専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
9月26日(火)
今日も午前中、通り報恩講。
そして、午後から総代、仏教壮年会有志のみなさんが集まって、明日の石泉文庫虫干し準備。
本堂の真ん中に支柱を立て、そこに入口から竹を渡す。
そして、本堂の端から端にロープを張っていく。
強く張り過ぎると、手が届かないし、緩すぎると、本の重みで垂れ下がってしまう。
ほどよい張りが求められる。
経典をロープに引っかけて干していく虫干しは、他では知らない。
思いつくとしたら、江戸末期より長浜は漁網で繁盛していたということ。
丈夫なロープがなければ、こんな虫干し方法は思いつかない。
長浜の歴史とともに歩んでいるのかも。
明日は朝7時30分より石泉文庫虫干し法座。
御内陣修復中につき、住職自勤で。
その後、8時40分頃より石泉文庫から専徳寺へと経典を運び、本堂内で虫干し。
今年も広南小学校6年生がお手伝い。
午後は3時頃より片付け作業。
お手伝いいただける方は、是非是非ご協力ください。
9月25日(月)
今月初めに鐘楼横の花壇を掘り荒らされた。
その後2回も。
荒らす正体が分からないので、トレイルカメラを夜間設置。
毎朝確認するのだけれど、映っているのはネコばかり。
たまに設置し忘れた時に限って掘られていたり。。。
今朝、花壇は荒らされていなかったけれど、ネコでないものが映っている。
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イタチだろうか。
よくよく見てみると、飛びついたのに「あらら」落っこちゃったっという感じ?
思わずクスッと朝から。
今日からいよいよ通り報恩講。
幸先良くスタートを。
そう思ってスクーターに乗り、小坪1件目のお宅へ。
玄関前でスクーターを止め、スタンドを立てようとしたら、
「ガタン」
スクーターをこかしてしまった。。。
は~っ。。。
そのあと無事通り報恩講を終え、帰りに広南小学校へ。
明後日予定している石泉文庫の虫干しで、子どもたちに運ぶ作業をお手伝いいただくのでご挨拶に。
帰りに玄関の黒板を見ると、相田みつをさんの詩が。
何だか幸先良いスタートかも。
9月24日(日)
暑さ寒さも彼岸まで
まだまだ日中は暑いけれど、今日はずっとウィンドチャイムの音が鳴り響くほど風のある1日。
夕方、呉市役所へ。
第47回呉市中学校総合文化行事、美術作品展。
昨日はおそなえワークショップ、今日も何かとバタバタしていて、ふと美術作品展のことを思い出したら、明日まで開催と。
明日から通り報恩講が始まるのと、今日は20時まで開催とあったので、急遽夕方。
さすがにガランとした市役所の1階ロビーでゆっくりと。
次男の作品も展示されているので、今年で最後かと思いながら。
風景画は、広南中学校から2点が展示。
どれもこれも素敵な作品。
芸術の秋、文化の秋。
明日は15時まで。
9月23日(土)
今日は彼岸の中日。
初めての試み、おそなえワークショップを開催。
親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年、そして専徳寺内陣修復に向けての記念行事として。
この専徳ねっとでも申し込みフォームを作ってみたものの、まだまだアナログ。。。
チラシでのご案内が一番らしい。
このたびは事前に〈あやめ〉〈光明の広海〉〈菜の花〉〈曼珠沙華〉〈のぎく〉〈やぐるま〉〈つゆくさ〉の7種類の中よりお好みのものをご注文いただき、福岡の楽心堂本舗より「お供え落雁キット」をお取り寄せ。
以前より楽心堂本舗がワークショップを九州を中心に行っていることは知っていて、いつか専徳寺でも出来たらいいのになぁと思っていた。
コロナの影響で一時期ワークショップなどが出来なくなったことから、この「お供え落雁キット」が誕生。
誕生したことにより、わざわざ九州から来ていただかなくても、ワークショップを開催できる!と。
このたび人気だったのが、〈のぎく〉と〈曼珠沙華〉。
〈持ち帰って、自宅で作ることも可能です〉と案内を入れておいたこともあってか、20数名の申し込みがあった中、6名の方がキットのみ購入してご自宅で。
昨日は夕方から呉東組役員会に出席のため、それまでに本堂で準備。
朝9時よりおつとめして、それからワークショップ開始。
各テーブルに4人ずつ、こちらからの説明に耳を傾けながら、おのおのおそなえ作り。
最初はみなさんシーンっと黙々と。
慣れるにしたがって、だんだんと会話をしながら。
キットがよく出来ているので、手際よく仕上がっていく。
一対のうち、一つが出来上がったところで、あとの一つは持ち帰ってしたいという方はそうしていただいても、すべてを仕上げて帰っていただいても結構ですとご案内。
帰ってから、もう一つは家族に作らせたいという方も。
また、予備として購入していたものを、家族にあげたいからとお買い上げいただいたり。
まだマスクは着けたままの方も多いけれど、久しぶりに会話しながら、他の方の進み具合も見ながら、笑顔で作っていただけた。
さすがに二つ目は早く仕上がり、10時過ぎにはすべて終了。
作ったおそなえは各自お持ち帰りいただいて、家のお仏壇におそなえ。
お彼岸に自分で作ったおそなえを仏さまにお供えする。
何ともありがたい。
来週より、いよいよ通り報恩講が始まる。
その初日に今日参加していただいた方のお宅も。
ようこそのお参りでした。
9月22日(金)
明日いよいよ初めての試み、「おそなえワークショップ」開催。
午後からそのための準備を本堂でしていると、畳の上を何やら黒い虫が歩いている。
コガネムシ?というのは何となく分かったのだけれど、見た目は綺麗な黒光り。
調べてみたら、
「センチコガネ」と。
「センチコガネ」?
調べてびっくりしたのが、「糞虫の一種」と書いてある。
先日の「アレチヌスビトハギ」ではないけど、名前が。。。
そこで、「センチコガネ」の由来は?と思って調べると、
「雪隠黄金虫」
雪が隠れる、、、?っと思いながらすぐに気づく。
「せっちん」ってトイレのこと??と。
でも、糞虫は人間にとって害虫ではなく益虫。
エジプトでは同種のフンコロガシはスカラベといって太陽神扱いだった。
所変われば何とやら。
また、
コガネムシは金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
コガネムシといえば、この歌をついつい。
野口雨情作詞、中山晋平作曲だと。
何はともあれ、そっと廊下に出すと、あっという間に姿が見えなくなった。
金蔵、蔵建てるとかよりも、願うは御法義繁盛かな。