックに高校野球と、みんなみんながんばってる。
特に今日はイチロー選手が、メジャーリーグ史上30人目の3000本安打達成。
僕にとって3000という数字よりも僕が何かをすることで僕以外の人たちが喜んくれることが、今の僕にとって何より大事なことだということを再認識した瞬間でした。
試合後の言葉が素敵だな。
ようこそのお参りでした。
8月6日(土)
71回目の原爆の日。
午前8時15分、長男が鐘楼の鐘を鳴らす。
そして、本堂でおつとめ。
毎年、ずっとずっと続いてる。
今日は珍しく広島市西区まで法要に。
その続きで、マツダスタジアム。
午後2時にスタジアムに着くと、3時開門なのに長蛇の列。
関係者通路よりスタジアムへと入って、かば広場へ。
今日はピースナイター 巨人×広島戦。
広島別院・安芸教区教務所、安芸教区子ども・若者ご縁づくり推進プロジェクト主催の「PEACEおりがみでおりづるをおろう!」のお手伝い。
カープのホームページにも紹介されたこの企画。
緒方監督はじめ、選手の方々に折り紙を折っていただいて、展示。
まだまだ馴染みのないプトラとプトリもご来場。
決してクレヨンしんちゃんではない。 ちょっと小さなお子さんには近寄りがたい存在だったかも知れないけれど、
折り紙で共演したカープのマスコット“スライリー”が来ると、子どもたちは大喜び。
おりづるはと言うと、円筒形のクリアケースに、折って入れていただく。
開門と同時に、どんどん人が集まってくる。
座るところもなくなって、
柱で折る人、立って折る人、
たくさんの人、たくさんのお子さんが折ってくださって、
クリアケースがいっぱいになり、ダンボール2箱に移すほど。
私の担当したのは、この輪投げ。
お子さんを対象に輪投げに挑戦していただいて、見事入ったお子さんにはPEACEおりがみを1部プレゼントというもの。
簡単な作業かと思えば、次から次へと来られるので、輪投げを取り、次のお子さんに渡す。
その都度、子どもの目線の高さにしゃがむので、後々太ももと膝が。。。
今日、暑いなか、たくさんの方に折っていただいた折り鶴。
9月に平和公園へお供えされるそう。
試合が始まると、折り鶴ブースは一段落。
試合は負けてしまったけど、鳴り物なし、そして折り鶴、「平和」を考える1日となったかな。
佐々木禎子さんは、生きたくて生きたくて折り鶴を折り続けたけど亡くなってしまった。
平和を望んでこうして折り続けているけど、再び戦争が・・・ってならないように。
世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ。
8月5日(金)
昨日、次男と一緒に車で出かけたとき、「お父さん、死んだよ!」と、遊びのなかで発言。
それに対して、「お父さん、死んだからもう運転出来ないわ。そうなったらどうする?誰がする?」と聞いたら、言葉を失う。
そんなこともあって、寝る前にそれを思い出し、「お父さんが死んだらどうなるの?ぼくが死んだらどうなるの?」と尋ねてきた。
「みんな死んだら仏さまになるんよ」
「え~!ぼくも?」
「仏さまって透明?」
「見えないよねぇ。でも、手を合わせて〈なもあみだぶつ〉って言うとき、おじいちゃんはここ(心)におるよ。」
「へ~、じゃ、おじいちゃんもおばあちゃんもお父さんもお母さんもお兄ちゃんもぼくもみんな仏さまになるんだぁ。いいなぁ。早く仏さまになりたい!」
「でも、ケータイもメールもなかったらどうするの?」。。。
なんて会話をしながら眠りに。
初盆のお参りがすでにチョコチョコと。
今日は特別養護老人ホーム「成寿園」の追悼法要。
毎年お盆前に、この一年間に亡くなられた方々の御遺族も参られて、合同の追悼法要。
多くの方の遺影が並ぶなかでの法要。
みんな仏さまになって、お念仏のなかに。
午後から次男に付き添って今日も小学校のプールへ。
暑いなか、みんな元気に。
そして、同級生の姉妹と一緒に今年初めての花火を。
明日は8月6日、原爆の日。
こうして、元気に楽しく過ごせている今をありがたく。
明日は午前8時15分より梵鐘を鳴らし、おつとめを。