広南小学校読み聞かせ(72)

2月8日(月)

どんよりとした寒い朝。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は6年生。

 
今日読んだ本は、

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『Life(ライフ)』  (くすのきしげのり 作 松本春野 絵)  

町の外れに「Life(ライフ)」という小さなお店があります。
でもお店といっても、だれかが働いているわけでも、なにかを売っているわけでもありません。
ある冷たい風が吹いた日、一人のおばあさんが「ライフ」にやってきました・・・・・・。
冬の間も「ライフ」には、たくさんの人が訪れ、そしてすてきな春がやってきました。

 
花の好きだったおじいさんを亡くしたおばあさん。
おじいさんとの楽しかった日々を思い出し、さびしい毎日を過ごしていた。
でも、この「ライフ」のおかげで。。。

 
作者くすのきしげのりさんのあとがき、

「Life(ライフ)は、この町の人たちがよく訪れるリユースシステムのお店です。
私はこの作品で、「Life(ライフ)」を訪れる人たちを通して、それぞれの「人生」の一コマと、この町の人たちのつながりを書こうと思いました。
「人生」ということを考えたとき、それは、「人が生きる」ということだけではなく、それぞれの時間の流れの中で、人と関わりあいながら生きることであり、言いかえれば、「人は、(生かされながら)生きている」ということなのだと思ったからです。
そして、これは書き進める中で考えたことであり、こうして作品が完成して、あらためて思うことなのですが、この作品の中で少し視点を変えてみると、「Life(ライフ)」を訪れる人たちだけでなく、そこに置かれた物たちも、みんなが咲かせた花たちも、「Life(ライフ)」というお店自体も、さらにいえばおじいさんの想い出さえも、それぞれの時間の流れの中で、「(生かされながら)生きている」といえるのではないでしょうか。

 

「(生かされながら)生きている」

読み終わった後、「こんなお店があったら、行ってみたいなと思いました」と感想を。。。

 
春に向けてとっても暖かくなるお話。

今日はこれから専徳寺仏教婦人会の新年会。
ここでも、この本を読み聞かせ。

 
 
2016年2月8日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

広南小学校持久走大会

2月4日(木)

先週、雨のために延期となった広南小学校の持久走大会。

 
長男は小学校最後の持久走。
次男は初めての持久走。

順位は別として、どちらも自分なりに頑張れたみたいで、何より。

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今年もゲストスターターをつとめたのは、長浜出身のオリンピック・マラソンランナー、采谷義秋氏。

子どもたちには、今ひとつ偉大さが分かっていないみたいだけど、元祖“市民ランナー”。
現在ヨーロッパで人気だと聞く、アシックスの前身“オニツカタイガー”のシューズを世界に知らしめた方だとか。

 
そんな大先輩からの言葉が届いてるといいなぁ。

 
今日から8日(月)まで、広市民センターの1階ロビーで、第65回平成27年度広島県統計グラフコンクールの小学生の入賞作品展示会。

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成績優秀校並びに多数出品校に選ばれた広南小学校の入賞作品と、小学生入選以上とPCの部小学生の作品が展示。

こちらも頑張ったご褒美の特別展かな。

 
昨日が節分、今日が立春。
暦の上では春だけど、まだまだ冷たい風。

でも、小学校の花壇に、

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チューリップの芽が!

春ももうそこまで。  

2016年2月4日 | カテゴリー : 長浜 | 投稿者 : sentoku

『見真』にご縁の会

2月1日(月)

安芸教区教務所(広島別院)より毎月出ている教区報『見真』が届いた。

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今月号(2月号)に、呉東組で行っているご縁の会の紹介記事。

今春4月17日に開催予定のご縁の会。

第10回目ということで、組を越えて、教区にひろげてご案内。

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このたびもよいご縁がありますよう。

2016年2月1日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(71)

2月1日(月)

今日から2月。

今朝は広南小学校読み聞かせ。

担当は5年生。

節分を前に、「鬼」にまつわる絵本を探していて見つけたこの本。

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『小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。』(原田剛作)

 
先月この本を見つけて購入したけれど、あまりにもインパクトのある絵と内容だったので、正直躊躇していた。
でも、アマゾンでベストセラー1位になってるのを見て、???と思って調べてみたら、どうやら先週の『奇跡体験!アンビリーバボー』という番組で取りあげられたのだそう。
その反響が大きかったみたいなので、この本をどんなふうに子どもたちが受けとめるかなと思って読んでみることに。

 この本は、この絵本を発行したワイヤーオレンジという育児雑誌を扱う会社の社長、原田剛さんの実話がもとになっているそう。

とっても やさしかったお母さんが、とつぜん 鬼のようになりました。 どうしてボクは ひとりでナスビを売らないといけないの???

