ぶろぐ

専徳寺のぶろぐです。

お寺のこと、地域のことを綴ります。


 

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牡丹崩れる

4月25日(木)

久しぶりに青空。

花まつりコンサートも終わり、残っていた牡丹の花も散った。
牡丹の花が散ることを、「牡丹崩れる」と昔の人は表現。

「梅はこぼれる」
「桜は散る」
「椿は落ちる」
「菊は舞う」
「牡丹は崩れる」

これは、大谷本廟の月々のことば(法話)にも

《参考》大谷本廟2023年4月「桜散る 梅はこぼれる 椿落つ 牡丹くずれる 人は・・・」

確かに「牡丹崩れる」

ダイナミックな終わり方。

始まりがあれば終わりがある。
咲いている時間も終わり方もさまざま。

人間も同じく終わり方はさまざま。
でも、それでその命はおしまいではなく、お浄土へと往生させていただいて、次の命を育んでいく。

 

昨日のお葬式。

先日、花まつりコンサートがあった日の夕方にお亡くなりになった方の。
御正忌やお正月の御供のお餅を作ってくださったり、いろいろとお寺のことをお手伝いいただいた。

花まつりコンサート当日、御主人が一人で来てくださった。
奥さまが亡くなられる数時間前に。

翌朝、訃報の知らせが届いた時には正直驚いたが、奥さまの分までご縁に遇ってくださったのかな。

 
 
 
 
 
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2024年4月25日 | カテゴリー : | 投稿者 : sentoku

花まつりコンサート

4月21日(日)

今日は初めての試み、花まつりコンサート当日。

しかし、昨日から雨。。。

 

出演者の皆さまは、10時に来られてリハーサル。

でも、こちらは午前中法事の予定が入っているので、合間を縫いながら準備。

午後2時開演で、午後1時45分に開場。

これまでの経験から、この時間を決めておくこと、そして人が集まってきたからと言って早めに開場することは、トラブルの元になるので、そこはキッチリと。

思いのほか、このたびスムーズに開場。

 

スタートは、住職がオタマトーンで恩徳讃を奏でながら登場し、挨拶。

オタマトーン、来場者のほとんどが知らず。。。

でも、恩徳讃のあと、拍手をいただけたので、ホッと。

 

そして、サクソフォン・カルテットの演奏。

 
 
 
 
 
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佐藤健人先生とその教え子の皆さまによるカルテット。

次男も先輩方に支えられて一曲披露。

 

サクソフォンの魅力がぎっしりと詰まったバラエティにとんだ楽しい一時。

昨年の1月に初めて開催した「新年お寺でコンサート」。
お内陣修復前で、反響は大きかったけれど、薄暗くて光を感じられず、それが心残りだった。

でも、そのあとお内陣修復、そして照明も新調していただいたことで、明るい中で再び。

それを感じることが出来たという点ではいいご縁だったかも。

 

途中、先生が自家製のパーカッションを会場のみなさんにも配って、一緒に演奏してみんなで盛り上がることも。

用意していたパンフレット100部も、30部ほど余っていたので、70名ほどの方がご来場。

 

「また来たい」「また会いましょうね」。

「一期一会」、生涯一度きりと思うことも大切なことでもあるのだろうが、「またね」と言うのは、浄土真宗のお味わいなのか、こちらの方が好きかも。

 

準備から後片付けまで、大変な数日だったけれど、楽しい一時だった。

今夜はぐっすりと眠れそう。

 

素敵な演奏をありがとうございました。

そして、甘露の雨の降るなか、ようこそお越しくださいました。

2024年4月21日 | カテゴリー : 行事 | 投稿者 : sentoku

大輪の牡丹

4月18日(木)

地震から一夜明けて。

豊後水道を震源地とする愛媛県と高知県で最大震度6弱の地震。呉市も震度4と。

朝、石泉文庫を点検。

見たところ何も異常なし。

そのあとすぐに施工業者、呉市からも点検に。

 

今朝、牡丹が大輪の花を咲かせた。

去年は花をつけなかったのだけれど、今年はみごとに。

左が鎌田藤、右が島根長寿楽。

 
 
 
 
 
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地震のあと、こうして花が咲く姿が見られると、ちょっと心が和む。

甘野老あまどころも急に大きく育ち、可愛らしいつぼみを。

そして、今年は諦めかけていたスズランも、つぼみをつけてニョキニョキと。

翁草は花が終わり、

丁字草はこれから。

花まつりコンサートまで、もう本堂での御法事はないので、少しずつ出来る準備を。

外陣香炉を移動し、席を法座とは違った配置に。

張り切って一気にすると、恐らく足腰が。。。
少しずつ少しずつ、出来る所から。

地震

4月17日(水)

今日は午後から呉東組の坊守の集まり、恵信会の役員会が当山にてあり、その1時間後に呉東組役員会へ。

帰宅して今日も1日終わり、あとは寝るだけと思っているところに、携帯からけたたましいアナウンス。

そのあと、少し揺れ。

映像を確認し、音ばかりで揺れはなし。

そのあと、とりあえず本堂を確認。

とりあえず専徳寺は大丈夫だけれど、他で被害がありませんよう。

2024年4月18日 | カテゴリー : 災害 | 投稿者 : sentoku

石泉文庫 令和5年度修復完了

4月16日(火)

日曜日に開催予定の花まつりコンサートに向けて、少しずつ出来ることを。

まず花御堂をどこに設置するか、いろいろと考えて、お内陣の人天蓋の下に設置することに。

 
 
 
 
 
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なかなかいい感じ。

 

午後から石泉文庫にて、令和5年度の修復工事進捗状況を、呉市・総代立ち会いのもと、施工業者より説明を受ける。

令和5年度は、床下を剥がし、傾いている建物をレベル調整。

裏から雨水が床下に入り込んだり、湿気も多く、予想以上に重傷。

そしてシロアリ被害。。。

築200年を超える古民家。
やってみないと分からないことが多いとか。

とりあえず、令和5年度の工事はここで終了。
現状で出来るレベル調整はここまでと。

そのあと、専徳寺に場所を移し、令和6年度のことについて呉市より話を伺う。

改修後の活用方法をめぐって、いろいろと意見交換。

有意義に利用出来る場所となりますように。