専徳寺のぶろぐです。
お寺のこと、地域のことを綴ります。
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〒737-0136 広島県呉市広長浜3-13-21
3月1日(月)
今日から3月。
呉東組聞名講の委員会が、事情により専徳寺に変更されて開催。
昨年の委員会は、新型コロナウィルス拡散防止のため、全国の学校が一斉に臨時休校となったのに伴い、急遽予定を変更して行ったため、2年ぶりの通常開催。
11時開式だけど、9時30分受付開始。
委員会には出席できないけれど、会費等のみを納めにという委員の方もおられるので。
そのため、役員さんは8時過ぎから続々と。
今日の参加人数は40名ほどと聞いたので、椅子はいつもの法要より少し間隔を詰め、40席並べて、受付にはアクリル板を準備。
11時から、コロナ対策として、法中は組長と担当法中のみでの開式。
令和3年度の行事予定も正式決定。
令和3年度の呉東組聞名講の開催は以下の通り。
月 日 会 所 御消息 御法話 5月10日(月) 浄念寺 浄念寺 善通寺 7月12日(月) 東福浦説教所 浄円寺 法幢寺 9月10日(金) 広 真光寺 広真光寺 浄念寺 10月11日(月) 報恩講 浄徳寺 浄徳寺 称名寺 1月20日(木) 法謙寺 法謙寺 浄徳寺 3月10日(木) 追悼法要 西光寺 西光寺 浄円寺 午後1時30分~午後4時まで(受付1時より)
お誘いあわせてお参りを。
1時間ほどで無事委員会も終了し、お弁当は各自お持ち帰り。
また、このたびの委員会に先立って、
渡り廊下にあるトイレの案内板を既製のもので新しく。
そして、トイレの中にもこのたび新しくシールを。
面倒かも知れないけれど、お互い安心して使えるようにご協力を。
随分久しぶりに大勢の方が集まったご縁。
無事終わってホッと一安心。
また、先週からの天気予報は雨マークだったので、そちらも気がかりだったけど、雨は予報では今夜から。
青空が広がり、暖かい中での開催。
ようこそのお参りでした。
今夜は12月以来の法中会が郷原浄光寺にて。
2月16日(火)
午前中、広南小学校の3年生が総合的な学習の時間で専徳寺へ。
例年だと、1月の石泉文庫防火訓練に参加して、「ここが石泉文庫?」「中には何があるの?」、そんな導入から、そのあとの総合的な学習の時間で「広南地域の人・文化について調べよう」と、石泉文庫・宇都宮黙霖のことについて話をするのだけど、今年はコロナで防火訓練が中止になったので、いきなり。
出来るだけ3年生にも伝わるようにと思いながら。
そのあとの質問を受け付けると、次から次へと手を挙げてくれる。
例年なかなか手が挙がらないのだけど、今日はストップがかかるまで。
そのあと、石泉文庫へ向かい、2階の書庫へ案内。
グループごとに上がってもらって、
みんなに黙霖さん直筆の本を手にとってもらう。
「全然虫食いがない!」と気づく子がいたり、そのあともいろいろ質問が出る中で、紙の話が出たので、「持ってみてどうだった?」と尋ねると、声を揃えて「軽かった!」と。
実際に見て触るって大切なこと。
いつも薄暗いので、今年はLEDライトをつけて明るくしたら、余計にこの階段が恐怖に感じたらしく、上がるのはよくても、上がった途端に「下りる時どうしたら」と。。。
いつもと違う何かを感じ、これからの学びに活かしてくれたら。
午後から「広南学園校区内補導及び防犯連絡協議会兼長浜駐在所連絡協議会」で広南中学校に。
地域とともに。何ごとも。
2月15日(月)
今朝は久しぶりの読み聞かせ。
先月、当番に当たっていた日、長男が風邪をひき、熱があったため、学校を欠席。そのため、次男も欠席扱いにならない特別欠席。そして私たちも読み聞かせを急遽休むことに。
あとで話を聞くと、その朝、読み聞かせをしてくださったお母さんから話を聞いた中学生の娘さんが、友だちを誘って学校に許可をもらい、朝の時間を抜け出して読み聞かせをしてくれたのだとか。
そんな話を聞くと、ずっと続けてきて良かったなぁと、子どもたちの成長に感動。これまで月曜日の中学校の代休に、読み聞かせボランティアを呼びかけると、必ず何人かしてくれていたけど、この1年はそれも出来なかった。
それでも、こうして帰ってくる場所があると、こんなうれしい話も。
そのためには帰る場所を暖めておかないと。
雨上がりの朝、今日の担当は6年生。
読んだ絵本は、『会いたくて 会いたくて』 (室井滋 作・長谷川義史 絵)
コロナで会いたくても会えない、そんな今を描いた女優 室井滋さんと長谷川義史さんによる最新作絵本。
老人ホームに入所しているおばあちゃん。
お母さんから「行っちゃダメ!」と止められたボクはこっそりと。
「大切なのは人を思う心。
気持ちが強ければ、行けなくても
会えなくても、いろんなものが
キラキラと輝いて見えてくる。」
おばあちゃんの作ってくれた糸電話で。。。
来月もう1回残っているけど、我が子の前でするのは最後。
何冊?この子たちに絵本を読んだかなぁ。
保護者としては次回が最後。
次年度からはメンバーが足らないようだったら、地域ボランティアとしてI’ll be back.の予定。
2月11日(木)
先日、広島別院で被爆樹木のソテツに初めて気がついた。
帰っていろいろ被爆樹木のことを調べていたら、いいことをいっぱい見つけることが出来た。
その一つが、この絵本。
-被爆樹木の絵本-
きっと きこえるよ
広島市内の小学校で読み聞かせボランティアをしている主婦の方2人が手がけた絵本。
以前、自費出版で地元の図書館や学校、幼稚園などに寄付をすると言うような記事を見たのはかすかに記憶が。。。(中国新聞 平和メディアセンターHP)
その絵本が手に入るホームページを見つけたので、すぐ発注。(きっと きこえるよ購入サイトHP)
すると、あっという間に本日届いた。
立派な絵本。
しかも見開いてすぐに、見開きにいろんな色が散りばめられた紙。
すぐに平和公園の折り鶴から作られた再生紙だと気づく。
読み聞かせには、あっという間に終わってしまうかもと思うような感じだけど、伝わってくるものはしっかりと。
また、後半には被爆樹木のいろいろな紹介。
そこに、認識番号の見方が。
被爆樹木のプレートに書かれている番号。
広島別院のソテツは、N11b20-01
Nは、爆心地から見た所在地の方向。(爆心地から北側)
11は、爆心地から所在地までの距離。(1150m。1100m台と言うことで11)
bは、aが移植されていない。bは移植されている。(別院のソテツは移植されているのでb。)
01は、同じ所在地での通し番号。
と、そんな認識番号がついているらしい。
被爆樹木は、何と!爆心地に向かっているのだそう。
その声を聞く。
聞きたいな
と、思って。
被爆樹木、これから。