鬼のようなお母さんの姿の裏にあった親心。
この本を書いたのは、叱ることのできない親が増えてきたからだそう。

虐待とかのニュースをよく聞く。
「怒る」ことは出来ても、「叱る」ことが出来ないということなのかな。。。

ただの鬼にならないように。

2016年2月1日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

呉東組法中会 と 総代会新年会

1月31日(日)

昨夜は浄念寺にて今年初めての呉東組法中会。

帰って眠い目をこすりながら、サッカーAFC・U-23選手権決勝戦をテレビ観戦。
2-0になったときはさすがに。。。

でも、起きててよかった。
大逆転優勝、おめでとう。

 
そして、今夜は総代会の新年会。

 
この1ヶ月、除夜会・元旦会・御正忌・石泉文庫防火訓練と、次々総代のみなさんにいろいろとお世話をいただいたけど、また、今年も1年いろいろとお世話になります。

特に今年の秋から来春に向けて、本願寺では伝灯奉告法要もあり、その御意見も聞かせていただいた。

 
そんなことから、ふと、この言葉を思い出して調べてみたら。。。

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昨年降誕会に本山へお参りしたとき、門前に建っていた看板。

「愛山護法」   織田信長と相対した傭兵鉄砲集団の頭領、雑賀孫一。

三本足の八咫烏の旗指物を掲げ、「愛山護法」と名づけた愛用の銃を持っていたのだと。
『歴史人』www.rekishijin.jp 参照

 
「愛山護法」って、こんなところにも。。。

しかも、八咫烏?! 思わぬところでつながって。
何はともあれ、今年もよろしくお願いします。

2016年1月31日 | カテゴリー : 呉東組, 行事 | 投稿者 : sentoku

参観日 と 我聞会

1月29日(金)

昨日は広南中学校の学校関係者評価委員会。

昨年9月より旧呉市内の中学校で始まったデリバリー給食の試食もあり、

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明日30日に開かれる落語の寄席に出演する広南亭ゆかりんの落語もあって盛りだくさん。。。

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明日の落語は、13時30分より呉文化ホールにて。入場無料!   そして、今日は広南小学校の参観日。 地域の皆さんも参加する給食試食会もあって、久しぶりに参加。

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こちらのメインは「わにフライ」。

「わに」は「ワニ」でも、クロコダイルやアリゲーターのワニではなく、芸北の郷土料理ワニ(サメ)をフライにしたもの。それに広島産レモンをしぼって。。。

食後には栄養教諭の先生より、給食学習会。

 
昨日も今日も、いろんな「食」に関する御苦労も聞かせていただきながら、「いただきます」「御馳走様でした」。

 
午後、今日予定されていた持久走大会は、雨のため2月4日に変更されたので、授業参観のみ。

そして、そのあと中学校の入学説明会。

 
夜は雨の降るなか、我聞会例会が専徳寺にて。

『蓮如上人御一代記聞書』の輪読は(194)(195)。

(195)の「他人の悪いところは目につくが、自分の悪いところは気づかないものである。(略)人が注意してくれることに耳を傾け、素直に受け入れなければならない」のことばには、思わず頷いて。。。

 
法話は、「帰省」の言葉の意味から「よびごえ」のお話を。

 
明日は法中会、明後日は総代会。

「1月はいぬ 2月は逃げる 3月は去る」と言うけれど。。。

2016年1月29日 | カテゴリー : 呉東組, 長浜 | 投稿者 : sentoku

呉東組仏教婦人会連盟 新年会

1月26日(火)

少しは緩んだと思うものの、今日もまだまだ冷える。。。

 
今日は、大広真光寺にて、呉東組仏教婦人会連盟の新年会。

呉東組20単位の仏教婦人会より各3名が出席して開かれる。

 
おつとめのあと、会長・組長のごあいさつをいただき、このたびは映画『みんなの学校』をみんなで鑑賞。

発達障害のある子も、自分の感情をコントロールできない子も、みんな同じ教室で学び、不登校ゼロをめざす大阪市立南住吉大空小学校のドキュメンタリー映画。
この学校の唯一のルールは、“自分のされていやなことは人にしない 言わない”。

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学校の前に書かれていたことばが印象的。  

みんながつくる みんなの学校   大空小学校は 学校と地域が ともに学び ともに協力し合いながら 「地域に生きる子ども」を 育てている学校です。
インターホンを押してお入りください。
なお、この目的に反する人は、 入校をご遠慮ください。

と。 学校だけが教育の場でなく、家庭で、地域でともに。   お寺も同じだな。。。

そんなことを思いながら。

2016年1月26日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku

広南小学校読み聞かせ(70)

1月25日(月)

昨日の大寒波。

全国で大雪の情報が流れていたけど、ここはまったく。

ただただ、寒い日曜日。

 
一夜明け、長浜もうっすらと雪化粧。

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雪に不慣れなところはこれだけでも大変。

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今朝は広南小学校読み聞かせ。 こんなに寒いのに、子どもたちは大はしゃぎ。

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体育館横の花壇の花が凍りつき、地面も凍ってスッテンコロリとなりながらも。。。

 
今日の担当は4年生。 読んだ絵本は、

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フレデリック  ちょっとかわった のねずみの はなし』 (レオ=レオニ)

 
読む前に、この本を知ってる人と尋ねると、1人だけが手をあげる。
(同作者の『スイミー』は知っていたけれど。)

 
この物語は、イソップ物語の『アリとキリギリス』と正反対のお話。
 冬を間近に迎えた5匹の野ねずみ。
4匹は冬ごもりのためにせっせと食べものを運ぶけど、フレデリックだけは働かず、ボーッと過ごしている。

「フレデリック、どうして きみは はたらかないの?」
「さむくて くらい ふゆのひの ために、 ぼくは おひさまのひかりを あつめているんだ。」

また、あるときは、

「いろを あつめているのさ。 ふゆは はいいろだからね。」

そして、またあるときは、

「ぼくは ことばをあつめてるんだ。ふゆは ながいから。はなしのたねも つきて しまうもの。」

  冬を迎え、食べものが尽きてしまったある日、そのことを思い出し、フレデリックに尋ねると。。。

 
目をつむって、おひさまの光を思い浮かべる。
こころのなかで塗り絵をしているように、楽しい色を。

そして、集めたことばで四季の詩を。
 寒いときは、こころをあたたかく。

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それにしても、寒くて何度もかみまくり。。。

2016年1月25日 | カテゴリー : 絵本 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫 防火訓練

1月21日(木)

今日は大寒。 寒いなか、1月26日の文化財防火デーを前に、今日は石泉文庫の防火訓練。

地域の方、広南小学校の3年生児童が参加して。

 
午後2時、石泉文庫にて火災発生。

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スモークが焚かれ、火災報知器が鳴り、近所の方がホースを引っ張ってきて初期消火。
消防団、そして消防士が次々とホースを持って到着。

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細い道をホースを繋いで。。。

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狭い道だからこそ、こうした訓練をしておかないと。

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専徳寺境内に場所を移して、消防署長の総括、そのあと講習。

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今年は初めてガス爆発の実験を見せていただく。 プロパンガスが充満した小屋が、一瞬のうちに「ボン!」と。

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あっという間のできごとに「お~」っと。   そのあと、水消火器を使っての消火訓練。
まずは、「火事だー!火事だ―!〇〇が火事だ!」 と、大きな声でどこが火事かを周りに知らせる。

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そして、「〇〇さん、119番お願いします!」と、名指しで消防通報をお願いする。 「誰かー!」ではダメだそう。

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そして、火元へ消火器を持っていって、消火! 消火器は15秒しか使えないと聞いて、みんな「え~!」と。

 
高齢化が進み、だんだんと防火訓練も参加者が少なくなりつつあったのと、長男が3年生の時、ちょうど消防のことについて社会科で学んでいたこともあって、学校へ声をかけたことをきっかけに、小学校から毎年3年生が参加するようになって、今回で4回目。

消防の方から、「今日学んだことを、帰っておうちの方におしえてあげてください」と。

 
「石泉文庫」のこと、消防のこと、いろんなことを家で話すご縁となれば。
  寒いなか、ご参加、ありがとうございました。

2016年1月21日 | カテゴリー : 石泉・黙霖 | 投稿者 : sentoku

呉東組聞名講 1月例会

1月20日(水)

昨日は長浜にも雪が舞ったが、今日も寒いけれど、少しは落ち着いて、午後から阿賀西光寺にて呉東組聞名講の例会。

正信偈のおつとめ、御消息、浄円寺御住職の法話に続いて、御示談。

 
今日も最初に講の役員さんが、始まる前にアンケートを採ってくださったので、その話から。

 
お墓に関しての質問。

あなたのご家族のお墓は、今後守ってくれる人がいますか?
一、私もその墓に納骨してもらおうと思っているが、子どもが別所帯で不安。
一、次の世代までは、大丈夫と思う。
一、寺か、組で納骨堂を用意したら安心できる。

こんな質問を用意してくださった。

 
ほとんどの人が2番目と回答。
後で、役員さんから、この質問を出したのは、まわりでお墓をどうしようという意見をよく聞くから、もっといろんな意見が出るかと思ったけど、ここに集まる人は、ほとんどが「大丈夫」との答えだったので、逆に驚いたと。。。

 
『浄土真宗辞典』(本願寺出版社)には、「墓」という項目に、

浄土真宗では故人を偲び、故人も遺族もともに阿弥陀仏の慈悲につつまれていることに感謝する縁となるものとされ・・・

と。 誰かに拝んでもらうためのお墓でなく、遺族である「私」がお慈悲の中にいることを味わうご縁と。。。

 
それ以外、「自力本願」という人に、何といったらよいのでしょうとのお尋ねから。
「自力本願」ということばはなく、「他力本願」から生まれた俗語。
そんなことで、「自力」と「他力」について、ご教示いただく。

 
そのあと、役員会。 今年もよろしくお願いします。   ようこそのお参りでした。

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2016年1月20日 | カテゴリー : 呉東組 | 投稿者 : sentoku